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部屋探し☆安い賃貸には裏があるって本当!?

部屋探しで賃貸を比較する際に、最も気になるポイントと言えば、やっぱり家賃ですよね。ですが、「安かろう悪かろう」では意味がありません。では、そんな部屋探しの際、気になる安い賃貸物件には、何かしらの「裏」があるのでしょうか?注意すべきポイントを知っておきましょう。

安い賃貸ってどうなの?

部屋探しで賃貸を比較してみると、同じような物件でも、月々、支払っていく家賃には大きな差があることがあります。

ですが、いくらコストのかからない部屋探しをしていたとしても、あまりにも安い賃貸物件には「何か裏があるのでは?」と不安になってしまうものですよね。

では、本当に安い物件には、何らかの問題が隠されているものなのでしょうか?

そこで、部屋探しで失敗しないためにも、安い賃貸物件に隠された「裏」や、「安い理由」「注意点」について知っておきましょう。

安い賃貸物件の「裏」

安い賃貸物件には、「裏」が隠されていることがあります。

・長く空き室状態が続いている

部屋探しでそれなりの魅力的な状態なのに、安い賃貸物件を見つけた場合、もしかすると何らかの事情により、人気がなく、長く空き室状態が続いている物件なのかもしれません。

賃貸物件は空き室が続いてしまうと、全く利益が得られないことになってしまいますので、部屋探しの際に少しでも目に留まる安い家賃に設定したほうが、結果的に入居者が決まりやすく、大家さんも助かることもあるのです。

たまたま空き室が続いて安く売りたたかれただけなら「お買い得物件」ですが、「なぜ人気がないのか?」という事情を、事前にしっかり確かめておく必要がありますね。

・環境に問題がある

部屋探しの際に安い賃貸を見つけたら、まず多くの方がイメージする「裏」と言えば、この点でしょう。

建物自体は施設も設備も特に問題はなく、きちんとした物件なのに、激安の家賃となっている場合、物件の周辺環境、あるいはその物件自体や、部屋そのものに問題があるというケースもあります。

例えば事件や事故が起こった場所であったり、同じ物件に暴力団関係者が入っていたり・・・といったことが挙げられますね。

あるいは、周辺の治安がとても悪いということもあります。

不幸ごとが起こったことのある物件については、不動産会社に説明義務がありますが、周辺の環境までは説明不足になってしまうこともあるかもしれません。

安い物件に、これらの「裏」がないかどうか、事前にしっかり確認しておきましょう。

もちろん、部屋探しで不幸ごとがあった賃貸を見つけてしまっても、「安く住めるならそんなの、気にしない!」という方もいらっしゃるでしょう。

そのような場合には、ある意味、とてもお得に賃貸を契約できるチャンスになるかもしれませんね。

・住める期間が限られている

部屋探しの目的は人それぞれですが、多くの人は、長期間、腰を据えて住める賃貸を探しているのではないでしょうか?

ですが、安い物件情報の中には、住める期間が限られているところもあるので注意が必要です。

これは分譲マンションに多いケースで、オーナーが何らかの事情で、一時的に部屋を開ける際に、期間限定で賃貸として貸し出しているタイプになります。

分譲マンションなので設備が良く、部屋探しをしている方にとっては魅力的な条件の賃貸に格安に住める、という嬉しいメリットはありますが、期間が限られているというデメリットも忘れてはなりません。

結果的に、期間が終われば再び部屋探しをしなければならず、賃貸なら敷金や礼金など初期費用もかかりますので、高くついてしまう可能性大であることを覚えておきましょう。

・家賃以外が高額

部屋探しの際、賃貸にかかる費用で比較しなければならないのは、「家賃」だけではありません。

賃貸物件は、家賃以外にも共益費など、毎月発生する費用があります。

部屋探しで家賃だけを比較し、格安の賃貸を契約したのに、共益費が非常に高く、結局は毎月の費用も高くついてしまう恐れもあるのです。

賃貸の部屋探しをする際には、家賃だけに固執せずに、様々な視点から比較・検討していくことが大切ですね。

このように、安い賃貸物件には、部屋探しをしている本人が気づきにくい様々な「裏」が隠されていることが少なくありません。

安い物件を探している場合でも、しっかり情報収集し、慎重に比較・検討していきましょう。

一般的な「安い理由」って?


部屋探しで目に留まる安い賃貸物件には、全てに「裏」があるのかと言えば、実はそういうわけではありません。

大半は「納得できる安い理由」があるものとなっています。

・築年数が経過している

新築の物件などは家賃も高くなりがちですが、新築にこだわらずに部屋探しをするなら、それなりに築年数が経過した賃貸物件の方がお得になる可能性大です。

築年数が経過していても、住む分には十分な設備が整っていることが多く、造りもしっかりしていて安心の暮らしができることも多々あります。

・閑散期の部屋探し

不動産会社には繁忙期と閑散期があり、特に努力をしなくても部屋探しをする人が大勢訪れる繁忙期には、賃貸の家賃も高く設定されがちです。

ですが、部屋探しをする人が少ない閑散期の場合は、「契約がないよりは、安くてもあったほうが良い」ということで、安い家賃で、比較的、良い物件を契約できることもあります。

・交通の便がイマイチ

部屋探しで賃貸を探す際、多くの方が条件として重視するのは、交通の便や立地といったところですね。

できるだけ駅から近かったり、大学や職場に通いやすい立地の物件を探そうとするでしょう。

そのため、最寄駅から遠かったり、交通の便がイマイチな立地は、人気が低く、家賃も安く設定される傾向があります。

「少しくらい歩くのは苦にならない」という方なら、そういった事情により安く借りられる賃貸はお得な物件とも言えるでしょう。

・設備が充実していない

イマドキの賃貸には少ないですが、部屋探しで激安な賃貸を見つけたら、もしかすると「風呂なし」なんてこともあるかもしれません。

風呂なしは極端な例ではありますが、家賃が安い物件は、エアコンがついていなかったり、キッチンが飾り程度だったりと、設備が充実していないケースが多いと考えてください。

安い賃貸を借りたい時の注意点


部屋探しで、できるだけ家賃が安い賃貸を借りたいと考えることは、決して間違いではありません。

ですが、「安かろう悪かろう」な物件を掴まないためには、厄介な裏事情がないか、不便なポイントはないかなど、高級マンションを選ぶ時以上に慎重に検討する必要があると言えます。

部屋探しで家賃の安い賃貸を探すなら、以下の注意点をしっかり押さえておきましょう。

・「安い理由」を徹底的に追及する

・実際に物件を見に行ってみる

・慌てて決めない

・物件だけではなく周辺環境についても情報収集する

こういったことをしっかり行えば、安いわりに住み心地の良い、素敵な物件を見つけることもできます。

また、家賃が安い賃貸物件には、それぞれに様々な事情があるわけですが、大多数に部屋探しの時点で敬遠されてしまう事情があったとしても、「私は平気」というパターンもありますね。

例えば不幸ごとがあった物件でも気にならない方、駅が遠くても運動が好きだから平気という方、古くてもそれなりの暮らしができれば良いと考える方・・・

そういった考え方の方は、納得の上で契約したのであれば、安い賃貸でも「裏」「安い理由」を気にせず、お得な暮らしができる可能性が高いと言えます。

部屋探しは「安い」だけに惑わされない!

部屋探しで安い家賃を提示している賃貸物件には、様々な裏があったり、事情があったりするものです。

激安なのに新築で設備も全て優れていて、しかも広くて駅から近い物件、なんて好条件が揃い過ぎている物件は、まずないと考えてください。

安い賃貸には、安いなりの理由があるということは、部屋探しで忘れてはならない基本的なポイントです。

ただし、「安い理由」さえ分かり、納得できてしまえば、必ずしも「安い家賃=質の悪い物件」とはならないのです。

上手に探せば、家賃は破格と言える安さなのに、快適な暮らしができるお得な物件に出会える可能性も多々あります。

部屋探しの際に失敗しないためには、安い賃貸こそ、しっかり情報収集し、ご自身の目で見て、耳で聞いて、納得できるかどうかじっくり検討することを忘れないでください。

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