部屋探しナビは学生の部屋探し、一人暮らし、学生生活を全力サポートする情報サイトです。

お部屋探しの要!優良な不動産会社の選び方

お部屋探しを成功させるための大きなポイントとなるのが、優良な不動産会社を選んでおくことです。ですが、お部屋探しが初めてという方は特に、不動産会社をどう選べば良いのか悩んでしまいますね。そこで、そんな不動産会社選びでチェックしたいポイントを紹介します。

不動産会社選びは大事!

お部屋探しをする際には、借主と貸主が直接に連絡を取り合って契約する、というパターンは少なく、大抵の場合は仲介の業者が入ることになります。

そんな仲介業者として知られているのが、不動産会社ですね。

ですが、一口に不動産会社と言っても、その実態は様々です。

お部屋探しを成功させるためには、まずは優良な不動産会社を選んでおくことが重要になります。

ここで躓いてしまうと、良くない物件を掴まされてしまったり、親身になって対応してもらえなかったりと、お部屋探しが大失敗に終わる恐れもあるのです。

では、満足度の高いお部屋探しを実現させてくれる、優良な不動産会社とはどのようなところなのか・・・

不動産会社選びの際に、チェックしておきたいポイントを見ていきましょう。

免許を持っていない業者は論外!

まず、お部屋探しをお任せする不動産会社は、「信頼できるところ」を選ぶことが大前提になります。

そして、そんな「信頼」を分かりやすい形にしてあるのが「免許」ですね。

不動産の取引を行う業者が持っておくべき免許には、2種類があります。

・国土交通大臣による免許
・都道府県知事の免許

2つ以上の都道府県に事務所がある業者なら、国土交通大臣による免許が必要です。

1つの都道府県に事務所があるだけの業者なら、都道府県知事による免許となります。

これらの免許は、「持っていて当たり前のもの」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

ですが、中には免許が無いのに、「アドバイザー」「プランナー」などの肩書きを用いて、不動産取引を行ってしまう「ブローカー」と言われる人がいるので要注意です。

こういったブローカーは免許なしで不動産取引を行う違法行為を行っているうえに、知識も乏しく、質の良いお部屋探しをするのは難しいと言えます。

まずは基本中の基本である、免許があるかどうかを確認して、信頼できる不動産会社を選びましょう。

派手な宣伝文句に要注意!


お部屋探しをする際には、「できるだけ選択肢の多い不動産会社を利用したい」と考える方が多いですね。

そのため、「物件数№1」といった宣伝文句があると、つい「この不動産会社なら良い物件に出会えるかも!」と考えてしまいやすいものです。

ですが、実はこのような派手な宣伝文句を表示している不動産会社には注意が必要なのです。

不動産会社が取扱いできる物件の情報は、基本的に共有されているものであり、その不動産会社だけが専門に持っているというわけではありません。

中には不動産会社の持ち物である物件もあるかもしれませんが、その数はごく、限られています。

共有されている物件情報については、他の不動産会社で問い合わせても紹介してもらえるものですので、「物件数№1」という書き方をするのはちょっと違和感がありますね。

このような明らかに誇張したような宣伝文句を、堂々と掲載してしまうような不動産会社は、信頼しにくいですよね。

他にもい、「激安」など、まるでお部屋探しをしている人を煽ろうとしているかのような宣伝文句を用いている不動産会社には注意が必要です。

実は、不動産公正取引協議会により、根拠のない抽象的な用語や、他の物件・他の不動産会社と比較するような特定の用語の使用は禁じられています。

こういった禁止されている言葉を平気で使っているような不動産会社は信頼できませんね。

それから、お部屋探しをしていると、つい目についてしまうのが、歩道などに掲げられた物件情報です。

広告を貼り付けて道行く人の目に留まるようにしているわけですが、これを行っている不動産会社にも注意が必要です。

なぜなら、歩道や道路に看板を設置するのは、法律や条例に触れている可能性が高いからです。

このようなルールも守れない不動産会社は、大切なお部屋探しをお任せするには値しないと判断できてしまいますね。

不動産会社の貼り紙をチェック!

お部屋探しをする際には、不動産会社の前を通りかかった時などに、店内や店頭の貼り紙をチェックする方も多いでしょう。

実は、この貼り紙も、質の良い不動産会社を選ぶ際の大きなポイントになります。

普通、お部屋探しをしている方は、「貼り紙があるということは、この物件なら紹介してもらえるということ」だと判断しますよね。

ですが、「この物件を紹介してほしい」と相談してみると、「もう決まってしまった」と言われてしまうことがあります。

これは、「おとり広告」「おとり物件」と言われるものですね。

既に空き部屋がないにも関わらず、集客のために掲載しているのです。

このような詐欺まがいのことをしてしまう不動産会社は、お部屋探しをお任せするのには不安がありますね。

それから、貼られている広告が黄ばんだり破れたり、明らかに古くなってしまっているような不動産会社も注意が必要です。

貼り紙が古くなってしまうということは、物件の回転が悪い不動産会社であると考えられます。

質の良いお部屋探しをしたいのなら、きちんとした物件情報がキレイに貼られているところを選ぶようにしましょう。

スタッフの態度も重要なポイント


お部屋探しは、それなりに大きなお金が動く契約ですから、何度も不動産会社に通ったり、こまめに連絡を取り合って話を進めていくということも多いでしょう。

そんな時、スタッフの態度があまりにも悪い不動産会社だと、何度も相談するのが億劫になってしまいますよね。

親身になって、しっかり対応してくれるスタッフのいる不動産会社を選ぶことも重要なポイントです。

また、スタッフの身だしなみや言葉づかいなどもチェックしてみてください。

身だしなみがきちんとしていなかったり、タメ口で接客してしまうようなスタッフがいる不動産会社は、スタッフの教育が行き届いていないと判断できます。

きちんと教育されていないスタッフが対応する不動産会社なんて、不安過ぎて、お部屋探しをお任せするわけにはいかないですね。

不動産会社のスタッフの質を判断する際に、大きなポイントとなるのが「物件のデメリットの説明」です。

どんな物件にも、良いところと悪いところがあるものですが、良いところばかりを説明してくるスタッフは「売りたいばかりで顧客のことを考えていない」と判断できてしまいますね。

また、デメリットを知らないままに契約してしまうと、後々になって後悔する事態が出てくる恐れもあります。

契約を取りたい不動産会社からすれば、あまり言いたくないのがデメリット。

ですが、これについても、顧客の立場に立って、きちんと説明してくれるスタッフがいる不動産会社なら、質の高いお部屋探しを実現できるでしょう。

駅前は意外と注意が必要

お部屋探しを始める際に、まず考えるのは、駅前などで目につきやすく、訪れやすい不動産会社の利用ではないでしょうか?

確かに、駅前の不動産会社は利便性が高く、気軽に入りやすいイメージもあります。

ですが、実はこういった駅前の不動産会社には、注意しなければならないポイントもあるのです。

駅前というのは、店舗を構えるのにも、それなりに高い賃料を支払わなければならない立地です。

そのため、ノルマの設定が高いこともあり、「不動産会社の利益を優先したお部屋探し」をしてしまう業者もあります。

駅前だから絶対にダメ、ということは無いのですが、駅前の不動産会社を利用する際には、より慎重になる必要がある、と言えますね。

店内がキレイな不動産会社を選ぼう!


一見、お部屋探しとは関係ないように見えて、意外と大切なのが不動産会社の店内の清潔感です。

乱雑に書類が積み重ねられていたり、清掃が行き届いていないような不動産会社は、利用を控えた方が良いでしょう。

そもそも、お部屋探しの際には、様々な顧客の個人情報が取り扱われたり、重要な書類が出てくるものです。

そういった重要な書類を取り扱う不動産会社が、乱雑な様子だと、「本当にきちんと管理してくれるのだろうか?」と不安になってしまいますね。

お部屋探しの際には、「書類も店内もきちんと整理整頓された、見た目にも好印象な不動産会社」を選ぶようにしましょう。

信頼できるプロを選ぼう!

それなりに高額なお金が動くことになる「お部屋探し」は、絶対に失敗したくないものですね。

そんなお部屋探しを成功させるためには、信頼できる「プロ」にお任せするのが1番です。

まずは、本当に「プロ」と呼べる質の高い不動産会社を見つけるところから、お部屋探しを始めていきましょう!

コメント

  1. クルーズ より:

    不動産会社の選び方は今ひとつよく知らなくて、
    有名な会社であれば大丈夫かなと軽く考えてたけど、
    そうでもないことに気づかせてくれました。
    私の近所の駅前の周辺には不動産会社が何軒もあるんですが、「意外と注意が必要」というサブタイトルを目にして、
    大きな衝撃を受けました。自分のイメージだけで考えるのは危険ですね。

  2. アナログ人間 より:

    入り口に貼られている貼り紙で不動産屋のよしあしが判断できるっていうのは盲点でした!
    確かに良い不動産屋さんで回転が早いならチラシが色あせたり黄ばんだりしてないですよね。
    貼り紙一つでそこまで読み取れるなんて凄いなぁ。
    しかもおとり広告なんてものもあるなんて…油断できませんね。

アナログ人間 へ返信する コメントをキャンセル