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「こんなはずじゃなかった!」とならないための部屋探しの注意点

部屋探しの際には、条件ばかり見てしまい、つい見逃してしまいがちな注意点があります。実際に住んでみてから後悔する事態にならないためにも、部屋探しの段階でチェックしておくべき注意点について紹介していきます。

見落としがちな注意点

部屋探しの際の注意点として、「慌てて決めない」「宣伝文句に惑わされない」といったことが挙げられます。

それぞれの物件には、「良い所」があるのと同時に、「イマイチな所」もあるものです。

ですが、物件情報に記載されている情報は、その多くが「良い所」をクローズアップしたものであり、「イマイチな所」は見えてこなかったりします。

部屋探しの際には、慌てず冷静に、宣伝文句に惑わされずに、見落としがちな注意点までしっかり見ておくことが大切です。

では、具体的には、そんな部屋探しで見落としがちな注意点とはどういったポイントなのか、チェックしてみましょう。

部屋の設備の注意点

まず、部屋探しで気になるのは、実際に生活をすることになる部屋の設備の注意点ですね。

・防音性

部屋探しのサイトや情報誌に記載された画像では、見た目はキレイなのに、実際に見てみると壁が薄くて防音性がイマイチ、という注意点があるケースも少なくありません。
防音性がイマイチな物件は、周囲の部屋からの音が気になるだけでなく、自分が発する音で周囲の部屋に気を遣うことにもなり、快適な暮らしができない可能性があります。

・電波

部屋に入ると携帯やスマホが使えなくなる、という状態では大変困りますよね。
この注意点は、部屋探しの最終段階で、実際に下見に行ってみないと分かりにくい部分でもあります。
下見に訪れた際には、携帯やスマホをチェックして、電波の状態を確認しておきましょう。

・コンセント

一人暮らしでも、テレビやパソコン、冷暖房、ドライヤー、スマホの充電など、様々な電気を使用します。
部屋探しの際には、そんな電気を快適に使用するためにも、コンセントの数や位置も注意点として意識しておきましょう。

・ロフト

ロフト付き物件はお得感がありますし、部屋が広々と使えるというメリットがあります。
ですが、部屋探しでロフトを条件にする場合、これも注意点の1つとなります。
寝る場所としては狭すぎたり、落下の危険性があるケースもありますので、「ロフト付き物件」とは言っても、イメージとはかけ離れていることもあり得ると考えましょう。

・使用されるエネルギー

使用されるエネルギーには、主にガス、都市ガス、電気があります。
部屋探しの際には、どのエネルギーが使用されているかというのも、注意点となります。
プロパンガスだと、光熱費が高くついてしまう可能性もあるので要注意です。
できれば都市ガスや、オール電化のところを選んでおきたいですね。

・水道の水

部屋の設備がしっかり整っていても、水道の蛇口をひねってみると、赤茶色の水が出てきてしまうような物件は要注意です。
特に長く使われていなかった部屋などは、錆びが生じている可能性もあります。
この点についても、部屋探しの最終段階、下見の際の注意点としてチェックしてみましょう。

・水廻り

部屋探しの際、新築以外の部屋を候補にする場合は、注意点として、水廻りをよく確認しておきましょう。
水廻りは毎日使用する部分ですので、できるだけ清潔にしておきたいものですね。
カビが生えていたり、あまりにも不潔な状態になっている場合は、対処してもらえるのかどうか相談することが大切です。

・ネット環境

部屋探しの際には、ネット環境もチェックすべき注意点の1つです。
ネット環境が整っていない部屋だと、自分でネット環境を整えなければならず、費用もかかってしまいます。
できれば、Wi-Fiが使える物件を選んでおくと、スマホをよく使う方でも安心ですね。

建物そのものの注意点


部屋探しの際には、部屋そのものだけでなく、その部屋があるマンションやアパートといった建物そのものにもチェックしておきたい注意点があります。

・耐震性

地震の多い日本に暮らしているなら、やっぱり耐震性は注目したいポイントの1つですよね。
特に築年数の古い物件を部屋探しの候補に加える場合は、耐震性は重要な注意点となります。
耐震基準は1981年に改正されていますので、これ以降に建てられた建物なら安心です。
それ以前の建物の場合は、耐震改修や耐震補強が行われているかどうか、確認しておきましょう。

・ゴミ置き場

生活をしていくうえで、どうしても出てきてしまうのが「ゴミ」です。
ゴミ出しがしやすいかどうか、というのも、部屋探しの注意点の1つとなります。
マンションやアパートに、専用の24時間ゴミ出し可能なゴミ置き場があり、管理も行き届いているところを選んでおくと安心ですね。

・自転車置き場

自転車を利用する場合には、部屋探しの際の注意点として、自転車置き場のチェックも怠ってはいけません。
スペースが狭く、置き場所を巡って住人とトラブルになるような物件は避けるべきですね。
また、自転車置き場がきちんと整えられていない物件は、管理が行き届いていないことが考えられますので、要注意です。

・ベランダ

部屋探しの際には、部屋だけでなくベランダまで注意点として確認しておきましょう。
ベランダに鶏の糞が多数落ちていたり、隣のベランダが丸見えになっているようなところは避けた方が良いでしょう。
また、よじ登りなどが可能なところも、防犯面でイマイチと言えます。

・郵便受け

意外と見落としがちな部屋探しの注意点の1つが、郵便受けです。
全ての部屋の郵便受けが集合しているタイプの建物だと、個人情報を見られてしまいやすいというデメリットがあります。
また、ドアに郵便受け用の穴が開いたタイプの部屋は、防犯上、問題になることもあるので要注意です。

・エレベーター

高い建物に住む場合、エレベーターを使用することになるケースが多いですね。
エレベーターは共用部分ですので、ここが清潔に保たれているかどうかで、マンションの管理の質をチェックすることができます。
また、防犯面を考慮して、防犯カメラが設置されているか、エレベーターに窓があるか、といった点も確認しておきたいですね。

周辺環境の注意点

一人暮らしの生活は、部屋の中だけで営まれるわけではありません。

部屋探しの際には、周辺環境の注意点もしっかりチェックして、快適な暮らしを目指しましょう。

・騒音

部屋探しの段階で、周辺環境の最大の注意点とも言えるのが「騒音」です。
大きな工場、高速道路、鉄道などが近くにあると、騒音に悩まされる生活になってしまう恐れがあります。
また、大きな道に面した建物も、常に騒音にさらされる可能性が高いですね。

・ニオイ

部屋探しの際に、意外と見落とされがちな注意点がニオイです。
部屋そのもののニオイも気になりますが、これは部屋をキレイにしたり、換気することで改善されるかもしれません。
ですが、周辺から漂ってくるニオイはどうしようもありません。
特に強いニオイを発する工場や飲食店などが近くにある部屋は、避けた方が安心ですね。

・明るさ

部屋探しの際、昼間にしか下見に行けないという方が気を付けなければならない注意点が、明るさです。
街灯や夜間営業のお店などが近く、真夜中でも煌々と明かりが灯っているような部屋は、安眠ができない可能性があります。
できれば夜も、チェックしに行きたいですね。

・周辺のお店

部屋探しの際には、周辺のお店も注意点の1つとして、じっくり確認しておきましょう。
まず好ましいのは、スーパーやコンビニなどが近くにある物件ですね。
逆に好ましくないのは、居酒屋やキャバクラなどの飲み屋さんが近くにある物件です。
こういったお店が近くにあると、騒音、ニオイ、酔っ払い同士のトラブルなど、日常的に不快感を感じる生活になってしまうかもしれません。

注意点は目で見てチェックを!

部屋探しには、このように様々な「見落としがちな注意点」があります。

そして、これらの注意点の大半は、文字や画像だけを見て選ぶ部屋探しでは、チェックが難しいものとなっています。

つまり、部屋探しで失敗しないためには、これらの注意点を自分の目で見て、耳で聞いて、手で触れて確かめてくることが大切なのです。

後悔しない、満足度の高い部屋を見つけるためにも、部屋探しでは労力を惜しまず、しっかり下見をして、問題が無いかどうか確認しておきましょう。

また、1つの物件ではなく、複数の物件を下見して比較することで、思わぬ注意点に気づけることもあります。

条件の良い物件を2〜3個に絞って、これらを下見して、気になるポイントをじっくり比較しておきましょう。

コメント

  1. エビ より:

    契約が終わり住み始めてから、いろんなことに気がついて、後悔することがあると家族が言っていたのを思い出しました。
    下見の段階では目につかなかったことが、住むようになってから気になってしまったそうです。
    これを聞いているので、私は後悔しなくて良いように、挙げられているポイントをよく学んで失敗しないようにします。

  2. 雄心 より:

    ロフト付きの部屋にあこがれてロフト付きの部屋を探したけど、正直面倒ですよね…。掃除機も持ってあがらないと掃除機かけられないし、疲れて帰ってきたときに一々あがるの面倒だし、実際住んでみたらロフトは物置化しています……。結局1階のみで生活していますね。

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