引っ越しに必需品の段ボール。

全ての引っ越し業者が無料配布していると思っていませんか？

大手の引っ越し業者であれば一定の数の段ボールなどを無料配布している所もありますが、中に契約料金に入っている会社もあります。

また引っ越し料金が安い運送会社(赤帽)やヤマトで人気の単身パックなど、段ボールを貰えないサービスも多いんです。

今回は段ボールの購入先や無料で貰える方法をご紹介します。

段ボールを無料提供してくれる引っ越し業者は？他で買うならドコ？いくらで売っている？

●段ボールを無料提供してくれる引っ越し業者は？

下記の会社は50枚まで提供してくれます。

アート引っ越しセンター・サカイ引っ越しセンター・ハート引っ越しセンター・アーク引っ
越しセンター・ハトのマークの引っ越しセンターなど。

業者によりますが、50枚以上からは追加料金が発生するかもしれません。

また単身プランなどの場合は段ボールの枚数が少なくなるかもしれません。

見積時にしっかりと確認をした方が良いかと思います。

●売っているのはホームセンターやネットなど。

段ボールって自営業や引っ越しをしない限り、なかなか買わないですよね。

自分で段ボールを購入するならば、購入先はホームセンターやネットの二択といった所です。

ホームセンターだと厚みなども確認できますが、意外と重くて持ち帰りが大変です。

また様々なホームセンターがありますから、チェックする時間があるならばあちこち出向いてみると良いかと思います。

ネットだと、私が挙げたサイト以外でも沢山取り扱いがあります。

もっと安い所もあるかもしれません。

ですが、安い実際に届いて思いの外ペラペラだった！という事もあるかもしれませんし、届くまでに時間がかかる事もマイナスポイントになりますね。

１.ホームセンター

店舗で取り扱っている種類が違う可能性があり、確実にあるとは言えませんが、ホームセンターでも段ボールの取り扱いがあります。

ご参考にオンラインショップの価格を出してみます。

「カインズオンラインショップ」

140サイズ、10枚で1,980円(税込)

ただし送料ががかり、10枚セットにつき500円かかるようです。

あと引っ越し段ボールと記載されていないので、耐久性はあまり期待できない可能性が高いかもしれませんが、その際は軽い物を入れたりしましょう。

２.ネット

「ボックスバンク」

140サイズ、取っ手付き5枚で1,800円(税込)です。こちらは商品により送料が変わってきます。

この140サイズは送料無料です。

サイズも小さいものから大きなものまで揃っており、引っ越し段ボールですから耐久性も期待できます。

また取っ手付きでかなり持ちやすそうです。

もちろん取っ無しタイプや記入欄付きもあります。

「直販の智慧」

140サイズ、20枚入りで3,798円(税込み)です。

楽天入場で取り扱われている口コミでは耐久性も良いとの事です。

送料無料となっており、サイズも小さいものから大きなものまで揃っています。

段ボール、どこでもらえば良い？

●ドラッグストア・スーパー・コンビニ・ホームセンター

紙オムツや洗剤など、重いものが入っていた段ボールはとても重宝します。

あと食品が入っていた段ボールも良さそうな物がないかチェックしてみましょう。

中が汚れていたり、汁が漏れていたりしていないか確認してから持ち帰ります。

それから店員さんが少ない時間帯や忙しい特売をしている曜日や時間帯や避ける方が対応してもらいやすいと思いますよ。

●家電量販店

スーパーやドラッグストアでは取り扱わない商品が多い家電量販店。

家電が入っていた段ボールですから、強度や耐久性もバッチリです。

●カー用品店

カー用品は重いものを多く取り扱っているので、強度のしっかりした段ボールが手に入りやすいです。

荷造りを上手にするポイント

●段ボールは基本的に小さいものに重いもの、大きなものに軽い物を入れる。

軽いものといえば衣類や幅をとる靴、カバン、ぬいぐるみ等です。

重いものといえば本やDVD、皿、重量のある食料品(米や調味料、砂糖、小麦粉)など。

これを意識して荷造りしないと運ぶのが大変です。

あとは割れ物などが入っている段ボールには「割れ物アリ！」とでも書いておくと、運ぶ際、慎重に取り扱ってくれます。

●荷造り用の段ボールは大きさを出来るだけ揃える。

段ボールをネット購入しないで自分で回収するならば、気を付けてもらいたい点になります。

何故かというと、大きさが揃っていない段ボールばかりになるとトラックへの搬入時、バランスを崩して雪崩状態になってしまう事も考えられます。

●使っていない物を処分し、オフシーズンの物からドンドン荷造りする。

まず使っていない、壊れている物など要らない物を分けます。

家電などはすぐに処分してくれない事が多いので、早めに連絡しましょう。

そしてオフシーズンの服や靴などは荷造りしてしまいます。

また今使っているアクセサリーや趣味で集めている物も良い機会ですから、断捨離(リサイクル)してしまいましょう。

引っ越し業者の段ボール事情。

●引っ越し業者から使用済み段ボールが貰える事も。

引っ越し業者によっては、契約時の段ボールで足りなかった場合、使用済み段ボールを取りに行けば貰えるサービスもあります。

私も足りなくなり、使った事がありますが、正直気になりませんでした。

とても助かりました。

●段ボールの後始末、意外と困りもの。

大手の引っ越し業者では引っ越し後に使用済みの段ボールを無料もしくは有料で回収してくれるサービスがあります。

しかし自分で準備するとなるとこういったサービスが無いので、処分先を調べておかねばなりません。

近場のゴミステーションで出せない場合は段ボールを自分で運ばなければならないので、車が無いと結構大変です。

移動手段が無いならば、不用品回収業者に依頼して取りにきてもらうのが良いかもしれないですね。

引っ越しするのに必ず必要となる段ボール。

節約重視の引っ越しならば自分で回収すると確実に安くなりますが、その分、労力がかなり必要になります。

それに店員さんに声を掛ける勇気も必要ですね。

「そんなの気にしない！とにかく安く！」という方はぜひ、オススメしたお店に足を運んでみてください。

そして引っ越し業者に見積りを取る際、段ボールのサービスがあるか確認し、それから「段ボールは要らないから安くしてほしい」と言うと交渉がしやすくなるかもしれません。

逆に段ボールを回収せずに購入しようと思っている方。

荷物が多く、段ボールが結構必要になりそうならば、ネットやホームセンターで調達するよりも使用済み段ボールが貰える業者であれば、そちらの業者と契約して使用済み段ボールを利用した方が良いと思います。

皆さんの予算や時間を考慮して、出来るだけ焦らず、早めの荷造りをしましょうね。