初めて引越しをする時って、どのような手順でやっていけばいいのか分からないですよね。「自分は何をすればいいの?」と不安になっている人のために、初めての引越しでも安心して出来る引越しの手順についてお教えします。
引越しをするなら手順をきちんと知っておこう。まずするべきことは?
引越しってどうしたらいいの?
引越し前にするべきこと、引越し後にするべきこと、引越しには色んな「やるべきこと」がありますが、初めて引越しをする時って、何をどうしたらいいのか分からないことばかりですよね。
でもそれは、あなただけではありません。
誰もが初めての引越しに不安と緊張を持っているんです。
そんな気持ちを少しでも楽にさせるために、今回は引越しの手順について紹介します。
引越しの手順
まず、引越しすることが決まったら今の家から新しい家にどのように荷物を運ぶかというのを決めましょう。
引越し業者に頼むか、自分でトラックを借りたり友人や両親に協力してもらって荷物を運ぶのか、この二択になると思いますが、どちらにしても早めに決めて下さい。
業者に頼む場合は、お金がかかるというデメリットがありますが、面倒なことを全て業者にお願いすることが出来ます。
自分達でやる場合は、引越し代のお金が安く済むというメリットがありますが、トラックをレンタルしなければいけないとか、新しい家の家具の設置も自分でしなければいけない、重いものも自分で運ばなければいけないなどのデメリットがあります。
業者にお願いするにしても自分達でやるにしても、メリットとデメリットはあるので、自分がいいと思う方、出来る方を選んで下さい。
業者に引越しをお願いする場合は、早めに見積もりを取るようにしましょう。
見積もりを取ってから契約をすることになるので、様々な業者の中からいい業者を見極めて下さいね。
引越しシーズンになると、見積もりも引越し日も予約が取りにくくなってしまいます。
業者に頼む場合の期限は決まっていませんが、早め早めに行動して下さい。
引越しの手順
どのような形で引越しをするのかというのが決まったら、荷造りを始めましょう。
毎日使うもの以外は、早めにまとめておいた方が引越し日にバタバタすることはないと思います。
普段は物を捨てることが出来ないという人も、ここは心を鬼にして、自分に本当に必要なものだけを包装し、要らないものは潔く捨てるようにすると、引越しが楽になりますし、新しい家でも無駄なものに占領されてしまうことはありませんね。
粗大ゴミを捨てる場合は、お金を払って決められた日に出さなければいけないなどのことがあるので、早めに行動しておきましょう。
その他に早めにやっておきたいことが、新しい家の電気ガス水道の開通日の連絡です。
新しい家に引越ししても電気ガス水道が使えなければ生活していくことが出来ませんよね。
引越しの準備をしているということは、いつ新しい家に住むのかが決まっているはずなので、それぞれに連絡をして引越ししたその日から使えるようにしてもらいましょう。
今の家でインターネットを開通しているという人や、新聞、宅配などを頼んでいるという人も、この辺りで引越しをする連絡を入れておくと、スムーズに手続きが出来ると思います。
引越し日の手順
引越し日が迫ってきたら、引越し当日に使うもの以外は段ボールの中に入れて、荷物は運び出せる状態にしておきましょう。
でもこれで引越しの準備は完了だと思ってはいけません。
引越しをする際には、「転出届」または「転居届」を提出しなければいけません。
この届けをきちんと出しておかなければ、引越し後に面倒なことになってしまうので引越し前に手続きをしておきましょう。
また、郵便局の方にも「転送届」を出しておくと引越しをしてから旧住所宛に届いた郵便を新しい家に転送してくれます。
自分が受け取りたい郵便が引越しによって届かなくなってしまったら困りますよね。
転送届は必ず出さなければいけないと決められているわけではないのですが、無料ですぐに出来ることなのでやっておいて損は無いはずです。
引越しの手順
引越し前日は、冷蔵庫の整理、引越しの最終確認、そして新居への道の把握をしておきましょう。
冷蔵庫の中のものを空にしておかないと運ぶことが出来ませんので、引越し前日までには食材を全て使い切れるように余計なものは買わないようにして下さいね。
空になった冷蔵庫は、コンセントを抜いておくと引越しがより楽になりますよ。
また、洗濯機も水が溜まっている可能性があるので、水抜きして下さい。
引越しの最終確認は、持っていく荷物はきちんと包装したかの確認、明日はどのような手順で進めていけばいいのかというシュミレーションをしておきましょう。
業者の方から引越し前日であることの確認の電話が入ることもあります。
業者が来てくれるのか不安なのであれば、直接連絡しても構いません。
ここである程度、引越し当日の確認をしておくと、当日もスムーズに動くことが出来ると思います。
新居への道は、自分がきちんと理解しておかないと、引越し当日に業者はもちろんのこと手伝ってくれる人にも伝えることが出来ませんよね。
時間があるのであれば、今の家から新しい家までを歩いて確認して下さい。
引越しの手順
引越し当日は、荷物を運んでもらうだけと思ってしまいますが、それだけではありません。
まずは、業者や友人などと一緒に荷物と新しい家の場所の確認をして、荷物を運び出します。
荷物を運び出したら部屋の掃除をしましょう。
こまめに掃除をしているという人でも、引越しをすると結構ホコリやゴミが出るんですよね。
きちんと掃除をして、部屋を綺麗にして下さい。
これで、これまで住んでいた家でやるべきことは全て完了です。
続いては、新居でやるべきことに変わります。
まずは荷物を入れますが、適当に置くのではなく予め決めておいた配置で置くようにすると、引越しが終わった後に改めて配置を直す必要が無くなります。
テレビや冷蔵庫などの家具は特に、新しい家に入れる時に位置を決めておいた方がいいですね。
荷物が全て新しい家に運ぶことが出来たかを確認して、引越し業者に頼んでいる場合はここで引越し代の確認と支払いになります。
電気ガス水道が開通しているかを確認して、万が一開通していなかった場合は早めに連絡して下さい。
引越しの手順
新しい家に住んだらまず、転入届を提出しに行きましょう。
引越し当日は時間が取れないと思いますが、2週間以内には手続きしておかなければいけないので、早めに役所に足を運ぶようにして下さい。
健康保険、年金、マイナンバーなども住所変更しなければいけませんが、役所に行けば全て出来るのでこのような手続きは1日あれば十分だと思います。
その他にも、携帯電話の住所変更、銀行やクレジットカードの住所変更もしなければいけないことなので、早めにしておきましょう。
引越し後にしなければいけないことは、このような手続きのみです。
あとは荷解きをする、部屋をレイアウトするなど引越し日に出来なかったことを片付けていきましょう。
また今の時代は、隣人に挨拶しない人も多いと思いますが、マンションやアパートで一人暮らしをするという人は隣人へ挨拶をしに行きましょう。
管理人が近くに住んでいるのであれば、管理人にも挨拶に行った方がいいですね。
挨拶をしておくことで、普段関わりを持つことがなかったとしても、いざと言う時に助けてくれるかもしれませんよ。
スムーズに引越しをしよう
引越しの手順について紹介しました。
このような手順で進めていけば、引越しが初めてだと言う人でもスムーズにトラブルが起きることなく引越しをすることが出来ると思います。
しなければいけないことは沢山ありますが、どれも大切なことです。
難しいことではないので、手順をしっかり把握して引越しをして下さいね。
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