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大学の寮での一人暮らしはあり?イメージとのギャップをチェック

大学の寮というと、なんとなく「古い」「汚い」など、良くないイメージを持っている方も少なくないでしょう。ですが、実際のところを知ると、意外とそんなイメージとのギャップを感じることも少なくありません。そこで、そんな大学の寮の実態をチェックしてみましょう。

●大学の寮での一人暮らしってどう?

一人暮らしというと、マンションの一部屋を借りて、インテリアなんかを楽しみながら悠々自適の生活・・・なんてイメージがありますよね。

ですが、大学の寮となると、そんな憧れの一人暮らしのイメージとは少々異なるイメージを抱いてしまう方が多いでしょう。

大学が運営している寮ですから、安く入れる代わりに、建物が古かったり、汚かったり・・・

また、規則がとても厳しくて、大学生になってまでいろいろなことに縛られてしまうのではないかというイメージを持ってしまっている方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、実はこういった大学の寮に対して抱いているイメージは、その多くが現実とは異なるものである場合が多いのです。

そこで、そんなイメージとのギャップを知り、大学の寮での一人暮らしを選択肢の1つとして検討してみましょう。

●寮は汚い!?

「大学の寮は汚いイメージがあるからイヤだ・・・」という方も少なくないでしょう。

これについては、特に築年数が経過した古い大学の寮の場合は、否定することはできません。

ですが、中には意外と新しかったり、リフォームされており、内装はとてもキレイなところもあります。

全ての大学の寮が古くて汚い、というわけではありませんので、イメージを払拭するためには、自分が狙っている大学の寮を、自身の目で見てチェックしてみることが大切です。

ただし、大学の寮は一人暮らしと言っても、個室はあってもお風呂やトイレは基本的に共同スペースとなります。

共同で利用するスペースに関しては、それぞれに意識が違うため、キレイに使う人ばかりとは限りません。

特に男性ばかりの大学の寮の場合は、「共同のスペースが耐えられないくらい汚い」といったケースもあるようです。

逆に、女性ばかりが入っている大学の寮は、それぞれが意識してキレイに使っていることも多く、古い建物でも、意外と内装は清潔で快適なことも少なくありません。

また、規則がしっかりした大学の寮であれば、掃除当番などもきちんと設けられており、共同のスペースでも清潔に保たれていることが多いようです。

規則が緩めの大学の寮は、気楽に住めそうなイメージはありますが、その分、管理が行き届いておらず、汚いこともあるようですね。

いずれにしても、大学の寮=汚いというイメージは、絶対に当てはまるものではないということが言えます。

よほどの潔癖症でもなければ、十分に快適に住める程度の清潔感を保った大学の寮はたくさんありますので、「汚い」というイメージだけで選択肢から外してしまうのはもったいないですね。

●ルールが厳しい!?


大学の寮と言えば、いろいろとルールが厳しくて、せっかく実家を出ても自由な暮らしができないというイメージを持っている方もいらっしゃるでしょう。

このイメージについては、概ね正解と考えて良いでしょう。

大学の寮はほとんどの場合、門限などが設けられており、ルールを何度も破ってしまうような学生は強制退去させられるケースもあります。

特に門限については、飲み会やアルバイトなどを考えている学生にとっては、辛いところかもしれませんね。

ですが、そうは言っても大学の寮で設けられているルールは、基本的には「常識の範囲内」のものであると言えます。

門限と言っても、「明るいうちに帰らなければならない」などという極端なものではありませんので、ルールの範囲内で学生生活を満喫することは、決して難しくありません。

しかも、ルールがあるからこそのメリットがあるという点も忘れてはなりません。

一人暮らしで門限も無く、何のルールにも縛られずに気ままに暮らした場合、夜遅くなって危険な目に遭うリスクも高まりますし、健康面でも不安が出てきます。

その点、ルールに守られている大学の寮での生活なら、危険な目に遭うリスクも低く、規則正しい健康的な生活が送りやすくなるというわけですね。

●上限関係が大変!?

大学の寮と言えば、先輩後輩の上限関係が厳しく、特に新入生などは肩身が狭い想いをしなければならないというイメージも強いですよね。

これについては、特に体育会系の大学の寮などでは、厳しい側面もあるようです。

ですが、全ての大学の寮で厳しい上下関係に悩まされなければならないのかと言えば、そういうわけではありません。

年齢を問わず仲良くできる寮も数多くあり、「学部も学年も違う人とも親交を持つことができて良い」という考え方もあるのです。

大学の寮は完全な一人暮らしとは違い、共同生活と言える面が少なくありません。

そのため、人間関係に悩まされるリスクもあるものの、同時に「独りぼっちの心細さを感じなくて済む」というメリットもあります。

特に先輩と仲良くなっておけば、いざという時には心強い味方になってもらえたり、先輩ならではの良きアドバイスをしてもらえたりといったメリットもあるのです。

このように、大学の寮における上下関係や人間関係については、実は多くの人が想像しているほど悪いものではないことが多いのですね。

●激安で住める!?


大学の寮を選択肢として検討する最大の理由は、「安さ」ではないでしょうか?

マンションを契約して一人暮らしをする場合と比べると、初期費用も家賃も、毎月驚くほど安く済ませられるというイメージをお持ちの方も多いでしょう。

確かに、初期費用だけで何十万円もかかることがあるマンションに比べると、大学の寮は初期費用がほとんどかからないことが大半です。

月々の家賃や光熱費など生活にかかるコストも、5万円もあれば足りてしまったりします。

ですが、中には光熱費が別途必要になる寮などもありますので、月々のかかるコストは、どこの大学の寮に入るかで大きく変わってくると考えておいた方が良いでしょう。

マンションでの一人暮らしに比べれば安く済むことが多いですが、それでも、大学の寮はイメージしているほどの激安ではないこともあるので、事前にしっかり下調べをしておくことが大切です。

●寮母さんのごはんが食べられる!?

大学の寮というと、「寮母さんがいて、いつも家庭的なごはんを作ってくれる」なんてイメージを抱いている方も、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?

これは、大学の寮に対して抱く、プラスのイメージの1つですよね。

ですが、実は大学の寮でのごはんについては、寮ごとに全く異なりますので、これも必ずしもイメージ通りとはいきません。

例えば食事つきのところでも、申込みをしなければ食べられない、1食あたり数百円程度の費用を支払わなければならないところが大半です。

大学の寮に入れば、無条件で無料でごはんが食べられるというわけではないので要注意ですね。

また、寮によっては食事のサービスは一切ないというところもあります。

しかも、マンションのように「1つの部屋に1つのキッチン」なんて贅沢な造りにはなっていませんので、自炊するためのスペースも共同で利用しなければならないことも忘れてはなりません。

人間関係の良い寮なら、自炊しながら仲間と食事を分かち合うことも可能ですが、人間関係がイマイチなところだと、キッチンスペースを使う順番にも気を遣ってしまいますね。

大学の寮に入ることを考えているなら、食事の有無や自炊スペースの状況なども、しっかり確認しておいた方が安心でしょう。

●徹底的に下調べを!

大学の寮は、寮ごとに施設の内容も、ルールも、人間関係も全く異なります。

大学入学に備えて一人暮らしを検討しており、寮に入ることも選択肢の1つにしたいと考えているなら、まずはしっかりと、入る可能性のある寮を下調べすることが大切です。

勝手なイメージだけで判断すると、後になって後悔することになりかねません。

大学の寮には、マイナスのイメージを覆すような魅力もあれば、逆にプラスのイメージに対する落とし穴もあります。

しっかり自分の目で見て、耳で聞いて、イメージとのギャップを埋めておきましょう。

コメント

  1. 朝日 より:

    親に大学に入ったら一人暮らしをしたいと行ったら、寮じゃなきゃ駄目!って言われて不満だったんだけど、読んでみてちょっと納得でした。金銭的な負担…初期費用や仕送りのこととか何も考えていなかったです。親が寮!っていうのも仕方ないですね。

  2. バス停 より:

    大学の寮に入ると、一人暮らしの気分というよりも学生気分の方が強くあるのかなって感じです。
    あろ、イメージで物事を判断すると思考力が鈍ってしまい、正しい判断が付けにくいので、自分の中のイメージだけで
    一括りにしたりせず、ちゃんと確認をする方が無難かなと、、、。

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