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ねぇ知ってる?引っ越し先にエアコンは有る?無い?

気に入った部屋が見つかったぞ!と、その前に!あなたが借りようとしている部屋に、エアコンは設置してありますか?快適な生活を送るためにも、知っておきたいエアコンのアレコレ!

エアコンが無い物件なんてあるの?

現代の生活において、エアコンは無くては無いものの一つになってきたものの、未だに設置していない賃貸物件もあります。

エアコンは贅沢品!なんていう、ひと昔前を生きていらっしゃったご年配の大家さんも居ますから、エアコンは入居者負担!という所もあります。

「借り手市場」というように、いかにして入居者に快適な生活を送ってもらうか、ということを考慮した賃貸事情に変わってきて、エアコン普及率は年々上がってはきているものの、そういった大家さんの物件ですと、事実、まだまだそういった部屋が有ります。

築年数が10年以上になる物件については、特に注意が必要です。

地球温暖化が騒がれているように、平均気温も上がってきています。「家の作りは、夏をむねとすべし」という言葉があるように、エアコンが無い場合、特に夏は大変辛い思いをすることになります。

部屋の設備に記載が無いのに、室内にエアコンがあるケース

注意しておきたいこととして、物件情報にはエアコンの記載が無いのに、実際に内覧してみたらエアコンが有った場合です。

ほとんどの場合、前入居者が置いていったエアコンで、不動産会社や大家さんによりそのエアコンの扱いは変わりますが、一般的には付帯設備とせず、サービス品として設置している場合が多いです。

問題なのはそのエアコンが故障した時のことです。

付帯設備としていない以上、大家さん側で修理する義務は無いと解釈しているところが多いのですが、以下の部分を契約書等にハッキリ記載してもらうことをおすすめします。

㈰故障した際の修理費用はどちらで負担するのか
㈪修理で治らなかった場合のエアコン自体の撤去費用はどちらで負担するのか(撤去費用は結構な金額になります)
㈫撤去後のエアコンは新設するのか、また、新設する場合の費用はどちらで負担するのか
㈬入居者負担で新設の場合、退去時はどのような処遇にするのか

などを、退去時に揉めないためにも、明確に取り決めしておきましょう。

エアコンを自分で設置する場合


上記の他、「エアコンは無いけど、どうしてもこの部屋に住みたい!」や、「1台は設置されているけど、別な部屋にもう1台設置したい!」といった場合、設置するエアコンの種類や、性能も知っておいた方が良いでしょう。

種類や性能は後述しますが、その前に、設置に関して、工事を行っても良いのか、室外機はどこに設置したら良いか、エアコンスリーブ(エアコンのダクト穴)が開いているか、エアコン専用のコンセントは付いているか、などを、不動産会社や大家さんに事前に確認しましょう。

無断で穴を開けたりコンセントを設置してしまうことは、ほとんどの場合、契約違反になります。

自分で設置する前に、ダメで元々の話にはなりますが、入居者の申し出によって取り付けてもらえる場合もあるので、不動産会社もしくは大家さんに事前に相談してみましょう。

室外機について

エアコンを取り付ける際に気を付けたいこととして、「室外機の置き場」があります。

寝る部屋のベッドの近くに置いては、うるさくて睡眠の妨げになる可能性がありますし、かといって隣の部屋の近くに置いて、ご近所さんの迷惑にもなりたくないですよね。

1階ですと比較的置くスペースが多くありますが、2階の場合、自分の部屋のバルコニーに置くか、ダクトホースを延ばして地上に置くことになると思います。

バルコニーに置くにしても、自分の生活に支障の無い所に設置し、地上に置く場合、極力1階の住民の迷惑にならないような場所に設置しましょう。

エアコンの穴が開いていない場合

設置したいところにエアコンのダクト穴が開いている場合は良いでのすが、もしも穴が開いていなかった場合は設置工事費に、穴を開ける作業費用がプラスで発生しますから、その点も注意が必要です。

コンセントについて


エアコンと同じ程度の高さにコンセントが付いていない場合、コンセントを取り付ける工事費も別途発生します。

「延長コードを使って、下の方のコンセントに接続すれば良いのでは?」と思うかもしれませんが、この行為は現在禁止となっていますので、エアコン専用のコンセントが無い場合、新たにコンセントを増設しないといけません。

本当に知ってる?知っておきたいエアコンのこと

ご存知のとおり、エアコンは「エアコンディショナー」の略になりますが、

・暖房

・冷房

・除湿

などの基本機能に加え、

・除菌

・加湿

・空気清浄

・省エネ

などの機能が備えられているエアコンも、最近は出ています。

もちろん、機能が多ければ多い程高価になりますので、予算が掛けられる方は機能性を重視しても良いと思います。

しかしながら、ここで注意したいのが、設置した後のことです。

高いお金を支払って設置した後、快適な生活が待ってはいますが、賃貸物件である以上、いずれ退去する時がきます。

次に引っ越しする先にエアコンが既にあった場合、泣く泣く置いていくことになるケースもありますし、置いていく際、設置年数によっては退去精算の時、処分費用が掛かってしまうこともあります。

また、次の引っ越し先に持って行く、といった場合でも、取り外しと取り付けの工賃は必ず発生しますから、結局新しいエアコンを購入しよう、というケースも多いです。

おすすめしたいのは、必要最低限の機能を備えている、型落ちのエアコンです。

型落ちしていても十分な機能・性能を持っていますし、退去後のことを考えると、高性能・高機能で選ぶのではなく、自分や部屋に見合ったエアコンを選ぶことをおすすめします。

表示のどこをみて選べば良い?


エアコンを選ぶ際、重要な事項が性能表示の

・畳数の目安

・Kw

・期間消費電力量

の3点です。

「畳数の目安」については、例えば6畳〜10畳という表示であった場合。

少ない数字が「木造」の場合の部屋の場合の数値です。逆に大きい数字がマンションなどの「鉄筋」(RC造やSRC造)造の部屋の数値です。

木造アパートで、8畳の部屋にエアコンを取り付けを考えている場合、「10畳までだからこのエアコンで充分!」と思って購入すると、快適な温度調整が期待できません。

木造のアパートで8畳の部屋に取り付ける場合は記載数値の最低畳数を見て判断しましょう。

マンション等の場合は気密性が高いため、大きい数値を基準に選んで問題ありません。

「Kw」については、そのエアコンが持つパワーを表します。単純にこのKwの数値が多ければ多い程馬力があり、室内を早く冷やしたり暖めたりできます。

「期間消費電力量」の数値は少なければ少ない程、1年を通して消費する電力が少ないことを表します。

以上をまとめると、「自分の住んで居る建物の構造に合った畳数」で「Kw数が高い」製品で、かつ「期間消費電力量」が少ないエアコンを選ぶと良いということになります。

無駄に大きな容量で高価なエアコンを購入するより、キチンと自分の部屋に合ったエアコンを選ぶことが重要です。

この3点を押さえても、「どのエアコンを選んだら良いのか決め兼ねる!」といった時は、遠慮なく店員さんに聞きましょう。(※仲良くなれば値引き交渉もし易いです)

その他家電や設備の併用も考慮しましょう。

四季折々の日本では、エアコンは必須と言えますが、エアコン選びについては、住んでいる地域や部屋自体の設備にも左右されます。

北の地域であれば、冬場ではエアコンのみでは寒く、ヒーターなどを併用することも考えられます。また、床暖房などの、南の方ではあまりみられない設備が付帯されている物件もあります。

逆に南の地域であれば、暖房機能をそれ程重視しなくても、快適に過ごせるでしょう。

自分が借りる部屋の設備や、地域に合わせたエアコンを選び、快適な生活を送りましょう!

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