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意外と知らない?部屋探し前の今から契約期間について知っておこう!

春からの新生活に向けて部屋探しは順調ですか?
所でアパート等を借りる際、契約期間があるのはご存じでしょうか?
初耳の方もいらっしゃるかと思います。
ぜひ部屋探し中の今、契約期間について知っておきましょう。

知っていますか?

部屋探しして気になった物件があると、内見しますよね?

気に入った物件が見つかると不動産会社で賃貸契約を行うことになります。

保証会社の審査を行い、問題なければ毎月支払う家賃や管理費、また敷金や礼金の金額の確認、家財保険の加入の有無、保証人また禁止事項(ペット・ルームシェアについて等)の説明後、合意したうえで捺印し正式に物件を借りる事ができます。

お部屋探し後、取り決めた細かい内容を契約日から一定の年数約束する事を「契約期間」といいます。

契約期間は主に2年という場合が多く、少数派ですが1年の場合もあるようです。

ですが1年だと短すぎて変わりない場合が多く、2年の間隔だと結婚や出産など契約者の生活状況が変化している事も多いので、多くの不動産会社が契約期間を2年としているようです。

なぜ賃貸物件を借りるのに契約期間が必要なのか?

お部屋探しをしていると、同じような年数・間取りの物件でも家賃や細かい契約内容など意外と違うものです。

それどころか、同じ建物で同じ間取りの部屋でも、家賃や管理費などの金額等は違っているんです。

元々は同じような契約内容なのですが、お部屋探しが少ない時期というのを口実に借主が入居時に家賃等値下げの交渉をしたり、また貸主側も空室の期間が長すぎて、やむ無く値下げした例もあります。

部屋の数だけ契約があり、それぞれ賃貸契約を行わなくてはならないのです。

貸主・借主双方、取り決めた契約内容を保証するために「契約期間」が必要なのです。

契約期間が近づくと・・・


多くの不動産会社は契約期間が近づくと書類を送ってきます。

それが届いて「あっ、もう更新の時期なんだ!」と再確認する人も多いでしょう。

契約期間更新の書類の内容ですが、住んでいる人の氏名や職業や年収、賃料、保証人情報などを記入します。

保証人情報の記入は保証人本人でなくてはならないので、相手に迷惑を掛けないためにも早めにお願いして段取りしましょう。

もし保証人を変更する際は、色々と公的な書類が必要となる場合もあるので面倒になります。

また駐車場を借りている場合は車種やナンバー記入をします。

それぞれ記入し印鑑の捺印後、不動産会社に郵送するパターンが多いようです。

ここでのチェックポイントですが、家賃の変更等が無いかしっかりと確認します。

この機会に家賃値上げをしようとする貸主もいるので、納得出来ない内容変更があれば簡単に印鑑を押さずに、しっかりと話し合いましょう。

あと契約期間延長の更新として更新料の支払いがある事が多いですが、もちろん必要ない会社もあります。

金額は各不動産会社で違ってきます。

また家財保険加入が義務の物件の場合、契約期間延長と一緒に申し込みする事となり、2年分の保険料を前払いすることになります。

実は私の以前住んでいたアパートでは契約期間が2年で更新料として2万位払っていました。

さらに家財保険も必要で更に1~2万、合計3~4万払っていたので、毎回もったいないと思っていました。

何だかんだで3回払って、いい加減イヤになり、部屋探しを決意しました。

その結果、更新料も家財保険も不要な物件が見つかり、部屋探しして良かった~と思っています♪

契約期間内に退去したらどうなるの?

「家主さんと取り決めた契約期間を守れないと違約金がいるのかも!」と思っている方もいるかもしれませんが、それは大丈夫ですよ。

一般的な契約をしている場合、契約期間内に退去しても問題ありません。

更新せずに引っ越す場合、遅くても1ヶ月前には貸主もしくは管理会社に連絡しなければなりません。

中には2、3ヶ月前に連絡をしなくてはならない所もあるので、契約書を確認してみてください。

連絡後、継続更新の書類の代わりに退去の書類が送られてきますので、記入し、郵送します。

契約期間ギリギリの引越しは、意外と更新日の兼ね合いがあり大変です。

1ヶ月前の退去連絡の場合の流れとして・・・

1.契約期間終了の更新日を調べる(もしくは3ヶ月前に更新の書類が届く)

2.お部屋探しをネット等で調べる

3.内見予約の連絡をして、実際に部屋を確認する

4.気に入った物件を契約する。

出来るだけ契約日と退去日が近いように契約するとお得!

5.引越し業者を探し、打ち合わせする

6.大家さんか管理会社に退去の連絡をする(でも4の時点で契約期間終了の更新日
が1ヶ月切りそうならば先に退去連絡をする)

が個人的にオススメの流れです。

なぜ引越し業者から連絡するかというと、お部屋探しが急激に増える時期の引越しは
希望の日程が確保しにくく、料金も高くなる場合が多いです。

もし多忙な人の場合、最悪、契約期間内に引越しできず、更新料を払うことになります。

忙しい中にせっかく部屋探ししたのに、もったいないですよね?

たった数日の延期でも大手管理会社ならば尚更、更新料の支払いを迫るでしょう。

しかも退去の連絡を先にしてしまっているので、管理会社によっては色々と面倒な書類を書かされたりする事もあります。

やはり退去の連絡は出来れば、引越しの日程が決まってからがベストかと思います。

その為にも単身でのお部屋探しは少なくとも3ヶ月、ファミリーでのお部屋探し5、6ヶ月位から始めるのが慌てずに良い物件を探すことが出来るポイントになります。

それと更新料は戻りませんが、家財保険等は日割り単位でも返金されるので手続きをお忘れ無く。

ただし契約期間を守らなくてはならない場合も一部あるのでご注意を!


先ほど大丈夫と言いましたが、中にはNGとしている場合も少しばかりあります。
部屋の数だけ契約があります。

不安な人は、お部屋探しする前に契約書を確認してください。

フリーレント物件や敷金礼金0円の物件

フリーレントとは一定期間、家賃を減額・無料としてくれる事です。

一般的に契約日から引越しする間、誰も住んでいないのに家賃を払わなくてはなりません。

また引越し前の家の家賃も支払うので、余計にお金がかかります。

しかしもしフリーレントの物件ならば二重に払わなくて良くなります。

また敷金礼金0円だと数万~数十万払う必要がないくなります。

金銭的に余裕が無いけど、お部屋探ししたい!という人にピッタリの物件です。

ですが、こういった物件の場合、せっかく値下げしたのに数ヵ月で退去されると家主の損が大きくなります。

なので契約期間、住む事を条件とする例が多いのです。

もし契約期間内の退去となれば、違約金の支払いが発生する事もあるので、肝に命じておかなくてはなりません。

契約書に特約と記載されていたら要注意!

一般的な賃貸契約では特約はそこまで無いようですが、もし特約という内容の記載があれば、貸主と借主の間で特別な契約が行われています。

書かれている内容が分からない場合、貸主か管理会社に連絡してみてください。

契約期間と更新料の事を頭に入れて部屋探しを!

契約期間が1~2年に1度とはいえ、毎回書類を書き、さらに大きな出費まであると大変ですよね。

しかも金額が数千円だなく、万単位だと尚更です。

お部屋探し真っ最中の今から、下記の事を意識してみてはいかがでしょうか?

●契約期間が適切かどうか見極める

●住む期間が決まっているならば契約期間の延長を事前に相談してみては?

●更新料の値下げをダメ元でやってみる

●お部屋探しの際、更新料0円の物件も探してみる

●短い期間住むならば、仕方ないと割りきって契約する

意外とお部屋探ししている人にノーマークな契約期間。

だた確認するだけならばそこまで問題ないのですが、更新料等の支払いは学生さんや収入が安定していない人にとっては痛い出費となります。

かといって、お部屋探しの際に「契約期間が長く更新料が不要な物件」を譲れない候補項目にすると一気に物件が少なくなってしまいます。

出来たら・・・という範囲でお部屋探ししてみると良いですね。

もしくは不動産会社に相談してみると良いでしょう。

これからのお部屋探しに役立ててもらえたら嬉しいです。

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