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学生の一人暮らしに1DKは贅沢?家賃の目安とメリットは?

学生が一人暮らしをするための物件探しで、「1DK」という選択肢を設ける人は少ないかもしれません。では、本当に学生の一人暮らしに、1DKの間取りは贅沢なのでしょうか?この間取りを選ぶことによるメリットも併せて紹介していきます。

1DKの間取りって!?

学生が一人暮らしをする間取りと言えば、ワンルームや1Kをイメージする方が大半で、1DKを選択肢にする方は少数派です。

そんな学生の一人暮らしには敬遠されがちな1DKというのは、具体的にはどういった間取りなのかというと、ダイニングキッチンが4.5畳〜8畳までの広さで、さらに1つ、部屋があるというスタイルですね。

1部屋で生活の全てを賄ってしまうワンルームや、キッチンと生活スペースに仕切りがあるだけの1Kに比べると、かなり広くて余裕のある暮らしができる印象があります。

ただし、広くて快適な部屋になるほど、当然高くなってしまうのが「家賃」です。

そのため、学生の一人暮らしに1DKは贅沢、と考える方が多く、選択肢から除外されてしまいやすいのですね。

では、本当に学生の一人暮らしに、1DKという間取りは適していないのでしょうか?

学生の一人暮らしならではの1DKの間取りが持つメリットも併せてチェックしてみましょう。

1DKの家賃は?

学生の一人暮らしに、1DKの物件が敬遠される最大の理由は、なんといっても家賃でしょう。

いくらでもお金をかけられるのなら、誰だって「できるだけ広くて快適な部屋」を選びたいものです。

ですが、ワンルームや1Kといった間取りの部屋に比べると、どうしても1DKの間取りの部屋は、学生の一人暮らしでは手が届きにくい、高めの家賃設定になってしまうことが多いのです。

一般的な学生の一人暮らしに用いられるワンルームや1Kの家賃は、東京都内なら5〜7万円のところが多いですが、1DKになると、プラス1〜2万円程度になると考えなければなりません。

つまり、7〜9万円程度の家賃のところが多いのですね。

1ケ月にすれば1〜2万円の差かもしれませんが、学生の一人暮らしではアルバイト代と仕送りくらいしか収入が得られないため、1DKの家賃は大きな負担になりかねません。

それに、1ケ月1〜2万円でも、1年なら12〜24万円の差になってきますので、これは大きいですよね。

このように、家賃にそれなりの差があるために、学生の一人暮らしでは1DKの間取りは選ばれにくいのです。

1DKのメリットは?


「家賃が高い」というデメリットはるものの、学生が一人暮らしをするのに、1DKの間取りを選ぶことにはそれなりのメリットもあります。

・生活にメリハリがつく

学生の一人暮らしは生活がだらしなくなりがちですが、1DKなら生活空間を分けることができるので、生活にメリハリをつけやすいというメリットがあります。

ワンルームや1Kだと、食事をする場所も、リラックスタイムを過ごす場所も、寝る場所も同じ部屋になってしまいますよね。

その点、1DKだと生活空間と寝る場所が分けられるため、健康的な生活を送りやすいのです。

・キッチンが使いやすい

学生の一人暮らしでは、できるだけ食費も節約したいところですが、そういった意味でも1DKはメリットがあります。

ワンルームの場合、キッチンはお飾り程度であるケースが大半で、1Kでもキッチンはそう広くはなく使いにくさがあるものです。

その点、1DKだとキッチンにもそれなりの広さがあり、きちんと自炊をしたいという方には適していると言えるでしょう。

調理のための家電なども置くスペースがあるので、それなりの料理をすることができます。

自炊が負担にならない部屋は、結果的に食費を抑えられるというメリットもありますね。

また、調理をする部屋と寝る部屋とが分けられるため、ニオイが気になりにくいというのも嬉しいポイントです。

調理後のニオイの中で寝るのはストレスになるという方も、1DKなら安心ですね。

・収納が多い

学生の一人暮らしでは荷物もそれなりに多くなるので、ワンルームや1Kよりも収納が多い1DKは魅力的です。

スペースが広くなる分、荷物を余裕で収納でき、部屋もより広く使うことができるのが嬉しいですね。

・友人を呼びやすい

学生の一人暮らしでは部屋に友人を招きたいという夢がある方も多いですが、そういった場合にメリットが大きいのが1DKという間取りです。

学生の一人暮らしに多いワンルームや1Kは狭くて友人を呼びにくいですが、1DKならそれなりに広さがあるため、数人の友人を呼んで鍋パーティー、なんてこともしやすいのです。

また、ダイニングキッチンとは別に1部屋、寝室として使える部屋があるため、友人が宿泊する際にも寝る場所を確保しやすいのも嬉しいポイントです。

それから、余分な一部屋があるということは、片付けが苦手な方でも、友人を招いた時だけ荷物を放り込んで生活空間をさっぱりさせられるというメリットもあります。

友人を招いてにぎやかに楽しみたい学生の一人暮らしに、1DKは大変大きなメリットがあると言えますね。

・インテリアを楽しめる

学生の一人暮らしならオシャレな部屋に住みたいと考える方も多いですが、そんな方にも1DKは人気があります。

スペースが広い分、テーブルや椅子なども設置しやすく、インテリアを充実させやすいですね。

しかも、収納が多い分、「見せたくないものは隠しておける」というのも大きな魅力となっています。

1DKにはデメリットも!


学生の一人暮らしにしては、家賃はやや高めになるものの、ワンルームや1Kにはない多くのメリットがある1DK。

ですが、同時に「デメリット」があることも知っておかなければなりません。

・光熱費がかかるかも!

1DKは広さがある分、ワンルームや1Kに比べると冷暖房などにコストがかかりやすいデメリットがあります。

できるだけお金をかけたくない学生の一人暮らしでは、1DKでの生活は工夫しないと、毎月の出費が辛くなってしまうかもしれません。

・掃除が面倒

学生の一人暮らしは身の回りのことも全て自分でしなければなりませんが、1DKだと、掃除の負担が増えてしまう恐れがあります。

ワンルームや1Kなら、たった1部屋を掃除するだけなので簡単ですが、1DKは広さがあるうえに、ダイニングキッチンと1部屋、という2つの部屋を掃除しなければならず、負担が増えます。

掃除が面倒、苦手という方には不向きかもしれません。

・部屋選びが難しい

学生の一人暮らしで1DKが敬遠されやすいのは、家賃の問題だけではありません。

1DKは、実は部屋選びが難しい間取りとも言えるのです。

なぜなら、同じ1DKでも部屋の造りは多様で、ダイニングキッチンが意外と狭かったり、部屋が狭くてテレビなどを置きにくかったりするところもあり、家具や家電の配置などをイメージしにくいからです。

しかも1DKの間取りの部屋というのは物件数自体が少ないため、なかなか見つからないというデメリットもあります。

そのため、学生の一人暮らしでは1DKよりも、簡単に見つかって生活をイメージしやすいワンルームや1Kが選ばれやすいのですね。

1DKに住みたいなら?

家賃が高めで、学生の一人暮らしにはメリットもデメリットも色々ある1DKの間取りですが、これらのメリット・デメリットを理解したうえで住みたいと考えるなら、コツがあります。

まず、1DKでも広さは様々で、狭い方が家賃が安くなる傾向があるので、自分の暮らしに必要な広さを考えたうえで、支払っていける家賃のところを選ぶこと。

それから、空調面や掃除などの面でのデメリットも知っておき、「こんなはずじゃなかった」という事態になるのを防ぐこと。

また、1DKは物件数が少ないため、大学進学時に住み始めたいなら、早めの時期から情報収集し、気に入った物件を押さえておくこと。

これらのポイントを守り、学生の一人暮らしを、より快適な1DKで楽しんでみましょう!

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