一人暮らしをするなら何が必要？

初めて一人暮らしをする時って、新しい家には何も無いので一から全て用意しなければいけません。

でも、何が必要で何が不必要なのか分からないですよね。

実家暮らしだった時は、必要だったものも一人暮らしをしてからは必要ではなくなるなんてものもあるので、実家にあるものをそのまま全て揃えようとすると、一人暮らしの家には合わなかったり使わずにゴミになってしまうなんてこともあります。

一人暮らしの時は、部屋が狭くなるということもあり必要最低限のものがあれば十分なんです。

では一体一人暮らしでは何が必須アイテムで、何が必須アイテムではないのか、紹介します。

家電用品

まずは家電製品の必須アイテムから紹介します。

家電製品の必須アイテムは、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器です。

物件によってはコインランドリーがあるタイプもありますが、住人はコインランドリーが無料になるというわけではありません。

たった数円でもお金がかかってしまうコインランドリーよりも、自分専用の洗濯機があった方がお得ですし、下着や服が盗まれてしまうなどの不安もありませんよね。

なので、洗濯機は必須アイテムです。

冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器は、ご飯を食べるための必須アイテムですよね。

一人暮らしをすると外食が増えてしまうなんて人もいるかもしれませんが、それでも冷蔵庫は必須だと思います。

一人暮らし用の小さな冷蔵庫で構いませんので、揃えておくようにしましょう。

反対に、必須アイテムではない家電製品は、テレビ、パソコン、レコーダー、食洗機、エアコン、アイロンなどです。

テレビやレコーダー、パソコンなどの家電製品は、無くても生きていけます。

｢ネットがないと生きていけない｣という人もいますが、スマートフォンがあればパソコンが無くても大抵のことは出来ちゃいますよね。

仕事上どうしてもパソコンがないとダメだという人以外は、一人暮らしを機に揃えなければいけない必須アイテムとは言えません。

食洗機とアイロンは、実家では必須アイテムだったかもしれませんが、一人暮らしの場合は必須ではないんです。

ワンルームなどの狭い部屋だと食洗機が置けるほどのスペースがないというのが一番の理由です。

また、一人暮らしだと友達を呼ばない限り沢山食器を洗う必要がありません。

一人暮らしだからこそ、食器洗いがめんどくさいと思ってしまうかもしれませんが、自分で洗うようにしましょう。

アイロンはコンパクトなタイプもありますが、場所をとってしまいますよね。

食洗機と同じで、邪魔になってしまうかもしれないので買う必要はありません。

洋服のシワが気になるという人は、洗濯をしたあとにきちんとシワを伸ばしておくことで改善できますよ。

エアコンは今の時代必須アイテムですが、よほど古い物件ではない限り部屋に取り付けてあるので新しく買う必要はありません。

部屋に付いていない場合のみ、エアコンか扇風機の購入を検討しましょう。

キッチン用品

続いてキッチン用品の必須アイテムを紹介します。

キッチン用品の必須アイテムは、包丁
まな板、フライパン、鍋、食器、サランラップです。

一人暮らしで自炊をする予定であっても、自炊の予定はなくても必須アイテムは必要になると思います。

特に包丁とまな板、食器、サランラップは必ず用意しておきましょう。

外食ばかりであっても家で絶対に食事をしないとは言い切れませんよね。

買ってきたものを切らなければいけない時に必要となるものが包丁とまな板です。

包丁だけだと切る時にとても危険なので、まな板も必要になります。

自炊をする人でも、フライパンと鍋が一つずつあれば何でも作れちゃうので、沢山キッチン用具を揃えなくてもいいんです。

食器は紙皿やコップよりも節約することが出来るので、箸、皿数枚、コップ一つは最低限揃えておいた方がいいですよ。

サランラップは食材を保存しておく時、電子レンジで食材を温める時などに活躍します。

使い終わったサランラップは、掃除の時に活躍するので、家に常備しておくようにしましょう。

必須ではないキッチン用品は、圧力鍋、やかんです。

自炊をするという人は、一人暮らしでも圧力鍋が必須アイテムだと思ってしまうかもしれませんが、必須ではありません。

確かに圧力鍋を使えば料理の時間を短縮することが出来たり、料理のレパートリーが増えたりします。

一人暮らしだからこそ、料理を頑張りたいという気持ちがあるかもしれませんが、圧力鍋で出来る料理は普通の鍋で代用することが出来ます。

なので、必須アイテムである鍋があれば、圧力鍋はいりません。

圧力鍋は扱いを間違えるとすぐに壊れてしまうという危険性もあるので、注意が必要なんです。

やかんは、お湯を沸かしたい時に便利ではありますが、今は電気ケトルやポットがあるので、やかんがなくてもお湯を沸かすことが出来ます。

よって、必須アイテムとは言えません。

掃除用品

最後は、掃除用品の必須アイテムについて紹介します。

一人暮らしをすると、部屋の掃除をしてくれる人は誰もいません。

両親が来てくれたとしても、日々の掃除は自分がやらなくてはいけないんです。

掃除をするための必須アイテムは、洗剤、スポンジ、ゴミ袋です。

掃除をする時は、どんなに見た目では汚れていなくても洗剤を使いますよね。

食器にしても、トイレにしても、お風呂にしても洗剤で見えない汚れを落とさないと不衛生になってしまいますので、それぞれの洗剤とスポンジは用意しておきましょう。

一人暮らしだと大きなゴミ袋は必要ないと思ってしまうかもしれませんが、大掃除をした時、友達が来て料理を振舞ったりお菓子をたくさん食べた時などは大きなゴミ袋が必要になるかもしれませんので、用意しておいた方がいいですね。

掃除用品で必須ではないアイテムは、ゴム手袋、バケツ、雑巾です。

手が汚れないためにとゴム手袋をしたくなるかもしれませんが、ゴム手袋がなければ掃除が出来ないわけではありませんよね。

バケツと雑巾も同じように、それが無ければ掃除をすることが出来ないというわけではありません。

今はフローリングタイプの部屋も多いので、雑巾よりもクイックルワイパーなどのような道具があった方がいいと思います。

引っ越す前に揃えておこう

一人暮らしの必須アイテム、必須ではないアイテムについて紹介しました。

初めての一人暮らしだと分からないことが多くて、とりあえず何でもかんでも買っておこうと思ってしまいがちですが、全てを揃えるとそれだけで大金が必要になってしまいます。

新しい家の費用、引越し費用など色々とお金がかかってしまうことが多いので、どこかで少しお金を抑えておきたいですよね。

そんな人は是非、必須アイテムだけを揃えるようにして下さい。

必須アイテムが無くても、生きていくためだけならば困ることはないはずです。

必須ではないアイテムは、一人暮らしの人が絶対に揃えてはいけないアイテムだというわけではありません。

一人暮らしを初めて落ち着いた頃に必須ではないアイテムを揃えていくという方法もアリです。

なのでまずは、必須アイテムがちゃんとある一人暮らしの部屋を目指していけるようにしましょう。

早めに準備しておくことで、一人暮らしを初めてから焦ることはないと思います。

一人暮らしを快適に過ごしていくために、何が必要なのか、何が不必要なのか、自分の中でリストを作ってみて下さい。

そうすることで、自分の家に必要なものが見えてくると思います。