大学への進学を考えている方の中には、大学入学後の一人暮らしについて調べている方もいるのでは?
一体どういった間取りの部屋が大学生にベストなのか、収入はどうするか、色々と悩みますよね!今回は大学生の一人暮らしの部屋探しについて調べてみました。
大学生の一人暮らしにピッタリな部屋の間取りは?契約前に押さえておくべきポイント
そろそろ考えていこう!
いよいよ受験本番!多くの受験生が志望校をどんどん決めていきます。
また推薦入試の場合は年内に合否が決まるので、ちょうど今が大変な時期かと思います。
ですが、多くの人は主に一般入試を経て大学生となります。
合否が分かってから一人暮らしについて考えても、ハッキリ言って最適な部屋探しは期待できません。
初めての一人暮らしだからこそ、今のうちから、色々と調べておきましょう。
大学生の授業料はどのくらいなのか?
まずは大学生の年間授業料を確認しましょう。
大学生の授業料は親御さんに支払ってもらっているパターンもありますが、難しい家庭もあります。
また文系と理系、医学部でもかなりの違いがあります。
今回は文系の場合をご紹介します。
●国立大学生の場合
入学金28万、授業料50~60万
●私立大学生の場合
入学金24万、授業料70万円代
となっています。
最近の大学生の一人暮らしはどうなっているのか?
大学生の授業料が分かったところで、一人暮らしの大学生の生活状況を知っておきましょう。
H26年度学生生活調査の統計を参考に見ていきたいと思います。
●大学生の約4割が一人暮らしをしている
アパートや寮での一人暮らしをしている大学生が4割を越えています。
詳しい内訳は、自宅56%・アパート38%・寮5%となっています。
●しかし国立の大学生と私立の大学生では大きな違いがある
国立か私立かでかなり違う結果が出ました。
国立の場合、自宅31%・アパート63%・寮5%で、私立の場合、自宅63%、アパート31%、寮5%となっています。
理由としてはやはり授業料の違いが大きいようです。
学部や各家庭の経済状況によって違いは見られますが、国立と私立では授業料が何十万と差があります。
先ほどの授業料の金額を見ても分かる通り、国立ならば授業料がそこまで高くないので一人暮らしの生活費の援助がある程度出来ますが、私立だと高額な授業料と一人暮らしの生活費まで援助するのが大変厳しくなるようです。
親御さんも自分達の生活や老後の事、また兄弟がいれば同じように進学するとなると経済的負担はもっと大きくなってしまいますから。
ですが、関東在住ならば公共交通機関が発達しているので、遠くの国立大学で一人暮らしするよりも自宅から通える私立大学を選択する人も多いようです。
●大学生の主な生活費はどうやって賄っているのか?
家庭からの援助60%・奨学金20%・アルバイト16%となっています。
大学生の場合、勉強優先です。
やはり多くは家庭から援助してもらっている状況のようですが、一人暮らしをする大学生の場合は奨学金やアルバイトを組み合わせながらのパターンも見受けられます。
あなたの一人暮らしの生活費はどうなるのか試算してみよう
参考までに大学生の年間平均支出額は1,997,300円という統計が出ています。
この内訳の固定支出として、一人暮らしに必要な家賃・光熱費・食費・通信費・交際費・日用品が挙げられます。
また学費をこの中から支払っている人もいます。
もちろん実家暮らしの人もいますし、この金額はあくまで平均ですから皆さんそれぞれ部屋探しする前におおよその金額を決めておきましょう。
あと医療費・書籍などの購入・実家への帰省費なども頭に入れておかねばなりませんので、ご注意を。
●まずは親御さんによる援助があるのか確認を
やはり家庭からの援助の有無で状況は全く違ってきます。
まずはご家庭で話し合ってみましょう。
●アルバイトが出来るのか?
家庭からの援助が難しい・足りないならば、学業を優先しながらアルバイトをするのも検討しましょう。
ただし学部によっては中々難しく、あまり期待出来ない可能性が大きいです。
●援助とアルバイトでも足りない場合は奨学金を検討する
奨学金は低金利で学費を借りる事が出来ます。
中には成績次第では無金利で借りれる事もあります。
ただし、あくまでも「借りている」事を肝に命じておかねばなりません。
就職後に返済すると言っても、結構大変です。
私の主人が奨学金を借りており、返済が本当に大変だったので、必要最低限を借りる事を強くオススメします!
大学生の一人暮らしにピッタリの部屋の間取りはコレ!
1K(キッチンとリビングが仕切られている)
1R(1つの広い部屋に仕切りが無く、リビングとキッチンがつながっている)
この2つのタイプの部屋の間取りが人気です。
部屋の広さは15~20㎡あれば必要最低限の家具家電は配置できますが、少しばかり窮屈に感じてしまうかもしれません。
もし家具や荷物が多いならば、少し家賃が上がる可能性がありますが20~25㎡あると良いですね。
1Rの方が仕切りがないので広く感じますが、玄関からリビングが見えてしまいます。
女性の一人暮らしの場合、洗濯物を部屋干しする場合が多いので気になってしまいますね。
対策としてパーティションやカラーボックスを設置すると目隠しになります。
その点、1Kだと仕切りがあるので狭く感じるかもしれませんが、玄関からリビングが見えませんし、頻繁に自炊する人は臭いなどが籠らず良いかもしれません。
どちらの部屋を選ぶかは予算と荷物量で検討してみてください。
部屋探しする前に押さえておくべきポイント
●年内、遅くとも年明けの受験までに希望の部屋を調べて不動産会社と連絡を取り、合格後すぐに契約できるように準備しておく
合否が分かってから探し出してもとても良い物件は見つけられません。
あっという間に一人暮らし向けの部屋は契約されていき、引越し業者もドンドン日程が埋まっていきます。
希望の予算や住みたい地域を明確にし、気になる物件は事前に不動産会社に連絡しておきましょう。
希望の物件をいくつか選んで、1日で済むように不動産会社に内見の予約をしておきます。
交通費がかかりますが、やはりしっかりと自分の目で住む予定の部屋を見ておく事をオススメします。
●大学から徒歩もしくは自転車で通える距離を探す
交通費節約の為にも、徒歩か自転車で通える距離の部屋が良いですね。
大学まで遠くて安い物件を選ぶ手もありますが、遠いと通うのが億劫になってしまうことも考えられます。
●家賃は最低でも収入の1/3の予算に押さえる
自分の収入を確認し、高くても1/3、でも出来れば1/4の物件の範囲内で部屋を探しましょう。
大学生の一人暮らしならば家賃は毎月4年間支払わなければなりません。
家賃を抑えられると、アルバイトを少なく出来ますし、食費や交際費の予算にまわせます。
●家賃の値下げか設備を交渉する
最近の一人暮らし向けの物件はエアコンやガスコンロやIH調理器具が備え付けになっている場合が多くなっています。
備え付けの場合、購入する料金を抑えられるのはもちろん、引越しの際の荷物も少なくなり、引越し費用が安くなります。
●金銭的な負担が厳しい場合は寮や学生会館を検討する
あまり人気のない寮生活ですが、大学生の寮は家賃が安く、部屋にはベッドや机などの設備もあるので、金銭的に厳しい人にはやはりピッタリです。
色々と規則が多く、面倒な人間関係もありますが、とりあえず1、2年寮でアルバイトしながら貯金して安い物件を探すのも検討してみてはいかがでしょうか?
今のうちに考えておこう
大学費用はもちろん、一人暮らし生活をするにはかなりの金額がかかります。
親に援助してもらうにしても、大半の大学生は余裕は無く、節約しながら学業も頑張らなくてはなりません。
無駄な出費を避ける為にも、やはり4年間問題なく住める部屋を見つける事はとても大切です。
適当に部屋探しをして1~2年で引越しとなると新たな部屋の敷金などの費用、引越し料、契約によっては部屋のクリーニングなどの費用がかかる事もあります。
せっかくの一人暮らしですから、居心地の良い部屋を見つけてくださいね♪
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