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学生寮をお考えのアナタ!メリットデメリットを知っておこう!

高校生や大学生になると寮に入る人もいますよね。学生寮に入ることでどんなメリットがあるのか。また、どんなデメリットがあるのか。今回は学生寮に入るか悩んでいるという人のためにメリットデメリットを紹介します。

学生寮に入る?入らない?

学生寮はその名の通り、学生専用の住まいです。

小学校や中学校の場合は、自宅から通える範囲の学区の学校に行くことが多いので学生寮とは無縁の生活だったと思いますが、高校や大学になると自分の学びたい学校を選ぶことが出来るので、自宅から通うのが難しい学校に通いたいという時に学生寮は便利ですよね。

そのため、学生寮は誰でも入れるというわけではなく、遠方から通うことが困難な人が優先されることが多いです。

「学生寮に入るくらいなら一人暮らしをした方がいいのでは?」と思う人もいるのではないでしょうか。

両親と話し合っていて学生寮に入るかどうかを決めかねているなんて人も少なくないと思います。

そんな人のために今回は、学生寮のメリットとデメリットについて紹介します。

学生寮のメリット

学生寮の最大のメリットは何かと言うと、「一人ではないこと」です。

一人暮らしをするとなると、毎日一人で生活しなければいけなくなります。

これまで実家で暮らしていた人にとっては、慣れないことだと思います。

家族と暮らしていると、好きなテレビが見られないとか、家族と話さなければいけないとか、勝手に人の部屋に入ってくるとか不満を感じることもあるので、「早く一人暮らしをしたい」と思っている人も多いですよね。

でもいざ一人になると、あれだけうっとおしかった家族がいないことに寂しさを感じてしまうものなんです。

一人暮らしをすると、誰もいないので寂しくても一人で家にいなければいけません。

一人が寂しいからといって友達の家に入り浸ってしまったり、実家にすぐに戻ってしまったら一人暮らし代が勿体無いですよね。

でも学生寮であれば、自分一人になってしまうということがほとんどありません。

学生寮には生徒だけではなく、寮を管理してくれている人や料理や身の回りの世話をしてくれる人がいるので、寂しくなることはないんです。

また、誰かが居てくれることは寂しさだけではなく生活面でもメリットになることがあります。

例えば朝起きるのが苦手という人は、同じ学生寮に住んでいる人に起こしてもらうことが出来ます。

目覚まし時計が何個あっても起きないという人は、誰かに起こしてもらえるようにすることで、学校に遅刻せずに行くことが出来ますよね。

これは、一人暮らしだと出来ないことです。

その他にも、学生寮には自分よりも上の学年の人もいますし、もちろん同級生もいるので、勉強を教えてもらうことも出来ちゃいます。

「ここの問題分からなくて…」と声をかけることで、別のクラスや学年の人とも仲良くなるかもしれません。

その他にも、学生寮では色々な決まりがあるので生活リズムが崩れにくいです。

一人暮らしをすると、自分で生活リズムを決めることが出来るので、つい夜更かししたり夜遊びしたりとリズムが崩れてしまいがちですが、学生寮であれば門限があったり、朝食や夕食の時間が決められているので、健康的で周りの人と同じように生活出来ます。

これは、学生にとってはもちろんのこと親御さんにとってもメリットですよね。

自分の子供が自分の目から離れてしまったら、どんな親御さんでも不安になってしまうと思います。

学生寮にいて、きちんとした生活が出来ていると分かれば、離れていても安心することが出来るのではないでしょうか。

学生寮は、学校の近くに建てられていることが多いので、例えば授業中に忘れ物をしてしまってりしても、すぐに取りに帰ることが出来ます。

だからといって忘れ物をしていいというわけではないので、気をつけて下さいね。

学生寮のデメリット


学生寮の最大のデメリットは、「自由がないこと」です。

「一人ではないこと」は、メリットでもありデメリットになってしまうこともあるんですよね。

学生寮の生徒達が皆仲良しで、関係が良好であるのならば問題はないかもしれませんが、それがずっと続くわけではありません。

毎年卒業して学生寮を出ていかなければいけなくなる人もいますし、新しく学生寮に入ってくる人もいます。

出ていった人とは仲良く出来たのに新しく入ってきた人とは相性が合わないなんてことになる可能性は十分あります。

また、いくら自分は学生寮の生徒達と仲良しでも、あの人とあの人は不仲だとか、あの人はこの人のことを嫌っているなどというように、周りの人達が不仲になってしまうかもしれません。

自分は何もしていないのにトラブルに巻き込まれてしまうこともあるので、気をつけなければいけません。

他にも、一人ではないからこそ周りの音がうるさくて勉強が出来ないなんてこともあるそうです。

家で勉強に集中したいと思っても、周りが騒がしいと集中出来ませんよね。

学生寮の場合でも、家賃や光熱費はかかることがあります。

光熱費の場合は、月額決まった分を支払うのではなく使った分を生徒達で分けて支払うこともあり、その場合は自分がいくら節約しても周りに節約意識がない人がいると多額の光熱費を支払うことになってしまうかもしれません。

学生寮の方が一人暮らしよりも安く抑えられると言われていますが、周りの人が無駄に使っていれば、一人暮らしをするよりも高くなってしまうかもしれませんよね。

そして学生寮の中には、寮生以外の人の出入りを禁止していることもあります。

異性ではなく同性でも寮生でなければ入れないという場合は、友達ですら自分の部屋に呼ぶことが出来ないんです。

他の人と一緒に住んでいるということで、お風呂やトイレも共同という学生寮は少なくありません。

一人暮らしであれば、お風呂もトイレも自分だけのものですが、学生寮ではいくら知っている人しかいないとしても自分専用のお風呂とトイレではないので気になってしまう人もいるかもしれませんね。

学生寮のデメリットは、自分だけではないからこそのデメリットが多いですね。

一人暮らしであれば自分だけが生活していくので、問題ないことでも学生寮となると他人と暮らしていくことになるので、様々な難点があります。

自由に暮らしていきたいと思っている人、人に縛られるのが嫌いという人にとっては、学生寮のルールが厳しいと思ってしまうかもしれませんね。

一人では何も出来ないという人や、不安を感じている人は、デメリットがあっても学生寮に入った方が安心出来るのではないかと思います。

どちらにするかはアナタ次第

学生寮のメリットデメリットについて紹介しました。

学生寮に入るか、一人暮らしをするか、それとも実家から通うか、それを決めるのは学校ではなく親ではなくあなた自身です。

どんなに遠くても実家から遠くの学校に通っているという人はいますし、学生だから一人暮らしは出来ないなんてことはありません。

例え家族からの支援がなくても学校に通いながら一人暮らしをしているという人もいるので、どんな方法であっても学生だから不可能なんてことはないんです。

学生寮に入るかどうかを悩んでいるという人は、一度学生寮を見学してみてはいかがでしょうか?

入る予定の学校に問い合わせてみると、学生寮を見学出来る場合があります。

想像だけでは分からないことも、実際に見てみることで分かったりしますし、見学したら「学生寮に入ってみたい」と思う気持ちが強くなるかもしれませんよね。

メリットもデメリットもあるからこそ、「学生寮には絶対に入った方がいい」とは言い切れません。

通学のこと、生活のこと、そして寮の雰囲気など様々なことをクリアにして学生寮に入るかどうかを決めていきましょう。

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