一人暮らしを始めるためには家具も揃えることになりますが、実際にどんな家具が必要になるのかは悩んでしまうものですよね。今回は家具別に一人暮らしに必要になるかどうかを考えてみたいと思います。
一人暮らしに必要な家具って?家具別に必要性を考えてみよう!
「一人暮らしにこの家具は必要…?」
いざ一人暮らしを始めてみると、必要がなかった家具というのも多いものです。
一人暮らしを始めるのに用意する家具は、本当に必要かどうか自分で見極めてから用意したいところ。
家具別に一人暮らしでの必要性について考えてみましょう!
「洋服ダンス」
一人暮らしを始めるために洋服ダンスの購入を検討している人は多いはず。
とくに女性の場合は洋服の量も多いので、洋服ダンスがないと洋服の収納ができないんじゃないかと考えるものです。
一人暮らしで洋服ダンスが必要かどうかは、クローゼットの有無と洋服の量で考えるようにしてみましょう。
マンション等の場合はクローゼットがついている物件は多く、この場合洋服ダンスを用意しなくてもクローゼットに洋服を収納すれば済む話しです。
洋服を収納するための家具はわざわざ用意する必要はないということですね。
衣装ケースなどを別途購入すれば、洋服の量が多くても充分に収納は可能と言えます。
ではクローゼットがない物件の場合はどうするべきか?
クローゼットがない場合は、洋服ダンスは必要!と考えてしまいがちですが、洋服の量がそれほど多くないのであれば、しっかりとした洋服ダンスをわざわざ用意するまでもありません。
引き出しタイプになっているクリアケースなどでも充分に収納できますし、押し入れなどにクリアケースごと収納してしまえば、洋服ダンスのように場所を取ることもないでしょう。
洋服の量が多くクローゼットもないという場合には、しっかりとした洋服ダンスを購入した方が洋服の収納は綺麗に収まりやすくなります。
しかし思っている以上に洋服ダンスというのは部屋の場所を取ってしまう家具なので、部屋が狭い場合には洋服ダンスを置くだけで部屋の圧迫感を感じる可能性があります。
洋服の量を減らすなりできる人は、一人暮らしの場合はできるだけ洋服ダンスは使わずに済むのがベストですね。
一人暮らしでもワンルームタイプではなく、寝室などが別に作れる部屋数があるのであれば洋服ダンスがあっても邪魔になることはないでしょう。
家具としては洋服ダンスは大物であるということを頭に入れておくべきです。
「ベッド」
一人暮らしの家具として、ベッドを購入するか悩んでいる人は多いはず。
実家暮らしの際にベッドで寝るのが当たり前だった人などにとっては、一人暮らしをしてもベッドで寝たいという気持ちも強いでしょうし、今まで実家暮らしで布団で寝ていた人にとっては、一人暮らしだからこそベッドで寝たいと考えている人もいることでしょう。
家具としても大型家具であるベットは、狭い部屋では確実に場所を取ってしまう家具です。
ワンルームで部屋が狭い場合には、ベッドを置くだけで部屋のほとんどが埋まってしまう!なんて可能性も。
寝室も用意できるのであればベッドを用意するのはもちろんありですが、ワンルームの場合はベッドが必要かどうか購入前にシミュレーションをしておく必要があります。
たとえばワンルームの場合でも収納が少なく布団を収納する場所がない!なんて場合には、ベッドを用意した方が良いケースもあります。
狭い部屋の場合でも、寝る時以外はソファとして使用ができるソファベッドタイプや、ベッド下部分を活用することができるロフトベットタイプの場合であれば、ベッドを置くことも充分可能になります。
一人暮らしを始めるための家具として、ベッドが必要かどうかはベッドを置くスペースがあるか、布団の収納場所があるかといった面で考えるようにすると良いですね。
収納が広い物件の場合ならベッドではなく布団で寝るようにすれば、来客時なども来客用の布団を敷きやすいなどのメリットもあります。
ベッドを置いてしまうとスペース的に来客用の布団までは置けないという部屋がほとんどなので、一人暮らしの部屋に寝泊まりするような来客があるかどうかなども考えてみると良いでしょう。
「ソファ」
一人暮らしでも部屋でくつろぎたい!と考える人は、ソファの購入を検討している人も多いと思います。
しかしソファも家具としては大型家具の1つなので、当然場所を取る家具と言えます。
一人暮らしの部屋にソファが必要かどうかは、ソファを置くだけのスペース的な余裕があるかで決めるようにするのがベストですね。
ワンルームの場合でも1LDKなどの広いリビングがある部屋の場合には、スペース的にソファを置くだけの余裕はあるはず。
しかしながら1Kや1DKといった部屋の場合、ソファを置くだけで部屋が狭くなってしまう!ということは多いです。
尚且つソファを置く場合には、他に部屋に大型家具を置く予定がないかというのも考えなければなりません。
たとえばワンルームにベッドや洋服ダンスを置く予定がある!なんて場合には、その他のソファと置くとなればスペース的に厳しいものがあります。
なんとか置くことはできても、圧迫感で部屋がとても狭く感じるのは言うまでもありませんし、ソファのような大型家具の場合は掃除をするときにも邪魔になってしまいやすいです。
これらを踏まえてソファを置く余裕がない場合には、一番に家具として妥協すべきなのがソファの存在です。
家具としてソファを置きたいという気持ちは分かりますが、ソファというのは無くても困らないものです。
ソファの代わりに座布団やクッションがあれば充分にくつるぐことはできますし、背もたれが欲しければ座椅子を買うという手もあります。
わざわざソファを用意しなければならない理由もないんですね。
どうしてもソファを置きたいという場合には、座椅子感覚で使える省スペースタイプのソファや一人用ソファを検討するのがおすすめですよ。
「テーブル・ダイニングテーブル・デスク」
一人暮らしにテーブルやデスク類の家具は必要かどうか、これも悩みやすい家具だと思います。
まず第一にダイニングテーブルですが、これは1DKや1LDKなど、ダイニングスペースがある場合のみ必要かどうかを検討しましょう。
食事はダイニングで食べるようにしたい!という考えであれば、ダイニングテーブルは用意した方が良いですね。
しかしダイニングにカウンターテーブルが設置されている場合や、自分で設置を考えている場合には、1人ならばカウンターで食事をするというのも可能です。
ダイニングテーブルを購入する場合は、一人暮らしであれば二人掛けタイプのダイニングテーブルで充分ですね。
次にテーブルですが、テーブルは部屋に1つは用意しておくようにすべきなので、絶対的に必要な家具と言えます。
食事はダイニングですると考えている場合でも、テーブルは何かを書いたり、来客時に飲み物を出したりするためにも、ないと間違いなく不便になります。
小さめのテーブルでも構いませんし、邪魔になるようであれば折り畳めるタイプのテーブルでも問題ありません。
食事もダイニングではなく部屋で食べるという場合には、ある程度テーブルに料理が乗る程度の大きさの物を用意した方が良いでしょう。
冬場の暖房対策なども考えるのであれば、コタツテーブルを購入しておくのも◎
最後にデスクですが、パソコンデスクや、学習用のデスクなど、デスクの購入を考えている人もいるはず。
家具としては場所を取る家具でもあるので、デスクを使わずにテーブルで作業が可能であれば一人暮らしにデスクは必要ないと思います。
しかしながらデスクがないと集中できない、作業がしにくいなどの理由がある場合には、省スペースタイプのデスクの購入を検討してみると良いかもしれませんね。
「棚・本棚」
一人暮らしに棚や本棚は必要になるかどうか?
実際に収納するものがどれくらいあるかでも、考えてみた方が良いです。
まず本棚に関してですが、読書が趣味だったり勉強に使う参考書などたくさんの本がある!という人にとっては、たとえ一人暮らしでも無くてはならない家具と言えるでしょう。
ただし本棚も場所を取る家具で尚且つ圧迫感もかなりあるので、できるだけ壁に沿って設置ができるような省スペースタイプの本棚の購入を検討した方が良いですね。
本はそれなりにあるけれどそれほどの量ではない!という場合には、わざわざ本棚を購入しなくても、カラーボックスなどを本棚として代用して使うことも可能です。
カラーボックスを使うようにすれば、本棚として活用する以外にもテレビ台として使用したり、棚の上部も同時に活用することができるので、狭い部屋の場合には便利ですね。
家具としては値段もかなり安く抑えることができるので、カラーボックスの購入はおすすめです。
本棚以外の棚として考えたときも、しっかりとした棚を購入するよりもカラーボックスのような軽くて場所を取らない棚で済ませてしまうのが正解です。
収納するものがほとんどない場合には、カラーボックスが1つ2つあればそれで充分と言えるでしょう。
なんとなく家具として棚を置いておきたい気持ちも分かりますが、棚が置いてあると物が増えやすくなるというのも事実です。
最初はスカスカだった棚も段々と物でいっぱいになってしまう!なんてケースも多いので、たくさん収納できる棚をわざわざ用意するのは一人暮らしの場合はおすすめしません。
「下駄箱」
一人暮らしの物件に下駄箱が設置されているというのは、マンションの場合がほとんどです。
マンション以外の場合は下駄箱が設置されている物件というのは少なく、自分で購入して下駄箱を置いている人がほとんどなんですね。
家具として下駄箱が必要かどうかは、もちろん下駄箱が設置されているかどうかを確認し、下駄箱がない場合に考える必要があります。
靴の数が少ない人であれば、下駄箱はなくても済むかもしれませんが、基本的には下駄箱がないと靴が散乱する可能性が高いのが事実です。
自分の靴だけならばまだしも、来客時には来客の靴を置く場所もない!なんてことになりかねないので、せめて自分の靴は普段履きする靴以外は収納する場所が欲しいもの。
そもそもの玄関が広めの物件であれば、棚タイプの下駄箱を購入してしまうのが、見栄えも良いですし靴もたくさん収納することが可能です。
しかし賃貸アパート等の場合は玄関が狭い物件も多く、そういった物件に棚タイプの下駄箱を設置するのはスペース的に難しい可能性も。
その場合は下駄箱の代わりに靴を置いておけるラックなども販売されているので、そういった物を活用するようにすると良いでしょう。
ブーツや長靴など季節物の靴や普段は履かないような靴などは、玄関ではなく部屋の収納に保管しておくという手もあります。
しっかりとした下駄箱がなくても、使うときだけ収納から出して使うという方法もありますよ。
靴の量が多い人などは、下駄箱だけに靴を収納しようと思わなくてもOKです。
「食器棚」
一人暮らしでも自炊をする人にとっては、食器の数もそれなりに必要になってきます。
そこで家具として必要かどうか気になるのが食器棚ですよね。
一人暮らしの場合は家族がいる家庭のようにたくさんの食器があるわけではないので、しっかりとした食器棚は正直必要はありません。
しかしながら来客時などのことも考えてある程度の食器は揃えている、という場合には食器の収納場所もないと困ることになってしまうはず。
この場合小さめの食器棚を1つ用意しておけば、それで充分食器を収納することは可能です。
隙間スペースを活用して置けるような省スペースタイプの食器棚で良いので、キッチンに1つ用意しておくと便利ですね。
基本的には自炊はしないという人や、自分の分だけの最小限の食器しか使わないという人の場合には、食器棚をわざわざ用意しなくても大丈夫です。
その程度の食器の数であれば、キッチンの洗い場に洗った食器を置くカゴのようなものがあれば、それだけで食器の収納は済んでしまうはず。
ただし一人暮らしを始めてから家具が増える予定のある人などは、最初は食器が少ない人も小さめの食器棚を1つ用意しておくと役立ちますよ。
あとから家具を購入するとなると置く場所などに悩んだり、他の家具の移動をしたりと面倒になってしまうので要注意です。
「どんな家具を用意すべきかよく考えておこう!」
いかがでしたか?
一人暮らしにはどんな家具が必要か悩んでいる人は多いと思います。
いざ買ってみて不要な家具や邪魔になるような家具があるのでは困るので、本当に必要な家具だけを用意するようにしたいですよね。
一人暮らしに必要な家具はあれも必要!これも必要!と考えるのではなく、本当に自分の一人暮らしに必要かどうか見極めるっことが大切です。
家具の購入を決める前にどんな家具は必要かよく考えてみましょう。
コメント
家具の何を用意するかっていうのも大事だよね。
今はとりあえず段ボール箱だらけで暮らしていますが…
何が必要なのかわからなかったので必要に応じて揃えようと思ったら
忙しいのと予算がないので後回し鳴っているので
そうならないように計画的に予算を用意しないといけませんね。
どんな家具が要るのかっていうのは、その人の考え方や生活によって随分と違ってくるように思います。
なので、あれもこれも何でも絶対に買う!ではなくて、生活をしていく中で、これがあると便利かなと考え、
必要に感じたら買い揃えるという姿勢でいいのかなとも考えていますね。