学生が一人暮らしをする部屋探しの際には、アパートを選択肢の1つとして考える方も多いでしょう。ですが、そこには学生ならではの、一人暮らしをするためのアパート選びの「コツ」があるのです。では、どんなところに気を付けて選べば良いのか、気になるポイントを紹介していきます。
学生の一人暮らし☆アパート選びのコツとは!?
学生の一人暮らしにアパートはどう!?
学生が一人暮らしをする部屋を探す際に、有力候補の1つとなるのが「アパート」です。
アパートはマンションに比べると、規模が小さいため便利な立地にあったり、リーズナブルな家賃だったりすることが多く、学生が一人暮らしをする物件としてはピッタリな印象がありますね。
家賃が安くて、しかも立地が良いというのは、大変大きなメリットです。
ですが、そんな学生の一人暮らしにピッタリなアパートでも、部屋探しの際には注意しなければならないポイントもあるのです。
そこで、学生が一人暮らしをアパートで始めた時に、後悔しないために、部屋探しのコツや注意点を紹介していきます。
「駅から近い物件」がおすすめ!
学生が一人暮らしのアパートを選ぶ際には、つい「大学から近いところ」を選んでしまいがちですね。
確かに、大学は毎日通うところですから、近くて通いやすいのに超したことは無いのかもしれません。
ですが、実は意外と多くの学生が、一人暮らしを始めてみて、大学から近いアパートは早々に引越しを検討し始めたりするのです。
なぜなら、学生の生活の中心は、大学だけではないからなのですね。
大学生の場合、特に一人暮らしをする学生は、アパートの家賃や食費などの生活費、それから遊ぶお金を稼ぐために、アルバイトをします。
ですが、大学近くという条件で選択したアパートだと、意外と周囲が閑散としていて、アルバイトができるところが少なかったりするのです。
また、大学近くには学生が遊ぶスポットも少なくて、結局、毎日のようにアパートから遠方まで通うような毎日になってしまう可能性もあります。
これらの点から、学生が一人暮らしのアパートを探す際には、「大学から近いこと」よりも、「駅や繁華街から近いこと」を選んだ方が良いと言えます。
マンションよりも規模が小さいアパートの場合、駅から近い便利な立地に、意外と良心的な家賃で暮らせる部屋があることもあるので、じっくり探してみましょう。
特に学生の一人暮らしの場合、アパート近くにコンビニがあれば便利です。
自炊するのが難しい方の場合は、コンビニやスーパーが近くにない物件は大変不便なので、ここは要チェックしておきたいポイントですね。
風呂・トイレ別をチェック!
学生が一人暮らしをするためのアパート探しをする際、特に多くの方が気にするポイントの1つが「バス・トイレ別」というところですね。
お風呂やトイレ、洗面台が1つのスペースにあるような物件は、何年もの間、毎日生活するのには、どうしても不便を感じてしまいます。
衛生面や使いやすさを考慮して、「少しくらい家賃が高くなっても、風呂とトイレは別が良い」と考える方が多いですね。
「バス・トイレ別」にこだわると家賃は少々高くなるかもしれませんが、大学に通う約4年程度の間、毎日使う場所だからこそ、ここはこだわっておきたいポイントですね。
アパートは防音性のチェックが重要!
学生がアパートで一人暮らしをする場合、特に要チェックなのが「防音性」です。
基本的には、アパートは木造ですので、音が伝わりやすく、鉄骨や鉄筋コンクリートで作られたマンションよりも防音性に劣ると言われています。
学生の一人暮らしでは、アパートに友人を招いて夜遅くまで騒ぐこともあるかもしれません。
また、何らかの試験に向けて勉強をするために、できるだけ静かな環境にしておきたいという時期もあるでしょう。
これらの学生の生活に支障をきたさないためには、防音性にこだわったアパート選びすることが重要なのです。
アパートの中には、中で楽器の演奏をしても大丈夫なほど、しっかり防音対策が施された物件もありますので、学生の一人暮らしにはおすすめです。
ただし、学生の一人暮らしでアパートを選ぶ際には、必ず内見して、ご自身の耳で防音性を確かめておくことも大切です。
周囲の部屋からの音が漏れてこないか、外からの騒音が入ってこないか、じっくり確認してから、ストレスなく学生の一人暮らしをエンジョイできるアパートを見つけましょう!
特に女性は2階を選ぼう!
学生が一人暮らしにアパートを探すなら、1階よりも2階の部屋がおすすめです。
基本的にはアパートは、マンションのように高層階がなく、2階までの建物が大半です。
ですが、階数が低ければ低いほど、ベランダへの侵入が容易になってしまうなど、セキュリティー面の不安が生じてきます。
特に女性の学生が一人暮らしをする際には、少しでも安心して暮らせるアパートを選びたいですよね。
下着泥棒や空き巣などの被害に遭わないためにも、女性は2階以上の部屋を中心に探してみましょう。
駐輪場があるかどうか確認を!
学生の一人暮らしには、交通手段として自転車やスクーターを利用する方が多いですが、アパートを探す際には、これを置いておける場所があるかどうかの確認は忘れてはなりません。
駐輪場は「あって当然のもの」と思われている方も多いかもしれませんが、実は、特に都心部にあるアパートなどでは、駐輪場が無いところもあるのです。
学生の一人暮らしで、交通手段が徒歩しかないというのは不便ですし、せっかくスクーターや自転車があっても、アパートに置き場所がないと大変困りますよね。
「あって当然」という思いこみから、つい確認を忘れてしまいがちな部分ではありますが、ここは必ず確認しておくようにしましょう。
同時に、内見に訪れた際に「駐輪場の管理の状態」も見ておくことが大切です。
きちんと掃除されていないような駐輪場は、管理が行き届いていないアパートの象徴と言えます。
また、駐輪場の管理がきちんと行われていない場合、自転車の盗難などの危険性もありますので、そういった意味でも、きちんと見ておくことが大切ですね。
アパートにあると便利な設備は?
学生の一人暮らしのアパートには、「あると便利な設備」があります。
便利な設備が付いたお得な物件を選んで、快適な暮らしを目指しましょう。
・宅配ボックス
通販などでよく物を買う場合には、宅配ボックスが便利です。
学生の一人暮らしだと、大学やアルバイトなどでアパートの部屋を留守にすることも多いため、宅配ボックスでいつでも受け取れるようにしておけると嬉しいですよね。
また、特に女性の場合、宅急便を受け取るのに不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。
宅配ボックスは、防犯上の意味も込めて安心感があります。
・ドアホン
学生の一人暮らしでは、安心して暮らせるアパートを選ぶことが大切です。
そこで、そんな安心できるポイントの1つとなるのが「ドアホン」ですね。
来客がどんな人物なのか、事前に家の中で確認できるドアホンがあれば、むやみにドアを開ける必要が無いので安心です。
また、留守の間の来客を録画しておける機能が付いたものもあるので、そういった設備が付いたアパートなら、より安心感が高まりますね。
・エアコン
学生が一人暮らしをするアパートは、少しでも快適な場所であってほしいものですよね。
そこで、そんな快適な暮らしを支える重要な設備の1つとなるのが「エアコン」です。
後から自分で取り付けるとなると、費用もかかりますので、元々の設備として付いている部屋を選んでおくのがベストです。
後悔のない部屋探しを!
学生が一人暮らしをするのに、アパートはお手頃で選びやすい物件の1つと言えます。
ですが、「家賃が安いから」「大学から近いから」といった理由だけで選んでしまうと、後々になって後悔する事態になることもあるのです。
後から不都合が出てきて、さらに別の部屋に引越しをするとなると、余計なコストがかかってしまいます。
そんな事態にならないように、学生が一人暮らしをするアパートを選ぶ際には、じっくり吟味しながら、ニーズを満たしてくれるところを厳選しましょう!
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