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契約までの流れを知って、焦らずスムーズな契約を!

初めての部屋探し!希望の部屋が見つかった!でも、その後、具体的にどうしたら良いのだろう、、、。そんなあなたに、今から知っておきたい契約までの流れのアレコレを、知って得する豆知識を交えて、ご紹介します。

●良い部屋が見つかりましたか?次は実際に【内覧】してみましょう!

初めて部屋を探す方も、そうでない方も、ほとんどの方がインターネットで不動産情報のサイトや、不動産会社のホームページの情報を見て、物件を探すことになるかと思います。

情報を見て希望の部屋が見つかった後、次は「内覧」です。

その部屋を取り扱っている不動産会社へ電話をし、内覧の予約をしましょう。

メールでの問い合わせも良いかもしれませんが、部屋探しは早い者勝ちです。なるべく電話で行うようにした方が良いですね。

ここで気を付けたいこと。

部屋探しをしていて、1つのお部屋に対し、複数の不動産会社が広告を出していて、「なんでだろう?」と思った方、いらっしゃいませんか?

これは大家さんが複数の不動産会社に入居者募集の依頼をしているからなんですが、どこに内覧を依頼すれば良いのか、迷いますよね。

あなたが希望する部屋を複数の不動産会社が募集していた場合は、仲介手数料で決めることをおすすめします。

仲介手数料とは、契約の際に不動産会社へ支払う手数料なのですが、一般的に、仲介手数料は家賃の1か月分+消費税で、例えば家賃50,000円であれば54,000円なのですが、不動産会社によっては(例えばminiminiなど)これを半額で行っている会社もあるので、なるべくそういったサービスを行っている会社に依頼した方が、契約時の費用が安く済みます。

募集している不動産会社のホームページなどを参照してから決めて、連絡をしましょう。

●ここに決めた!次は【入居申込み】

実際に内覧をして、契約に掛かる諸費用も確認し、その部屋に決めたら、その旨をまずは不動産会社の担当へ伝えましょう。

次は【入居申込み】の手続きになります。これは部屋を借りるための【審査】を行う手続きになります。

契約手続きの前に行うもので、【入居申込書】というものを記入し、提出します。

多くの場合、不動産会社の店頭で行いますが、店頭に行けない場合は郵送でのやりとりや、メール・FAXでの対応も可能です。

【入居申込書】には2つ有り、

・大家さんの審査に対して提出するもの

・保証会社の審査に対して提出するもの

があります。

大家さんの審査に対して提出する入居申込書は、「私はこういう者なのですが、この部屋を借りたいです」という意思表示を兼ねた書面です。

賃貸借契約は、貸す人と借りる人の双方の合意で成り立っているわけですからね。

主な内容は、

㈰住所、氏名、連絡先

㈪勤務先の名称や所属課、住所、連絡先(転勤する場合は転勤先の情報になります)

㈫勤続年数、前年度の年収

㈬入居者名簿(同居者の情報を記入するところで、同居者の住所・氏名・連絡先・勤務先の情報を記入しなければいけない場合もあります)

㈭駐車場を契約する場合、駐車する車やバイクの情報(車種、ナンバーなど)

になります。

その他、緊急連絡先の記入が必要とされる場合も多いでしょう。

緊急連絡先とは、緊急に連絡が必要な事故等が発生した際、本人と連絡取れない際に連絡をする先です。

多くは3親等以内の親族の記入を求められ、その方の㈰・㈪・㈫の情報を記入する必要があります。

また、連帯保証人を立てることが条件の物件もあります。

その場合も、上記㈰・㈪・㈫の内容を記入する必要があります。

連帯保証人とは、簡単に言うと、部屋を借りた方に生じた責任を、連帯して負う方になります。(家賃の支払い責任など)

3親等以内の親族に限られますが、緊急連絡先とは違い、連帯して責任を負える方が前提となりますから、収入がある方でないといけません。

両親や、成人を迎えている兄弟にお願いしましょう。

連帯保証人を付ける場合、契約書には連帯保証人が実筆で記入をする必要がありますが、入居申込書では、どのような方が連帯保証人になるのか分かれば良い、という意味合いで、多くの場合は自身で記入することになります。

緊急連絡先にしろ、連帯保証人にしろ、予定している方には事後ではなく、予め連絡し、了解を取っておきましょう。

親しき仲にも礼儀あり、です。

次に、保証会社の審査に対して提出する申込書ですが、その前に、「保証会社とはなに?」と思う方も居るかと思います。

保証会社の役割を簡単に説明すると、家賃が滞った際、この保証会社が入居者に代わり、大家さんに家賃を立て替えて支払い、立て替えた家賃を入居者に督促する、というサービスを行っている会社です。

加入費用は借りる方が負担としている条件の物件がほとんどですから、「大家さんしか得しないのに、なぜ自分が、、、」と思う方も居るかもしれません。

しかし、考え方としては「保証会社の審査を経て、加入しているのだから、家賃については問題ありませんよ」という自身の信用を得るために加入する、と思った方が良いですね。

この保証会社への加入と審査をクリアすることを入居の条件としている不動産会社がほとんどになります。

保証会社にも色々有り、保証する内容も会社により様々ですが、大まかには、

・家賃の保証

・退去後の室内の精算の際、敷金で足りなかった金額の保証

などがあります。

各不動産会社によって取り扱っている保証会社が異なり、また加入費用も異なりますので、どういった保証を行い、どの程度の費用が掛かるのか、不動産会社の担当に確認すると良いでしょう。

保証会社へ提出する申込書に記入する事項については、上記㈰・㈪・㈫の他、緊急連絡先、もしくは連帯保証人の内容になります。

【入居申込み】について必要な書類については、

・現住所の記載がある身分証明証

・健康保険証

・前年度の収入を証明するもの(源泉徴収票など)

・新卒の方は内定を証明できるもの

・借りる方の認印(シャチハタ不可)

※場合によっては連帯保証人の分も準備が必要な場合があります。

になります。

不動産会社によっては身分証だけで結構です、という会社もありますから、必要書類については事前に確認しておきましょう。

また、この入居申込みをする際、【申込金】を要求される場合があります。

入居申込みを行った後、不動産会社は他の入居希望者を断ることになりますが、この入居申込みを書面だけではなく、金銭を預かることにより確たるものにする意味合いがある金銭です。

家賃1か月分が相場ですが、仮に契約に至らなかった場合、不動産会社は入居希望者に返金することを拒否してはならないと法で定められていますので、安心して下さい。

審査結果については早くて2〜3日、大家さんと不動産会社の都合が合わない場合、1週間前後に結果が出る場合もあります。

不安かもしれませんが、不動産会社は契約をしてくれる方が居ないと成り立たないワケですから、最善の努力をしてくれます。果報は寝て待て、です。

●入居審査OK!次はいよいよ【契約】


入居審査がとおりました、と連絡があれば、次は【契約】の手続きとなります。

通常、不動産会社の店頭で手続きを行うことが一般的です。

店頭に行ける日を担当の方と打ち合わせましょう。

また、事前に準備が必要な書類等がありますから、準備が整う日以降を設定しましょう。

必要な準備物は、

・現住所の住民票

・連帯保証人の印鑑証明書及び実印(連帯保証人を立てる場合)

・車検証の写し(駐車場を契約する場合)

・借りる方の認印(シャチハタはNG)

が一般的になりますが、借りる方の印鑑証明書と実印も要求される場合があります。

事前に確認しましょう。

連帯保証人を立てる場合、契約に同席してもらうのが一番良いのですが、予定が合わない場合などは、一旦自身が説明を受け、その後書面を連帯保証人の所へ持参し、署名・押印を貰うようにしましょう。

【契約】と一言で言っても、行う手続きは大きく分けて4つあり、署名・押印をする書面も多くあります。

簡単にまとめると、

・重要事項説明書

 →不動産会社は、この書面を借りる人に提示しつつ、内容を説明する義務があります。

  この説明を受けて、あなたが最終的に借りるかどうかの意思確認を行います。

  内容としては、借りようとしている物件がどういう物件なのか、それが主な記載事項です。(簡単に言うと物件の説明書のようなものです)

  物件の住所や号室、借りる条件(家賃等)、敷金の取り扱い、設備の設置状況、ライフラインの連絡先、大家さんの情報、この契約業務を行う不動産会社の情報などです。

  この【契約】で最も大事な内容になりますから、説明の内容を良く聞いて、何か疑問に思う事があれば、その都度聞くようにしましょう。

・賃貸借契約書

 →貸す人と借りる人の約束事を取り決めた書面です。

  契約の期間や毎月の家賃、禁止されている事項、こういうことが起こった場合はこうなります、などが記載してある書面です。

  また、大事なポイントとしては、解約(退去)をする際の事項、退去後の部屋を原状に回復するための取り決め事項などの記載がありますので、充分注意して説明を受けましょう。 

・保証会社契約書

 →保証会社へ加入するための契約書です。

  主に気を付けたい箇所は、契約をする方が支払う保証料の内容です。

  契約時に支払う金額の他、保証会社によっては1年〜2年に1回発生する更新保証料や、毎月発生していくタイプの保証料もありますから、充分注意して説明を受けて下さい。

・火災保険契約書

 →入居中、災害や火災があった場合の自分の家財に対する補償や、借家人賠償(大家さんに対しての賠償)など、入居中に考えられる事故に対しての保険です。

  いざという時の保険金を確認しておきましょう。 

・その他、鍵の引き渡し方法や、実際の引っ越しまでに必要な手続きの説明がされます。

これが問題なく済めば、最後に必要書類を引き渡し、契約金を支払い、契約終了、といった流れになります。

いかがだったでしょうか?一連の流れが把握出来ましたか?

大きくまとめると、【部屋探し】→【内覧】→【入居申込み】→【契約】の流れになります。

間近になって焦らないよう、今から一連の流れを知って、部屋探しから契約までスムーズにこなしましょう!

コメント

  1. ひらがな より:

    契約までの流れとかは正直言ってよく分からない事ばっかりなんですよ。
    一番いいのは、引越しを経験した人に直接話を聞くことだと思いますが、
    そういう人が周りに居なかったら聴けないし、、。
    でも!このページを見れば、その流れが一目瞭然で、心配なことが吹き飛ぶようです!!

  2. より:

    契約が決まったら、必要な書類が意外と多いですね。その時になってバタバタと慌てたりしなくて大丈夫なように、どういう書類が求められるのかは把握しておきたいです。情報を入手しておくことで、ゆっくり丁寧に進めていけそうな気がするから、そういう風に思いましたね。

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