部屋探しナビは学生の部屋探し、一人暮らし、学生生活を全力サポートする情報サイトです。

スムーズな部屋探しのための「こだわりポイント」の絞り方

部屋探しをスムーズに進めるためには、こだわりたいポイントを絞ることが大切です。希望条件を100%満たしてくれるような物件は、簡単には見つかりません。部屋探しの際には、絶対こだわるポイントと、譲歩できる条件をうまく絞ってみましょう。

部屋探しは条件絞りが大事!

後悔しない部屋探しのために、重要なポイントとなるのが「条件絞り」です。

部屋探しの際には、立地や設備など、誰もが様々な「こだわりポイント」を設けて、これに合った条件の物件を探しますよね。

どこでもいい、どんな物件でもOKという方は、まずいないでしょう。

ですが、部屋探しの際に、この「こだわりポイント」があまりにも多すぎると、なかなか良い物件に出会えなくなってしまう可能性があります。

部屋探しは、恋人探しのようなものです。

異性に対して、「ここはすごく素敵なんだけど、この部分を直してくれたらな〜」と感じた経験がある方は少なくないでしょう。

100%の条件を満たしてくれる恋人を探そうとすると、理想が高くなりすぎて、なかなか相手が見つからないことになってしまいますね。

これと同じで、部屋探しでも、全ての「こだわりポイント」を満たした完璧な物件を見つけることは非常に難しいのです。

つまり、部屋探しをスムーズに進めたいのであれば、「ここだけは譲れないこだわりポイント」を絞り、同時に「譲歩できるポイント」は妥協していくことが必要になります。

では、どんな風にポイントを絞っていけば部屋探しがスムーズになるのか、その具体的な方法をチェックしてみましょう。

譲れないポイント

部屋探しの際には、まずは譲れないポイントをピックアップしていきます。

深く考えていると、「やっぱりこれも譲れない!」というポイントが多数出てきてしまうかもしれませんが、とりあえず10個までに絞って「絶対譲れない」というポイントを挙げてみましょう。

部屋探しで絶対に譲れないこだわりポイントとなり得るのは、以下のようなものですね。

・家賃
・間取り
・収納
・日当たり
・管理の質
・セキュリティー面

特に家賃に関しては、今後、毎月発生してくるものですので、予算の範囲に収まる部屋探しをすることが必須ポイントとなります。

こだわりポイントが多く、好条件が揃った物件ほど、家賃も高くついてしまう可能性が高いので要注意です。

部屋探しの段階では、「少しくらい家賃が高くても、なんとかなるか!」と軽く考えてしまいがちですが、生活をするというのは、そんなに甘いことではありません。

後々になって、「やっぱり家賃を払っていけない」なんて事態にならないように、ここは譲歩できないポイントとして、部屋探しの最重要条件として考えておきましょう。

また、一人暮らしに適した物件と言っても、ワンルームや1Kなど、様々なタイプの間取りがあります。

これから始まる新生活をイメージしながら、「料理はできないからワンルームで良い」「玄関から丸見えなのが嫌なので1Kが良い」「親が泊まりに来ることが多いから2Kが良い」など、間取りの条件をしっかり絞っておきたいですね。

それから、一人暮らしの部屋となると、広さがあまり無いところが多いため、「収納」も重要なポイントになります。

収納が少ない、収納力がイマイチな部屋を選んでしまうと、物が溢れかえって、さらに生活空間が狭くなってしまいます。

快適な生活のためにも、収納には徹底してこだわっておきましょう。

他にも、日当たりや大家さんの管理が行き届いているか、セキュリティーがしっかりしているか、といったポイントは、部屋探しの条件として外せませんよね。

これらは、新生活の質を左右する大きなポイントになるのです。

日当たりが悪いジメジメの部屋は、ストレスが溜まったり、健康面で悪影響が出てくる可能性もあります。

大家さんの管理が行き届いていないところは、何か問題が起こってきた時にも、対応が良くないこともあります。

セキュリティー面で不安がある物件だと、自分の部屋なのに、安心して暮らせなくなってしまいますね。

部屋探しの際に、これらのポイントで不安を感じる物件は、まず却下しておいた方が安心です。

部屋探しの段階で、記載された条件をよく確認したり、実際に部屋を下見に行くなどして、これらの譲歩できないポイントをじっくり確認しておきましょう。

譲歩できるポイント


部屋探しの際には、こだわりを持っておきたいものではありますが、全てのポイントにこだわり過ぎると、条件に当てはまる物件が激減してしまいます。

そこで、部屋探しをスムーズにするために、こだわりポイントと同時に「譲歩できるポイント」も考えてみましょう。

・お風呂とトイレは一緒でもOK
・多少、騒音があっても許せる
・駅から遠くても平気
・自炊しないからキッチンは飾り程度でも良い
・寝るだけなので狭くてもOK
・築年数が古くても良い

部屋探しで譲歩できる条件としては、これらのポイントが挙げられますね。

全てを譲歩する必要はありませんが、生活に困らない程度に譲歩しながら条件を絞っていくことで、選べる部屋の数が増えます。

そうして選択肢が増えれば、より自分に合った素敵な部屋に出会える可能性も高くなるのです。

ちなみに、これらの「譲歩できる条件」まで全てを「こだわりポイント」にしてしまった場合、主に問題となるのは「家賃」です。

お風呂とトイレが別で、キッチンなどの設備も整っており、広くて新しく、騒音も無い静かで快適な立地。

さらに、駅からも近くて便利となると、これだけ好条件が整った物件は、間違いなく家賃がかなり高額になると考えて良いでしょう。

家賃がいくらかかっても良いというのであれば、譲歩できるポイントを必死で絞る必要はありません。

ですが、現実にはそうはいかないですよね。

限られた予算の中で、より自分らしく快適な生活ができるように、絶対にこだわりたいポイントと、譲歩できるポイントとを考えながら、条件に当てはまる素敵な部屋探しをしていきましょう。

求める条件は人それぞれ

部屋探しでこだわりたいポイントと、譲歩できるポイントは、人それぞれ違います。

例えば、「どうしてもトイレとお風呂は別じゃないと困る」という考え方の方もいますね。

トイレとお風呂が一緒の部屋でも、別に暮らせないわけではありません。

ですが、トイレの隣でお風呂に入ることに抵抗を感じてストレスになる方や、友人を招く機会が多く、入浴中はトイレに入れない状態になるのが困るという方もいます。

そういった方の場合は、快適な一人暮らしを実現するためにも、部屋探しの際に「絶対にこだわりたいポイント」として、「お風呂とトイレが別」という条件をチェックしておくべきでしょう。

また、「駅から近くないと不便でたまらない!」と感じる方には駅チカ物件が必須条件になりますが、逆に「駅まで歩くのはいい運動になるから遠くても大丈夫」という方もおり、その場合は駅から遠いことは、譲歩できる条件となりますよね。

部屋探しの際には、まずは自分がどのような性格で、どんな暮らしを求めているのか、それを知ることが大切です。

そして、そんな自分がイメージする生活を実現するためには、どんな条件を満たした部屋探しをすれば良いのか、ポイントを書き出してみましょう。

逆に、「このポイントを削れば家賃を予算の範囲内に抑えられる」という、必須ではない条件もチェックしていけば、部屋探しがグンとスムーズになりますね。

部屋探しで大事なのは相性

部屋探しで大事なポイントとなるのは、それぞれの部屋と、それを借りようとする人との相性です。

全てにおいて好条件な部屋ではなくても、「自分が求める暮らし」に合った条件が揃っており、譲歩した分、家賃も予算内に収まれば、これは間違いなく好相性な物件ですよね。

逆に、どんなに好条件でも手が届かない家賃だったり、どうしても譲れない条件が揃っていないような物件は、相性がイマイチということになります。

部屋探しの際には、宣伝文句などに惑わされることなく、自分だけのこだわりポイントに絞りながら、自分に合った相性の良い物件を見つけましょう。

コメント

  1. わい より:

    こういうのが良い!っていうポイントがあまりにも多すぎると、なかなか決めきれないと思うので、筆者の方が言うように、譲れる所も考えるのが大事だなと私も思うんです。
    譲れるポイントを自分で決めると、納得して部屋を決めれるかなという感じですかね。

  2. ホロウ より:

    譲れないポイントと譲れるポイントのせめぎあいですよね…
    私は駅から遠くてもいいけど、築浅じゃないと嫌でした。
    古い建物でゴキブリだらけ…みたいなのは勘弁なので。
    キッチンは飾りでもいいけど、騒音は困る。
    条件をきっちり出してから不動産屋に行くとスムーズですね。

わい へ返信する コメントをキャンセル