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部屋探しで意外と重要なポイント☆エアコンの有無の確認を!

部屋探しの際は間取りや収納、日当たりだけでなく、例えばエアコンの有無などもしっかり確認しておくことが大切です。そこで、部屋探しで後悔しないために、エアコンがある場合と無い場合のメリット・デメリットについて紹介していきます。

●エアコンって意外と大事!

部屋探しの際、エアコンの有無まで気にする方は少ないかもしれません。

確かに部屋探しの段階では、立地、築年数、広さ、間取り、収納など、考えなければならないポイントがたくさんあり、エアコンにまで気が回らないこともありますよね。

ですが、エアコンの有無というのは、実際に生活を始めた時にとても大きな意味を持つことになるので、部屋探しの段階でしっかり確認しておくべきなのです。

エアコンは「後から自分で取り付けることもできる」と考える方もいらっしゃるでしょう。

確かに、絶対に後からの取り付けが無理なわけではありません。

ですが、中には賃貸の場合、エアコンの取り付けさえ「ダメ」と言われてしまう物件もあるのです。

つまり、後になってエアコンの有無が理由で引っ越しを余儀なくされる事態にならないためにも、部屋探しの段階で、ここをしっかりチェックしておくことが大切なのですね。

●エアコンは標準装備?

現代の家庭では、ほとんどどこの家庭にも、当たり前のようにエアコンが設置されていたりします。

そのため、部屋探しをしている時も、「エアコンは標準装備されているもの」と思い込んでいる方も少なくないでしょう。

確かに、エアコンが部屋の設備の1つとして設置されている物件もたくさんあります。

ですが、エアコンどころか、エアコンを取り付ける場所すら設けられていない物件もある、ということを忘れてはなりません。

部屋探しの際には注目しにくい部分かもしれませんが、意識して、「エアコンは設置されているか?」を確認しておきましょう。

このエアコンの有無に関しては、部屋探しの際にチェックする設備情報には、記載されていないことも少なくありません。

中には設備としてエアコンが設置されているわけではなく、以前に住んでいた方が残していったもの、というケースもあります。

そのような場合には、設備としては記載されていない可能性が高いので、事前に電話などで問い合わせをしたり、内見の際にチェックしてみると良いですね。

●エアコンあり物件のメリット

エアコンありの物件は、コスト面や快適性のことだけでなく、他にも嬉しいメリットがあります。

実は、部屋探しの段階で「エアコンあり」にこだわって選んでおくと、エアコンは大家さんの管理する物として考えられることになります。

そのため、例えばエアコンから悪臭やカビのニオイがしてきた時や、故障してしまった時などにも、掃除や修理は大家さんにお任せすることができるのです。

自分で取り付けたエアコンだと、これらの管理も自分で行わなければならないことになりますが、大家さんが管理してくれるなら、手間もコストも省けますね。

●エアコンで家賃アップ?

部屋探しの際、切実な問題となるのが「家賃」ですよね。

少しでも安くお得に暮らせる部屋を見つけたい、というのが、多くの方が抱える本音でしょう。

ですが、安さだけにこだわった部屋探しをしてしまうと、エアコンが設置されていない物件を掴んでしまいかねないのです。

一般的に、エアコンなしの物件とエアコンありの物件なら、なしの物件の方が家賃が安くなっています。

そうなってくると、とにかく安く住める部屋探しをしている方からすれば、「家賃が高くなるならエアコンなんて贅沢品は要らない!」と考えてしまうこともあるかもしれません。

ですが、後からエアコンを取り付けるとなると、エアコンそのものに高額な費用がかかるうえに、取り付け工事なども高額な出費になってしまいます。

これらの出費や手間を考えると、部屋探しの段階で、エアコンが元々設置されているところを選んでおいた方が、結果的にはお得になる可能性が高いのですね。

●エアコンのある物件でも注意は必要!

部屋探しでエアコン設置というポイントに注目して選ぶ場合は、ただ「エアコンという設備がある」だけではダメということも忘れてはなりません。

エアコンはあくまでも「家電」ですから、それなりの年数、使い続けていれば劣化し、中には故障してしまうものもあります。

せっかく部屋探しで失敗しないためにと、エアコンありの物件を選んだのに、いざ住んでみると、「エアコンが動かない」「エアコンの効きが悪い」なんてことになると困りますよね。

また、近年のエアコンは電気代もかなり抑えられるようになってきていますが、古いタイプのものが設置されている場合、かなりの電力を消費してしまうこともあります。

部屋探しの際には、エアコンが設置されているかどうかだけでなく、エアコンの状態はどうか、型番は新しいかどうか、といった点まで確認しておきましょう。

●エアコンは本当に必要?

エアコンが設置されている物件は人気がありますが、そもそも、エアコンは絶対に必要なものなのかどうか、疑問を抱いてしまう方もいらっしゃるでしょう。

エアコンの必要性については、考え方、感じ方は人それぞれなので、「絶対に必要なもの」であるとは言い切れません。

しかも部屋探しをしてみると、エアコン付き物件よりも、エアコンなしの物件の方が多かったりして、選択肢を広げるために「エアコンは諦めた方が良いかも」と感じてしまうこともあるでしょう。

まずエアコンの必要性についてですが、これは物件の立地条件などによっても変わってきます。

例えば空気が汚く、窓を開けることが難しいような物件であれば、夏場は締め切った室内で、エアコンも使わず辛い状況で過ごさなければならないことになります。

また、昼間は窓を開けられても、夜は防犯上、窓を開けたままで寝るのは難しいですよね。

そうなると、閉ざされた密室で熱気のこもった部屋で寝ることになるのです。

常に強い日差しにさらされるような物件も、部屋の中が暑くなりやすく、無理にエアコンをガマンすれば、熱中症になる恐れもあるでしょう。

寒さについては、エアコンなしでも、こたつやストーブなどの部分的に温めることができる器具がありますので、ガマンできるかもしれません。

ですが、夏にエアコンなしというのは、場合によっては命に関わることもありますので、要注意です。

窓を開け放すことができたり、何かの影になって、それほど暑さを感じないような部屋であれば、エアコンなしでも生活するのは難しくないかもしれません。

これから始まる新生活の拠点や生活リズムのことをよく検討しながら、エアコンの必要性を検討してみましょう。

●エアコンなし物件の対処法


部屋探しでいろいろな条件を検討した結果、エアコンについては諦めざるを得ない事態になることもあるでしょう。

では、エアコンなしの物件を選ぶことになった場合、後から取り付けたい時にはどうすれば良いのか、というのも覚えておくと安心です。

まず、部屋探しの段階で、「エアコンを取り付けられる場所」があるかどうか」を確認しておきましょう。

取り付ける場所さえない場合は、大掛かりな工事が必要になりますし、エアコンの後付けを許可してもらえないこともあるので要注意です。

それから、部屋探しの段階で、管理者に「エアコンは付けてもらえないのですか?」と尋ねてみるのも良いですね。

運が良ければ、入居に合わせてエアコンを設置してもらえます。

部屋探しの際には、家賃の値下げ交渉を行う方もいらっしゃいますが、これが失敗した時に、「では代わりにエアコンを・・・」とお願いするのも1つの作戦です。

もしこれらの方法がダメで、入居後に取り付けることになった場合は、管理者に許可を得なければなりません。

賃貸の場合は、あくまでも「借りている部屋」ですので、勝手に壁に穴を開けるようなことはできないのです。

もし、ここで許可を得ずに勝手に取り付けをしてしまった場合、修理のための費用を支払わなければならないこともあります。

中には、許可なくエアコンの取り付けをしたことが原因で、苦労して部屋探しをした部屋から、退去を言い渡されることもあるのです。

そのような事態になるのを避けるためにも、必ず許可を得るようにしましょう。

許可が得られれば、エアコンを購入し、工事費用を支払って取り付けしてもらうことになります。

もし許可が得られなかった場合でも、方法はあります。

壁に取り付けるタイプのエアコンがダメなら、ウインドウエアコンを取り付けることになります。

これなら穴を開ける必要も無いので、安心ですね。

エアコンなしの物件でも、このように後から自分で対処して取り付けることは十分に可能ですので、部屋探しでエアコンがネックになる場合は、これらの対処法を検討してみましょう。

●生活をイメージして部屋探しを!

部屋探しをする際には、エアコンのような、これから始まる生活に密着してくる設備のチェックも大切です。

ただの「憧れ」ではなく、「現実の暮らし」として、生活をイメージしながら部屋探しを行ってみてください。

そんな生活をイメージした部屋探しの中で、快適に、そして健康的に暮らしていくために大きな意味を持つのがエアコンですよね。

元々設置されている物件、設置されていないけれど後付け可能な物件、どちらも不可能な物件・・・

そんな中から、家賃やその他の条件と折り合いを付けながら、後々まで「ここを選んでよかった」と思えるような部屋探しをしていきましょう。

コメント

  1. レース編み より:

    エアコンの事まで、部屋探しの時には考えないですもんね。
    元々部屋についている場合もありますが、築年数が古いものだと、エアコンも古いタイプの物だったりで、
    あまり温まらない・冷えないとかという事もあると家族が言ってました。
    エアコンが付いているかどうかと、古いものかどうかも見ておきたいですね。

  2. 手紙 より:

    エアコンを取り付けられる場所があるかどうかを、ちゃんと確認しておく事が求められるとは、目を見開いてしまいました。
    エアコンはどこでも設置できるものかと思っていましたから、こういう所には意識が全然いかないと思います。なので、事前に知っておきたい、いえ、知っておくべき情報であると強く強く感じることができました。

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