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引越しに掛る費用ってどのくらい?その疑問にお答えします!

引っ越しに掛かる費用はどのくらい用意すれば良いんだろう?部屋を探し〜契約〜引っ越しまで、知っておくと便利・お得な情報を交えつつ、費用のアレコレを紹介します。

●知っておくと計画が立てやすい!

気になるお部屋が見つかって喜んでいたものの、、、。お金が足りなくて借りれない!

と、折角の良いお部屋をみすみす逃してしまうことが無いように、引っ越しに掛かる費用をキチンと把握してからお部屋探しをしましょう。

お部屋探しから入居までの期間、どのタイミングで、どの程度の費用が掛かるか把握できれば安心ですし、貯金が心もとない方も、おのずといつ頃に部屋が借りれるのかも分かってきます。

引っ越し後にお金が無くて生活が大変、、、とならないように、計画的に引っ越ししましょう!

●お部屋探し編

実際に不動産会社に行く前に、インターネットでお部屋を探しましょう。

ほとんどの不動産賃貸のサイトは無料で見れます。

また、その地域に強い不動産会社のホームページ等も見ておきましょう。

「不動産会社に行かないと、良い物件が無いんじゃ、、、」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

不動産会社も、インターネット上に、出来れば自社の物件全てを出したいと思っています。

自分で探すのが面倒な方は、不動産会社に電話を掛けて希望の条件を伝え、物件資料などをメールで送信してもらう方法もあります。

インターネットを活用すれば、この段階で掛かる費用はほぼありません。

●お部屋内覧編

インターネットで気になる部屋が見つかったら、不動産会社へ電話をし、実際に内覧をしてみましょう。

内覧が終わり、検討をするか即決するかは状況にもよるかと思いますが、決める意思を固めたら、返答をするその前に!

その物件、礼金・敷金はありますか?あるのなら、「礼金をカットしてくれたら、この物件に決めます」と、伝えてみて下さい。

「カットしてくれたら前向きに考えます」では、不動産会社はあまり動いてくれません。

難色を示されたら、「礼金がダメなら、家賃1か月分でも良いですから」と伝えましょう。

ダメでもともとですが、これがうまくいけば、契約の際、大きな費用軽減になります。

なぜ、敷金はダメなの?と思う方も居るかもしれませんが、それは後述します。

そんなことを言っただけでサービスしてもらえるの?と不思議に思う方も居るかもしれません。

不動産会社からすれば、礼金も家賃も、大家さんへ行くお金。

自分の働きかけで大家さんにそれを認めてもらえれば、1件の契約が取れる!という心情になり、一生懸命動いてもらえるでしょう。

2か月分ともなると難しいことですので、1か月分のサービスが妥当です。

この内覧時には、出向くための移動の費用が掛かります。

●申込み手続き編

お部屋を決め、契約の条件もまとまったら、契約前の申込みの手続きです。

ここで注意したいことは、不動産会社によっては、【申込金】を要求されること。

申込金とは、この申込みを確たるものにするために《預ける》お金です。

家賃1か月分の会社もあれば2か月分の会社もありますが、要求しない会社の方が多いため、申込み手続きの前にキチンと確認しましょう。

《預ける》お金ですから、契約金に充当されますし、契約を行わないことになれば返戻されます(法で定められています)ので、安心して下さい。

この申込み手続きで掛かる費用はこの申込金になります。

申込金が無ければ、掛かる費用はほぼ、ありません。

●契約編

お引越しをする際に最も多くの出費となるのがこの契約です。

ここでは【契約金】を不動産会社に支払うことになりますが、一言で契約金と言っても、内訳は複数の項目があり、その項目ごとに役割もあります。

㈰礼金

入居に伴い、大家さんに支払うお礼金です。

「お礼のために、、、」と釈然としない気持ちもあるかと思いますが、退去時の補修で、大家さんが負担すべき金額もあるものですから、その負担に充てる意味合いもあります。

1か月分に設定している物件が多いです。

㈪敷金

大家さんに《預ける》お金です。入居中に家賃の未払いが有った際の充当や、退去後の部屋の補修費用(原状回復・敷金精算)に充当される金額になります。

※契約により充当する用途が複数になる場合があります。説明の際は注意して聞きましょう。
 
先程のお部屋を決める際にサービスしてもらう項目に敷金を入れなかったのは、このためです。

これはあなたから大家さんに《預ける》お金で、誰の収入になるわけでは無い、あなたのお金だからです。

仮にこの敷金をサービスしてもらった場合、「退去時の補修費用が敷金で足りなかった、、、」なんてことになりかねませんから、敷金は条件どおりに《預ける》ようにしましょう。

地域にもよりますが、2か月分に設定しているお部屋が多いです。

㈫前家賃

家賃は基本、前払いです。入居後も、例えば10月分は9月中に引き落としを行ったり、振り込みを行う必要があります。

例えば、契約の開始日(自由にお部屋を使い始められる日)を4月15日に、家賃は66,000円(内管理費6,000円)に設定します。

そうするとまず4月分は、66000円÷30日(その月の日数)×16日分(4/15〜30日の分)=35,200円になります。

契約日によっては5月分の家賃引き落としが間に合わない場合があるので、5月分もまとめて支払うことになれば5月分も加算になります。

その他、家賃と併せて共益費や管理費、駐車料金も同じ計算方法となります。

月の半ば程から借り始める場合は「1か月分プラス日割家賃」と考えておきましょう。

㈬仲介手数料

大家さんと自分を仲介した不動産会社へ支払う手数料です。

最大、家賃の1か月分+消費税と法で決まっています。これ以上の金額を仲介手数料として請求された場合は違法となりますので、注意しましょう。

逆にこの手数料を50%しか頂戴しませんよ、という会社もありますが、多くの不動産会社が1か月分+消費税を請求していますから、最大の金額が掛かると思っていて良いでしょう。

㈭保証会社への保証料

連帯保証人のみ付保しての契約ですと発生しない費用になりますが、現在、この保証会社への加入が入居条件となっているお部屋が多数のため、負担するべきものと思った方が良いでしょう。

保証会社も多々あり、保証料も様々ですが、多くて家賃の1か月分程度の金額になります。

㈮火災保険料

入居中の火事や水漏れ、個人賠償(他世帯への賠償)、借家人賠償(大家さんへの賠償)などの補償を総合的にカバーしてくれる保険です。

何か事故が起こった際に何も補償が無いと大変な事態になりますので、加入を必須にしているお部屋がほとんどです。

金額については保険会社により様々ですが、おおよそ20,000円程度です。

㈯鍵交換費用

前入居者が使用していた鍵を、新しく交換するための費用です。

大家さんが負担する場合や、デジタルキーのお部屋などは費用が発生しません。

多くて20,000円程度です。

㉀消毒費用

ハウスクリーニング費用とは別に、室内の消毒を行うための費用です。

行っていない不動産会社が多いですが、費用負担があった場合、おおよそ10,000円前後です。

効果について懐疑的な方は、説明を受けて、不要だと思ったら外してもらうよう交渉しても良いでしょう。

以上が契約金の内訳になります。

家賃60,000円、管理費6,000の物件だと仮定してまとめると、

【礼金1か月60,000円】+【敷金2か月120,000円】+【前家賃4月分(4月15日〜借りると仮定:管理費6,000円含む)35,200円+5月分66,000円】+【仲介手数料64,800円】+【保証料60,000円】+【火災保険料20,000円】+【鍵交換費20,000円】+【消毒費用10,000円】

合計 ≪436,000円≫となります。

かなり多めに計算を行いましたが、費用負担の項目としては、このような内容になります。

お部屋内覧編でも記述しましたが、これから1か月分サービスしてもらえれば、この契約金の費用負担が軽くなります。

●お引越し編

㈰引っ越し会社

実際に入居するまでの費用ですが、必ずと言って良い程費用が掛かるのが、引っ越し会社への支払いです。

身の回りのもの全てを買い揃える方、すべて自力で荷物を運び込む方は負担が出ませんが、通常は引っ越し会社への依頼をすることになります。

単身の方が同都道府県内に引っ越しの場合、おおよそ50,000円程度と見込んでおきましょう。

尚、引っ越し会社は見積もりを取る際、1社目より2社目の方が、1社目よりも見積もりを安く出しますので、1社目で即決することはおすすめしません。

㈪ガス会社への保証金

ガス会社へ、ガス代金の未払いなどがあった場合に充当するため保証金を預けないといけない場合があります。

おおよそ10,000円程度と見込んでおきましょう。

㈫引っ越し挨拶費用

引っ越した後、隣や上下階の方への挨拶のための費用が掛かります。

必ず行わないといけないことではありませんが、5,000円程度は見込んで良いと思います。

余談ですが、食品などより、その地域のゴミ袋など、必ず使うであろう物が喜ばれます。

引っ越しに関しての合計は≪65,000円≫程度と見込まれます。

66,000円(内管理費6,000円)のお部屋探しから引っ越しまでの費用を合計すると、≪501,000円≫になりました。

その他、家電・日用品関係を心機一転して購入する方も居ると思いますから、予算を考えて、その場合の費用も見込んでおきましょう。

いかがだったでしょうか?

支払うタイミングも考えて、計画的な引っ越しを行い、スムーズな新生活を送りましょう!

コメント

  1. アイス君 より:

    引越しが決まって最初に疑問というか、不安に思うのがどれくらいお金が掛かるのかという点です。
    ケースバイケースによって費用も変わってくるから、ネットで調べてもあんまり参考にはならないですし。
    こうやって、事前にだいたいの費用がわかっていると、それに備えてちゃんと準備ができるので良いですね。

  2. より:

    この疑問って、たぶん誰しもがすぐに考える疑問なんじゃないかな。基本的な疑問を解消してくれると、なんていうかソワソワしないでいられそう。何にどう幾らかかるのかっていうのは、中々知ることのできないことだから、こうやって教えてもらえて助かります〜。

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