初めての一人暮らしに掛かる費用はどんなのものが有って、どんな生活費が掛かるの?部屋を借りてしまってからでは遅い、その疑問にお答えします!
お金は大事!!一人暮らしに掛る家賃や生活費を知ろう!
どれくらいの生活費がかかる?
一人暮らしを経験したことがある方は大体把握していることと思いますが、一人暮らしをしたことの無い方は、毎月どのような出費が有り、どの程度手元に残るのか不安に思いますよね。
いざ生活をし始めたら手元に残るお金が無くて、急な出費に対応が出来なかったり、貯蓄も出来ないということが無いように、事前に計画を立てる必要があります。
急な出費については、いつ何時訪れるかわからないものですが、一社会人としては、そういったことにも困らず対応したいですよね。
余裕が無いと毎月不安が付いてまわるようになります。大事なのは余裕です。
余裕を生むためにはどうしたら良いのか、というアドバイスも含め、ご紹介していきます。
毎月の収入を振り返りましょう
生活の根幹を担うのは、毎月のお給料です。
職種により毎月バラつきがある方については、一番低い時の月収で計画を立てるのがおすすめです。
低い時の月収で計画を立てた方が高い時に大きな余裕が生まれます。
初めて社会に出る方についても、最低の給料をしっかりと把握しておきましょう。
固定出費
㈰家賃
毎月の大きな固定した出費の一つとして、家賃が挙げられます。
立地や間取り、築年数によって様々ですが、古いアパートであっても駅まで徒歩5分、などの好立地の物件については家賃が高く設定している所が多いです。
建物が新しく、設備が整っている物件が良い!という方は、立地が少々不便な所の方が安く済むので、立地を多少犠牲にするのも手ですし、毎日の生活が便利な方が良い!という方は、多少古い物件であっても目をつむる、など、毎月の家賃を少しでも抑える方法を考えましょう。
家賃が3,000円違っただけでも年間36,000円の差が開いてきます。2年を1契約としている所が多いですが、2年ですと72,000円の開きが出ます。大きい金額ですね。
毎月の生活という目先の事項も大事ですが、1年後2年後のことを考えることも、重要なことと言えます。
㈪生活費 〜ライフライン費用〜
一口に生活費と言っても、項目は多岐にわたります。
1.電気代金
ご存知のように、使用した電気量によって差が出ます。毎月、検針表が届いて次の支払いの際はどの程度掛かるのかわかるようになっています。
ライフライン費用の中で、電気代金は季節によってバラつきます。
一般的に夏と冬が一番多いと言われていますが、大きな理由としてはエアコンの使用が挙げられます。
我慢出来る程度の温度に調整し、使い過ぎに気を付け、タイマー機能の活用や、扇風機の併用など、出費を抑えるための工夫をしてみましょう。
電化製品の使い方にもよりますが、おおよその金額として、春と秋であれば3,500円程度、夏と冬であれば6,000円程度と見込んでおきましょう。
2.ガス代金
昨今ではオール電化のアパートなども多く普及してきましたが、未だガスを使用しているアパートが大半です。
一口にガス代といっても、プロパンガス(LPG)と都市ガスでは大きな差があります。
熱量の違いが理由なのですが、一般的にプロパンガスの方が高く、都市ガスは安いです。
また、プロパンガスについては供給している会社によって料金が大きく変わります。
こればかりはそのアパートによって違うので、毎月生活していく上で把握していく他ありませんが、プロパンガスについては5,000円程度、都市ガスについては4,000円程度と見込んでおきましょう。
尚、冬場については給湯の温度を上げる可能性もありますのでプラス1,500円程度は見込んでおきましょう。
3.上・下水使用料
一般的に水道料というと、この料金を指しますが、実は下水の使用料も含まれています。
年間通してあまり変動はありませんが、夏場、シャワーの使用回数が増えたりすると、多少増える可能性があります。
また、浴槽にお湯を溜めて使用する方とそうでない方とでも差が出ます。
多く見積もって4,000円程度としておきましょう。
上記3項目のライフライン関係についてはその自治体や供給会社によって金額に差がありますから、上記プラス1,000円程度は見ておいた方が安心です。
㈫生活費 〜携帯代金〜
携帯電話は今や一人一台の時代です。今まで使用してきたと思いますから、親に支払って戴いていた方は、親にどの程度支払ってもらっているのか、確認をしましょう。
また、今の契約プランで本当に良いのか、もっと安く済む方法はないのか、など、今一度契約内容を振り返ってみるのも良いでしょう。
㈬生活費 〜保険代〜
生命保険等の費用です。
加入している方が大半かと思いますが、何かの病気や事故で入院することになった場合の補償のため、加入していない方は加入をおすすめします。
現在加入している方は、上記携帯代金と同じく、余計な内容が入っていないかなどを、今一度契約の内容をチェックしてみると良いでしょう。
㈭生活費 〜インターネット費用〜
引っ越し先でインターネットを使用する場合など、プロバイダーと契約をするわけですが、その費用が毎月発生します。
契約するプロバイダーや内容によって様々ですが、必要最低限を心掛けて契約を行うようにしましょう。契約後の追加なども出来るわけですからね。
㈮生活費 〜交通費〜
毎日の出勤でどの程度の交通費が掛かるのかを把握する必要があります。
毎日歩きや自転車などで通勤する方については出費はありませんが、電車や車を使用しての出勤の方は計算しておく必要があります。
㈯生活費 〜車両維持費〜
車を所有している方は、そうでない方よりも多大な維持費が掛かります。
毎年、排気量による税金が発生しますし、2年に一度に車検があります。また、北の地域であればスタットレスタイヤとノーマルタイヤの交換も必要です。
もちろん、給油費用やオイル交換費用、その他メンテナンス費用も発生します。
給油費用以外は時期により発生するものですから、支出を合算し、年間通して毎月どの程度貯蓄していけば良いのかを計算しておきましょう。
㉀生活費 〜食費〜
食費については、外食が多い方なのか、自炊をする方なのかによって大きな差があります。
大手外食チェーンやお弁当など、外食であっても安く提供している所もありますが、毎食外食ですと栄養が偏ったり、肥満の原因になりますので、極力自炊を行うことをおすすめします。
工夫次第によって大きく軽減できる出費になりますが、最初は多く見積もって20,000〜30,000円程度を見込んでおきましょう。
㈷生活費 〜交際費〜
男女問わず、人の中で暮らしていく以上、この交際費は付いて回ります。
毎月かなり変動はありますが、忘年会や歓送迎会シーズンですと出費の額も多くなりがちです。
また、お付き合いしている異性が居る場合でも、この費用は多く見積もっておく必要があります。
その他費用
㈰嗜好品
たばこやお酒を毎日嗜む方は、この費用も支出に入れておきましょう。
どちらも安いものではありませんし、体に良いものではありませんから、健康状態と毎月の生活を圧迫しない程度に留めておきましょう。
㈪衣類関係
衣類関係はシーズンによって購入していくことが多いと思います。特に女性は多く見積もっておいた方が良いでしょう。
毎月この程度は衣類に掛ける、というのを決めておいて、季節ごとに購入していくのが良いと思います。
㈫美容関係
女性が特に必要な物です。
一口に美容といっても様々なものがあり、また、個人差がありますから、この費用についても毎月どの程度まで、と決めておくことが良いと思います。
㈬住民税
勤務先の給料から天引きされている方も多いと思いますが、そうでない方は注意が必要です。
毎年必ず納税する必要がありますが、大体が納期は4期に分かれています。
必ず通知がきますので、計画の中に入れておきましょう。
大事なのは貯蓄!
上記に列記した項目を踏まえ、貯蓄出来るような計画を組むことが肝心です。
急に病気になり入院することになるかもしれませんし、友人の結婚式や親族の訃報など、予期せぬことが沢山あります。
そういったことに対応できるよう、一番大きな出費である家賃については、計画を立てた上で部屋を決定するようにしましょう。
いかがだったでしょうか?毎月我慢を重ねるような生活が必要なわけではなく、許容できる所、そうでない所を明確にして、貯蓄が出来るような余裕を持った新生活を送りましょう!
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