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学生のアパート探しは内見が大事!上手に見学するコツとは?

学生が一人暮らしを始めるアパートを探す際に、最も重要なポイントとなるのが「内見」です。ですが、何の知識もなく、ただ見に行っただけでは得られるものもほとんどありません。そこで、学生のアパート探しで失敗しないための上手な見学のコツを紹介していきます。

必ず内見して選ぼう!

大学などの近くには、そこに通う学生に向けて、魅力的なアパートなどの物件がたくさんあったりしますよね。

外観がオシャレだったり、写真で見ると部屋もなかなかキレイでイマドキだったりと、惹かれるポイントはたくさんあるでしょう。

ですが、学生がアパート探しをする際には、そういった「写真や文字だけで得られる情報」に頼った部屋探しをするのはオススメできません。

写真は撮り方によって、イメージと全く違ったものになることもありますし、文字だけではイメージが湧きにくい部分もあるものです。

そこで、そんな学生のアパート探しで失敗しないために重要なのが、「内見」です。

つまり、部屋を契約する前に、気になる部屋を1度、実際に見学してみるという方法ですね。

ですが、学生のアパート探しというと、大抵は「初めての経験」。

そのため、いざ内見をすると言っても、どこをどんな風に見てくるのが正解なのか、よく分からないということもあるのです。

そこで、そんな学生のアパート探しを成功させるために、覚えておきたい内見のコツを紹介していきましょう。

持ち物を準備しよう!

学生のアパート探しで、初めての内見をする時には、決して手ぶらで訪れてはなりません。

より多くの情報を得て、より住んだ後の生活をしっかりイメージするために、しっかり持ち物を準備してから内見に訪れましょう。

学生のアパート探しで便利な持ち物は、以下のようなものです。

・スリッパ

誰も住んでいない部屋は掃除もされておらず、足が汚れる恐れもあるので、持って行った方が気持ちが良いですね。

・メモと筆記用具

内見の際に気になったことや、後から調べたいことなどがあれば、忘れないうちに、その場でメモしておけると便利ですね。

・リスト

内見の際に見ておくべきポイントを事前にリストアップしておくと、見学し忘れを防げます。

・方位磁石

部屋の方角を調べておくことで、日当たりや西日の強さなどをチェックすることができます。

・懐中電灯

暗い押入れの中なども、しっかり確認できるように、懐中電灯を持っておくと便利です。

・カメラ

スマホのカメラ機能でも良いので、画像を記録として残せるようなものを持って行っておくと、帰宅後に気になる点を再チェックするのに役立ちます。

・メジャー

家具などの配置をイメージしておきたいのなら、メジャーがあると便利です。

業者によっては、内見の際に役立つものを持ってきてくれることもありますが、自分でも用意しておくに越したことはありませんね。

しっかり準備を整えて、候補となる部屋を徹底的にチェックしましょう!

内見は複数するのがおすすめ!


学生がアパートを探す際には、最初から「この物件だけ!」と決めてかかる必要はありません。

希望条件に当てはまる複数の物件を、それぞれに内見しながら、比較してみることも大切です。

内見の際には、ただ部屋のイメージをチラッと確認するだけではなく、実際に住んだ状態をイメージしながらじっくり確認するのがコツです。

そして、そのためには、1件あたりの内見には30分程度の時間を要すると考えた方が良いでしょう。

そのため、1日に内見できる件数は、基本的には3〜5件程度となります。

あまり多くの物件を見過ぎてしまっても、余計に選びにくくなることもありますので、まずは条件面などから候補となる物件を5件までに絞り、これらを内見で比較していくようにしましょう。

また、複数の物件を比較するだけでなく、もう1つ、内見を成功させるために効果的なコツがあります。

それは、同じ物件を違う曜日や時間帯で内見し直してみるという方法です。

例えば平日の昼間に内見に行くのと、休日に行くのとでは周囲の騒音などが違っていることもあります。

昼間と夜間でも違うこともあるでしょう。

より完璧に失敗のない部屋探しをしたいのなら、こういった曜日や時間を変えた内見も実施してみると良いですね。

内見には親や先輩を連れて行こう!

学生のアパート探しでは、自分1人で、住む部屋を簡単に決めてしまうというわけにはいかないものですよね。

大抵の場合、学生のアパート探しは出資者である親など、保護者が中心になるものです。

そのため、内見の際にも、やはり親にも納得してもらう必要が出てきます。

また、たった1人で内見に訪れても、アパートで暮らすことさえ初めての学生だと、自分だけでは判断できないことも多くあるでしょう。

そこで、例えば家事の経験が豊富な母親などを同行者として連れていけば、自分には分からなかった視点でも部屋をチェックしてくれ、より内見が有意義になる可能性が出てきます。

もし親を連れて内見に訪れるのが難しい場合は、学生としてアパートで一人暮らしを実際にしている「先輩」などを連れていくのも1つの方法です。

姉や兄でも良いですね。

同じ学生という立場で、実際にアパートで生活している人には、経験があるからこそ分かることがたくさんあります。

そういった同行者を連れていくことで、自分1人では見えてこなかった部分までしっかりチェックできますので、できるだけ内見の際には「一緒に行ってくれる人」を捕まえておきましょう。

暮らしをイメージして部屋を内見!


いざ内見が始まったら、まずは部屋をじっくり見ていきます。

この時には、「暮らしをイメージして内見する」ということを忘れてはなりません。

例えば収納をチェックする際には、どれだけの荷物を持ち込むつもりなのか、全て上手に収納できるかどうか、よく考えながらチェックしてみてください。

また、水回りがキレイかどうか、水道の蛇口をひねった際に出てくる水が透明かどうか、といった点も確認が必要です。

他にも、キッチンやお風呂、トイレなどの設備についても、使い心地はどうか、イメージしながら確認しましょう。

それから、同時に家具の設置場所もイメージしておくと良いですね。

洗濯機置き場やテレビを設置できる場所などを確認しておけば、後から家具や家電を購入する際にも役立ちます。

アパートの共用部分も確認して!

学生のアパート探しで、内見すべきなのは部屋だけではありません。

アパートの共用部分も、きちんと見ておくべきポイントの1つと言えます。

特に学生の一人暮らしでは、大学やアルバイトで忙しいことも多いので、アパートにゴミ捨て場があると大変便利ですよね。

それから、学生の多くは自転車やスクーターを利用しますので、アパートに、これらを安心して置いておける駐輪場があるかどうかの確認も忘れてはなりません。

他にも、洗濯物を干すことができるベランダがあるかどうか、といった点も確認しておきたいポイントですね。

また、こういった共用部分は、その物件の管理がどこまで行き届いているかを見極めるのにも役立つポイントになります。

自転車置き場、ゴミ捨て場などが汚い物件は、大家さんの管理状態がイマイチなのかもしれません。

逆に、きちんと掃除されていたり、しっかりお手入れされた花壇なんかがあるアパートは、学生の快適な暮らしを叶えてくれる、管理の行き届いた物件であると考えることができるでしょう。

これらの点をチェックするためにも、学生がアパートを内見する際には、部屋そのものだけでなく、アパートの建物もじっくりチェックしてみてください。

部屋以外にも見るべきポイントが!


実は内見の際にチェックすべきなのは、部屋だけではないのです。

では何を見れば良いのかというと、それは「周辺環境」になります。

「駅から自宅まで暗くて人通りがない道はないか」というのは、特に女性の学生がアパートで一人暮らしをする際には、必ずチェックしておくべきポイントです。

いくらセキュリティーに配慮して部屋探しをしても、暗くて静かな危険な道を毎日歩かなければならないのは、不安でいっぱいですよね。

女性の学生が安心してアパートで暮らせるように、大学や駅、あるいはアルバイト先からの道順に、危険な箇所が無いのかも、内見の際に、確認してみましょう。

それから、周囲に騒音やニオイの原因になる建物がないかどうかも見ておきたいポイントです。

学生の場合、マンションに比べると家賃にお得感のあるアパートを選ぶことが多いですが、アパートはその多くが木造建築となっています。

そのため、防音性など劣る部分があり、どうしても外からの音やニオイといったものが気になりやすいのです。

近くに工場や飲食店がある場合は、騒音が気になって快適な一人暮らしができなくなる恐れもありますので、そういった場所がないかどうかも内見時にチェックしておきましょう。

さらにもう1つ、大切なのが「生活に便利な施設が近くにあるかどうか」という点です。

例えばコンビニ、ドラッグストア、スーパー、ファーストフード店などは、近所にあると大変便利ですね。

学生の一人暮らしでは、ご飯を食べたり、お風呂に入ったりと、食糧や日用品は必ず必要になってきますので、アパートの近くでこれらを手に入れられるに越したことはありません。

また、学生の場合は交通手段も自転車や徒歩に頼ることが多いので、アパートの近くにこういった施設が無いと、遠方から重い荷物を買い物してこなければならないことになり、大変不便です。

そういった意味でも、学生がアパート探しをする際には、近くで日常的な買い物ができるかどうかは、事前にしっかり確認しておくべきポイントと言えるでしょう。

内見でしか分からないこともイッパイ!

このように、学生がアパート探しをする際には、実際に見てみないと分からない部分がたくさんあります。

写真や文字で記載された情報だけに頼ったアパート探しをしてしまうと、せっかくの学生生活が、大変暮らしにくいものになってしまうかもしれません。

持ち物の準備を整え、曜日や時間帯も考えながら複数のアパートを、学生なら特に保護者や先輩を同行して内見し、失敗のない部屋探しを叶えましょう!

学生にとって、アパートの契約は決して安いものではありません。

せっかく見つけた物件が、いざ住んでみると気に入らず、「すぐに引越ししなければならない」という事態になるのは大変もったいないことです。

そんな事態になるのを防ぐためにも、内見はとにかく「徹底的に」行うことが大切なのです。

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