一人暮らしならマンション？アパート？

部屋探しをしていると、マンションとアパートどちらも見かける機会は多いと思います。

マンションでもアパートでも一人暮らしの人におすすめの物件がありますよね。

でもマンションとアパートならどちらの方が一人暮らしの人に向いている物件なのでしょうか？

そこで今回は、マンションにはどんないい所があり、アパートにはどんないい所があるのか、一人暮らしするならどっちにした方がいいのか紹介します。

マンションに住んだ方がいいのか、アパートに住んだ方がいいのか迷っている人は参考にして下さい。

マンションのいい所

まずは、マンションのいい所について紹介します。

マンションの場合は、アパートと違い比較的新しく出来た建物が多いので、アパートよりかは見た目がいいです。

もちろん部屋もアパートよりもボロさを感じることはないと思います。

そしてマンションの場合は、建物の清掃をしたり、部屋をリフォームしたりしてくれることがあるので、何十年も前に建てられた物件なのに最新式のエアコンが付いていたりすることもあります。

トイレとバスもユニットバスなどの場合がありますが、ほとんどの部屋に付いていますので、銭湯に行かなければいけないとか、共同で使わなければいけないなんてことがありません。

その他にも、マンションの場合はセキュリティがしっかりしていることが多いので、一人暮らしの特に女性には安心して住めると思います。

オートロックやテレビ付きインターフォンがあると、嬉しいですよね。

マンションには管理人もいるので、このようなセキュリティが付いていないマンションだったとしても、何かあった時に頼れる人はいます。

新しいマンションであればあるほどこのようなセキュリティ面はしっかりしていることが多いです。

また、マンションは今建てられている物件だけではなくこれからも新しいマンションが建てられます。

今建設中のマンションだって全国には沢山あるので、新築のマンションに住める可能性もあります。

新築マンションだと、前に住居していた人がいないので自分が一番最初に部屋を使うことが出来るんです。

そしてマンションならではのメリットとして挙げられるのが、アパートよりも防音になっていることです。

完全防音になっているわけではないので、大声で叫んだり、楽器を演奏したりすると隣に聞こえてしまいますし、それが原因で隣人とトラブルになってしまう可能性はあります。

しかし、アパートとは造りが違うので生活音の全てが聞こえてしまうということは少ないです。

このようにマンションには、新しさ、安全などのメリットがあります。

一人暮らしをするにあたって、不安を感じていることが多い人にとってはマンションの方が一人暮らしを快適に過ごすことが出来るかもしれませんね。

アパートのいい所

続いてはマンションにはないアパートのいい所について紹介します。

アパートのいい所は何と言ってもマンションよりも家賃が安いことです。

同じワンルームであっても、アパートとマンションでは家賃に差があると思います。

駅チカだとしても、周りにスーパーが沢山あったとしても、アパートなら安く住めるんです。

安く住めるということは、毎月かかるお金も安く済むだけではなく初期費用も安く済むことになります。

部屋を契約する時は少なからず初期費用というものがかかりますが、それは家賃によって変わりますよね。

家賃が安ければ、負担も少なくなると思います。

また、アパートの場合は管理費がかからないことが多いです。

家賃が安くても管理費が高ければ結局毎月払う額は多くなってしまいますが、アパートならば管理費がないので家賃だけの支払いで済むかもしれません。

お金のない人にとっては、家賃が安いということが大きなメリットになりますよね。

アパートのいい所は、金銭面だけではありません。

アパートは古い建物が多く、今アパートを新しく建てているという所は少ないので、耐久性などに不安を感じてしまう人は多いと思いますが、古いからこそのメリットがあるんです。

それは、融通が効きやすいことです。

賃貸物件って、基本的に穴を開けたり自分の思い通りのレイアウトが出来なかったりしますよね。

新築マンションであれば余計に気を使って生活しなければいけない点が多いと思います。

アパートの場合は、「こんなことをしたい」と大家さんに相談すると、OKしてもらえる可能性が高いんです。

許可なしでしてしまうと後々トラブルになってしまうのでNGですし、大家さんが何でもかんでも自分の要求に答えてくれるというわけではないので、アパートに住んだら必ずしも叶えられるというわけではありません。

でも、マンションよりかは融通が効きやすいので、アパートに住んだら大家さんに相談してみるといいですよ。

またアパートの場合は、畳の部屋が多いですが、その分マンションよりも部屋が広く使えるかもしれません。

マンションだとフローリングが主ですが、フローリングで六畳と書かれている場合とアパートでは主な畳の六畳では畳の方が広いんです。

フローリングの六畳だと、テレビやテーブル、ベッドなどを置くとかなり狭く感じてしまうと思いますが、畳の六畳の場合ならば少しゆとりを感じられるはずです。

「少しでも広い部屋に住みたい」という人は、フローリングタイプのマンションよりも畳タイプのアパートの方がいいと思います。

このようにアパートの場合は、金銭面でもそして部屋の面でもいい所があります。

デメリットを挙げるとするならば、マンションのようなセキュリティ面がない所なので、一人暮らしをする女性は少し不安に感じてしまうかもしれません。

しかし、女性の一人暮らしはアパートに住んではいけないということはありませんし、近隣の人と交流を持っておけばいざと言う時やトラブルに巻き込まれた時に助けてもらえると思いますので、マンションのようなセキュリティがなくても自分の身を守ることは出来ますよ。

一人暮らし向きなのは？

マンションとアパートについて紹介しました。

一人暮らしにはどちらがいいのかというと、マンションにもアパートにもいい所、悪い所があるのでどちらの方が絶対にいいと断言することは出来ません。

安全面を重視したいのであればマンションをオススメしますが、金銭面を重視したいのであればアパートの方がいいと思います。

このように、自分がどこを重視したいのかという点で、マンションがいいのかアパートがいいのかが変わります。

重視したい点は人それぞれ違うと思いますし、違っていいんです。

周りの人が「絶対にマンションの方がいい」と言ったとしても、あなたが金銭面を重視してアパートを選んだとしてもそれは間違いではありません。

一人暮らしだからこそ、周りの意見だけではなく自分の意見も大切にして下さい。

その物件で一人暮らしをしていくのは自分なのですから、自分がいいと思う物件なのであれば、マンションでもアパートでもいいんです。

「マンションの方がカッコイイからマンションにする」という考えではなく、「この家にしたら住みやすそうだからこの家にする」という考えの方が、一人暮らしの生活が上手くいくと思います。

マンションかアパートかではなく、その家自体を見て下さい。

物件探しは面倒くさいことも多いと思います。

しかしたとえ賃貸物件であっても、自分が生活していく家は大切なものなので、適当に選ばないようにしましょう。

どんな家に住むかで、これからの生活が変わりますよ。