学生の一人暮らしの場合は、賃料はできるだけ安いところを見つけたいと考えている人が多いはず。なかには破格の賃料の物件もありますが、実際に安い賃料の物件はどうなのでしょうか…?
学生の一人暮らし☆賃料の安い物件って実際どうなの?
「賃料が安い物件を選んでも本当に大丈夫?」
学生が一人暮らしをするのであれば、賃料が安いというのは魅力的なことです。
しかし賃料が安い分、いろいろと不安を感じることが多いのも事実!
賃料が安い物件って実際にどうなのか?と考えている人はここを参考にしてみてください。
「賃料が安いのにはそれなりの理由がある」
賃料にはそれなりの相場というものがあります。
大体の物件が相場に合わせて賃料を決めているわけですが、賃料が相場よりも安い物件というのも存在するんですね。
学生が一人暮らしをする場合には、賃料が安いというのは条件として魅力的なことですが、賃料が安いということはそれなりの理由があるのでは?と考えることでしょう。
では実際に相場に対して賃料が安いのは一体何故なのか?
意味もなく賃料を安くしているということはなく、賃料が安いのにはやはりそれなりの理由がちゃんとあるんですね。
もちろん理由も様々ですが、「賃料を安くしなければ借り手がいない」という根本的な原因があるケースが多いのも事実です。
たとえば物件に何かしら借り手にとって不都合なことがあるという理由が多いですね。
最初から賃料を下げなければならない不都合があるケースでは、利便性の悪い場所にある物件だったり、交通アクセスが悪い物件だったりする場合には、当然なかなか借り手を見つけることができないので、賃料を下げて借り手を探します。
元々は相場の賃料だった物件も、段々と賃料を下げないと借り手が見つからなくなるケースというのももちろんあります。
たとえば物件が事故物件になってしまった場合や、築年数が経って建物の老朽化を感じられるようになってしまった場合などがありますね。
こういった様々な理由で、賃料が相場よりも安くなるということなのです。
「賃料が安い物件は不便なことが多い?」
賃料が安いということは、住むのに不便なのではないか?と思う人は多いと思います。
学生にとって賃料が安い物件というのは条件として良いですが、賃料が安い代わりに住むのに不便を感じるのであれば、やはり借りるのを躊躇してしまうもの。
では賃料が安い物件は本当に住むのに不便なのか?というと、決して賃料が安い=不便だというわけではありません。
ただし住むのに不便なことが原因で賃料を安く下げている物件があるというのもたしかなこと。
たとえば相場に対して破格の物件などの場合には、お風呂やトイレが共同だったり、お風呂が付いていない!なんて物件もあります。
こういった物件はたしかに不便ですし、お風呂やトイレといった毎日使うものを我慢したりしなければならないのは大変なこと。
その代わりに賃料を安くすることで、我慢できる借り手を探しているわけですね。
もちろんこういった例以外にも、たとえばトイレが水洗ではなく昔ながらの汲み取り式であったり、お風呂はあるもののシャワーが付いていなかったりなんて物件もあります。
不便と言えば不便なのかもしれませんが、気にならないという人にとっては気にせずに生活ができるものでもありますよね。
しかし現代は便利な世の中ですので、世間一般的に見て不便だと感じるような物件はその分賃料が安くなっているところが多いということ。
自分自身では不便だと感じなければ、たとえ賃料が安い物件であっても快適に暮らすことは可能です。
学生の一人暮らしで何よりも賃料を安く抑えたいと考えているのであれば、それらを踏まえて物件選びを検討すると良いでしょう。
「賃料が安い物件は暮らしにくい?」
賃料が安い物件というのは、暮らしにくいのでは?というイメージもあると思います。
学生の一人暮らしとはいえ、やはり実際に住んでみて暮らしにくいと感じる物件ではどんなに賃料が安くても長く住むことはできませんよね。
暮らしにくいと感じる理由にはいくつかあり、それに賃料が安い物件が当てはまる可能性はもちろんあります。
たとえば近隣にお店や病院などの必要な施設がなかったり、駅までの距離が遠いなど、利便性や交通アクセスが悪い物件の場合、生活していて暮らしにくいと感じてしまうことは当然あるでしょう。
賃料が安いから仕方ないと言えばそれまでですが、生活していくうえで不便さを感じることは暮らしにくいと感じる一番の理由になります。
また周辺環境のせいで騒音が気になったり、治安があまり良くない場所に物件がある場合なども、暮らしにくいと感じる原因に。
その分賃料を下げているとはいっても、学生が一人暮らしをする物件としては、勉強の邪魔になったり、安全性で不安に感じることも多いかもしれません。
学生の一人暮らしなんだから、とにかく賃料が安い物件ならいい!という考えであっても、実際に暮らしにくいと感じる物件の場合は自分自身で我慢ができないケースも。
もちろん賃料が安い物件の全てが暮らしにくいというわけではありませんが、自分の中で暮らしにくいと引っかかるような点がないかは事前にチェックしておく必要がありますね。
「築年数が古い場合に気を付けたいこと」
築年数が古い物件というのは、それだけで賃料を下げている物件がやはり多いです。
学生の一人暮らしの場合などには、やはり新しくて綺麗な物件を求める人が多いですし、築年数が古い物件をわざわざ求める人はいませんよね。
しかし学生にとっては築年数が古かったとしても、賃料が安いのであればそれでいいという考えの人もいるはず。
では築年数が古いことを我慢さえすればそれでいいのかというと、実はそれだけではないのです。
築年数が古い物件を選ぶというのには、それなりのデメリットが存在します。
まず第一に築年数が古い物件の場合、住んでいて何かが壊れるようなトラブルが起こりがちなんですね。
ドアが開かなくなってしまった!なんてトラブルや、雨漏りをしている!なんてトラブルがあることも。
もちろんそういったトラブルにきちんと対処してくれる不動産会社であれば良いのですが、建物が古いという理由で対処してくれないケースもあります。
また築年数が古い物件の場合は耐震性などにおいて心配な面があるというのも事実です。
もしものときの場合を考えると安心して住むことができないと考えてしまう人もいるでしょう。
築年数が古い物件の中でも老朽化が進んでしまっている物件の場合は、近い未来に取り壊しや建て直しをするというケースもあります。
せっかく物件を借りても急にそういった理由で退去しなければならない可能性があるということも頭に入れておきましょう。
「自分で納得できるかをちゃんと確認して決めよう!」
学生が一人暮らしをする場合には、安い賃料で物件を借りることができるというのは嬉しいことだと思います。
とくに賃料を自分のアルバイト代で支払っていくつもりの人などにとっては、贅沢も言っていられないので賃料の安さを一番の希望条件として考える人も多いでしょう。
しかし賃料が安いということは、安いなりの理由もあるということを忘れてはいけません。
もちろんその理由に納得したうえで物件を決めるのであれば、何の問題もありませんし、賃料が安い=悪い物件だというわけでもないのです。
自分で納得することさえできれば、学生にとって賃料が安い物件は有り難い物件であり、良い物件なわけですね。
賃料を安く済ませることができれば生活も苦しくなりませんし、学生の一人暮らしであれば自分さえ納得できればこれといって困ることもないわけです。
学生が一人暮らしを始めるために賃料が安い物件を探している場合には、まずはどうして賃料が安いのかというのを考えるようにしてみましょう。
不動産会社に直接聞いてみるのも良いですし、自分で物件をチェックして賃料が安い原因を探してみるのも良いでしょう。
一番怖いのが賃料が安い原因が分からないまま入居してしまうことです。
後になって賃料が安い理由が分かり、それに不便さや住みにくさを感じるようでは困ってしまいますよね。
賃料が安い物件の場合には契約する前に自分で納得できるまでしっかりとチェックをすることが大切ですよ。
「賃料が安い物件に決めるのは慎重になろう☆」
いかがでしたか?
学生の一人暮らしで賃料が安い物件を検討している人は少なくないはず。
賃料が安い物件に決める場合には、なるべく慎重になって考えることが大切ですよ。
コメント
「賃料が安いのにはそれなりの理由がある」というドキッとする言葉を聞くと、
安さだけに引かれてすぐに契約をするのはやめた方がいいなと強く感じました。
どうしても安さに目がいってしまうのですが、なぜ安いのかという点を考えて
みる必要があるとしみじみ思いました。
賃料が安いっていうことは何かしらの理由があるんですよね。
私が住んでる部屋も相場より1万円安いんですけど
それはお隣で結構悲惨な事件があったから……。
事故物件ではないけどやっぱり入居者が少ないみたいで
相場より安く借りられているのはラッキーと言えますが。