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部屋探しで値切りを成功させるためのコツを知ろう!

部屋探しの際、かかる費用の値切りが可能ということを、ご存じない方も多いかもしれません。部屋探しで値切りが成功すれば、これから始まる新生活にかかる費用の負担を大幅に軽減できる可能性もあるのです。そこで、その具体的な方法やコツを紹介していきます。

●部屋探しで値切りができる!

「部屋探しで値切りが可能」なんて、信じられないという方もいらっしゃるでしょう。

野菜やお肉を買うわけじゃないのに、大きな契約である部屋探しで、値切りなんてことができるのかと考えてしまったりしてしまいますよね。

ですが、実はうまく交渉すれば、部屋探しで値切りを成功させられるケースは少なくないのです。

ただし、闇雲に「安くしてほしい」とお願いするだけでは、部屋探しの段階で値切りを成功させることは難しいかもしれません。

部屋探しで値切りを成功させたいなら、コツを押さえて、うまく交渉していくことが大切です。

●部屋探しの時期で成功率が変わる!

実は値切り交渉が成功するかどうかは、部屋探しの時期とも大きく関係しています。

特に不動産屋さんは、1〜3月が繁忙期となるため、この時期は「いくらでも契約が取れる時期」であると考えることもできます。

このような繁忙期の部屋探しで、無理に値切り交渉をしても、「他にもいくらでもこの部屋を狙っている人はいるのだから」ということで応じてもらえない可能性が高いのです。

逆に、不動産屋さんにとっての閑散期である4〜5月頃は、部屋探しをする人も減るため、空き室を少しでも埋めようと、値切り交渉にも応じてもらいやすくなります。

閑散期は不動産屋さんに訪れたり、電話をしても、ゆっくり相談しやすいので、そういった意味でも値切り交渉の成功率が高まりやすいと考えられますね。

部屋探しの時期は、大学入学や就職などの時期と合わせて考えるため、「値切り交渉のため」という理由だけで4月まで粘るのは難しいかもしれません。

ですが、もし時期的な余裕があるという場合には、できるだけ閑散期を狙って、お得に部屋探しをしてみましょう。

どうしても4月まで待つのが難しいという場合には、徐々に閑散期に近づいてくる3月末を狙ってみるのもアリです。

月末はノルマの問題などもあり、できるだけ契約を取るために、顧客の希望を聞いてくれる可能性も高まるのです。

●物件選びも大事!

部屋探しの値切りを成功させるためには、「値切りしやすい物件」を選ぶことも重要なポイントとなります。

例えば不動産屋さんが、自社で管理している物件であれば、直接の交渉となるため、値切り成功率も高まります。

ですが、逆に不動産屋さんが他社に管理を任せているような物件は、交渉がスムーズにいきにくいこともあるのです。

値切り成功を狙うなら、できるだけ「自社物件」「管理物件」などに絞った部屋探しをしてみましょう。

また、内見などでよくチェックしてみた結果、「環境が良くない」「立地が良くない」などと判断された物件の場合は、値切り交渉が成功する可能性があります。

部屋探しの際は、つい人気の物件を選ぼうとしてしまいがちですが、「値切り」という視点で考えるなら、あまり人気がない、空き室が長く続いているようなところが狙い目です。

●近隣物件と比較を!

部屋探しの際に値切りを成功させたいなら、狙っている物件だけでなく、その周辺の物件の情報も収集してみましょう。

近隣物件と比較してみると、そこだけ家賃が高めに設定されている、というケースがあります。

その場合は、「なぜ近隣物件の家賃よりも高いのか?」という疑問を投げかけることで、交渉が行いやすくなります。

部屋探しを行っている地域の「家賃の相場」も知らないままに値切り交渉をしても、なかなかうまくいきません。

値切りを成功させたいなら、なぜ値切りができると思うのか、その根拠を提示することも大切なのですね。

●条件を明確に!
部屋探しで値切りをする際、ただ「安くしてほしい」と伝えるだけではダメです。

具体的に、「何をどうしてほしい」という条件を伝えた方が、成功率はグンと上がりますし、納得の交渉ができるでしょう。

例えば「家賃を5,000円下げてほしい」「礼金を安くしてほしい」といった形で交渉をすると、スムーズですね。

ただし、部屋探しの際に値切りを交渉できる金額については、限度があります。

「家賃も礼金も、もっと安く!」と、あまりにもむちゃくちゃな要求をすれば、当然、交渉はうまくいかなくなってしまいます。

「ここだけはお願いします!」という謙虚な姿勢と、明確な条件を持って交渉してみましょう。

●「礼金」の交渉がおすすめ!
部屋探しの際には、家賃以外にも「敷金・礼金」「仲介手数料」などの費用が発生しますが、中でも値切りが行いやすいのが「礼金」です。

礼金というのは、大家さんに対する「感謝の気持ち」として支払うものです。

そのため、この部分は部屋探しの段階で値切り交渉も行いやすいのです。

これに対して敷金というのは、家賃滞納があった時、部屋の修理が必要になった時のための「保証金」という意味合いを持っています。

退去時には、必要となった分の金額が差し引かれ、残りは戻ってくるお金です。

そのため、この敷金を値切るのは難しいと考えることができます。

それからもう1つ、「仲介手数料」についてですが、これは不動産会社の重要な収入源です。

この仲介手数料の値切りをしてしまうと、印象が悪くなってしまう可能性もあるので要注意です。

部屋探しのコストで値切りを狙うなら、「礼金から!」ということをしっかり頭に入れておきましょう。

●設備の交渉に切り替えても!

部屋探しの際に、家賃や礼金などの値切りを交渉しても、なかなかうまくいかないこともあります。

そんな時には視点を切り替え、「設備を充実させてもらう」という方法で交渉するのもアリです。

「エアコンを最新のものに」「水回りに最新設備を」など、設備充実の希望を出してみましょう。

「安くしてもらうのが無理なら、この設備を取り入れてもらえますか?」という交渉の仕方をすれば、意外とすんなり、「仕方ないですね〜」と応じてもらえる可能性もあります。

部屋探しでは、家賃や礼金の値切りだけが「お得になる方法」ではありません。

自分で交換すれば何万円もかかってしまう設備を充実させてもらうというのも、実はとてもお得な部屋探しの技であるということを覚えておきましょう。

●「感じよく」が最も重要!
部屋探しの値切りというと、「とにかくしつこく食い下がる」「上から目線で交渉する」というイメージを抱いてしまう方もいるかもしれません。

ですが、実はこれらの方法は、逆効果になってしまいます。

部屋探しで値切りを成功させたいのなら、あくまでも感じよく、謙虚な姿勢を見せることが大切です。

上から目線で偉そうな人や、乱暴な言葉づかいで脅しまがいの交渉をしてくる人、しつこくムチャクチャな要求をしてくる人には、不動産屋さんも不快感を感じてしまいますよね。

そんな不快な相手に対して、「良い部屋を紹介しよう」「良心的な費用で新生活を応援しよう」という気持ちにはなりにくいでしょう。

逆に、感じが良い顧客に対しては、「できるだけ良い条件のところを紹介しよう」という気持ちになれるものです。

部屋探しで値切りを成功させるために、まず大切なのは、不動産屋さんとの信頼関係を築くことです。

言葉づかいや姿勢に気を付けながら、「感じよく」、交渉してみましょう。

●イマドキ値切りは当たり前!
部屋探しで値切りを行うのは、現代では「当たり前のこと」になりつつあります。

部屋探しで値切りなんて、「本当にしてもいいのか?」と迷う必要はありません。

大きな金額が動くからこそ、よく話し合い、納得の条件で契約することが大切。

そのためにも、コツを押さえて、上手に値切り交渉をしてみましょう!

ただし、明らかに無謀な家賃交渉は厳禁です。

不動産屋さんも仕事として部屋探しのお手伝いをしているのですから、それを理解したうえで、「少し安くしてもらえると嬉しいです」と相談してみましょう。

コメント

  1. 真っ赤なバラ より:

    部屋探しをする時に値切り交渉ができるとは、思いもよらない事です。それが今は当たり前の事になってきていると
    いうのにも驚かされました。費用を少しでも安くしたいので、コツをしっかりとマスターして、交渉が成立したら
    嬉しいなと思います。値切る場合は、相手の視点になって考えてみる事で、ポイントがわかるような気がしますね。

  2. マント より:

    ね、値切り!?
    タイトルを目にした時、すっごいびっくりしました!
    値切れることにも驚きましたけど、値切る時のポイントまであるというコトにも
    衝撃を受けちゃいましたよ。私の知らないコトばかりが書かれてて、
    すごい学ぶコトの多い内容だなぁって感じました〜。

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