受験生は、大学生活が始まる日に向けて、部屋探しをしていきたいところですが、一体いつから始めれば良いのか悩んでしまいますよね。そこで、そんな受験生の部屋探しを、いつから、どんなスケジュールで進めていけば良いのか、気になるポイントを紹介していきます。
受験生の部屋探しはいつから?進路決定に合わせたスケジュール
受験生の悩みの種「部屋探し」
受験生にとって、まず第一のお悩みとなるのが「どの大学に行くか」「無事に進学できるか」といった問題ですよね。
ですが、もし大学に無事に合格できたとして、その後にはじまる一人暮らしの生活に不安を抱えてしまう方も少なくないのではないでしょうか?
どこの大学に進学することになるのか、どの地域で暮らすのかもはっきりとはしない状態で、部屋探しはいつから行うのが正解なのか、悩んでしまいますね。
そこで、そんな受験生の部屋探しはいつから、どんな流れで行うべきなのか、知っておくことで気持ちを楽にしてしまいましょう!
受験生の部屋探しスタートはいつ?
まず、受験生の部屋探しスタートはいつからなのか、という問題ですね。
この部屋探しがいつからか、という点については、「部屋なんか、すぐに契約できるところもあるのだから、進学先などがはっきり決まってからで十分」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
部屋探しはいつからのスタートが理想的なのか、考え方は人それぞれです。
ですが、より良い環境で大学生の一人暮らしをスタートさせたいのなら、やっぱり受験生のうちに、できるだけ余裕を持って部屋探しをスタートさせることが好ましいと言えます。
では、具体的には受験生の部屋探しはいつからが最適かと言うと、これについてはおすすめなのは、10月ごろからスタートする方法です。
とは言っても、10月ごろの時点ですでに進学先が決まっているという方は少なく、まだまだ右も左も分からない宙ぶらりんな状態という方が大半でしょう。
この時期から始めるべきなのは、本格的な部屋探しではなく、「情報収集」です。
いつから部屋探しのための情報収集を始めるかで、いざ進学先が決まった時に、いかに良い物件を見極められるかどうかが変わってきます。
部屋探しはいつから何をする?
10月ごろ、というかなり早い時期から部屋探しをするとなると、いつから、どんなスケジュールで進めていくのかが疑問になってきますね。
・10月〜11月ごろ・・・部屋探しの基本や住みたい地域についての情報収集
・12月ごろ・・・条件を絞っていく
・1月ごろ・・・不動産会社に相談・物件を見に行く
・2〜3月ごろ・・・申し込み・契約
だいたい、このようなスケジュールで部屋探しを進めればスムーズです。
部屋探しがいつからなのかと考える際、ただ物件の情報だけを見て部屋を決め、契約するというだけなら、1月ごろからで十分なのではないかと考える方が少なくありません。
確かに、こだわり条件などもなく、ただ住める場所があれば良いという考え方なら、そういったスケジュールでも問題ないのかもしれません。
ですが、大学生として一人暮らしデビューする際に行う部屋探しは、多くの場合、「初めての部屋探し」ではないでしょうか?
そのため、部屋探しでこだわるべきポイントはどんなところなのか、注意すべきことはあるのか、といった基本的なことを一切知らないままに、表面上の情報だけで適当に決めてしまう状態になってしまう恐れもありますね。
また、進学先が決まったとして、その大学に通いやすい地域はどこなのか、治安はどうなのかといった点についても、事前に余裕を持って、しっかり下調べしておきたいところです。
これらの点を考慮すると、部屋探しをいつからスタートさせるべきかという答えは、「10月を過ぎたころに、できるだけ早く」ということになるのです。
10月ごろになれば、そろそろ目標とする大学をいくつかに絞っている方が大半でしょう。
第一志望、第二志望の大学周辺の物件情報について、早めに情報収集を始めてみましょう!
大学が決まってからは?
受験が差し迫っている時期には、部屋探しどころではないという方もいらっしゃいます。
部屋探しのための情報収集すら、始められる状態にないという方もいるでしょう。
そのような場合、部屋探しをいつからスタートさせるかと言えば、やはり無事に進学先の大学が決定してからということになりますね。
大学の進学先が決定するのは、どの大学、学部を選ぶかにもよりますが、実は多くが2月〜3月です。
この時期は不動産会社が多忙な時期で、競争率も高いため、良い部屋を申し込むためには、それなりに努力や工夫が必要になるかもしれません。
しかもギリギリの部屋探しになるので、少々、あわただしいですね。
第一志望の大学が2月〜3月にしか、合格したかどうか分からないのであれば、部屋探しはやはり、まだ余裕のある10月ごろから、ある程度下調べをしておくべきと言えるでしょう。
それから、大学進学決定が多いもう1つの時期が、11月〜12月ごろです。
この時期に第一志望の大学の合格・不合格が分かる場合の部屋探しはいつからが良いのかという点については、「合格が分かり、落ち着いてから」と考えることもできます。
12月ごろなら、まだ不動産会社もそこまで繁忙期には入っていませんので、他の受験生よりも一足先に、具体的な物件情報を集めて、部屋探しを進めていきましょう。
部屋探しはお早めに!
受験生の部屋探しがいつから始めるべきなのか、これは受験勉強の進み具合や、合格発表の時期によっても変わってきます。
ですが、1つ言えるのは、できるだけ早く、「住みたい場所」や「候補の物件」などを決めておくべきということです。
進学先が決定したら、すぐに申込みをして、契約ができる状態にしておくのが理想的ですね。
部屋探しはいつからが最適なのか、という点について考慮する際には、部屋探しだけでなく、「いつから住み始めたいのか」「引越しはいつか」といったことも考えなければなりません。
特に多くの方が新生活を始める3月〜4月にかけては、引越し業者の繁忙期もピークになります。
早めに住みたい物件を決めておかないと、引越し業者にお願いするのが難しくなる可能性もあるのです。
また、部屋探しをする際に「いつから住み始めたいのか」という点を無視すると、家賃の発生する時期が予定外になってしまったり、住み始めたい時期に引越しすら済んでいない状態になる恐れもあります。
部屋探しでは、「いつから住み始めたいか」という目標を定め、そこから逆算してスケジュールを立てることも忘れないでください。
余裕を持てばお得な部屋探しができるかも!
部屋探しをいつから始めるか、という問題は、実は新生活を始めるためのコストにも大きく関わってきます。
ギリギリになって、繁忙期のピークに行う部屋探しでは、値引き交渉がスムーズにいかない可能性もありますし、お得感のある良い条件が揃った物件が残っていない恐れもあります。
早めの時期から部屋探しを始めておけば、不動産会社にも余裕があるため、値引き交渉などの相談にも応じてくれやすくなりますし、まだ選択肢も豊富なので、条件の良い物件を契約しやすくなるのです。
部屋探しをいつから始めるか、バタバタしてしまう受験生の時期には、そんなことを考える余裕もないかもしれません。
ですが、後悔のない素敵な一人暮らしをスタートさせるためにも、お財布事情に合った部屋を見つけるためにも、やっぱり部屋探しをいつから始めるかは、重大な問題です。
両親など身近な人にも協力してもらいながら、できるだけ余裕がある時期から、部屋探しをスタートさせていきましょう。
受験生の部屋探し事情
受験生は、進路について深く悩んだり、志望校を検討したり、受験に向けての勉強を始めたりと、とにかくバタバタと忙しいものですよね。
部屋探しがいつからか、なんて、そんなことを考えるのは、つい後回しになってしまいがちです。
ですが、部屋探しをいつからすべきかということを無視して、受験ばかりにまっしぐらになっていると、いざ合格したとしても、それから新生活を始めるまでの期間が、バタバタと怒涛の日々になってしまいます。
受験生にとっての部屋探し事情は、なかなか切実な問題です。
ただ、忘れてはならないのは、大学合格はゴールではなく、「スタート」であるということです。
これから始まる新生活が、より素敵なものになるように、部屋探しをいつから始めるべきか真剣に考え、余裕を持って行動しましょう。
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