大学生になって、初めての一人暮らしを始めるとなると、一体どんな物件を選べば良いのか悩んでしまいますよね。そこで、そんな大学生が一人暮らしをするのに、ピッタリな条件の物件とはどのようなものなのか、チェックポイントをピックアップしていきます。
大学生の一人暮らしにピッタリな物件とは?間取りや設備をチェック!
大学生の一人暮らしに優しい物件って?
実家から遠く離れた大学に合格し、「いよいよ一人暮らし!」と喜んでいる方もいらっしゃるでしょう。
ですが、大学生で初めての一人暮らしをするとなると、もちろんお部屋探しも初めての経験。
後々、後悔しないためにも、大学生の一人暮らしに向いている部屋というのがどんなものなのか、お得な物件や、逆にNGな物件はどういったものか、知っておきたいですよね。
そこで、様々なタイプの物件がある中から、特に大学生の一人暮らしに優しい条件の物件を絞り込むために、チェックポイントを見ていきましょう。
財布に優しい物件
大学生の一人暮らしで、切実な問題となるのが「お金の問題」ですよね。
社会人とは違い、収入源が仕送りやアルバイトなどに限られてしまう大学生は、一人暮らしの部屋にも、あまりお金をかけることができないケースが大半です。
そこで、部屋探しの際にまず注目したいのが家賃ですね。
家賃は収入の3割までに抑えなければ、他の生活費が圧迫されることになります。
例えばアルバイト代と仕送りを合計して15万円の収入があるなら、45,000円程度の家賃が目安となります。
ただし、大学生の一人暮らしに優しい、お金のかかりにくい物件というのは、家賃だけでは判断できません。
例えば、家具や家電が揃った物件なら、これらを買いそろえるのにかかるコストを抑えることができます。
また、電気代が不要な物件などもあり、光熱費をほとんどかけずに生活ができてしまうという魅力があります。
家賃だけでなく、大学生になって一人暮らしをしていく中で、必要になる様々な「コスト」をできるだけ安く済ませられる「お財布に優しい物件」を探してみましょう。
住みやすい間取り
大学生の一人暮らしでは、快適に暮らせる間取りにもこだわりたいところです。
一般的には、大学生の一人暮らし用に選ばれる部屋は、1Kかワンルームといった間取りが多いですね。
ワンルームは玄関から仕切りがなく、生活空間が丸見えになってしまう間取りですが、家賃が比較的リーズナブルなのが大きな魅力です。
「大学にも通わなければならないし、アルバイトも忙しいし、自炊する時間もない」といった方の場合は、寝るだけのワンルームでも十分かもしれません。
ですが、「節約のためにも、自炊をしたい」「部屋に友人などを招きたい」といった考えでお部屋探しをするのであれば、生活空間とキッチンの間に仕切りのある1Kを選んでおいた方が良いですね。
また、大学生の一人暮らし向けの物件の中には、2Kや2DKといった間取りのところもあります。
余分な1部屋があることで、寝室として使用できたり、友人や家族が泊まりに来た時に寝てもらえたりと、何かと便利な間取りです。
このような間取りは、大学生から初めてスタートする一人暮らしが不安な方が、兄弟や友人とルームシェアしながら暮らす場合にも役立ちますね。
ただし、大学生の一人暮らしにおいて、部屋数は「多ければ多いほど良い」ということでは、決してありません。
部屋数が増えれば、その分、家賃も高額になりやすいですし、掃除にも手間がかかることになります。
あくまでも「自分の生活スタイルに合った間取り」の物件を見つけることが大切です。
大学生に必要な広さ
大学生の一人暮らしに必要な部屋の広さは、最低でも6畳以上と考えましょう。
6畳でも、机やベッドなど、必要な家具を入れると、かなり狭くなってしまいます。
それなりにリラックスできるスペースを作りたい場合には、8畳以上の広さのある部屋がおすすめです。
8畳以上の広さがあれば、大学生の一人暮らしの生活には十分ですし、友人などが遊びに来た際にも、数人ならくつろいでもらうことができるでしょう。
また、もし部屋そのものが6畳程度しかない場合には、ロフト付きの物件がおすすめです。
ロフト部分を寝るための場所にしたり、あまり使わないものを上げておけば、スペースを広く使うことができます。
チェックしたい設備
大学生の一人暮らしを快適なものにするためには、設備にもこだわった部屋探しが大切です。
まず、トイレやお風呂は毎日の生活で利用するところなので、こだわりを持ってチェックしておきたいですね。
お風呂とトイレは「絶対に別が良い!」という方も少なくありません。
特に友人を招く機会が多くなりそうな大学生の一人暮らしの場合は、誰かがお風呂に入っていると、トイレが使えなくなるタイプは困りますよね。
また、収納の設備もしっかり確認しておきたいポイントです。
大学生の一人暮らしとは言っても、衣類や大学で使用する物など、荷物はけっこうな量になります。
しかも、大学生の一人暮らし向けの物件は、生活空間がそれほど広くはないので、タンスなどの収納家具を設置しにくいのです。
つまり、収納がたっぷりある部屋を選んでおかないと、ただでさえあまり広くない部屋が、物が散乱した困った空間になってしまいかねないということですね。
さらに、見逃してはならないのがエアコンです。
大学生の一人暮らしにエアコンなんて、贅沢に思えるかもしれませんが、地域によっては夏の暑さなどは、命に関わることもあるため、必要になる可能性が高いのです。
元々、エアコンが設置されている部屋なら、コストを抑えて入居することができますね。
それから、大学生の一人暮らしで必須と言えるのが、インターネット回線です。
大学で必要な調べものなどをする際にも、インターネットが無いと困りますよね。
自分で回線を引くとなると、工事費などがかかってきますので、最初からインターネット環境の整った物件を選んでおくのがおすすめです。
贅沢するのが難しい大学生の一人暮らしでも、設備面で妥協すべきではないポイントはたくさんあります。
家賃の安さだけで物件を選んでしまうと、後々、余計なコストがかかってきてしまう恐れもあるため、慎重にチェックしておきましょう。
住みやすい立地
大学生の一人暮らしをするためのお部屋探しで重要なのは、物件や部屋そのものだけではありません。
その物件そのものが建っている立地についても、しっかり確認しておく必要があります。
まず、大学生の一人暮らしですから、大学まで通いやすい立地を選ぶべきなのは言うまでもありませんね。
通うのに莫大な交通費と時間がかかってしまうような物件は、いくら家賃が安くても、結果的に損をしてしまう可能性大です。
それから、周辺に便利な施設があるかどうか、という点も確認が必要です。
スーパーやコンビニ、病院などが近くにあれば、大学生になって初めての一人暮らしでも、不安が軽減されますね。
また、騒音についても確認していおいた方が安心です。
大学生は勉強などで、静かに過ごしたい時も少なくないでしょう。
そんな時、車などの騒音がひどい立地だと、なかなか集中できなくなってしまうかもしれません。
車通りが多すぎたり、高速道路や鉄道が近くにある物件は、騒音を覚悟しておくべきと言えるでしょう。
ただし、あまりにも静かで人通りが少なすぎる立地を選んだ場合、治安の面での不安が生じてきます。
特に女性の大学生が一人暮らしをする場合は、大学やアルバイト先から帰宅する際、危険がないよう、それなりに人通りの多い道に面した物件を選んでおくというのも1つの方法ですね。
快適な一人暮らしを!
大学生の一人暮らしは、お金をかけられないから、選べる部屋も限られてしまう・・・
そんな悩みを抱えてしまう方は少なくないでしょう。
ですが、こだわりを持ってお部屋探しをしていけば、使えるお金に限りのある大学生でも、快適で楽しい一人暮らしができる部屋を見つけることは十分に可能です。
大学生の一人暮らしには、無駄な広さや部屋数は必要ありません。
必要最低限の広さでも、快適な暮らしができる設備が揃い、住みやすい環境にある物件を見つけましょう!
コメント
大学生の一人暮らしに合う物件というのは、友達とかに聞いても「分かんな〜い」って言われるし、
ネットで調べてみても情報が錯綜しすぎて、結局どれが良いのかが見つからないんです、、。
でも、これさえ読めば大丈夫だと思えるようで、すごい嬉しいです。この記事と出会えたことに感謝です。
広い部屋がいい!って思って広い部屋を契約したけど
実際一人暮らしが始まってみたらとても忙しくて
ほとんど寝るためだけの部屋だったので
間取りはもっと狭くても良かったかなぁ。
その分駅から近いところにすればよかったかも。