初めての引越しが決まり、アレコレ購入したり、書類の手続きしたり、大忙しではないでしょうか?
しかも引越しってお金もかかりますよね。
安いだけでなく、良いモノを見極めないと「安物買いの銭失い」になってしまいます。
それは物だけでなく、引越し業者選びも同じなんです。
少しでも安い料金で良い引越し業者を見つける工夫をお教えいたします。
初めての一人暮らしは金欠!!とにかく安い引越しをする方法とは?
簡単にできるものではない。
初めての引越しならば、全て一から準備しなければなりません。
家具家電、カーテンやカーペット、生活に必要な調理器具や日用品、また引越し先の挨拶回りの粗品の準備など本当に沢山あります。
落ち着いてから、後々計算したら結構な金額になっているのも良くある話です。
今回は初めての一人暮らしにピッタリの引越しプランやとりあえず必要となる物、安くする方法などをご紹介していきたいと思います。
あなたの引越し先は一般賃貸物件?寮?
まずは引越し先が一般的な賃貸物件か寮かによって違ってきます。
寮ならば、家具付きの場合も多く、最近では賃貸物件でも家具家電付きが登場しています。
引越し先の設備によって荷物の量が変わってくるので、まず確認してから引越し業者やプランを選びましょう。
●家具家電なし一般物件
多くの人が契約するのがこちら。
家具家電やテーブル、また自炊する場合は調理器具なども購入しなければなりません。
荷物が多くなるので、安い金額では収まりにくくなります。
●家具家電つき一般物件
物件数は多くはありませんが、一昔前よりも確実に増えてきています。
中にはカーテンや照明器具などが備え付けてある場合もあり、事前に買い物する手間が省けます。
とても便利ですが備え付けの物が破損した場合、どうなるのか確認しなければなりません。
また一般的な賃貸物件の方が家賃が安い可能性があります。
●大学の寮
大学進学の場合は寮に入る場合が多いかもしれませんね。
家賃が安いのはもちろん、大学に近い所にある場合が多いので利便性がありあす。
寮の設備はベッドや机やイスが備え付けられているのが一般的です。
ベッドが備え付けだと荷物量が少なくなるので、引越し費用が安くなりますから有り難いですね。
中には棚、テレビ、エアコンが設置済の所もあるようです。
家具家電以外で引越し先に持っていくものは?
家具家電は引越し先によって変わりますが、他に引越し先に持っていかなくてはならない物があります。
引越し後に慌てない為に、確認しておきましょう。
●衣類
●靴
●小物(ベルト、帽子、バッグ、アクセサリーなど)
●タオルや下着類
●布団一式(引越し先によって気候が違うので、事前に確認を)
●衛生用品(歯ブラシ、シャンプー類、トイレットペーパーや箱ティッシュ
●調理器具や食器用洗剤、皿、コップ、お箸など(寮ならば食事付きの場合も多く必要ありませんが、一般物件なら必要)
●カーテンや照明器具(備え付け物件は不要、必要な場合は事前にサイズ等の確認しておくと良し)
調理器具関係は引越し先で安い物をボチボチ揃えていくと良いですが、必要最低限の物だけでも事前に準備しておいた方が良いです。
自炊すれば食費を安くする事ができますから。
あと、カーテンや照明器具は事前に準備をしておくと引越し当日バタバタしません。
引越し先ですぐ購入しても良いのですが、引越しが午後便やフリーだったり、家から店が遠すぎたり、もしかしたらスケジュールがズレて遅い時間に引越しが終わる事になれば、とても不便な思いをしますので気を付けてくださいね。
上記で挙げた品物が段ボールで何箱位になるかを確認してください。
なかなか分かりづらいので、オフシーズンの衣類などからドンドン荷造りしていきましょう。
初めての一人暮しならば現在は実家暮らしかと思うので、早めに購入し、そのまま荷造りしてしまいましょう。
自分の引越しが分かったら、ピッタリな引越し業者を探そう
先ほど挙げた引越し先と段ボールの量が確認できたら、見積もりをとりましょう。
単身向けの引越し業者やオススメのプランをご紹介していきます。
●家具家電がある物件や寮の場合
家具家電がある程度設置してあると衣類などの段ボールが主な荷物になるので、かなり少なくなります。
こういった荷物が少ないなら料金が安い「単身パック」をオススメします。
単身パックは新社会人や大学入学で引越しする人にピッタリです。
今回ご紹介する2社の単身パックは共に専用コンテナに荷物を乗せる仕組みになります。
また荷造りは自分でしなければなりませんが、搬出搬入、家具の設置も行ってくれます。
新居への荷物は希望の時間帯に配達してくれて、宅配便のような手軽さがウケています。
作業内容に大きな違いはありませんが、距離や曜日や時間帯によって料金の割引や割り増しがあるので、ご注意ください。
ただし、コンテナが3つ以上になると割高になる可能性が大きいので、しっかり見極めてください。
1.ヤマトホームコンビニエンス
クロネコのキャラクターが有名な宅配便を取り扱うヤマトが運営しているヤマトホームコンビニエンス。
単身者の引っ越しには定評があり、人気です。宅配便感覚のお手軽な点が支持されています。ヤマトは2種類、単身パックがあります。
「単身引っ越しサービス」の料金は最安値が12,000円(税別)で専用ボックスの大きさは170×104×104です。
大体、押し入れ1段分が目安と言われています。
搬入例として、洗濯機4キロ、2ドア冷蔵庫、電子レンジ、段ボール10箱、衣装ケース3個、布団袋1枚、スーツケース1個となっています。
「単身引っ越しサービスmini」の料金は最安値が11,000円(税別)で専用ボックスの大きさは130×104×104となっています。
少し小さめのコンテナです。
搬入例として段ボール10箱、衣装ケース3個、布団袋1枚となっています。
ただしこのプランは対応エリアが限られています。
また、このプランは繁忙期の3/20~4/2日は対応出来ないのでご注意ください。
2.日本通運
日本通運も単身引越しに強く、高い人気を誇っています。
単身パックを3種類扱っていますが、荷物が少ないならば2種類のパックがオススメです。
「単身パックS」は料金が15,000円(税別)で専用ボックスの大きさは、155×108×74となっています。搬入例として、冷蔵庫2ドア、薄型テレビ、電子レンジ、3段カラーボックス、姿見、日通段ボールMサイズ4箱、テレビ台(小)、掃除機、布団となっています。
「単身パックL」は料金は16,000円(税別)で専用ボックスの大きさは、175×108×104となっています。搬入例として、単身パックSの搬入例9点+洗濯機4キロ、衣装ケースが追加となります。
●家具家電なしの一般物件
家具家電無しとなると、もし自宅から送るならば荷物が一気に増えます。
テレビや洗濯機、電子レンジ、ローテーブル、タンスなどは最低限必要かと思います。
これに衣類など段ボールも加わってきます。
少し荷物が多め、もしくはかなり多めならば先ほど挙げた「単身パック」と「単身プラン」の両方を検討するのが確実です。
単身パックは先ほど説明した通りです。
単身プランは引越し業者が単身向けに勧めているプランです。
サカイ、アリさん、また他の業者ももちろん取り扱っています。
その中でアート引越しセンターの場合、学生割引(ただし単身プランのみ割引該当となります)や、カーテンプレゼントのサービスがあります。
またレディースパックもあるので、女性にも安心です。
安い引越しをするために必要な事は?
●1社でなく、見積もりを数社とる
複数とる事で、幾らくらいが相場なのか分かります。
また値引き交渉にも使えます。
もし希望の引越し業者があれば、他業者の一番安い見積もり金額を伝えてみたら、見値下げしてくれる可能性大です。
●見積もりをとって安い業者だからといってすぐに決定しない
始めにお話しましたが、「安物買いの銭失い」にならないように、依頼する業者をしっかりと見極める事が必要です。
都会だと何百もの業者があります。
料金が安いに越したことはありませんが、丁寧に作業してくれることが一番大切です。
●出来るならば、最も忙しい時期を回避して引越しをする
引越しは日時、距離、荷物の量で大まかな内容が決まります。
3、4月は引越しの件数が一気に増えます。
安い引越しをするには時期が良くありません。
特に3月20日から4月上旬の引越しは更に高くなるので、ずらせる事ができれば少しは安い料金になるかもしれません。
●持っていく荷物をしっかりと見極め、思いきって断捨離する
荷づくりする前に断捨離すると、スムーズに作業が進みます。もちろん荷物が少ないと引越し代も安くなります。
この機会をチャンスと思って使っていない物やいらない物を捨てて新生活を送りましょう!
●電化製品や家具の購入を工夫する
引越し先・引越し元、共に同じ家電量販店があれば、無料で家電を送ってくれるサービスもあります。
それか引越し先で購入しましょう。
家具はネットや通販などを利用すると安いものも沢山あります。
ただし送料が高くなる所もありますし、組立料が必要な場合もあるので気を付けてください。
●近距離ならば赤帽に相談しても
赤帽は近距離だとかなり安い料金になります。
ただし作業員が運転手1人だけなので、家具設置を手伝わなければなりません。
女性だと少し難しいかもしれませんね。
まとめ
単身の引越しだからといって、安いだろう単身パックにしよう!と安易に決定するのではなく、必ず見積もりをとって値下げ交渉してください。
引越し料金は相場は何となく決まっていますが、あくまで目安だと思ってください。
そして自分の引越しの内容をしっかりと把握しておくことが、安い引越しを実現するカギだということを忘れずにいてもらえたらと思います。
コメント
葛飾北斎は100回くらい引っ越したんだっけ?
あの時代は敷金礼金とかなかったのかなー。
私の友人も契約が切れる2年単位で引っ越ししてるけど
あれも収入に余裕があるからできることなんだよなぁ。
私も引っ越ししたいなぁ。
引越し費用を安くすることなんて出来ないと思ってましたよ。でもそれができるんですね!
費用を浮かしたいのは当然のことなので、要点をしっかりと掴んで、実践してみようと思ってます。
そんな方法があったなんて全然知らなかった〜。これを知ったらお得ですよね。