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意外と知らない?部屋探し前の今から契約期間について知っておこう!

賃貸を借りる場合契約期間があるというのをご存知でしょうか?賃貸契約をする前にこの契約期間をしっかりと確認しておくのは大切なことなんです。部屋探しをする前に契約期間について頭に入れておきましょう。

賃貸には契約期間がある!契約する前にしっかりチェックを

賃貸を契約すればそのままずっと部屋を借りることができるわけではありません。

契約期間のことを頭に入れておかないと、実際に契約期間が終わってしまったときに困ってしまうかも。

部屋探しを始める前に賃貸の契約期間のことを覚えておきましょう。

賃貸物件の″契約期間″って一体何?

賃貸を契約するためには、一般的に「普通貸家契約」をする必要がでてきます。

普通貸家契約とは、賃貸を借りるときに定められる契約期間のことですね。

賃貸を契約する場合には、この契約期間の元部屋を借りることになります。

そのため賃貸契約をしたからといって、そのままずっと賃貸を借りれるように契約できているわけではないのです。

あくまでも契約期間だけその部屋を借りるという契約を結ぶわけであり、賃貸契約を結べばそのまま家賃だけを支払えば賃貸を契約し続けられるわけではありません。

この契約期間が訪れれば、当初の契約は終了することになり、新たに賃貸を借り続けるためには契約の更新が必要になるわけですね。

更新しなければそのまま契約は終了となり、部屋を出なければいけないことになってしまいます。

始めて賃貸契約をする人にとっては、賃貸契約に期間があることを知らなかったという人もいるはず。

賃貸を借りる以上は契約期間に違いはあれど、契約期間というものが定められているということを頭に入れておく必要があります。

たとえば賃貸契約が2年と定められている場合で、3年間その賃貸物件に住むつもりでいるのであれば、一度は必ず契約の更新をしなければならないということですね。

契約更新時には手続きをしなければならないので、契約期間よりも長く入居予定であれば契約更新のことを考えておきましょう。

契約期間はどの物件も同じ?


部屋探しをする以上は、賃貸の契約期間のことを頭に入れてから契約しなければならないことが分かったと思います。

では契約期間というのはどれくらいなのか?これは賃貸物件によって異なるんですね。

とはいっても契約期間は最低でも1年以上で設定しなければならないので、契約が半年だけ…なんて物件はありません。

契約期間が賃貸物件に異なるとはいっても、圧倒的に多い契約期間が「2年間」の契約になります。

賃貸を契約したら2年で契約を更新するかどうか決めるという物件が大半だと言えるでしょう。

部屋探しをするときには、しっかりと契約期間がどれくらいなのかは確認しておいた方が良いですね。

ほとんどの場合が契約期間が2年であると思っていれば間違いありませんが、これはあくまでも「普通貸家契約」の場合です。

気を付けなければならないのが「定期貸家契約」という契約が結ばれる賃貸物件もあることなんですね。

普通貸家契約とは異なり定期貸家契約の物件の場合、契約期間が終了すると自動的に契約は切れてしまい、普通貸家契約のように契約の更新をすることができません。

定期貸家契約の場合契約期間がどれくらいかは物件によっても異なりますが、たとえば定期貸家契約の契約期間が2年間であれば2年後にはその物件から退居しなければならないわけです。

同じ物件に住み続けたいと思っても、定期貸家契約の場合はそれが不可能になるということなんですね。

更新を頭に入れた賃貸物件を借りたい場合には、定期貸家契約ではなく普通貸家契約ができる物件を選ぶ必要があります。

契約期間が終わったらどうなるの?

先程の話しにもあったように、契約期間が終わった場合の流れは「普通貸家契約」か「定期貸家契約」かによっても異なります。

定期貸家契約の場合、契約期間が終わればそれが満期となり、そこで契約が切れてしまうので退居するしかありません。

借主側に住み続けるかどうかという選択肢は、定期貸家契約の場合はないということなんですね。

定期貸家契約で賃貸物件を借りた場合は、契約期間が終わったら退居して新しく住む場所を探さなければならないということです。

期間限定で賃貸を借りたい人や、契約期間が終わったら実家に戻るなどの予定がはっきりしている人向けの物件と言えるでしょう。

多くの賃貸物件では普通貸家契約になりますが、普通貸家契約の場合契約期間終了後の流れは二つあります。

そのまま同じ部屋を借り続けたいのであれば、契約の更新手続きを取って更に契約をするという形か、契約終了と同時に賃貸契約を解除する形ですね。

更新にしろ契約解除にしろ手続きが必要になるのは変わりません。

契約期間が終了したからといって、自分でそのまま放置することはできないということですね。

契約を更新するか解除するかは、自分で自由に選ぶことができるので、よく考えて決めるようにしましょう。

契約を更新するばかりではなく、生活環境が変わったり物件に難点を感じるなどの場合は、契約を更新せずに解除して新たに違う物件を借りるという人も多いです。

契約期間が終わり賃貸契約を継続したい場合


では普通貸家契約の契約期間が終了し、賃貸契約をそのまま継続したい場合の流れについてお話ししたいと思います。

たとえば契約期間が2年に定められていた場合、2年後ぴったりに契約終了の連絡が来るわけではありません。

大体が契約期間終了の2ヶ月前くらいには、不動産会社から直接契約期間が終了するお知らせが来ることになります。

このときに契約を解除するか契約を継続するか聞かれることになるので、契約を継続したいのであれば更新することを伝えるようにしましょう。

契約を更新することが決まれば、後はそのまま不動産会社の指示に従って更新手続きをすることになります。

部屋探しをするときに必ず確認しておきたいのが、更新時にどれくらいの費用が必要になるかなんですね。

賃貸物件を更新する場合には、ほとんどの物件で更新料が必要になってきます。

更新料は敷金×1ヶ月分、あるいは敷金×2ヶ月分など、物件によって費用が異なるわけですね。

なかには更新料なしという物件もありますので、部屋探しのときにしっかりと確認をしておく必要があります。

更新するためにはこの更新料だけではなく、2万円程度の火災保険料と前家賃1ヶ月分も必要になってきます。

つまり賃貸を更新するためには、意外にもまとまったお金が必要になってくるということなんですね。

書面上で更新手続きをするだけでなく、まとまったお金も必要になるということは部屋探しの段階で頭に入れておいた方が良いでしょう。

書面上の手続きは契約時のように面倒ではなく、契約内容の確認と署名や捺印がある程度なのでそれほど時間は必要ありません。

契約更新のときには一度不動産会社に足を運ぶ必要があるということですね。

不動産会社から支持があるので、それに従って手続きをしましょう。

契約期間が終わり賃貸契約を解除したい場合

普通貸家契約の契約期間が終了し、そのまま賃貸契約を解除したいと考える人もいると思います。

もっと違う物件に住んでみたいと思う人や、今の物件や周辺環境への不満から退居したいと考える人、実家に帰るor違う土地へ引っ越す予定がある人などは、賃貸契約を更新せずに契約解除を選ぶことになります。

賃貸契約を更新するときと同じように、契約期間終了の2ヶ月前くらいには不動産会社から契約を更新するか解除するかの確認の連絡が来ます。

そのときに契約を解除し退居することを伝えるようにしましょう。

賃貸契約を解除する場合は、解約手続きをする必要があります。

いつ部屋を退居するかを不動産会社に伝え、退居届に必要事項を記入して提出することで契約を解除することができます。

退居時当日には不動産会社に立ち会いをしてもらい、室内をチェックすることが多いです。

鍵を返却後は部屋を退居することになりますが、これで全てが終わるわけではありません。

部屋の状態などを見て修繕費の必要性などを計算し、入居時に支払っていた敷金から差し引いた見積もりを渡されることになります。

部屋の状態が悪かったりすると敷金だけでは補うことができず、退去時に修繕費を支払うことになる可能性もあります。

入居時に敷金ゼロの物件だった場合などは、変わりに退去時にお金がかかるということも忘れないようにしましょう。

部屋探しをするときには、退去時のことも考えて契約を考えるようにした方が良いですね。

契約期間中に契約解除はできるのか?


賃貸契約をするときに契約期間があると知ると、部屋探しをするのが初めての人は「契約期間が縛りである」と勘違いしてしまう人も多いです。

たとえば2年契約ということを知ると、携帯会社のように途中解約の場合は解約金が必要になったり、解約ができないなどのイメージを抱いてしまうわけですね。

しかし普通貸家契約の契約期間というのは、決してその期間は必ず住まなければいけないという縛りの契約ではないのです。

契約期間の途中であっても契約を解除することはできますし、違約金などが必要になる物件もほとんどありません。

そのため2年契約であっても1年で退居する人もいれば、数ヶ月で退居する…なんてケースも珍しくないんですね。

違約金が必要になる物件は稀ですが、これも部屋探しをするときにはしっかりと確認しておいた方が良いでしょう。

契約期間が終了していなくても、途中で契約解除する場合は契約期間終了と同じように解約手続きを取るだけになります。

ただし不動産会社の方から連絡はないので、自分から連絡をして契約解除して退居したいということを伝えるようにしましょう。

契約期間ギリギリまで住めるか分からないという人でも、契約期間が定められているからといって特別心配する必要はないということですね。

ただし一つ気を付けたいのが、途中解約をする場合には解約の申し入れを1ヶ月~2ヶ月前までには伝えるようにすることです。

契約内容にも解約をする前には○○カ月前までに予告をするようにと記載さているので、それを確認して早めに不動産会社に連絡をするようにしてください。

「来週退居します」などといった急な契約解除はできませんので、注意が必要です。

賃貸契約前に確認しておきたいこと

賃貸契約をすると契約期間があるということは理解できたと思います。

賃貸契約をする前に、部屋探しの段階で確認すべきことがあるわけですね。

まず第一に重要にある「契約期間」についてです。

自分が借りようとしている物件が「普通貸家契約」になるのか「定期貸家契約」になるのかはちゃんと確認し、契約期間がどれくらいかをチェックしておきましょう。

自分の2年後や3年後の予定が分かっている場合(実家に戻る・他の土地に引っ越すなど)は、先のことも考えて契約を意識しておいた方が良いですね。

次に普通貸家契約で契約を更新する場合、どれくらいの更新費用が必要になるかも確認しておきましょう。

部屋探しをしている時点では「更新はしないだろう」と思っていても、実際に住んでみて更新を検討することになる可能性ももちろん出てきます。

そのため契約更新になった場合のケースも頭に入れて、更新費用のことは知っておいた方が良いですね。

契約更新を予定している人ももちろんですが、更新をするとなると契約終了と共にまとまったお金が必要になるので、頭に入れてお金の準備をしておいた方が良いと思います。

また契約解除をする場合にお金が必要になることもあるので、入居時の敷金の有無なども踏まえて考えておいた方が良いですね。

とくにペット可能物件などは退去時に修繕費用などが多く必要になることがあり、契約書にも説明が載っているので確認しておきましょう。

賃貸契約満了時に家賃の変動があることも


賃貸契約の契約期間が満了になったときに、家賃の変動があることがあります。

契約を更新するか解除するかも、このような家賃の変動があった場合には悩む原因になるかもしれません。

最初に定められた家賃のままという決まりはなく、契約満了時には大家さんの考えで家賃が安くなることや、反対に家賃が高くなるということも考えられるんですね。

家賃が安くなった場合は「ラッキー」で済むことですが、家賃が高くなった場合にはそのまま住み続けるか悩んでしまう人も多いでしょう。

急に家賃を上げるなんて!と思ってしまう人もいるかもしれませんが、だからこそ契約満了時に変更されるわけですね。

家賃の変動を受け入れられなければ、更新せずに契約を解除して退居してもいですよ、という意味合いがあるわけです。

こういった契約満了時の家賃の変動は珍しいことではなく、実際に自分が経験することも充分に考えられます。

もちろん事前に不動産会社からは連絡が来ますが、家賃の変動を受け入れるかどうかは自分自身の考え方です。

文句を言っても仕方がないので、契約を更新するか解除するかを冷静に考えるようにして決断しましょう。

部屋探しの段階では分からないことなので、こればかりは受け入れて判断したいですね。

契約期間についてはあらかじめ知っておく必要がある

いかがでしたか?

賃貸契約の契約期間について詳しく知らなかった人も多いはずです。

契約をする以上は重要なことになるので、部屋探しをするときにはあらかじめチェックしておく必要がありますよ。

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