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一人暮らしをする前に!大学生が知っておきたい費用のこと

一人暮らしをする前に!大学生が知っておきたい費用のこと

大学生が一人暮らしをするにはさまざまな費用が掛かります。住居の家賃はもちろんのこと、食費・光熱費・通信費など生活関連の出費が最低限必要です。また、学生としての勉学費も将来を考えて十分に投資したほうがよいでしょう。住居につ […]

大学生が一人暮らしをするにはさまざまな費用が掛かります。住居の家賃はもちろんのこと、食費・光熱費・通信費など生活関連の出費が最低限必要です。また、学生としての勉学費も将来を考えて十分に投資したほうがよいでしょう。住居については、アパート・マンションに住む場合と、下宿・学生会館・大学寮に住む場合では、金額に大きな違いが生まれます。この記事では、一人暮らしを始める前にチェックしておくきたい項目について、具体的に紹介します。

大学生の一人暮らしの割合と家賃の相場について

一人暮らしをしている大学生の割合と家賃の平均については、以下のような調査(サンプル数は約4,000名)があります。大学生全体で見た場合の居住環境は「自宅」通学者が6割弱で最も多く、次に「一人暮らし」が4割弱です。一人暮らしのうちでも「大学寮」や「大学以外の寮」で生活している学生は数%に過ぎません。つまり、大学生の約4割がアパートやマンションでの一人暮らしを選択しているのです。

その際の家賃相場は、場所や設備により異なりますが、おおよそ以下のようなものです。アパートやマンションの家賃は、首都圏の平均は約5万6,000円となっています。集団生活をするタイプであれば、下宿で3万円~4万円、学生会館で5万円~7万円、大学の学生寮は相部屋が5,000円~1万円、個室は2万円が相場と考えてよいでしょう。

一人暮らしの大学生の収入目安は?

一人暮らしの大学生の収入の目安は仕送り・アルバイト代を合わせて約12万円程度です。ちなみに、大学生全体の平均は約8万円で、自宅通学者は約7万円となっています。アルバイトや奨学金による収入があるため、全体の平均より収入額が大きくなる傾向があるのです。ちなみに、奨学金については、返済の必要がない「給付型」と、就職してから分割で返済する「貸与型」の区別があります。給付型の場合は純粋な収入と考えてもよいのですが、貸与型は借金と同じなので、両者の違いには注意が必要です。全体的に、仕送りはもらえたとしても、学業を続けながらの限られた収入の中で家賃や光熱費、食費などの費用を賄う必要があるため、それほど余裕はないのが実情です。

貯金をすることも大切!

貯金をすることも大切!
収入を増やしたり出費を抑えたりすることと共に、計画的な貯蓄は余裕のある社会生活の基本です。学生なので、学業を優先しなければならず、それほど余裕はないかもしれません。ですが、可能であれば将来への備えとして貯金をすることも重要です。貯金する習慣がない人にとっては、日々の生活で精一杯という場合は、貯金にまわす余裕はないと感じられるかもしれません。貯金のコツは、目標額を決めて毎日少しずつ貯めるというものです。たとえば、一日の出費のうちから500円分を削る努力をしてみましょう。そして、その日の終わりに貯金箱などに入れてしまうのです。

単純計算で 1年後には18万円が貯まっています。このような貯金の重要性は、突発的な出費が発生した際にわかるものです。たとえば、知人や友人に不幸があった場合には、通夜や葬儀に出席する必要が出てきます。喪服の用意がなかった場合に、手持ちの現金で購入できればよいのですが、もし現金も貯金もなかったら困ってしまうでしょう。週末などに重なってしまえば、両親に借りたとしても入金が週明けとなり、出席できなくなる可能性があります。貯金の金額は多ければ多いほどよいのですが、突発的な出費に対応するためには、最低でも5万円~10万円程度は必要です。まだ社会に出ていない学生の段階から貯金に意識的になることは経済観念を養ううえでもおすすめです。

アパートやマンション選びで家賃を抑えるポイント

一人暮らしで住む場所にはこだわりたくなるものです。特に、初めての一人暮らしの場合、夢が膨らみます。とはいえ、学生としての収入は実家からの仕送りや、奨学金に頼っていることも多く、節約指向で物件を選ぶのが基本になります。インターネットの不動産物件情報サイトや、街の不動産業者を回って検討する際のポイントとして2つのポイントをおさえておきましょう。

1つ目は、敷金・礼金が0円のところを優先することです。家賃以外には共用部分の管理のための管理費が掛かることがありますが、不動産業界の慣行として徴収される敷金や礼金には合理的根拠はありません。外国にもこのような名目での課金は珍しいようで、日本でも敷金・礼金が不要の物件が増えてきています。

2つ目は、家具・家電が付いている物件を優先することです。造り付けの棚や机、ベッドなどの家具が入った状態で借りられる物件が増えてきています。冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなどもあり、引っ越し後すぐに生活がスタートできるので非常に便利です。引っ越しの際も荷物が少なく、単身パックなどの割安の引っ越し料金が利用できて節約になります。なお、家賃は仕送りを含んだ収入の3割~4割程度を目安にしましょう。

下宿や学生会館選びで家賃を抑えるポイント

学生向けの住居には下宿や学生会館などがあります。下宿は大家さんがいる小規模なもので、学生会館は管理人が常駐し、部屋数が多く共有スペースが充実しています。どちらも、朝食や夕食などの食事の提供がありますが、家賃とは別料金です。場所や施設の充実度にもよりますが、家賃の相場は、下宿で3万円~4万円、学生会館で5万円~7万円といわれています。ポイントは、相場よりも低い家賃の物件を探すことです。どちらに住むにせよ、家賃を抑えるためには、管理費・食事代・光熱費を含めてトータルでいくらになるのかを知っておかなければなりません。

学生寮選びで家賃を抑えるポイント

学生という身分で最も費用を掛けずに住む場所といえば、学生寮がその代表格です。学生寮にもさまざまなタイプがあるため、家賃の節約という観点からポイントを考えてみましょう。学生寮の部屋には、1人部屋から相部屋までいくつかの部屋タイプがあり、ひとつの居室に何人居住するかによって家賃が変わってきます。節約という観点から検討すべきなのは、相部屋です。ほとんどの学生寮は2人から6人くらいまでの相部屋が一般的です。相部屋になると、プライバシーは制限されるわけですが、大学2年次くらいまでは都合のよいこともあります。

たとえば、地方から首都圏の大学に進学した場合、相部屋の寮に入った方が友人を作りやすくなります。このような学生寮には、私立のものもありますが、節約するには大学が運営しているところがおすすめです。なぜなら、料金が比較的安く抑えられていて、同じ学校の学生同士なので、学校関連の情報が自然と話題になることも多く、効率のよい学生生活を送るには有利だからです。

食費の節約のポイント

食費を節約するポイントを考えてみましょう。重要なことは、単に金額を切り詰めれば良いというものではなく、栄養のあるものを摂りつつ、無駄を省くという点です。ここでは、2つの観点から節約を考えます。

1つ目は「同じ食材」をできるだけ安く入手するように心がけるということです。流通システムの効率から考えて「大量仕入れ、大量販売」店舗のほうが安くなりがちです。つまり、一般的には駅前商店街の個人営業店舗より、大手スーパーのほうが単価を低く設定して販売されています。また、基本的に定価販売のコンビニエンスストアよりも、頻繁に値引きが行われるスーパーのほうが有利です。さらに、購入する時間もよく考えましょう。スーパーでは、夕方から夜にかけて商品に「値引きシール」が貼られます。消費期限の迫ったものや生鮮食料品は、半額などの高い割引率で購入できるのです。ただし、この時間帯は節約に長けた主婦との競争になるので、競り合いに負けない覚悟が必要となります。

2つ目は「自分で手間をかける」ことです。同じ食材を使って同じ料理を用意するときに、人に頼めば手間賃を取られます。つまり、同じものを食べても、自炊すれば手間はかかりますが外食より安く済むわけです。

光熱費の節約のポイント

高熱費を節約するために、燃料別に注意点を考えてみましょう。1つ目は、電気代です。節約の基本は、必要なところには十分に使い、不必要なところの無駄は極力削るということです。つまり、使っていない電気製品への電源供給はカットします。まず、テレビの付けっぱなしをやめましょう。液晶画面が大きくなればなるほど、消費電力が増大します。大型液晶のテレビを持っているのであれば、こまめに消すことをおすすめします。パソコンのモニター画面も同様です。設定画面でスリープモードを設定しておくとよいでしょう。

スリープモードとは、一定の時間がたつとパソコン自体の電源は落ちないのですが、一時的に停止状態になり、モニターも暗くできる機能です。部屋の照明の消し忘れにも注意を払います。特に忘れがちなのが、トイレでしょう。最も無駄が多くなるのが、就寝中や、外出時の消し忘れです。誰も使わない電気が長時間消費されてしまうため、寝る前や外出時には消し忘れをチェックする習慣をつけるとよいでしょう。2つ目は、ガス代です。浴室でガス湯沸かし機を使っている場合には要注意です。

家族が数人いる家庭では、浴槽にお湯を貯めて順番に入浴を楽しむことは一般的です。しかし、大学生の一人暮らしでは光熱費だけでなく水道代などの無駄が多いと言えます。また、追い炊き機能は効率が悪いのでなるべく使わないようにしましょう。なお、光熱費削減の裏技として、フィットネスクラブなどに通う方法もあります。健康管理と入浴で使う水道代・ガス代などの削減が同時にできるのです。フィットネスクラブによっては、サウナ施設などもあるため、トータルで考えると料金を払っても、健康面や光熱費の面でプラスになる可能性があります。

電気代にもガス代にも当てはまるのですが、さらに賢く節約するには、契約している料金体系を再検討することも必要です。たとえば、電気の使用量が少なければ、毎月の基本料金が安いプランで十分な可能性もあります。インターネットで調べたり、電気・ガス会社のお客様相談窓口などで問い合わせたりして、必要最低限の料金プランを調べてみましょう。

通信費を節約するポイント

通信費を節約するポイント
学生生活で最も気になる出費は通信費でしょう。フィーチャーフォン(いわゆるガラケー)ではなく、スマートフォンのユーザーであれば、月の通信料金が数万円になることがあります。もし、スマートフォンのヘビーユーザーであれば、パケット定額プランへの申し込みが必須です。タブレットとスマートフォンの2台持ちで、両方ともキャリアと契約している人は、スマートフォンをフィーチャーフォンに代える節約方法があります。タブレットを情報端末として使い、フィーチャーフォンは通話専用にするわけです。逆に、スマートフォンをメインにして、タブレットはテザリングでインターネットに接続する方法もあります。

テザリングとは、スマートフォンなどWi-Fiモバイルルーターとして使う方法です。これは、タブレットを使ってインターネットで検索することが多いヘビーユーザーには向きません。ただし、たまに調べ物をする程度なら、テザリングオプション料金を払っても、十分節約になるでしょう。学校などでは、Wi-Fi接続環境が充実していることも多く、その場合、学生は無料でインターネット環境に自由にアクセスできます。学校のWi-Fi接続環境が使えるのであれば、学習・研究用途のタブレットをテザリングで使う欠点がカバーできます。

同じように、アパートやマンションでWi-Fi無料接続を提供しているところに住むのもよいでしょう。個別に契約するより割安なことが多く、自室に光ファイバーなどを引き込まずに済み、ルーターの置き場所も不要なので、部屋がすっきり使えます。一方で、スマートフォンを持っているが、それほど頻繁に使わないのであれば、格安SIMに乗り換える方法もおすすめです。ただし、通信速度が遅かったり、接続が不安定だったり、使える端末の選択肢が少なかったり、さまざまな制限が掛かることがあります。とはいえ、月額が数千円で済むことも多く、通信費削減効果は大きいと言えるのです。

勉学費を節約するポイント

学生である以上、基本的に勉学費は節約の対象にしないほうがよいでしょう。どちらかといえば、ほかの出費を削って勉学費に向けることを考えるほうが学生としては合理的な判断と言えます。ただし、教科書に関しては節約の対象にしたほうがよいでしょう。大学の講義用の教科書は値段が高い傾向が見られます。そして、購入しても部分的にしか使わないことも多く、何度も読み返すことはほぼありません。つまり、わざわざ新品を購入して、長期保管する必要はないのです。古書を入手できると節約になります。

うまくいけば、サークルの先輩などからもらえることがあります。また、フリマサイトなどで古書として購入する手もあるのです。大学の近くにある古書店に、新品同様の教科書が格安で並んでいるかもしれません。ノートや筆記用具に関しては、ペーパーレスで勉強をすることで費用を抑えられる可能性があります。ただし、勉学に関する消耗品の節約はうまくいったものの、成績が悪くなってしまっては学生として本末転倒です。今の自分がやらなければならないことは何か、常に自問自答しながら節約に励みましょう。

その他の費用を節約するポイント

これまで見てきた主な出費項目のほかにも、意外にお金がかかることがあります。具体的には、被服費・娯楽費・交際費などです。これらは生活していくうえでは必須のものではありません。とはいえ、さまざまな人たちとのコミュニケーションをとっておくことは将来の可能性を広げることにつながるため、ある程度の予算は確保したいものです。必要な金額は、自分の意思次第なので、ひとまず限度額を決めておいたほうがよいでしょう。年単位でいくらかかるのかを予測して、あらかじめ使っていい金額を決めておくのです。

無理に節約したくないときの対策方法

節約は重要なことですが「節約疲れ」になることもあり、節約自体に限界もあります。あまりに厳格に節約しすぎると、本来の目的の達成の妨げになることもあるのです。節約というのは、収入と支出のバランスをとるために、少ない収入に合わせて支出を減らす行為です。もし、収入が上がれば、それほど節約に神経質にならなくても、収支のバランスはとれることになります。つまり、現状でアルバイトをしていなければ新たにやってみたり、既にやっているのであれば今以上に効率のよいアルバイトを探したりすればよいのです。

学業が忙しくて、アルバイトをする時間がない場合には、親からの仕送りを増やしてもらうことや、新たな奨学金に申請するのもよいでしょう。より消極的な解決策としては、金額に比例しない支出を考える方法もあります。たとえば、お金があまりかからない趣味を見つけると、最小限の投資で最大の喜びを得られる可能性があり、結果的に節約になります。

学生が一人暮らしをするメリットはどんなことがある?

一人暮らしには、いくつかのメリットがあります。

1つ目は、社会人になる前に家事・掃除などの生活力が身につく点です。男性でも女性でも、自立的な生活力は身につけておいて損はありません。たとえば、結婚してどちらかが外に出て働き、どちらかが家庭で家事や子育てを担当することになったとします。自分が外で働く方になったとしても、家事や掃除の経験があれば、お互いに助け合うための共通理解の上で協力・分担を考えることができます。

2つ目は、お金や時間の管理能力が身につく点です。一人暮らしをすれば、収入と支出のバランスを考えながら生活することが求められます。実家にいれば、お金を湯水のごとく使っても、親が何とかしてくれたかもしれません。一人暮らしでそのような生活をすれば、あとで自分が苦しくなるだけなので、金銭的な自制心も育まれることでしょう。

3つ目は、時間や家の空間を自由に使える点です。自分専用の居住空間なので、他人に気兼ねすることなく、自由に占有できます。ただし、その分だけ自己管理能力が問われます。

4つ目は、親のありがたみを感じられる点です。実家にいれば、掃除・洗濯・食事の準備は親任せということが多いでしょう。一人暮らしでは、それをすべて自分でこなすことになります。家事労働についての価値観に変更を迫られ、親に対して改めて敬意が生まれるはずです。

一人暮らしをするうえで注意するべき点とは

一人暮らしの際に注意しておいたほうがよいことがいくつかあります。まず、健康管理を自分でしなければいけない点です。特に、不規則で栄養が偏った食事になりがちです。実家であれば、親が栄養のバランスを考えた食事を作り、場合によっては食べ方にまで口を出すこともあります。健康管理の基本となる早寝早起きの励行についても、アドバイスしてくれる存在はいなくなります。うるさく感じることもあるかもしれませんが、健康管理という点では、親はペースメーカーとして大きな役割を果たしているのです。また、何をするにもお金がかかります。家族で外食に行けば、学生であれば何を食べても自分で払うことはないでしょう。

一人暮らしの場合、すべての課金される行為には、自分の財布からお金を払わなければならないのです。逆に考えれば、すべてが自分次第の生活なので、自由を感じることはできます。ただし、何をしてもよいからといって自堕落な生活が続くと学生生活自体に悪影響を与える可能性が出てきます。兄弟が多かったり、大家族で育ったりした人にとっては、一人暮らしは寂しさを感じてホームシックになることもあるようです。どうしても寂しさが解消できないときには、学生寮やシェアハウスなども検討してみるとよいでしょう。

部屋選びでの注意点!考慮するべき点とは

初めての一人暮らしで選ぶことが多い部屋のタイプは「ワンルーム」または「1K」が一般的です。ワンルームとは、区切りのない一室空間のことで、1Kとは、ひとつの部屋にキッチンが付いているタイプを指します。具体的には、キッチンと居室がドアで仕切られているかどうかという点に違いがあるのです。空間を壁で区切ってドアをつけると、部屋の用途ごとに使い分けが明確になり機能性が向上します。特にキッチンは煙やにおいを出すので区切ったほうが居住性は良くなります。

ただし、ある程度の広さがない空間を区切ってしまうと、狭さを感じることが多くなるでしょう。そのため、 20平方メートルに満たない面積の場合は、ワンルームになっているケースが多いようです。また、物件を選ぶうえでは、次のような点がポイントになります。まず「収納」です。実家よりもものが増えることが多いため、収納には余裕のある物件をおすすめします。次は「機能スペース」です。洗濯物を干すスペースや脱衣スペースをチェックしましょう。

普段の生活をストレスなく行うのに十分なスペースが確保されているかどうかは重要です。特に女性の場合は「プライバシーの確保」にも注意を払ったほうがよいでしょう。玄関から見たときに部屋の奥まで見通せてしまうのは、配達などで対応する際に恥ずかしいでしょうし、セキュリティ上も問題があります。ただし、ある程度の広さがないと衝立壁やドアはついていないので、プライバシーやセキュリティを優先するのであれば、家賃へのそれなりの出費も必要になります。

部屋選びでの失敗例!どんなところにこだわるべき?

部屋選びでの失敗例!どんなところにこだわるべき?
部屋選びは常にうまく行くわけではありません。特に、初めての一人暮らしであれば、失敗することもあるでしょう。以下でよくある失敗の原因をチェックしてみます。

1つ目は、お気に入りポイントがあったため部屋を選んだものの、住んでみると便利でなかった場合です。たとえば、ロフト形式の部屋は、天井も高くなりおしゃれなイメージで人気があります。ただし、最上階のロフト付きの部屋で、屋根の断熱が十分ではないときには、夏は暑くて使えなくなることがあります。

2つ目は、家賃だけで選んでしまい、その他の諸経費を考慮していなかった場合です。質素なアパートであれば、家賃のほかには月に数千円程度の共益費で済むことが多いのですが、マンションなどでは、ワンルームであっても管理費が必要になります。場合によっては数万円になることもあるため、契約時には家賃の項目以外の金額の確認が重要なのです。

3つ目は、立地だけで選んだ結果、その他の機能を犠牲にして後悔をする場合です。駅から近い物件は人気があります。その分だけ普通は家賃が高くなるのですが、生活のための機能を省略して、低めの家賃に設定している物件もあるのです。

たとえば、バルコニーや洗濯機置き場がないのは典型例です。オフィスとして使うのであれば問題ないのですが、居住スペースにするにはコインランドリーを利用することになり、利便性が劣ります。とはいえ、一般的にはすべての面で満足できる物件が予算内に収まることはほとんどありません。部屋選びでは、自分が妥協できるポイント、必ず満たしたいポイントを精査して、優先順位をつけることが成功の秘訣と言えるでしょう。

一人暮らしの楽しみ!自分の時間を有意義に使う!

一人暮らしの楽しみ方にはさまざまなバリエーションがあります。いくつか例を挙げてみましょう。まずは、自分の趣味に没頭できる点です。実家では親などの同居人がいるため、延々と自分の趣味の時間を持つことは困難でしょう。一人暮らしでは、誰にも邪魔されることなく思う存分趣味の時間を満喫できます。さらに、友人を招いてのホームパーティーや飲み会も、一人暮らしの醍醐味のひとつです。部屋に招いて楽しめば、外食よりも安く済み、営業時間や終電を気にする必要もありません。

ただし、隣人のことも考えて、騒ぎすぎないようにしましょう。一人暮らし上級者のなかには、部屋を自分好みにアレンジしてしまう人もいます。インテリアショップやホームセンターなどで材料を調達して、内装デザインを楽しむわけです。引っ越すときに復旧できる程度であれば、自分の趣味で好きなように楽しめます。また、読書が趣味の人なら、一人暮らしの部屋は邪魔が入らない最良の読書空間となるでしょう。

一人暮らしには色々なお金がかかるもの!

大学生の一人暮らしをするには、さまざまなところでお金がかかるものです。最も大きな出費は家賃になりますが、実家に居たときとは違い、生活に関わる行為のほとんどに個別な出費が求められます。食事や交通費や通信費といった日々の生活に必要な固定的なものだけでなく、病気やけがなどの臨時の出費にも備えておく必要があるのです。あとからお金に困らないためにも、出費が必要な項目については事前に把握しておくようにしましょう。

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