慶應義塾大学と言えば、多くの有名人を輩出している、オシャレで素敵な大学ですよね。そんな慶應義塾大学に念願の合格を果たしたら、部屋探しにもこだわって、一人暮らしを満喫したいところです。そこで、慶應生のための部屋探しのコツを紹介していきましょう。
慶應義塾大学に通うための部屋探しのコツをチェック!
慶應義塾大学に合格したら!
慶應義塾大学は、福沢諭吉が開校した蘭学塾を起源とする私立大学です。
偏差値が高いだけでなく、オシャレで素敵な学生が多いことでも知られており、多くの方にとって「憧れの大学」ですよね。
そして、そんな憧れの大学に見事合格を果たしたなら、「憧れの一人暮らし」も順風満帆でスタートさせたいものです。
そこで、そんな慶應義塾大学に合格したら、知っておきたい部屋探しの「コツ」をチェックしてみましょう。
●慶應生に人気のエリアは?
慶應義塾大学に合格したら、まずは「どのエリアで部屋探しを行うべきか」というのが気になるポイントですね。
そこで、慶應義塾大学に通う学生に人気のエリアをピックアップしてみましょう。
・日吉駅周辺
慶應義塾大学の日吉キャンパスに通う方に人気が高いのは、日吉駅の周辺エリアです。
このエリアはキャンパスから非常に近く、徒歩でも13分程度で着いてしまいます。
「キャンパスから遠いと遅刻しそう!」「朝は弱いからゆっくり眠れる方が良い」といった方には、日吉駅周辺がおすすめです。
日吉駅周辺エリアの家賃相場は、7万円程度となっています。
家賃相場はやや高めではありますが、飲食店、生活用品が買えるお店、郵便局などもあり、生活しやすいエリアという点でも人気があります。
ただし、このエリアは坂道が多いことでも知られていますので、移動が大変だと感じてしまうかもしれません。
事前に下見をしておくことが大切ですね。
・元住吉駅周辺
慶應義塾大学生には、元住吉駅の周辺エリアも人気があります。
この駅から日吉キャンパスまでは、電車で1分+徒歩で13分程度と、比較的通いやすくなっています。
日吉駅まで乗り換えもないので、土地勘がなく引っ越してきた方でも、迷う心配が少ないでしょう。
このエリアの家賃相場は7.4万円程度で、やや高めです。
ですが商店やスーパーもあり、住環境も良いエリアなので、住みやすさは抜群と評判です。
慶應義塾大学から近すぎず遠すぎないエリアなので、大学での生活と私生活とにメリハリをつけたい方にもおすすめですね。
さらに、この元住吉駅周辺エリアには、「飲食店の豊富さ」という大きな魅力があります。
テレビでも紹介されるほど人気のお店がたくさんありますので、グルメな方が一人暮らしをするエリアとしては、大変おすすめです。
・武蔵小杉駅周辺
慶應義塾に通う大学生の部屋探しで、もう1つ「チェックしておきたいエリア」が武蔵小杉駅周辺です。
ここから慶應義塾大学の日吉キャンパスまでは、電車で2分+徒歩13分と比較的短時間で着きますし、乗り換えもないので安心です。
慶應義塾大学では、1・2年生は日吉キャンパス、3・4年生になると三田キャンパスに変わる学部もあります。
キャンパスが変わったタイミングで引っ越しをするとなると、手間ひまもかかりますし、引越し費用もかかってしまいますよね。
そこで、わざわざ途中で引っ越さなくても済むようにと考えた場合におすすめなのが、武蔵小杉駅周辺のエリアでの部屋探しなのです。
日吉キャンパスまで近いだけでなく、三田駅までも13分ほどで着くので、どちらのキャンパスにも通いやすいですね。
さらに武蔵小杉は、渋谷など東京都心部へのアクセスも良く、休日はショッピングなどで楽しみたいという方にも大変魅力的です。
また、武蔵小杉駅は東口に「武蔵小山商店街パルム」があり、飲食店が豊富です。
生活用品の買い物にも困らないので、暮らしやすさという点でも高く評価されています。
ただし、武蔵小杉駅周辺エリアは家賃相場がやや高めで、8万円程度になってしまいます。
その点にも納得できるのであれば、利便性が高くおすすめのエリアと言えるでしょう。
慶應義塾大学に通う学生の多くは、「東急東横線」の沿線で部屋を探します。
日吉駅・元住吉駅・武蔵小杉駅の周辺エリアは、いずれも東急東横線の沿線になります。
このエリアは慶應義塾大学までのアクセスも良く、また飲食店や生活用品店なども充実した賑やかな街並みで、住みやすいのも大きな魅力となっています。
ただし、その分人気の高いエリアですので、家賃相場はやや高めです。
また、競争率も高いため、希望に合った物件を見つけるためには早めに情報収集しておく必要が出てきます。
慶應義塾大学に合格が決まってから、新入生が部屋探しをするのには少々、ハードルが高いエリアとも言えるでしょう。
家賃を節約したいなら?
慶應義塾大学に通う学生に人気の東急東横線沿線のエリアは、魅力は満載ですが、家賃相場がネックになってしまう方も少なくないでしょう。
そこで、そんな家賃に悩まされる方の部屋探しのコツをチェックしてみましょう。
・家賃が節約できるエリアはココ!
慶應義塾大学に通うための利便性をある程度維持しながらも、家賃を抑えることができるエリアもあります。
例えば中山駅周辺エリアは、家賃を抑えたい方にはピッタリなエリアです。
このエリアの家賃相場は6.5万円程度と、かなり良心的です。
また、日吉駅までのアクセスも21分ですので、通いやすさという点でも、比較的高評価ですね。
住宅の多い地域ですので、静かで生活しやすいのも嬉しいポイントです。
それからもう1つ、家賃節約を考える方におすすめなのが、白楽駅の周辺エリアです。
このエリアの家賃相場は6.7万円と、こちらもなかなか良心的ですよね。
しかも、日吉駅までの乗車時間が14分と、慶應義塾まで通いやすいのも魅力的です。
スーパーやドラッグストアもあり、生活するのに困らない環境なので、安心して一人暮らしをスタートさせることができるでしょう。
・条件を緩くしよう!
慶應義塾大学の周辺地域の家賃相場は、ワンルームなどの場合、平均すると6〜7万円程度です。
ですが、「憧れの慶應義塾に入学して、夢の一人暮らしを始める」というイメージから、つい、部屋の条件に細かくこだわってしまう方も少なくありません。
例えばオートロック、お風呂とトイレは別、新築物件などにこだわると、家賃がかなり高くなってしまいます。
中には一人暮らし向けなのに、8万円を超える家賃の物件もあり、正直、アルバイト代と仕送りしか収入がない学生には、毎月この金額を支払っていくのはキツいでしょう。
そこで、慶應義塾大学に通いつつ家賃を節約したいのなら、できるだけこだわり条件を緩くしておくことが大切です。
「お風呂とトイレは一緒でもOK」「築年数が古くても内装がキレイならOK」と、ある程度の妥協点を見つけていくことで、慶應義塾大学に通いやすいエリアでも、お得な家賃の物件を見つけることができるかもしれません。
また、特に人気の東急東横線沿線で部屋探しをする場合には、こだわり条件を緩和することで部屋の選択肢が増える結果にも繋がります。
「こだわり過ぎて希望エリアで部屋が見つからなかった」ということにならないためにも、妥協点を決めておくことは大切ですね。
・寮という手もあり!
慶應義塾大学には、寮も用意されています。
1.日吉寄宿舎
日吉キャンパス南東にある学生寮です。
こちらでは新入生を、毎年約15人募集しています。
ただし、入寮できるのは男子のみとなっています。
【入寮日17,000(入寮時)・自治会入会費7,000円(入寮時)・寮費17,000円(月額)・食費約12,000円(朝夕食事つきで月額)・雑費600円(月額)】
2.下田学生寮
2006年設立の学生寮です。
日吉キャンパスから近い下田地区にあり、体育会の学生200人程度と、留学生が150人程度生活しています。
入居の対象は体育会学生と留学生のみです。
【入居権利金20,000円(1年分)・家賃63,500円(ネット無料・寝具リース込み・光熱水費込みの月額)】
3.大森学生寮
2009年4月から運営されている学生寮で、127人入居可能です。
慶應義塾大学の日本の学生以外にも、留学生も入居しており、国際交流も楽しめるのが魅力となっています。
新入生と留学生が入居対象と、対象者が幅広いのが嬉しいですね。
【入寮費130,000円(1年契約の場合)・保証金5,000円・管理費192,000円(年額)・寮費79,500円(食事つき・月額)・寮費62,400円(食事なし・月額)・電気料金5,500円(月額)・通信設備費基本料金3,600円・通話料金(月額)】
4.綱島学生寮
2012年3月から運営されている学生寮です。
定員124名で、日本の慶應義塾生と海外からの留学生が一緒に暮らしています。
全室個室なので、プライベートな時間も大切にしたい方にもおすすめです。
こちらも入居対象は新入生と留学生で、特に他の条件はありません。
【入寮費180,000円(契約期間1年)・保証金100,000円・管理費198,000円(年払い)・寮費85,800円〜91,600円(食事つき・月額)・寮費69,800円〜75,600円(食事なし・月額)・電気料金4,500円(月額)・水道代(個人負担)・ネット2,980円(月額)・火災保険10,000円(年額)】
5.元住吉宿舎
2013年4月から運営されている宿舎です。
4・5階が留学生、6階以上が慶應義塾の日本人学生の宿舎となっています。
高層階で暮らせるのが素敵ですね。
慶應義塾大学にも通いやすい立地なのも大きな魅力です。
入居対象は新入生と留学生で、特に条件はありません。
【入寮費90,000円(1年契約の場合)・保証金50,000円・管理費140,000円(年額)・寮費74,000円(家具あり・月額)・寮費71,000円(家具なし・月額)・通信設備費3,000円(月額)・水道やガスは個人で負担】
6.日吉国際学生寮
2017年3月にオープンしたばかりの新しい学生寮です。
各部屋は日本人学生2人と留学生2人の4人で1ユニットとなっています。
もちろん、共用部分だけでなく個室部分もありますので、プライベートの部分も尊重されます。
留学生と生活していく中で、グローバルな感覚を養うのに役立てることができます。
こちらの入居対象者は新入生と留学生だけでなく、在学生も対象になっているのが嬉しいですね。
【入寮費90,000円(1年契約の場合)・保証金50,000円・管理費192,000円(年額)・寮費71,000円(家具・家電付き・月額)・電気代4,500円(月額)・水道料金3,500円(月額)・ネット1,500円(月額)・TV受信料583円(月額) 】
このように、慶應義塾大学には多くの寮が用意されています。
さらに、2018年には2つの寮がオープンする予定となっています。
寮の費用は、どの学生寮を選ぶかによって異なります。
記載しているのは、2017年4月現在の費用ですので、変更されることもあります。
月々の寮費だけを見ると、マンションでの一人暮らしの家賃と大差ないところもあるかもしれません。
ですが、初期費用が安く済んだり、食事が付いていたり、家具家電を用意する必要が無かったり、光熱費が定額といったところが多く、やはりマンションでの一人暮らしよりは安く暮らしやすいと言えるでしょう。
また、これらの寮は慶應義塾大学までの通いやすさも魅力的です。
ただし人気が高いので、できるだけ早めに押さえておくことが大切ですね。
慶応義塾大学生の一人暮らしの準備物
慶應義塾大学生として一人暮らしを始めるなら、新生活で必要になるものもしっかり準備しておくことが大切です。
慶應義塾大学生とは言っても、基本的には一人暮らし用に用意するのは、家具や家電など一般的な一人暮らしの生活に必要なものと同様になります。
ただ、これにプラスして、「慶應義塾大学生には特に必要なもの」があるのです。
それはパソコンと自転車ですね。
パソコンは調べものをしたり、論文を書いたりする際に必要です。
また、慶應義塾大学までは自転車で通う方が多く、周辺地域に遊びに行く際にも自転車を重宝している学生が大半です。
特に日吉駅付近に住んでいる場合、坂道が多いため、徒歩での移動はけっこう大変です。
そのため、自転車での移動が中心になっているという学生が多いようです。
自転車を使うことで電車に乗るのを控えられれば、交通費を節約できるのも嬉しいですね。
この2つは、事前にしっかり準備しておきましょう。
ニーズに合った部屋を見つけよう!
慶應義塾大学に合格したら、まずはご自身のニーズをしっかり踏まえたうえで、部屋探しをしていくことが大切です。
通いやすさで選ぶのか、住みやすさや家賃の安さで選ぶのか・・・
同じ慶應義塾大学に通う学生でも、部屋探しに求めることは、人それぞれです。
まずはご自身のニーズをしっかりと固めて、後悔のない部屋探しを始めてみましょう。
また、慶應義塾大学に通うための部屋探しでは、目先の理想を追いかけるだけでなく、先々のことまで見通しておくことも忘れてはなりません。
途中で引っ越したりしなくても良いように、慶應義塾大学在学中、ずっと満足できる暮らしが可能な物件を見つけてみましょう。
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