物件を探し始めたら、沢山の物件情報が!嬉しいものの、、、結局自分に合った物件って、どんな物件なんだろう?そんなあなたに、物件探しのアレコレをご提案!
自分に合った物件に巡り合うために!物件探しのアレコレ♪
事前に決めておこう!
物件探しは今やインターネットが主流です。無料ですし、スマホでも気軽に検索出来ます。
ですが、一口に検索と言っても今は多くの賃貸物件情報が在るため、絞り込むことが自分に合った物件を探し出すための近道になります。
絞り込むこと=自分に合った物件の洗練になりますから、事前にいくつか物件探しの条件を決めておきましょう!
まずは家賃を決めよう!
広い部屋・好立地・ハイスペックな設備、、、。どれもこれも欲しい条件ですが、なんにせよ予算ありきです。
部屋を借りれたは良いものの、今後の生活が苦しくなるのでは、せっかくの新生活も不安だらけになってしまいます。
まずは、自分の収入から算出した、毎月出せる家賃の金額を決めましょう。
1人暮らしであれば、不動産会社の入居可能かどうかの判断や、保証会社の審査の際の限度と言われているのが、おおよそ手取り収入額の「3分の1」です。
それが生活出来る限度、と認識されています。20万円の手取りでしたら6万〜7万円程度ですね。
目安としては、毎月の手取り収入額の「4分の1」がおすすめです。
趣味でお金を使いたい方、交際費が多い方、なるべく貯蓄をしたい方もいるでしょう。車を所有している方は維持費も掛かります。
ですから、20万円の手取り収入額であれば、物件探しは共益費・管理費・駐車料金込みで50,000〜55,000円の家賃に設定しましょう。
最初に金額を決めることによって、物件探しもスムーズになります。
●住む場所を決めよう!
家賃額を決めたら、次は住む場所を決めましょう。
通勤先まで、
・徒歩30分圏内
・電車通勤なら5駅まで
・車通勤なら10キロ圏内
など、毎日の通勤を考え、許容できる通勤時間を算出しましょう。
通勤は毎日のことですから、「どうしてもここに住みたい!」「どうしてもこのお店の近くに住みたい!」のような特別に強い要望が無い場合は、通勤をベースに考えた方が良いでしょう。
●立地条件を決めよう!
毎日の生活の中で、自分が必要とするお店が近くに在った方が当然良いですよね。
希望するすべてのお店が近くに立地している、というのは中々難しいので、5つ程に絞り込んでおくと良いでしょう。
例えば徒歩10分圏内に
・コンビニ
・スーパー
・飲食店
・レンタルビデオショップ
・駅
が立地している、などです。
通勤途中に立地している場合もありますので、その点も加味しましょう。
また、立地条件として日当たりがあります。
東向きや西向きなど、南向きでは無い物件は家賃が少し安めに設定してある所もあります。
「昼間は仕事だし、特に気にしない」といった方は建物の向きは気にしなくて良いと思いますが、日当たりは良い方が、、、と思っている方は南向きを探しましょう。
その他、何階の、どの部屋に住みたいのか、ということを考えておくことも重要です。
アパートで例えると、2階の角部屋は接している部屋が下と隣のみで、生活音の面、窓の多さなどの面から、一番条件が良く、一番家賃が高く設定されています。
予算の関係で、「少しでも安く借りたい!」という方は1階の中部屋が良いでしょう。1階は1階で、荷物の搬入が楽というメリットもあります。
●物件条件 〜物件種別編〜
物件の種類は大きく「アパート」「マンション」「貸家」に分かれます。
㈰アパートについて
物件種別の中で一番、数が多い種類です。
構造は木造・軽量鉄骨造などが主流です。
多種多様な間取りや設備や有り、また、あまり立地を選ばないため、「こんな場所に!?」と驚く所に立地していたりもします。
千差万別、玉石混合ですが、逆に捉えると色々なニーズに応えられる種別でもあります。上記三種の中では一番家賃が安く借りることが出来る種別です。
㈪マンションについて
駅が近い・周りに商業施設が多い、など、条件が良い所に立地されている物件が多いです。
構造は鉄筋コンクリート造(RC)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)など、強固な構造となっています。
構造上、一般的にアパートよりも遮音性が優れています。
また、セキュリティー面もしっかりしているマンションが多く、内装や設備もアパートより高価なものが使われている物件が多いです。
アパートよりハイスペックな分、家賃はアパートより高い物件がほとんどでしょう。
㈫貸家について
貸家の中でも一戸建てと棟割り(ひとつの建物を棟を半分、もしくは複数の世帯に割って貸す建物)があります。
一戸建ての場合はその名のとおり、一つの建物を自分だけで使うことのできる物件です。
どこにも接していませんから、音の面については上記三種の中では一番です。
棟割りについても上下階の音の心配はありませんので、比較的音の面は優れています。
2LDK〜5LDKクラスの大型の間取りが多いので1人暮らし向きではありませんが、少数ながら1R〜1LDK〜2DKクラスの小規模な貸家もありますので、1人暮らしの方でも、「誰にも気を使わない物件が良い!」という希望が有る方は、探してみるのも良いと思います。
家賃についてはやはり高めですが、築年数が古いとアパート並の家賃で募集をしている物件もありますので、古いことをあまり気にしない方は検討してみるのも良いでしょう。
●物件条件 〜間取り編〜
次は希望するお部屋の間取りです。
1人暮らしであれば1R〜1DK、予算を多く見ている方は1LDK〜2DK程度も視野に入れて良いと思います。
もちろん、部屋が大きくなれば家賃も高くなりますから、1Rや1Kはコストパフォーマンスがとても優れています。
1Rや1Kは、広さが4.5帖のお部屋から、8帖の広さがある部屋もあり、また部屋とは別に「ロフト」と呼ばれる宙二階があるお部屋もあります。
ロフトは天井までの空間を有効に使える利点が有る一方、多くがハシゴで昇降するので部屋自体が狭いと、ハシゴが邪魔でかえって部屋自体が狭く感じたり使い辛くなるケースもあります。
また、天井が高いためエアコンが効き辛く、夏場にロフトで寝ようとするととても暑い思いをするような場合もありますので、注意が必要です。
「LDK」のお部屋についてはここ15年程度前から出始めた間取りで、築年数が比較的浅い物件が多く、家賃も比例して高く設定している物件が多いため、1LDKよりも2Kの方が安い、ということが多々あります。
1部屋で寝食全てを完結させる間取りではなく、食べる所と寝る部屋を別にしたい!という希望がある方は1LDKだけではなく2Kや2DKを探すこともおすすめします。
築年数が新しい1Kと、築年数がさほど新しくない2Kでは家賃が同額程度の場合もありますから、「1R〜1Kで良いや」とお思いの方も、インターネットで部屋を探す際はその点も考慮して、自分に合った間取りを探してみましょう。
●物件条件 〜設備編〜
物件によって様々な設備がありますが、自分に合った物件は設備でも左右されます。
一般的に最低限欲しい設備として
・シャワー
・給湯(蛇口をひねるとお湯が出る設備)
・エアコン
・洗面台
が挙げられます。
その他にも
・追焚機能(お風呂のお湯が冷めた時に沸かす機能)
・ウォシュレット
・室内物干し機能
・オートロック
・バルコニー
などが挙げられます。
設備が揃っていなければいない程、家賃は安く借りれるものの、これとこの設備は必ず欲しい!という自分に合った希望も、予め決めておくとスムーズです。
いかがだったでしょうか?賃貸物件は選択肢が非常に沢山あります。
様々な選択肢を知り、こういう物件が良い!というイメージを付け、自分に合った物件探しをスムーズに行いましょう!
コメント
家賃は手取り収入額の1/3か……立地のいい場所なら事故物件くらいじゃないと住めないな……立地を妥協してちょっと駅から遠い場所とかにしなくちゃいけないんだろうなぁ。いい部屋に住みたいなら手取りを増やさなくちゃだなぁ。
絞り込むには、確かに条件を定めることからスタートしますね。
条件をつけるには、何を求めているのかを掘り下げて考えます。
こうすると、自分自身がどんな所に住みたいのか、
理想はどんな感じなのかという点が自然と浮かび上がってきそうだなと感じました。