大学生になると一人暮らしを始める人も多いと思いですが、部屋の間取りはどれくらいが適しているのでしょうか。契約前には何をするべきなのでしょうか。一人暮らしをする大学生に部屋の間取りと契約について紹介します。
大学生の一人暮らしにピッタリな部屋の間取りは?契約前に押さえておくべきポイント
大学生になったから一人暮らしを始めたい
高校生の頃は一人暮らしをしているという人は少なく、遠い地から通っているという人は、どちらかというと寮生活をしている場合が多かったと思います。
しかし大学生になると、自分の学びたいこと、やりたいことが中心になるので近くの大学よりも遠くの大学に行く人も少なくないですし、寮生活ではなく一人暮らしをする人も増えてきます。
初めて一人暮らしをするという大学生は、部屋のことについてわからないことが沢山あると思います。
大学生が一人暮らしをする場合の部屋の広さはどれくらいがベストなのか、一人暮らしの部屋を契約する時に気をつけることは一体何でしょうか。
そこで今回は、大学生が分からないことについてお教えします。
大学生の一人暮らしの部屋に適した間取りは?
まず、大学生の一人暮らしの部屋に適した間取りはどれくらいなのでしょうか。
その答えは、ワンルームか1Kです。
ワンルームは、キッチンとリビングが一緒になっているタイプの部屋で、玄関を開けると部屋全体を見れます。
1Kの場合は、キッチンとリビングには仕切りがあるので、ワンルームのように部屋全体を見ることは出来ません。
女性の場合は、部屋全体を他人に見られたくないという理由から1Kタイプの部屋を探している人が多いですね。
どちらの場合でも、リビングの数は一つで、食事をする時も寝る時も同じ部屋で過ごすことになると思います。
これまで実家に住んでいた人にとっては、狭いと感じてしまうかもしれませんが、大学生の一人暮らしであれば部屋は一つで十分です。
どうして一人暮らしは一つの部屋で十分なのかというと、ご飯を食べるのも寝るのも別々の部屋にしなければいけないという決まりはありませんし、一つしか部屋がないからこそ掃除が楽だったり、寂しさを感じにくくなります。
無駄に広い部屋に住んでしまうと、使わない部屋が出てくると思いますし、自分一人であるということを感じやすくなって、ホームシックになってしまいやすくなるんです。
また、ワンルームか1Kであれば家賃が安くなります。
大学生の内は両親が家賃を払ってくれるという人もいるかもしれませんが、自分で家賃を支払っているという大学生もいると思います。
自分で払うとなると、沢山アルバイトをしなければいけなくなりますよね。
アルバイトもいい社会経験になるので、した方がいいとはいえ、アルバイトばかりの生活になっていたら大学生ではなくなってしまいますよね。
大学生は、勉強することが一番でなければいけません。
勉強もバイトも両立させたいのであれば、家賃を抑えられるワンルームか1Kの部屋を探しましょう。
また、ワンルームや1Kでも部屋の大きさというものはその物件によって違います。
例えばワンルームでも十畳ある部屋もあれば、六畳しかない部屋もあります。
六畳であれば、テレビやベッド、冷蔵庫などを置くスペースが作れるので十分生活していくことが出来ると思います。
契約をする前にしておくこと
続いて契約する前にしておくことについて紹介します。
部屋を見つけて契約することになったら、保証人と初期費用と、住民票などが必要になることがあります。
不動産屋によって提出しなければいけない書類などが異なることがあるので、不動産屋に「これが必要」と言われたものはすぐに揃えておくようにしましょう。
保証人と初期費用は必ずかかります。
大学生の場合は保証人が両親になるので、両親には必要書類を早めに書いてもらうようにしましょう。
初期費用は、その分によって異なりますが大金であることは間違いありませんので、手渡しで不動産屋に持っていく場合は盗難に遭わないように気をつけて下さいね。
初期費用がないと、全部の書類を集めても部屋の契約をすることが出来なくなってしまいます。
大学生に限らずですが、どんな人でも部屋の契約をする時にはお金がかかるので、準備しておきましょう。
部屋の契約を一度してしまうと、後戻りすることは出来ません。
契約した家から大学までが遠くなってしまうことに今気付いたとしても契約してしまった後はそれをキャンセルすることが出来ないので、気をつけましょう。
部屋探しは大学の周辺エリアにしておくと、通いやすくなるのでおすすめです。
どんな理由でも、一度契約してしまったら破棄することが出来ないというのは、忘れないようにして下さい。
そして、部屋を決める際は内見をしてからにしましょう。
インターネットで部屋探しをして、そのまま契約するというのも珍しくなくなりましたが、それはとてもリスクがあることなんです。
ネットで見ていた時はいい物件だと思っていても、実際に見てみたら「そこまでいい部屋じゃなかった」と思ってしまうことがあるかもしれません。
また、引越しをしてから「部屋に不備があった」と訴えても、自分が治さなければいけなくなる可能性が高くなります。
内見をしておくことで、ネットで見た時の自分の勝手なイメージを取り除くことが出来て、「現実」を見れます。
自分の想像の中ではいい物って作りやすいんですが、現実はいい物件って中々ないものなんですよね。
現実を知っておくことで、いい意味で生活がしやすくなるはずですし、不備を見つけたとしても自分が支払わなければいけないなんてことはないんです。
また、ワンルームや1Kに住むとなると収納スペースが少ない場合があるので、内見の際には自分の荷物がどれだけ入るのかを確認しておきましょう。
もし今ある自分の荷物が一人暮らしの部屋に全て入らなそうであれば、断捨離をするか一部を実家に置かせてもらうなどの対処をしておきましょう。
引越しをしてから荷物が入らなかったなんてことになったら、面倒ですよね。
内見をする際には、部屋全体だけではなく細かい所やサイズも測っておくといいですよ。
部屋を契約してからもサイズを測ったりな意見することは出来ますが、契約した後じゃ遅いこともあるので、契約する前の内見は時間をかけてした方がいいです。
一人暮らしをするにあたって、洗濯を自分ですることになると思いますし、料理だって自炊をするかもしれません。
洗濯機はどこに設置してどこに干すのか、キッチンはIHなのかガスなのか、冷蔵庫はどこに置けばいいのか、高さは足りるのか、カーテンはどれくらいの長さのものがいいのか、などに注目してみて下さいね。
一人暮らしとは
早く一人暮らしをしたいと思っている大学生も、本当は一人暮らしをしたくないけど大学のために一人暮らしをするという大学生の人も不安はあると思いますが、一人暮らしを快適に過ごすことは誰にでも簡単に出来ることなので、必要以上に不安になることはありません。
どんなにシュミレーションをしたとしても、一人暮らしを実際にやってみるとシュミレーション通りに上手くいかなくなってしまうこともあると思います。
でも、それはあなただけではありませんし、大学生だから何でも出来るわけでもないですよね。
一人暮らしをしたからといって、両親から離れなければいけないというわけではありませんし、甘えてはいけないわけでもありません。
両親はいつでも自分のことを見てくれているので、一人暮らしが寂しくなった時、不安なことがあってどうしようもなくなってしまった時は両親の元に助けを求めにいきましょう。
もちろん、周りの友達に助けを求めてもいいんです。
自分は一人ではないし、周りに手を差し伸べてくれる人は沢山いるはずです。
一人暮らしというものは、「一人で生きていくこと」ではないですよ。
コメント