部屋探しナビは学生の部屋探し、一人暮らし、学生生活を全力サポートする情報サイトです。

大学生の一人暮らしに向いている!人気の間取りは?

大学生の一人暮らしに向いている!人気の間取りは?

大学への進学を機会に、親元を離れ初めての1人暮らしを始める人は多いです。これまでとは土地勘が違う場所での生活に不安を覚える方も少なくありません。大学生が充実した生活をおくるために最適な間取りの部屋とは、どのようなものかご […]

大学への進学を機会に、親元を離れ初めての1人暮らしを始める人は多いです。これまでとは土地勘が違う場所での生活に不安を覚える方も少なくありません。大学生が充実した生活をおくるために最適な間取りの部屋とは、どのようなものかご存じでしょうか。大学生活は住居の選び方によって大きく違ってきます。充実した大学生活を送るためには、物件選びの知識は欠かせません。以下では一人暮らしを始める大学生に最適な間取りや、物件の選び方について詳しく説明します。

大学生の一人暮らしに適した間取りは?

初めての一人暮らしで、もっとも多く選ばれている物件はマンションかアパートです。その割合は79.8%と圧倒的に多く、続いて学生寮が15.5%となっています。テレビや雑誌などで人気のシェアハウスを選ぶ人は全体の1%以下です。これらの物件のほとんどは、毎月の家賃を支払う賃貸物件です。

大学生に選ばれる間取りはどのようなものでしょうか。間取りはワンルームが最も選ばれており、一人暮らしを始める大学生の40%以上がワンルームを選択しています。次に1Kが多いです。男女共に4分の3以上の人がワンルームもしくは1Kで一人暮らしを始めています。一人暮らしを始める大学生の部屋の選び方は男女で少し差があり、女性は男性に比べて高い割合で、ワンルームよりも1Kを借りています。

なぜワンルームや1Kが多いの?

一人暮らしを始める大学生の多くがワンルームや1Kで生活をスタートするのには、次のような理由があります。

賃貸のワンルームや1Kは、物件数が充実しています。そのため、立地や設備といった諸条件をくわえても、希望通りの物件を見つけるのが容易です。また、ワンルームや1Kは郊外よりも都市部に多い物件です。地方出身者には都市部に移り住むことも魅力の1つといえるでしょう。

あまり広い部屋では家賃が高額になってしまいますが、ワンルームや1Kは間取りが狭いので家賃がリーズナブルです。経済的な負担が小さいので、仕送りなどの援助で生活をする大学生に選ばれやすいです。大学生が1人で生活するのに、広い部屋は必要ありません。むしろ狭い間取りの方が掃除などもしやすく、実家の個室感覚で部屋を使えるため生活がしやすくなります。

これらの理由から大学生の一人暮らしにはワンルームや1Kが多くなります。

ワンルームってどんな間取り?

ワンルームってどんな間取り?
ワンルームは、生活空間とキッチンスペースが1つになっている、1部屋だけで構成された間取りになっています。居室の一部にキッチンスペースが配置されることから、安全性を考慮して、IHコンロや電気コンロがキッチンに用いられることが多いです。居室と玄関との間に遮る扉がないため、玄関を開くと生活スペースが丸見えになってしまいます。このような理由から、女性はワンルームでなく、1Kを選ぶケースが少なくありません。なお、ワンルームは「1R」と表記されている場合もあります。

間取りによっては、簡易的なパーティションを置くことで、ワンルームを1Kのように使うことも可能です。実際に部屋を選ぶ際には、間取り図を見るだけではなく部屋を内見して判断しましょう。

学生向けのワンルームはおよそ8畳の間取りが一般的です。8畳の広さがあれば、学生生活を営む上で必要最低限の家具を十分に置けます。サイズによっては、学習のためのデスクやソファなどを置くことも可能です。8畳を超える部屋は学生の一人暮らしにはかなり広い部屋であるといえるでしょう。

1Kってどんな間取り?

居室が1つの部屋しかなく、キッチンスペースがドアなどで仕切られている間取りが1Kです。ほとんどの物件で、バスやトイレ、洗面所といった水回りスペースも居室と区切られています。「K」とはキッチンスペースを指しています。

ワンルームと同様に1Kも一人暮らしに向いている間取りです。ワンルームよりも狭い、6畳程の部屋が多く選ばれています。ワンルームであれば部屋の一部にキッチンスペースがあるため、その場所に家具などを置けません。しかし、1Kであれば居室を隅々まで使えるので、少し狭い部屋でも十分に生活ができるからです。

ワンルームの間取りに住んだときの生活感

学生向けのワンルームは、3月期に一挙に入居者が入れ替わるため、リフォームや設備の設置があまり行われていない物件があります。設備が古く充実していない場合があるので、設備の確認は大切です。インターネット回線やセキュリティなどが充実した物件を選ぶと生活がとてもしやすくなります。

ワンルームは1つの部屋だけで生活を行う間取りです。そのため、収納の広さによって生活感が大きく変化します。しかし、収納スペースが少ないので、最初は少ない荷物でも生活を続けるうちに荷物は増えていき、片付かない部屋になりがちです。

キッチンがどのような状態なのかは、ワンルームの生活に大きな影響を与えます。ワンルームはその構造上、料理をすると匂いが部屋に広がり、服や家具などに匂いが移るのが難点です。油が煙にのって壁を汚すので、清潔に保つには頻繁に掃除をしなければなりません。トイレやバスも、壁や扉を隔てていないため、居室に音が漏れやすいです。

また、ワンルームは玄関まで一体となった間取りのため、エアコンの効きが悪く、玄関の開け閉めだけで室温が容易に変化してしまいます。

1Kの間取りに住んだときの生活感

ワンルームは間取り上の問題で、玄関を開けると居室が丸見えです。しかし、1Kでは間に壁やドアの仕切りがあるので、玄関から居室をのぞかれることはありません。逆に、仕切りは居室からキッチンの方を目隠しするのにも役立ちます。居室で過ごしている際に、雑多になりがちなキッチンが目に入らないので、リラックスしやすいです。

ワンルームと比較すると、1Kはその間取りの分だけ生活感がよくなっています。ドアによって遮られているため、エアコンの効きもよくなっています。料理を作っても部屋に匂いが広がらず、居室が油で汚れることもありません。トイレやバスもキッチンスペースにまとめられている間取りが多いので、トイレの音などがあまり響きません。また、冷蔵庫などの振動音も居室に伝わりにくいです。とはいえ、1Kのキッチンスペースはコンパクトに作られている場合がほとんどなので、しっかりとした料理を作りたい人には使い勝手はよくありません。

収納スペースはワンルームと同様で、あまり大きくありません。なるべく大きな収納スペースがある部屋を選ぶと、住みよい部屋になりやすいです。

ワンルームと1Kにかかる家賃はいくら?

一人暮らしの部屋を決めるにあたって、家賃は大切な要素です。一般的な学生向けワンルームの相場は3万円から5万円程度です。1Kでは3万円から7万円と、少しワンルームより割高になっています。大学生では収入が限られてくるので、多くの学生は親からの仕送りに頼る生活です。そのため、家賃はなるべく安い部屋が選ばれています。

なお、賃貸物件を借りる際には家賃の他にも、資金や礼金、不動産屋への仲介手数料などさまざまな費用が発生します。一度物件を決めると、すぐに引っ越しはしづらいです。物件を探す際には、どんな生活をこれから過ごすのかをはっきり思い描いて、自分に合った部屋を選ぶようにしましょう。

ワンルームと1Kならどちらにすべき?

ワンルームと1Kならどちらにすべき?
ワンルームと1Kのどちらを選ぶべきかは、どのような生活がしたいと考えているかによって変わります。自分が重視すべきポイントをしっかりと把握しておくと、部屋探しに役立つでしょう。例えば扉を隔てた生活が煩わしいと感じるのなら、ワンルームが向いています。逆に、部屋が玄関から丸見えになることに抵抗感があるなら、1Kに住むほうが心地よいです。どちらを選ぶべきかは、次のような点で比較してみるのもよいでしょう。

キッチンをよく利用する人は1Kの方が向いています。毎日自炊や弁当などを作るなど、キッチンの使用頻度があがるほどに、居室とキッチンスペースが分け隔てられている利点が感じられます。油煙による汚れや料理の匂いがキッチンスペースにとどまるので、居室に匂い移りがしにくく、部屋を清潔に保ちやすいです。一方、あまりキッチンは使わない人はワンルームでよいでしょう。

家賃の安さを追求するならワンルームです。特に学生向けのワンルームには、家賃価格が相場よりもリーズナブルなものが少なくありません。対して1Kは、ワンルームよりも家賃が少し高くなります。1Kはワンルームと同じだけの居住空間を確保するためには、より広いスペースが必要です。くわえて、仕切りの分だけコストが割高になってしまうからです。

他の間取りにするのはNG?

大学生の一人暮らしとはいえ、ワンルームや1Kの間取りでなければならないわけではありません。経済的に余裕があるのならば、もっと広い間取りの物件を選んでもよいでしょう。

広い間取りの部屋を選べば、学校生活で物が増えたとしても置き場所に困ることはありません。友人を呼んで楽しく過ごすこともできます。しかし、広すぎても部屋は使いづらくなる可能性があるので、注意が必要です。

また、大学を卒業した際に引っ越しを考えているなら、あまり広すぎる部屋は選ばないほうがよいでしょう。学生向けのワンルームや1Kは、物件相場の割には家賃が安く提供されているケースがあります。卒業後引っ越す際に、十分な広さの物件に移れないと、荷物を処分しなければなりません。

部屋選びでなによりも大切なのは、自身のライフスタイルや身の丈にあった物件を選ぶことです。そのためには、自分の住みたい部屋はどのような物件かを、細かにイメージしておくとよいでしょう。ニーズをはっきりと捉え、何を優先するのかが理解できると、生活に必要な間取りが選びやすくなります。

【間取りを決めるときの注意点1】広さは物件によって違う

同じワンルームや1Kの間取りであっても、部屋の広さや暮らしやすさがまったく違うことは少なくありません。興味を持った部屋がどのような物件であるかを正確に把握するには、間取りの見方を知っておくことが必要です。

まず、賃貸物件は、その間取りの広さが専有面積で記載されています。しかし、専有面積は壁の内側の面積である内法面積で記載されていないため、実際に使える面積は賃貸情報で記載されているものよりも小さくなります。なお、バスやトイレといったスペースは、専有面積に含めて記載されますが、ロフトは専有面積には含まれません。

次に部屋の広さを確認する際には、広さの表記方法にも気を止めなければなりません。広さは、専有面積もしくは「畳」を単位にして表記します。1畳は1.62平方メートル以上とされています。

同じワンルームや1Kの間取りであっても専有面積が異なる場合があるので内見する際には注意しましょう。特にワンルームでは部屋のタイプが同じに見えても、実際の広さは約11平方メートルから20平方メートル異なるケースもあります。そのため、同じ畳数であっても広々と使える部屋と、狭くて使いづらい部屋があります。不動産情報の数字だけではなく、実際に使えるスペースの広さを確かめてから借りるようにしましょう。

【間取りを決めるときの注意点2】形は物件によって違う

同じ間取りであっても、部屋の形は物件によって異なります。長方形もあれば、正方形、台形など、部屋の形はさまざまです。中には壁がゆったりと曲線になった扇型の部屋もあります。部屋の形はその建物がより効率よく使えるように設計されていることがほとんどです。そのため、部屋の形は建物自体に依存しやすくなっています。

この他にも、間取り図だけではわかりづらい部屋の形には注意しなければなりません。例えば天井の高さや、部屋の段差は、間取り図だけでは気づきにくいです。配管などを通すために、天井の一部が低くなっている部屋もあります。また、窓の大きさも大切なポイントです。窓が大きいほど開放感が得やすく採光がしやすいので、体感的に部屋が広く感じます。

【間取りを決めるときの注意点3】広さや形で住み心地は変わる

同じ間取りであっても、ワンルームや1Kの住み心地は異なります。特に部屋の広さや形は、居住性に大きな影響を与えます。狭い部屋では、家具の配置が難しくなり、あまり多くの荷物を運び入れられません。また、天井の一部が下がった物件では、背の高い本棚などの家具を置くときに邪魔です。部屋が広くとも、扇型などの変わった形の部屋では、壁際に家具が置きづらいことも問題です。よくある長方形と正方形の部屋を比較すると、次のようなメリットとデメリットがあります。

長方形の部屋は奥行きを強く感じるため、部屋が広く感じられます。ですが、家具の置き方が限られてくるため、模様替えが難しく、インテリアが単調になりやすいです。家具が邪魔になって、ベランダやバルコニーへの動線を妨げるのも問題です。極端に長細い部屋はあまり住みづらく、良い物件とはいえません。

一方で正方形の部屋は、長方形の部屋に比べて奥行きが近く見えるため、部屋が狭く感じます。壁際が使いやすく、家具の配置の選択肢が多くなるので、凝ったインテリアの部屋にしやすいです。

【間取り以外に重視すべき物件選びのポイント1】家賃

家賃
どのような部屋に住みたいのかを具体的にイメージし、間取りが決定したなら、家賃の相場をチェックしていきましょう。

ワンルーム、1Kのどちらを選ぶにせよ、賃貸物件の家賃は周辺の物件相場を元に決められています。物件相場は立地や築年数で変化します。そのほか、物件の構造や広さによっても変わるので、適正な家賃であるかを知るには、周辺の物件との比較が大切です。また、物件相場をベースにして、日当たりや設備なども家賃に影響します。住みたい地域の物件をチェックすることで、借りる予定の物件が相場に見合ったものであるかが判別できます。

相場価格が把握できているなら、予算から物件を絞り込んでいくのもよい方法です。なお、相場から家賃がかけ離れている物件は、何らかの問題を抱えているケースが多いです。事故物件や耐震性に問題を抱えているなど、トラブルを抱えている部屋の可能性があります。借りるならば、事前に安い理由を十分に調べるようにしましょう。

【間取り以外に重視すべき物件選びのポイント2】専有面積

仮に同じ8畳のワンルームであっても、その広さは専有面積によって異なってきます。ワンルームや1Kのような小さな間取りを選ぶなら、なるべく専有面積が広い物件を選ぶことで、快適な生活がしやすくなります。

快適な一人暮らしをするためには、一般的に20平方メートル以上の広さが適当であるとされています。間取りを決めた後には、20平方メートルを基準にして少し広い部屋を探すとよいでしょう。ただし、ワンルームはキッチンスペースとの仕切りがありません。そして、1Kよりもバスやキッチンがコンパクトに作られていることが多いです。そのため、同じ専有面積の1Kに比べて部屋を広く使えます。1Kを選択する場合には居室スペースが狭くなりがちなので、ワンルームよりも少し広い25平方メートルほどを基準にするとよいでしょう。

しかし、専有面積が大きくなるにつれて、家賃は高くなっていく傾向があります。家賃相場は築年数や設備によっても変わるので、優先順位が低い条件を外しながら、予定の家賃価格の物件を探すとよいでしょう。

【間取り以外に重視すべき物件選びのポイント3】交通アクセス

大学生の一人暮らしでは、大学や駅への交通アクセスがよい物件を選ぶことが大切です。特に大学へのアクセスは、単純に学校の近くの物件を借りたのでは、通いづらい場合があります。大学によってはその敷地はとても広く、キャンパスと学部棟が遠くに離れていることがあるからです。せっかく学校の近くに住居を決めたとしても、学部棟が遠いのでは意味がありません。

また、大学は都心の平坦な土地にあるとは限りません。起伏の激しい坂道の先や、山の上といった立地に設立されている大学も数多くあります。あらかじめ学校に通うために便利な交通手段を確認しておきましょう。利用する交通手段によっては、住居を借りる場所の選択肢が広がります。

【間取り以外に重視すべき物件選びのポイント4】スーパーやコンビニエンスストアとの距離

大学とアルバイトだけをする生活だから、住居は寝るスペースだけが確保できればよいと考える人もいるかもしれません。しかし、大学生とはいえ一人暮らしをするには、家事などの生活に関わることのすべてを自分でまかなわなければなりません。そのため、借りる物件の近くには生活を支える施設が充実していることが重要です。

一人暮らしを始めた人の多くが、食事の不便さに戸惑います。食べ物や飲み物を買うための、スーパーやコンビニエンスストアといった施設は欠かせません。この2つは利用する頻度が高いので、徒歩で通える距離であることが望ましい施設です。特にスーパーは、自炊をしようと考えている人には必須です。また、スーパーでは生活用品をそろえられるので、すべての食事を外食で済まそうと考えている人でも、近隣に欲しい施設といえます。

【間取り以外に重視すべき物件選びのポイント5】耐震性

賃貸物件を探す時に、安全性を重視するなら、物件の耐震性は調べておくべきです。耐震性が高い物件は、地震から命だけでなく、家財も守ってくれます。日本はかなりの頻度で地震が起きる国です。耐震性がある物件を選ぶことで、安心した生活を送れます。

耐震性を考える際には、物件の作られた年度が重要です。1981年6月以前の建築物は「旧耐震基準」で作られている物件です。それ以降に建てられた物件よりも耐震能力は低くなります。古い建物になるほどに老朽化が進んでいるため、耐震性には不安が残ってきます。また、新しい建物であっても、バランスの悪い建築物は地震に強くありません。なお、近頃では「免震構造」や「制振構造」の物件も増えています。

【間取り以外に重視すべき物件選びのポイント6】遮音性

遮音性
“遮音性が低い物件を選んでしまうと、思わぬところから騒音トラブルに発展する可能性があります。そのため、遮音性も物件を探す時に気を配るべきポイントです。
特に大学生の生活は不規則になりやすいので、夜中の生活音で周囲に迷惑をかけないためにも住まいの遮音性は大切です。壁が薄かったり防音能力が弱い部屋では、友人を気楽に部屋に招くこともできません。夜中にテレビを見ているだけで騒音トラブルになるケースも少なくありません。
実際に物件を内見する際に、次のようなチェックをすることで、遮音性があるかを確かめられます。まず、部屋の真ん中で手をたたいてみましょう。音が反響しない建物は遮音性が弱い可能性があります。次に壁を軽くたたいてみましょう。防音性が高い壁の場合には硬く響かない詰まった音がなります。たたいた音が軽く壁の後ろに響くようなら、防音性が低い壁かもしれません。
また、窓の遮音性は見落としがちなポイントです。外部からどの程度音が聞こえているかをしっかりとチェックしておきましょう。”

【間取り以外に重視すべき物件選びのポイント7】セキュリティ面

大学生が初めて一人暮らしをするならば、安心や安全には必ず気を配る必要があります。特に女性の一人暮らしは犯罪に巻き込まれないとは限りません。「オートロック」「防犯カメラ」「防犯鍵」が用意された防犯対策やセキュリティがしっかりとした物件を探すとよいでしょう。それぞれ、次のような犯罪防止効果があります。

「オートロック」があれば、自宅玄関と建物玄関の2カ所に扉があるので安全性が高まり、不審者が侵入しにくくなります。また、玄関受付に誰が来たのかを見ることのできる「TVモニター付きインターホン」があれば、玄関に来た人をチェックできるので、さらに安全です。

最近では「防犯カメラ」が付いた物件は増えましたが、古い学生向けのワンルームなどでは、準備されていない場合があります。「防犯カメラ」は存在するだけで不審者の侵入を防ぎ、犯罪を抑止します。

旧来のシリンダーキーでは、サムターン回しやピッキングなどによって玄関の鍵が開けられてしまう恐れがありました。カードキーや2重ロックなどの「防犯鍵」は外部からの不正な侵入がしにくくなります。

セキュリティを考えるなら、これらの設備のある建物を選ぶだけでなく、2階以上の物件に入居するとよいでしょう。マンションやアパートの1階は、室内の様子を容易にのぞき見ることができ、不審者の侵入を許しやすいからです。

基本は大学生向きの間取りを選ぼう!

大学生の一人暮らしをより良いものとするためには、物件選びはとても重要といえます。

物件選びには自分のライフスタイルや、重視するポイントをしっかりと把握することが大切です。自分が求めている要素がわかれば、生活に必要な間取りも見つけやすくなります。

しかし、大学生の多くは生活のすべてを自分でまかなっているわけではなく、仕送りによって生活の補助を受けています。そのため、物件を選ぶ際には親の負担も考慮して選ばなければなりません。大学生の多くは、そのような事情も踏まえて、生活に必要な広さを持ったワンルームか1Kを選んでいます。

大学生の一人暮らしは、あまり広い部屋でなくてもかまいません。むしろ手頃なワンルームや1Kは、生活がしやすい物件です。これから一人暮らしを始めようと思っているなら、経済的な面も考慮して、ワンルームや1Kのどちらかを選んでみてはいかがでしょうか。

コメント

コメントを残す