ワンルームの部屋というと、一人暮らし向けの最低限の広さしかない印象がありますよね。ですが、そんなワンルームでも、家具を上手に選んで配置すれば、意外と快適な暮らしが可能です。そこで、そんな一人暮らし向けの部屋にピッタリな家具選びのコツを紹介していきます。
ワンルームを快適に♪家具の選び方のコツをチェック!
ワンルームは住み方次第!
「ワンルームは狭い」「ワンルームは寝るためだけの場所」なんてイメージを抱いている方は多いのではないでしょうか?
確かに、たった1つの部屋で生活の全てを済ませてしまうワンルームの部屋は、「暮らしを楽しむ」という印象とはかけ離れているかもしれません。
ですが、そんなワンルームでも、家具の選び方や配置の仕方にこだわれば、オシャレで快適な暮らしをすることは十分に可能なのです。
では、ワンルームの部屋にピッタリな家具とはどのようなものなのか、選び方のコツを紹介していきます。
机の選び方
生活をしていく上で、机となる家具は1つは必ず必要ですよね。
一切机の無い部屋では、様々な作業がしにくくなってしまいます。
ワンルームの部屋を広々と使いたい場合でも、机は必ず1つは用意しましょう。
おすすめなのは、「こたつ机」です。
こたつ机は冬場には、もちろん電気を入れて温まるための「こたつ」として使用できます。
1人で暮らしているなら、エアコンなどで部屋全体を温めるよりも、こたつで局所的に温めた方が効率が良いですよね。
ファンヒーターなどの暖房器を用意する必要もなくなるため、家電を減らすことで部屋のスペースを減らすこともできます。
しかも夏場には、こたつ布団を取り去れば普通の机として使うこともできます。
ワンルームの部屋には、こたつ机が1つあれば、ここで食事をするのも、ノートパソコンを開いてチェックするのも、勉強するのも、全て事足りてしまいます。
もちろん友人が訪れた際にも、こたつを囲んで過ごすことができるので便利ですね。
こたつにも様々なタイプがありますが、ワンルームに置くなら、できるだけシンプルで省スペースなものが良いでしょう。
ただし、1人用のこたつでは小さすぎて、友人が訪れた際には不便かもしれません。
円形のこたつなどは、スペースもそれほど取らず、見た目にもオシャレで可愛らしいので、おすすめです。
カーテンの選び方
ワンルームの部屋で、意外と重要な役割を果たすのが「カーテン」です。
カーテンそのものは、場所を取るわけではないので、物理的には部屋の広さを左右することはありません。
ですが、カーテンの色などの選び方1つで、部屋の広さの感じ方は大きく変わってきます。
ワンルームの部屋を広々と見せたいのであれば、圧迫感を感じにくい色合いのカーテンを選ぶことが大切です。
基本的に、色が濃いカーテンというのは圧迫感を強く感じやすいので、抑えた色合いのものを選ぶのがおすすめです。
さらに、カーペットや家具などの色合いとの調和も考えながらカーテンの色を選んでいくと、より統一感のあるオシャレな部屋にすることができます。
部屋全体を白っぽい家具でまとめて、カーテンも淡い水色などを用いれば、部屋全体が明るい印象になり、開放感が感じられるでしょう。
また、ワンルームの場合、部屋で調理をしたり食事をしたりすると、ニオイが気になるという問題もあります。
実はカーテンの中には、消臭機能が付いたものもあります。
そういったものを選べば、ワンルームならではの気になるニオイのお悩みも解決できるかもしれませんね。
ソファの選び方
ワンルームの部屋であっても、やっぱり「ソファは欲しい!」という方も少なくありません。
ソファは場所を取る家具ではありますが、快適に座ったり寝転んだり、インテリアのポイントになったりと、様々なメリットがありますよね。
そんなソファを置く場合には、ワンルームなら、ソファベッドを選ぶのがおすすめです。
ソファベッドなら、夜寝る時にはベッドとして使えるので、「ソファとベッドを両方置かなければならない」という事態を避けることができます。
また、来客時に寝てもらうスペースを確保するのにも役立ちますね。
それから、ワンルームの部屋に置くソファは、できるだけ「ローソファ」と言われるタイプがおすすめです。
部屋を広く見せたい場合、家具は高さを抑えた方が開放感が感じられます。
高さのあるソファより、ローソファの方が部屋がスッキリ見えるのですね。
こういった視覚的なポイントにもこだわりながら、ソファ選びをしてみましょう。
ラグの選び方
ワンルームでは、ラグ選びにもこだわりたいところです。
ワンルームなので、それほど大きなカーペットや絨毯は必要ありません。
リラックスするためのスペースの足元、あるいはごろ寝したいスペース全体に敷けるようなラグを選びましょう。
また、ラグの色はカーテンと統一感を持たせるのがおすすめです。
統一感のある色味で揃えることで、インテリアがオシャレになるだけでなく、ワンルームでもスッキリとした印象になります。
ベッドの選び方
ワンルームの部屋にベッドを置きたい場合、場所を取り過ぎないものを厳選する必要があります。
ワンルームだと、来客時にはどうしてもベッドが人目についてしまうので、見られても恥ずかしくないものを選んでおくことも大切ですね。
ベッドにも様々なタイプがありますが、特にワンルームの部屋におすすめなのは、ロフトベッドというタイプです。
ロフトのないワンルームでも、ロフト付きと同じ感覚で使うことができます。
このロフトベッドは、2段ベッドのような造りで、ハシゴを登って上に寝るようになっています。
下の部分にはテーブルを置いたり、ソファを置いたりすることができるので、「ベッドとソファ、どちらも置きたい!」という方や、「パソコン用のテーブルも欲しい!」という方にはピッタリですね。
収納家具の選び方
ワンルームの部屋は、収納にも限りがあるため、油断すると「物だらけのゴチャゴチャした部屋」になってしまいかねません。
そこで、そうならないために大切なのが「収納家具の設置」ですね。
クローゼットや押し入れに入る分が限られている場合、部屋に収納家具を配置して、物を収納するしかありません。
ワンルームの収納家具としておすすめなのは、カラーボックス、スチールラックなどが挙げられます。
これらは比較的、安価で手に入りますし、自分好みに設置できるのが大きなメリットですね。
ワンルームの部屋をおしゃれに見せたいなら、大きめの収納家具をインテリアのメインとして置いてみるのもおすすめです。
機能性が高く、オシャレな収納家具を1つ置いておけば、整理整頓がしやすいだけでなく、それ自体がインテリアのメインのアイテムになってくれたりするのです。
収納家具をケチってしまったばかりに、部屋がゴチャゴチャした印象になり、ワンルームの部屋をますます狭く感じてしまう・・・
そんな事態になるのを防ぐためにも、収納家具にはこだわりましょう!
テレビ台の選び方
ワンルームでの一人暮らしでも、やっぱりテレビは必須ですよね。
そして、そんなテレビを快適に楽しむために必要なのが「テレビ台」です。
「テレビ台なんて、テレビとデッキさえ置けたら良いのでは?」と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、一人暮らしをしていると、こまごまとした「物」が増えてきてしまうものです。
そして、そんな「物」を収納できるスペースがテレビ台に付いていれば、これが非常に便利なのです。
テレビ台を選ぶ際には、引出しや扉など、「ちょっとした物を収納できるスペース」が豊富なものを選びましょう!
家具選びを楽しもう!
ワンルームの部屋は、家具の選び方と配置の仕方次第で、イメージを大きく変えることができます。
つまり、ワンルームの部屋をどれだけ快適でオシャレな空間にできるかは、住む人の腕次第ということなのですね。
そう考えれば、ワンルームの部屋こそ、アレンジのやりがいがあるというものです。
家具選びを思い切り楽しみながら、ワンルームにピッタリな、ワンルームだからこそ映える家具を揃えてみましょう!
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