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学生会館ではどんな暮らしをするの?入居前に覚えておくべきこと

学生会館ではどんな暮らしをするの?入居前に覚えておくべきこと

大学生になり、初めて一人暮らしを始める人も多いでしょう。その際に、住まいについて、自分でアパートを借りる一般的な賃貸の利用、大学の学生寮の利用など様々な選択肢が考えられます。その中で、今回紹介するのが学生会館です。 学生 […]

大学生になり、初めて一人暮らしを始める人も多いでしょう。その際に、住まいについて、自分でアパートを借りる一般的な賃貸の利用、大学の学生寮の利用など様々な選択肢が考えられます。その中で、今回紹介するのが学生会館です。

学生会館とは、まだ耳慣れない方もいるでしょうが、企業の運営管理による学生専用の共同寄宿舎を指します。共同設備が多い点は学生寮と似ていますが、居室は1人部屋となります。

これから学生会館に住もうと考えているならば、どんな生活をするものなのか、どんなルールがあるのか気になるでしょう。本記事では、それらを解説していきます。

【学生会館での暮らし1】朝食と夕食が用意されている

自分でアパートを借りて一人暮らしをする場合、基本的に毎日の食事は自分で賄う必要があります。しかし学生会館ならば、共用の食堂があり毎日用意してもらった朝食と夕食を食べることが可能です。

また、それらの食事もしっかりと栄養を考えて作られているので、栄養バランスが偏る外食中心の生活に比べて、栄養面での心配がほとんどありません。食事内容は、寮母さん・寮父さんが作るお手製のおふくろの味というよりも、食券形式で日替わりメニューの中から好きなものを選ぶスタイルが増えてきています。

ただし、部活・サークル活動・アルバイトなどのスケジュールにより、夕食が学生会館で取れない場合は、その旨を事前に連絡することが必要です。連絡をしなければ、食費が無駄になってしまいます。また、食事付きでない学生会館もあるので、そちらを利用することも可能です。

【学生会館での暮らし2】オートロック付きで安心

次のポイントとして、学生会館のセキュリティについて触れて行きましょう。基本的に学生会館には管理人が常駐しておりますが、それでも心配な方にはオートロック付きの学生会館もあります。こちらを選択すれば、玄関にオートロックが付いているので、外部の人の侵入を防止できるので安心です。

それでも、同じ学生とはいえ、他人との共同生活となるため、学生会館内部のセキュリティも気になる方も多いでしょう。その点については、女子専用・男子専用と別れている学生会館が全体の80%以上を占めています。さらに、男女で建物が分かれていない学生会館の50%以上で、女性と男性のフロアが分かれています。そして、女性のフロアに繋がる通路へは、さらにロック付きのドアが設けられている場合もあり、万全のセキュリティ体制がとられています。

【学生会館での暮らし3】管理人が常駐していて安心

学生会館には館長や管理人が常駐しています。彼らは、入居者の世話や外部からの不審な人物の侵入を未然に防ぐだけでなく、防犯カメラの映像確認や各種防犯システムの管理もしているので、セキュリティの面で安心です。

また、賃貸アパートで一人暮らしをしている場合、体調を崩してしまったときのケアを心配する人もいるでしょう。その点、学生会館ならば体調を崩してしまったり、何かトラブルがあって相談したいことがあった場合、管理人のサポートを得ることができるのも大きなメリットです。大学生になり、初めて親元を離れて一人暮らしをする学生にとって、セキュリティ面だけでなく健康面のサポートや精神面のサポートもしてくれる管理人の存在は、とても頼りになるでしょう。

【学生会館での暮らし4】ルールが設けられている

学生会館では、基本的に他の学生との共同生活を送るので、快適な生活を維持するために、ある程度の生活上のルールが設けられています。そのルールは、門限に関するものから風呂・トイレなどの共用部分の使用に関するものまで多岐にわたります。そして、そのルールは各学生会館によって内容が異なり、例えば門限であればその有無も個々の会館によって異なります。門限の設定のあるところならば、23時前後に設定されているところが比較的多く、放課後に行うアルバイトやサークル活動の時間が制限される可能性もあります。従って、事前にそのルールの内容を確認してから入居しましょう。

また、入居後も、門限がある学生会館では必ず門限を守り、指定された食事時間を守るなど決められたルールを守りましょう。他の入居者に迷惑をかけない生活を日々していれば、特に問題はありません。女性限定の学生会館は、館内は男子禁制となり男性の入館は厳禁なので気をつけましょう。

【学生会館での暮らし5】家具が最初から付いている

自分でアパートやマンションを借りて一人暮らしをする場合、一から家具を購入する必要のあるケースがほとんどで、手間と費用がかかります。その点、学生会館では、居室に概ねベッドや机・椅子・エアコンなどの最低限の家具が設置されているのが一般的です。そのため、一人暮らしを始めるために新たに家具を購入する必要がなく、入居したその日から生活を始めることができます。また、部屋に付帯していない家具を選択して、レンタルすることのできるサービスもあり、自身の所有物を増やす必要もないので、引越しや退居の時も手間がかかりません。その他、インターネット回線も完備されていて、自分で契約する必要もありません。さらに、学生会館では共同設備の清掃を、担当の清掃員が行ってくれるので、掃除の手間いらずで生活がとても楽になります。

【学生会館での暮らし6】他の学生と交流できる

【学生会館での暮らし6】他の学生と交流できる
高校までの学生生活と違い、大学や専門学校では各学生がそれぞれ異なる授業をとっているので、思ったよりも友人が作りにくいことがあります。その点、学生会館では多くの学生が生活をしていて、同じ空間で生活をしているので自然と交流が生まれます。共同食堂での食事の際には会話を楽しむことができ、談話室など共有スペースが充実していれば、一緒に過ごすことができるので友達を作りやすくなります。

学生会館の中には、卓球台や筋トレ器具を設置しているところもあるので、こうした施設を利用すると多くの交流の機会があります。さらに、学生会館には様々な学校に通っている学生が集まるので、より広い交流関係を持つことが期待できます。そして、学生会館によっては、季節ごとに入居者と管理人でパーティーを開いたり、スポーツ大会などのイベントが催されることもあるので、人見知りの人でも友達ができる可能性が高まります。

【学生会館での暮らし7】生活費を抑えられる

これまで見てきたように多くのメリットが得られる学生会館ですが、コストの面でも学生会館は経済的です。学生会館では、食費・光熱費込みで生活できる場合が多く、家賃でまとめて支払っているので、余計な食費や光熱費を抑えることができます。賃貸マンションでの一人暮らしに比べて、家賃だけでみると学生会館は高く見えてしまうかもしれません。しかし、家賃に食費・光熱費が含まれており、食費がかさんだり電気やガスの使いすぎによる余計な費用の増加を避けることができるので、固定費・生活費を総合して考えると安く抑えられるケースが多いのです。さらに、先に紹介したように、学生会館では生活に必要な家具も備え付けてあることがほとんどなので、その購入費用を節約することもできます。ただし学生会館では、一般の賃貸物件と異なり途中解約ができなかったり、途中解約する際に違約金が発生することがほとんどなので、その点は注意が必要です。

学生会館は魅力がたくさんある!

学生会館では、他の学生との共同生活をしていくうえでの守るべきルールが設けられていて、またプライバシーという意味では一人暮らしに比べてどうしても弱くなります。

しかし、食費・光熱費込みのリーズナブルな家賃設定により生活費を抑えることもでき、管理人やオートロック設備のおかげでセキュリティ面も安心です。また、栄養をしっかり考えられた食事を朝・夕の2回食べることができるので、食生活が不規則になりがちな学生には有難いでしょう。さらに、同じ年代の学生たちと交流する機会も多数あり、仲の良い友達を作ることも可能です。

このような多くの魅力のある学生会館での生活を、大学・専門学校入学に伴う新生活を始める際には、選択肢の1つとして考えて見てはいかがでしょうか。

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