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女子学生会館ってどんなところ?メリット&デメリットは?

特に女性が一人暮らしを始める際には、不安も大きいものですが、そんな時に注目されているのが女子学生会館です。では、女子学生会館とは一体どんなところなのか、どんなメリット、デメリットがあるのか・・・気になる秘密に迫ってみましょう。

女子学生会館で始める一人暮らし

大学に合格し、一人暮らしを始めるとなった時、特に女性は「防犯上の問題」など、いろいろな不安が出てきてしまいますよね。

アパートやマンションで、いきなり、完全な一人暮らしを始めるのはハードルが高いと感じてしまう方も多いのではないでしょうか?

そこで、そんな不安を解消するのに役立ってくれるのが、女子学生会館と言われる施設です。

女子学生会館というのは、簡単に言えばイマドキの女子大生用の寮ですね。

では、そんな女子学生会館、具体的にはどういった魅力があるのか、メリットやデメリットについてチェックしてみましょう。

そもそも女子学生会館って?

そもそも女子学生会館とはどういうところなのか、ということを、まず知っておきましょう。

女子学生会館とは、主に法人が運営している学生寮、学生会館の女性専用のタイプですね。

学生寮というと、「古い」「汚い」といったマイナスなイメージを抱く方も多いかもしれません。

ですが、学生会館という施設は昔ながらの寮とは少々違ったイメージで、清潔感があり、プライベートな空間もしっかり確保されていたり、コミュニティールームなどが設けられていたりと、快適で楽しい学生生活が送れる工夫がされています。

ですが、いくら快適な暮らしを実現した建物でも、男女が共同で暮らすとなると、やはり気になる部分も出てくるでしょう。

そこで、女子学生会館は「女性専用」という条件で設けられており、入居者は全員が女性の大学生となります。

そのため、男性に気を遣うこともなければ、男性の施設の使い方に不満が出ることもありません。

女性がより快適に、ストレスなく生活できる工夫がされたイマドキの学生寮が、女子学生会館、というわけですね。

女子学生会館のメリットとは?


では、そんな女子学生会館にはどんなメリットがあるのでしょうか?

実は女子学生会館には、アパートやマンションを契約しての一人暮らしにはない、様々なメリットがあります。

・一人じゃない!

一人暮らしには憧れているけれど、家に帰ると独りぼっちという状態に不安を感じる方は少なくないでしょう。

大学に進学し、全く知らない土地でのいきなりの一人暮らしとなると、なおさらです。

その点、女子学生会館は大学から帰宅すれば、一人ではなく、同じ「大学生」という立場の仲間や寮母さん、館長さんといった管理者がいます。

そのため、独りぼっちの寂しさを感じることなく、安心して一人暮らしを楽しむことができるのです。

・セキュリティー面が充実

女性が一人暮らしをするにあたり、最も気になるポイントと言えば、セキュリティー面ではないでしょうか?

女子学生会館は「女性専用」ですから、そんなセキュリティー面には徹底したこだわりを持っている施設が大半です。

寮でありながらオートロックシステムを採用していたり、寮母さんや館長さんが常時在中しており、見守ってくれていたりします。

・イベントが楽しめる

女子学生会館では、共に暮らす仲間で楽しむイベントなどを実施しているところも少なくありません。

歓送迎会があったり、バーベキューをしたりと、入館したからこそ知り合えた、生活を共にする仲間たちとの素敵なイベントを満喫できるのも大きな魅力です。

女子学生会館は入居者が女性ばかりなので、女性ならではの目線で考えた素敵なイベントを楽しめるのも嬉しいですね。

・部屋も女性向け

女子学生会館には、一人一人に個室が与えられているところが大半です。

女性向けの施設ですから、個室も女性が暮らしやすいように、家具や家電が揃えられていたり、意外とオシャレだったりするのも魅力的なポイントです。

・女性のみなのでキレイ

男性が使った後の部屋に入るとなると、「キレイに使ってくれているのだろうか?」と不安を感じてしまう方も少なくないでしょう。

その点、女子学生会館は女性しか入居しないので、個室などもキレイに使われていることが多いのです。

・食事が充実

女子学生会館は食事が付いているのもメリットの1つです。

大手の女子学生会館の場合、食事内容について栄養士が監修してくれていたり、生徒の意見を取り入れながら献立を立てたりしていて、美味しく、栄養面でも優れた食事を楽しむことができます。

女性ばかりの施設で、美容や健康に気遣った生活が楽しめるのも魅力の1つと言えるでしょう。

・情報交換の場に!

女性ばかりが集まると、始まるのが「おしゃべり」ですよね。

毎日、大学やアルバイトから帰宅したら、同じ女子学生会館に住む仲間たちでおしゃべりしながら、様々な情報交換をすることができます。

住んでいるのは女子大生という同じ立場の人ばかりなので、就職に関する情報などの有意義な情報交換から、オシャレや美容に関する女性ならではの情報まで、様々なことを知れるのもメリットですね。

大学生の先輩、後輩もいる女子学生会館なら、友人からでは得られないような情報も入ってくるかもしれません。

・お金がかからない

女子学生会館はマンションやアパートに比べるとリーズナブルな家賃で、また食事なども良心的な価格で付けられるため、あまりお金をかけずに一人暮らしをしたい方にはピッタリです。

女子学生会館のデメリットは?


メリットがたくさんある女子学生会館ですが、残念ながらデメリットと言える面もあります。

・お風呂やトイレが共同

女性として最も悩みの種となりがちなのは、お風呂やトイレについてでしょう。

女子学生会館は基本的には共同生活をする「寮」ですので、お風呂、トイレが共同で使用する部分となってしまいます。

特にトイレは、他の入居者の目が気になって、なかなか行きにくいと感じてしまう方も少なくないでしょう。

・人間関係が難しい

女子学生会館に入居しているのは、当然、女性ばかり。

女性同士というのは、人間関係が難しいものですよね。

中にはドロドロとした人間関係に悩まされ、女子学生会館での暮らしが大きなストレスになってしまう方もいるかもしれません。

・ルールが厳しい

大学生になったら、伸び伸びと好きなように暮らしたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。

ですが女子学生会館では、入居している女子大生を守るため、それなりに厳しいルールが設けられていたりします。

門限があり、夜遅くまで出歩くのが難しかったりするのもデメリットと言えるでしょう。

・友人を招きにくい

大学で知り合った友人などを招く場合、女子学生会館では様々なルールが設けられており、難しいこともあります。

「部屋でオールで鍋パーティー!」なんてことができないのは残念ですね。

・一人になりにくい

女子学生会館には一人になれる個室は用意されていますが、それでも、共同生活が基本となっているため、「完全に一人になりたい時」には少々辛いところがあるかもしれません。

例えば食事は共同のダイニングルームで食べることになっていたり、一人で部屋にこもっていても、入居者が部屋に訪れてきたり・・・

プライベートな空間があるようでないのが、女子学生会館の辛いところと言えるでしょう。

女子学生会館を選択肢に!

女子学生会館というところは、あまりお金をかけずに暮らせるうえに、快適な施設でもあります。

共同生活ならではの様々なメリットもありますので、最初から「寮なんて・・・」という偏見を持つのではなく、選択肢の1つとして検討してみるのも良いでしょう。

ただし、デメリットと言える面もあるのは事実です。

ただ「安く暮らせるから」という理由だけで選ぶのではなく、どんなメリット・デメリットがあるのかをしっかり理解したうえで、自分に合った暮らし方ができるかどうか判断するようにしましょう。

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