アパート？マンション？

学生の一人暮らしですと、学生会館や学生専用マンション・アパートなどが人気ですね。

推薦入学が決まった学生は年内にアパート探しをしています。

3月はピークで不動産会社も引っ越し業者も早い者勝ちです。

親御さんにも支持が厚い学生会館や学生専用物件は、早めに契約されてしまいます。

3～4月入居予定のマンションやアパート探しはスピードが大事です。

多くの学生は一般賃貸アパート・マンションに入居する事になります。

そうなると勉強しながら掃除・洗濯・炊事をこなし、中にはバイトもしなくてはならない人もいますから、本当に大変です。

生活を少しでも楽にする為にも、家賃を必要最低限におさえ、他の事にお金を回す事が出来たら良いですよね♪

大学生活を快適にする為にも、マンションよりぜひアパート探しをしてみるのはいががでしょうか？

本格的にアパート探しをする前に、ぜひご参考にしてください！

アパート探しの前に確認しておきましょう！アパートとマンションの違いとは？

アパート探しをしていると疑問に思われる方も多いかと思います。

実は明確な区別の決まりはありません。

「これは一体築何年の物件だろうか・・・」という所でも、大家さんや管理会社が「マンション」と名付けても問題ありません。

かなり極端な例えですが、それぐらい自由です。

ですが一般的には、建物の構造で決めている場合がほとんどです。

アパートの場合は構造が木造か軽量鉄骨造、マンションの場合は鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートといった感じです。

賃貸物件だと鉄筋コンクリートが多く、鉄骨鉄筋コンクリートは構造が複雑で資金が多く掛かる為、そこまで多くありません。

さらにアパートは2階建てもしくは3階建ての物件が多く、エレベーターが無い物件がほとんどです。

アパート探しする前に！アパートのメリット

アパート探しをする前に知っておいてほしい2点を挙げました！

１．家賃が安い(管理費も)

先ほど触れましたが、鉄筋コンクリートよりも木造や軽量鉄骨の方が建設費がかかりません。

マンションで同じ様な間取り・立地・築年数でもアパートの方が家賃が安くで済みます。

それに管理費もエレベーターが無い分、安い場合が多いです。

２．住人を把握しやすい

マンションより部屋数が少ない為、住人を把握しやすいです。

アパートの場合、多くは2階建てです。

人の出入りがそこまで多くありません。

明らかにオカシイ人が出入りしていたら、目につきやすいです。

またゴミだしマナーなど、揉め事も少ない傾向です。

アパート探しする前に！アパートのデメリット

私事ですがデメリットを知らず、アパート探ししていました。

2点、ぜひご参考にしてください！

１．騒音問題

アパートという名称ながら構造が鉄筋コンクリートだったり、築年数が古くてもしっかり防音のリフォームしている物件も有るかもしれませんが、限られています。

それに学生が借りれる予算となると、多くのアパートは基本的に築年数が古く、木造、良くても軽量鉄骨が多くなってしまうでしょう。

また単身者物件場合は1つの建物に多くの部屋がある集合住宅タイプが多いので、下の階には歩く振動、また左右の話し声やTVの音など生活音が響いてしまう物件もあります。

事前に騒音の対策をしておきましょう。

音が出ないスリッパを履く・遅い時間は静かに過ごすように気をつける・ホームパーティーなどは時間帯を気を付ける・洗濯機は遅い時間に回さない・カーペットやクッションマットを敷く、など。

当たり前の事かもしれませんが、より気を付けなければなりません。

ですが、基本的には住人のモラルが一番です。

騒音に限っては、アパート探し極意は通用しない所もあります。

悪い印象を与えない為にも、入居者する際には必ず上下左右、挨拶をしておきましょう。

挨拶が有ると無いとでは、相手の騒音に対する受け取り方が変わってきます。

２．セキュリティ

アパートはマンションに比べて管理費が安い傾向にあります。

世帯数の多いマンションですと、多くの管理費が集まりやすく、セキュリティの為の防犯カメラやエレベーター、場合によっては管理人常駐に充てられます。

更にアパート探しが上手くいく為のワンポイント！

アパート探しをしていながら、マンションの方が物件の設備が良いのでは？と感じる事はありませんか？

例えばマンションならばオートロック、防犯カメラ、TVモニター付きインターホンが備え付けられている場合が多いです。

アパートの場合、例に挙げた設備はマンションほどの普及率はありません。

大成ユーレックのホームページにて、2015年に賃貸物件入居者へのアンケートを取っています。

その中に「一人暮らしに需要がある賃貸設備」を紹介しています。

交渉次第では取り付けてくれる可能性があるものを今回挙げてみました。

皆さんのアパート探しに役に立つかと思います。

中には恥ずかしいと思う方もいるかもしれませんが、恥を忍んで交渉してみてください。

初めての一人暮らしとなる学生のアパート探しなんですから、大家さんも多目に見てくれる！はず(笑)

大家さんや借りる時期にもよりますが、学生向けの物件だと、4年で退去するサイクルになります。

次の入居者も喜ぶような設備を交渉する事が大事です。

それに賃料の値引きより見込みがあります。

●エアコン

需要がもっとも高いのがエアコン。

その為、近年は設置済み物件も多くなっています。

特に学生にアパート探しには、「譲れない項目」になっているようです。

ついていない場合は交渉しましょう。

もし設置されていても、ついているからと安心ぜずに、必ず内見の際にエアコンの製造年を確認したりエアコンを実際につけてみて下さい。

あまりに古いエアコンだと電気代も高いですし、住んでからエアコンが故障しているのに気づいたら夏場は修理できるまで地獄です。

夏場は修理が殺到して、すぐには来てくれません。

エアコン本体が古すぎるなら交換してもらうか、無理ならばエアコンのクリーニングだけでもお願いしてみましょう。

あと注意しておかなければならないのが、大家さんによっては「エアコンは借り主が修理する」という契約をさせられている場合があります。

揉めない為にも、入居者前に確認をしておくのをオススメします。

●ガスコンロ

個人的には意外でしたが、ガスコンロも欲しい設備に入っています。

やはり節約の為にも自炊は必須。

設置していなければ、自分で購入しなくてはなりません。

あまり調理に慣れていない人も多いですから、IHだと安心ですね。

ただ火力が弱めが弱点ですが。

●シューズボックス

最近では備え付けの物件が多くなっていますが、古い物件だと設置されていない場合があります。

もしくは、「ついているのが当たり前」と思っていて、うっかりアパート探しの際に確認していなかった例もあります。

玄関は来客時に目がつきやすいので、靴が散乱しているとだらしない印象を与えてしまいます。

設置されていないならば、小さなタイプでも良いのでお願いしてみて下さい。

電化製品では無いので、そこまで高くはありませんし、頼みやすい設備です。

●TVモニターインターホン

有ると無いとでは全く違います、あると絶対便利です。

私は2回目のアパートの引っ越し時に大家さんに交渉して取り付けてもらいましたが、本当にオススメです。

特に女性の一人暮らしには大活躍してくれます。

ただ機械の購入と取り付け工賃がかかり、交渉の難易度は若干高くなるでしょう。

●浴室乾燥機

憧れの設備の浴室乾燥機！

私はTVモニターインターフォンを交渉して今回は諦めましたが、女性の一人暮らしには絶対にある方が良い設備です。

防犯上、洗濯物は部屋干しが基本です。

浴室乾燥機があれば、急な来客でも慌てませんよね。

また一人暮らしだと1Kや1Rの物件が多く、面積が狭いと洗濯物干しスペースを確保するのも大変です。

私の経験談ですが、アパート探しをしていると、なかなか浴室乾燥機付きの物件には出会えなかったです。

どうやら工事には数十万かかるそうで、かなり難易度が高いですが、希望を込めて書かせていただきました。

アパートはいいところが多い！

アパート探しの極意をご紹介しましたが、いかがでしたか？

大学生は学業優先、仕送りやバイト代も限りがあります。

読んでいただき、「アパート探してみようかな？」と思えてもらえたら嬉しいです。

トータルで考えても学生にとってアパートは打ってつけの物件です。

さらに快適に過ごすためにも、ぜひ設備の交渉してみてください。

スムーズなアパート探しをして、納得の物件を見つけてくださいね。