大学生が一人暮らしをするということはメリットもあればデメリットもあること。大学生になったら一人暮らしをするか検討している人は、一人暮らしのメリットとデメリットを理解しておきましょう。
大学生が一人暮らしをするのにはこんなメリット・デメリットがある!
「大学生の一人暮らしのメリットとデメリットを知っておこう!」
単純に一人暮らしに憧れを抱いている人も、「一人暮らしはちょっと…」と不安に思っている人も、大学生の一人暮らしのメリットやデメリットは知っておくべきです。
一人暮らしをするってこういうことなんだ!と理解することができてから、一人暮らしをするか決断しましょう。
ここでは大学生の一人暮らしのメリットとデメリットを紹介したいと思います。
一人暮らしをするかどうか悩んでいる学生さんや、一人暮らしをさせるか考えている親御さんもぜひ参考にしてみてくださいね。
「一人暮らしのメリット″通学が楽になる″」
大学生が一人暮らしをする一番のメリットといったら、もちろん「通学が楽になる」ことだと思います。
基本的には大学生で一人暮らしを検討する人の多くは、実家から大学に通うのに時間がかかってしまうケースがほとんどですよね。
通えないことはないとはいえ、大学に通うために毎日長時間電車に乗らなくてはならなかったり、通学に手間も時間もかかってしまうのは大変なことです。
一人暮らしをすることになれば、当然大学に通いやすい距離で部屋を借りることになるので、通学をするのに時間も手間も必要がなくなります。
大学生が一人暮らしをする一番のメリットは、やはりこの通学が楽になるという点ですよね。
たしかに通学や通勤に何時間もかけて頑張っている人もたくさんいますが、通学に時間をかけなくて済むようになれば、その分交通費も浮きますし、通学に充てる時間も自由に使えるようになります。
何よりも通勤や通学のようなほぼ毎日行わなければならないことは、大変だと感じると長く続かない恐れがあるんですね。
時間をかけて通学することは可能でも、通学が苦痛で大学に通うのが嫌になってしまったら元も子もないわけです。
その点大学生で一人暮らしをするとなれば、通学に負担もなくなるので、通学方法で大学に通うのが嫌になってしまうことはないでしょう。
親御さんにとっては、通学に時間をかければ実家からも通うことができる!という気持ちは強いかもしれませんが、通学というのは行きだけでなく帰りもあるわけです。
疲れて帰宅するのにも時間がかかるような大学生活は、本人にとってはかなり困難なこと。
そういった負担を軽減できることを考えれば、お金をかけてでも一人暮らしをした方が本人にとっても楽しい大学生活が送りやすくなるということですね。
「一人暮らしのメリット″自立した生活を学ぶ機会になる″」
大学生が一人暮らしをすることに不安を感じるのは当然のことだと思います。
親御さんにとっても、子供が一人で生活をしていくなんて大丈夫なのか?という心配があるでしょうし、一人暮らしをする本人にとっても、今まで親に頼りながら生活をしていたのに急に一人で生活をしていくことができるのか?という心配はもちろんあります。
しかしそうやって親元を離れることで、自立した生活を学ぶ機会が作れるのは、大学生が一人暮らしをする大きなメリットになるのです。
たしかにまだ不安を感じる年齢ではあるかもしれませんが、大学生で一人暮らしをするケースは珍しくなく、たくさんの人が立派に一人暮らしをしながら大学生活を送っています。
親元にいれば親御さんにとっても安心でしょうし、本人にとっても楽であることは間違いありませんが、自立した生活を学べるのは先延ばしになってしまうわけですね。
早くから自立した生活に慣れておけば、社会人になってからも安心して一人で生活をすることができますし、社会人としての自覚も付くようになるでしょう。
実家にいると何もしない!なんて子供の場合はとくに、大学生から一人暮らしをするというのは良い機会を作ることになるかもしれませんね。
「このまま立派に社会人になれるのだろうか?」なんて心配をしている親御さんにとっても、大学という機会で自立させるキッカケを作れるのはメリットになることでしょう。
最初のうちは何かと親御さんのフォローも必要になるかもしれませんが、それでも段々と自立した生活が送れるようになるはず。
近くで見守る魅力もありますが、遠くから成長を見守るというのも良いことです。
本人にとっても親元を離れて生活力を身に付けるためには、一人暮らしを始めるのは魅力的なことなんですね。
「一人暮らしのメリット″自由が手に入る″」
大学生が一人暮らしをするメリットといえば、本人にとってはやはり自由が手に入るというのが大きいと思います。
しかし親御さんにとってはメリットではなくデメリットのように感じてしまう部分でもあるかもしれませんね。
一人暮らしをするとなれば、親の干渉から離れ自由に一人で生活ができるということです。
大学生ともなれば親に対しては「もう子供じゃないんだから放っておいて欲しい」と思う年頃でもありますし、自由が欲しいと思うのも普通のこと。
親に最も干渉されたくない頃であることは間違いありません。
もちろん親御さんにとっても、もう大学生なんだからあまり干渉したくないという気持ちはあるでしょうが、一緒に生活をしていればどうしても干渉してしまうもの。
余計なことを言ってしまったり、必要以上に心配をしてしまったり、それが親子にとってお互いのストレスになる可能性も高いです。
しかし大学生になって一人暮らしをすることができれば、親御さんは子供を信じて遠くから見守ることしかできませんし、子供にとっても親の目がない以上自分で何とか生活をするしかないという意識に変わります。
干渉しない、干渉されない自由というのは、不安もあるかもしれませんが、それ以上にお互いに親離れ子離れをする良い機会にもなるということ。
もちろん一人暮らしをする本人にとっては、自由に好きなように生活ができる一人暮らしというのは実家暮らし以上に魅力を感じることでしょう。
自由を手に入れて楽しいと感じることもたくさんあるでしょうし、そういった楽しみもあるからこそ一人暮らしを頑張ろうという気持ちにもなれるわけです。
親子で約束事やルールのようなものをしっかりと作っておけば、一人暮らしをすることで自由を与えたとしても、それが問題になるケースというのもほとんどないはずです。
「一人暮らしのデメリット″生活リズムが乱れやすい″」
大学生が一人暮らしをすることには、当然メリットもあればデメリットもあります。
まずデメリットとして挙げることができるのが、一人暮らしをすることで生活リズムが乱れやすくなるということですね。
一人暮らしをするということは、自分で寝る時間も起きる時間も食事時間も、全て自分1人で管理をしなければならないということ。
日頃から自分1人で整った生活リズムで過ごすことができる人ならば問題ないでしょうが、ほとんどの場合が親元にいたからこそ規則正しい生活ができていたケースが多いです。
起きる時間や寝る時間を親が管理してくれていたり、食事時間になれば当たり前に家族で食事をする、そんな生活ができていたのも実家暮らしをしていたからなんですね。
しかしながら一人暮らしを始めてしまえば、そういった管理をしてくれる人は当然いなくなります。
朝遅くまで寝ていても起こしてくれる人もいなければ、夜遅くまで起きていても文句を言う人はいない。
食事だって自分で食べたいときに食べれば良いわけですから、当然生活リズムも乱れてしまうわけです。
一人暮らしを始めたら生活リズムがめちゃくちゃになってしまった!なんて人も実際に少なくないんですね。
大学生が一人暮らしをするというのは、こういったデメリットもどうしてもあるということ。
ただし乱れた生活をそのままにするのも、正すことができるのも本人次第。
最初は乱れがちな生活リズムも、一人暮らしが落ち着いてくると生活リズムも落ち着くというケースもあります。
「一人暮らしのデメリット″お金がかかってしまう″」
大学生が一人暮らしをする最大のデメリットといったら、やはり一人暮らしをするのにお金がかかってしまうことだと思います。
実家暮らしをしているのに比べても、金銭面ではかなり負担になることは言うまでもありません。
親御さんが仕送りをするケースを考えても、自分の生活にプラスして子供の生活のお金まで負担しなければならないわけですから、家計的には厳しくなるというのも当然のこと。
もちろん本人がアルバイトをしながら一人暮らしをするというケースもあると思いますが、この場合も本人にとっては実家暮らしと比べてかなりの負担になることは間違いないです。
尚且つ大学に通いながらアルバイトもしなければならないわけですから、勉強にアルバイトに、更には自分の生活の心配もしなから暮らしていかなければならないのは簡単なことではありません。
大学生活を満喫したいと思っている人にとっては、一人暮らしをすることで生活をするのにいっぱいいっぱいで満喫どころではない!なんて人も実際にいます。
一人暮らしをするというのは、一人暮らしを始めるときの初期費用はもちろんですが、その後の生活費なども考えるとかなりのお金がかかることです。
そうやってお金をかけてでも一人暮らしをする価値があるかどうかというのは、本人も親御さんもしっかりと考えておかないと、いざ一人暮らしを始めてみて後悔することもありますよ。
なんとなく一人暮らしをしてみたい!という軽い気持ちで始めるには、金銭的負担が大きいということをしっかりと頭に入れておきましょう。
「一人暮らしのデメリット″何かあったときに自分1人で解決しなければならない″」
一人暮らしをするということは、できるだけ人に頼らずに生活をするということです。
実家暮らしであれば何かあっても問題を解決するのは自分1人ではありませんが、一人暮らしの場合は自分1人で解決しなければならないんですね。
これは大学生にとっては、一人暮らしをする大きなデメリットであり、一人暮らしをすることの不安でもあるはず。
実際に一人暮らしをしていて何か困ったことが起きたり、分からないことがあったりするのも当然のことです。
生活をしていれば何かしら予期せぬことが起こってしまったり、困り果てるようなことももちろんあるでしょう。
それほど大きなトラブルではなくても、たとえば自分が体調を崩して寝込んでしまったとしても、当たり前に看病をしてくれる相手なんて一人暮らしではいないわけです。
病院も行けないほど具合が悪かったとしても、どうにかして自分で解決するしかないわけですね。
実家暮らしであれば病院に連れていってくれる人も、薬を与えてくれる人も当たり前にいるのです。
一人暮らしをするということは、ある程度のトラブルや問題事も、自分1人で何とかしようと考える力も必要ですし、誰かの手を借りるとしても、自分でその相手を探し頼む必要があります。
今まで何かあったら親に全て頼んでいた!という人にとっては、一人暮らしをすることで困るようなことがあると辛く感じてしまうかもしれません。
これは一人暮らしをする上ではデメリットと言えますね。
とくに大学生くらいではまだ不安に感じてしまうことも多々あるはず。
一人で生活をしていくという自覚を持って、何かあったときにうろたえるようなことがないようにしなければならないのです。
「一人暮らしのデメリット″寂しいと感じることがある″」
大学生が一人暮らしをするということは、本人にとっては一番デメリットに感じるのは「寂しい」と感じてしまうことかもしれません。
本人だけでなく、これは親御さんにとっても言えることですね。
今まで実家暮らしをしていた人にとって、一人暮らしを始めて最初に思うことはやはりこの寂しいという気持ちでしょう。
部屋で一人きりで生活をするというのは、話し相手もいないわけですし、自分以外の物音が聞こえてくるわけでもありません。
賑やかな雰囲気で食事をしていた人にとっては、一人で静かに食べるご飯は味気なく感じてしまうこともありますし、夜寝るときには一人きりで不安な気持ちも芽生え寂しいという気持ちも強くなるもの。
実際に一人暮らしをしてみないと、一人暮らしが寂しいという感覚というのはやはり実感はできないもの。
一人暮らしを始める前は「大丈夫だろう」と思っていても、いざ生活をしてみると実家が恋しくなったりするものなんですね。
一人暮らしにはメリットもたくさんありますが、やはり自分1人で生活をするというのは寂しいというのは本人にとっては大きなデメリットになります。
もちろん子供が一人暮らしを始めて、静かになった家で生活をする親御さんにとってもこれは同じ気持ち。
しかしそうやってお互いに親離れ子離れができるという面もありますし、寂しいという気持ちは一人暮らしをしながら紛らわすこともできます。
大学生にとっては寂しいという気持ちを乗り越えながら生活をするのは辛いことかもしれませんが、親の有難みや実家暮らしでいたことの幸せなどを知る良い機会になるとも言えます。
「大学生の一人暮らしは良い経験になる!」
いかがでしたか?
大学生が一人暮らしをするということはメリットもデメリットもそれぞれあります。
しかしメリットやデメリットどちらを考えたとしても、それは本人にとっても親御さんにとっても良い経験になることかもしれませんよ。
一人暮らしをするかどうかは、親子でしっかりと話し合って一人暮らしに納得した上で決めたいですね。
コメント
大学生の一人暮らしって憧れるけど、親から許可がでません。
デメリットだけじゃなく、メリットを主張するために
このサイトを参考にしようと思います!
実際、希望の大学はそこしかないのに2時間もかけて通学とか
やってられないし!
なんとか許可してもらわないと。
生活リズムが乱れやすいというデメリットは健康面などを考えると問題ですね。
あと、体内時計の話もそうですが、リズムがずれてしまうと、学校へ行く意欲や勉強する気持ちもなくなる
という話を聞いたことがあり、大学生の基本である勉学がおろそかになってしまうのではないかと考えるからなんです。