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部屋探しをお考えの方必見!築年数の古い物件の利点を知っておこう!

部屋探しをする際、どんな条件で探しますか?賃料や最寄り駅、部屋の広さなどが一般的!では「築年数」は?
もしかして、築浅物件一択にしてはいませんか?モッタイナイです!築年数の経った物件にも利点は存在します。

決めるなら、早いうちに

年が明けると、部屋探しを考える人が多くなります。

単身ならば大学入学や新社会人による就職、家族ならば仕事関係はもちろん、お子さんの小学校入学前や現在の住んでいる部屋が手狭になったり更新時期が近づいたりなど部屋探しの理由は様々です。

部屋探しする人が多い年明けは、家賃や初期費用(敷金礼金など)も必然的に高くなる傾向です。

どうしても予算内の家賃の物件が無い・・・と部屋探しにお困りの方、築年数の新しい物件ばかり探していませんか?

築年数が古くても、意外と魅力的な物件も多いですよ!

今回は築年数の違いによるメリットデメリット、また部屋探しに役立つ内容をご紹介していこうと思います。

築年数別の人気の割合を見てみよう

ネットで賃貸!で有名なCHINTAIが20・30代男女に行った調査結果が公表されています。

部屋探しの際、築年数にこだわらない人は30%にとどまりました。

その反面、築年数20年以内の物件に住みたい人は全体の70%でした。

半数以上の人が部屋探しの際、築年数を気にしているんですね!

さらにその70%の人の詳しい内訳も公表されています。

新築のみ11%

築5年以内17%

築10年以内29%

築20年以内14%

最も人気なのは「築年数10年以内の物件」でした。

新築が良いけど部屋探しをしているとやはり家賃が高い、しかし10年越えの物件は古すぎる…。

となると、間をとって築年数5年以上10年以内がちょうど良いという事になるようです。

築年数ごとに家賃が変わってくる!


先程、築年数が新しいと家賃が高いと述べましたが、ではどのくらいの違いがあるのか気になりませんか?

部屋探しする際に、家賃はとっても重要となりますしね!

今回は新築を基準とした場合で、同じ間取りのデータとなっています。

もちろん一般的なデータですから、基本は大家さんによりますのでご了承くださいね。

3年未満500~1,000円安くなる

5年以上1,000~3,000円安くなる

10年以上5,000~15,000円安くなる

20年以上5,000~20,000円安くなる

30年以上15,000~30,000円安くなる

やはり3年未満や5年以上ではあまり値下がりしませんね。

先程のデータの通り、築年数10年以内を希望して部屋探しをする人が多いので、わざわざ値下げしなくとも契約されるのでしょう。

その反面、人気のあまり無い築10年以上の場合は大きく値下げしなくてはならない状況となってしまいます。

部屋探しの際、築年数が古い物件のメリットは?

部屋探しの際、築年数が古いと家賃がお安くなるのが最大のメリットですが、実はそれ以外もあるんです♪

●家賃や設備の交渉が行いやすい

築年数が古い物件は築年数が新しい物件よりも人気がありません。

大家さんも長く空室にしておくより、早めに入居したいと考える場合がほとんどです。

思いきって家賃の値下げをしてみましょう。

家賃が無理でも管理費や駐車場、敷金、礼金には応じてくれるかもしれません。

それかエアコン・洗面台を新しい物に交換してもらったり、トイレを温水便座にしたり、インターフォンをカメラタイプにしてもらったり、設備を新しくしてもらうのでも良いですよ。

●部屋探しの際、物件が豊富になる

新築か築年数3年未満の部屋で無いと嫌だ!と考えたまま部屋探ししていると、かなり物件が制限されてしまいます。

さらに最寄り駅などの希望があると、もっと少なくなってしまいます。

希望もあるかと思いますが、少しばかり築年数の幅を広げて部屋探しをしていくと、意外とキレイで条件の合う部屋が見つかるかもしれません。

●築年数が古くてもリフォーム・リノベーション済みでキレイな物件がある

ほとんどの物件は退去時にリフォームします。

また10年~20年あたりの築年数が進んだ物件は外壁塗装や屋根修理、水回りの浴室や洗面台、トイレなどの交換を行う大家さんも多くなり、部屋が格段にキレイになり、設備も新しくなっている可能性もあります。

そうなると新築物件と比べても安くで住めて、かなりお得です。

こういったリフォーム・リノベーションされた物件も築年数ごとに分類されるので、築年数の新しい物件の条件としていると見つける事が難しくなります。

●家賃が安いのに駅などが近い物件が多い

築年数が古いということは、それだけ昔から建築された事になります。

便利が良い駅の近くなどから建設されていく事が多いので、通学や通勤の際の距離も短い時間で済みオススメです。

もし駅から遠い築年数の新しい物件に住んだ場合、家賃も高く、最寄り駅までの距離が長いので、意外と不便に感じるかもしれませんね。

部屋探しの際、築年数が古い物件のデメリット


もちろん気をつけるべきポイントもあります。

メリットばかり見ていては、部屋探しを失敗してしまいます。

しっかりとデメリットも抑えておきましょう!

また各デメリットの対処法をご参考にしてもらえたらと思います。

●耐震性が気になる

日本は地震が多い国です。

大きな震災も度々起こり、部屋探しの際に耐震性を重視したいという人も多いです。

耐震性がどうしても気になるのでしたら、木造や軽量鉄骨を避け、鉄筋コンクリートにするだけでも違ってくるでしょう。

ですが、基本的に1981年以降の物件はそこまで心配しなくても大丈夫です。

なぜなら1981年に耐震基準の大きな見直しがあり、クリアされているなら新築物件と耐震性に大きな違いがないからです。

●住人に怪しい人が住んでいる可能性もある

これは高級マンションでもあることかもしれませんが、やはり築年数が古いと家賃が安い場合が多く、マナーの悪い人が住んでいるなんて事も十分考えられます。

また外国人の住人が多い例もあり、ゴミ出し等のマナーも問題になるかもしれません。

こういった住人が居ないか、内見時に共有部分やゴミ捨て場を確認しておくと良いですね。

●害虫等が心配される

築年数が古いとゴキブリなどの害虫がいるのでは?と心配する声が聞かれますが、新築でも出る物件もあります。

排水溝(お風呂や洗濯パンなどは要注意!)や生ゴミの処理などに日頃から気をつけるようにしましょう。

あと荷物搬入前に時間がとれそうならば、事前にバルサンなどを炊くと更に安心ですね。

部屋探し前に覚えておこう!築年数の古い物件の内見する際にチェックすべき事とは?

築年数の古い物件に住む場合、しっかりと大家さんや管理会社が管理していることがとても重要です。

築年数が経っていると、住んでいて不具合が起きてしまう可能性が大きいので、
すぐ対応してくれる方が安心ですね。

確認するためにも、部屋探しの際は必ず内見するようにしましょう。

●建物の外壁や共有施設の状況

エントランスやポストなどが汚れていたり、壊れていませんか?

管理会社がしっかりしていたら、こんなことは起きません。

共有施設に問題があると、部屋の修繕まで手が回らない可能性があります。

●室内の床のきしみ

騒音につながりやすくなります。

気になる箇所があれば、不動産会社に遠慮なく、伝えましょう。

●水回りの清潔さ

これが一番心配されます。

シンクやゴムパッキン、カビなど、注意が必要です。

また蛇口の錆びや水などが気にならないか、見ておくと良いですね。

問題があれば、交換できるのか聞いてみると安心ですね。

築年数が古いから悪いわけではない

築年数が古い=不便・汚いと思ってしまう人も多いようですが、そういった物件はほとんど無いと思って良いでしょう。

個人的な意見ですが、築年数が15年・20年以上の物件は家賃も安く大きなリフォームを入居前に行っている場合が多いので、オススメです。

実の所、私はもうすぐ20年になる物件に1年住んでいます。

設備は新しいですし、家賃も安くしてもらえ、家族全員、まだゴキブリを見ていません!

家賃はずっと払っていかなくてはなりません。家賃を抑える事ができると生活費や趣味にお金をかけられますし、貯金もできます。

部屋探しを円滑に、また実際に入居してからも無理なく楽しい一人暮らし生活を送る為にも、今回の記事で皆さんの築年数に対する悪いイメージが少しでも無くなったら良いなと思います。

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