北海道大学は、自然豊かな北の大地にある大学です。そんな北海道大学に合格したら、部屋探しでどんなところに気を付ければ良いのか、どんな部屋を選べば良いのか悩んでしまいますよね。そこで、そんな部屋探しについて、北海道ならではの注意点も交えて紹介していきます。
北海道大学に通うための部屋探し☆失敗しないためのコツとは?
北海道での一人暮らしってどんなの?
北海道大学は、法学部や経済学部、獣医学部など、様々な学部が充実した大学です。
札幌と函館にキャンパスがあり、どちらも観光地としても有名なところなので、憧れの一人暮らしを実現できそうなイメージがありますよね。
ですが、これまで北海道のような寒さの厳しい気候とは無縁のところに住んでいた方が北海道大学に進学する場合は、特に部屋探しには慎重にならなければなりません。
そこで、そんな北海道大学に通うための部屋探しで失敗しないためのポイントをチェックしてみましょう。
おすすめのエリアはここ!
北海道大学に通うための部屋探しでは、まずは「どこのエリアを選ぶか」が大きなポイントになります。
後々になって後悔して、「やっぱり違うエリアに引っ越そう」ということにならないためにも、エリア選びには特に慎重になりましょう。
・北12条駅周辺(札幌キャンパス)
北海道大学の札幌キャンパスに最も近く、通いやすさ抜群のエリアと言えば、北12条駅周辺です。
北12条駅から北海道大学札幌キャンパスまでは、徒歩10分という立地ですので、歩いて通えるのが嬉しいですね。
電車を使用する必要が無いので、交通費を浮かせることもできます。
そんな北12条駅周辺エリアは、道路が広く、車が運転しやすいのも嬉しいポイントです。
また、病院も多いので、「初めての一人暮らしで病気をしてしまったら・・・」という不安も軽減できます。
コンビニやスーパーも、生活に困らない程度にはありますので、暮らしやすいエリアと言えます。
飲食店も多く、学生が多いので学生向けのリーズナブルなお店もたくさんあります。
人通りが多く、夜も比較的、明るいエリアですので、治安の良さという点でも大変魅力的ですね。
札幌駅まですぐなので、休日のショッピングなどにも困りません。
ただし、北海道大学の学生が多く住むエリアですので、学生で混雑している店なども多いのがデメリットと言えるでしょう。
また、学生が多い分、夜に騒がしいことがある、といった問題点もあります。
家賃に関しては相場が5.1万円程度と、利便性が高い割には、比較的リーズナブルです。
学生向けの良心的な物件も多いのが嬉しいですね。
・さっぽろ駅周辺(札幌キャンパス)
さっぽろ駅周辺エリアは、北海道大学札幌キャンパスまで電車で2分+徒歩で10分という距離にあります。
乗り換えなしで気軽に通えるのが嬉しいですね。
このあたりは北海道の中でも特に都会的なエリアで、大型のスーパーやショッピングが楽しめるスポットも豊富にあります。
また、交通アクセスも良く、バスも豊富なので、いろいろな場所に訪れやすいのも嬉しいポイントです。
ボーリング場や水族館など、休日に遊びに行けるスポットも豊富にあります。
自然はあまり感じられないかもしれませんが、「都会的な暮らしに憧れている」という方にはピッタリですね。
もちろん食べるところに困ることもなく、チェーン展開の居酒屋などもたくさんあるため、北海道大学の学生たちで行う飲み会などの際にも便利です。
都会的な雰囲気がありながらも、治安の良さでも評判の良いエリアですので、安心の暮らしが実現できるでしょう。
ただし、このエリアに住む場合には、都会ならではの「喧噪」に悩まされることもあります。
静かなところで暮らしたい、勉学に集中したいという方には不向きかもしれません。
さっぽろ駅周辺エリアは、家賃相場が5.9万円程度と、やや高めです。
利便性が高い分、安く暮らせる物件を探すのは難しくなるということも覚えておきましょう。
・北13条東駅周辺(札幌キャンパス)
北海道大学札幌キャンパスまで徒歩圏内で通える、大変便利なエリアの1つが北13条東駅周辺です。
この北13条東駅から北海道大学までは、徒歩15分で通えてしまいます。
駅の目の前に総合病院もあり、1人ぼっちで不安な一人暮らしで体調を崩してしまった時でも、安心感がありますね。
また、カフェやスイーツ店など、特に女性が喜びそうな素敵な飲食店が多いのも嬉しいポイントです。
グルメを満喫したい方にもおすすめのエリアと言えるでしょう。
ただし、ファミリーレストランなどは少なめです。
大型のスーパーや激安のスーパー、ドラッグストアなども豊富で、日常の買い物にも困りません。
また、さっぽろ駅まで1駅と大変近いので、ショッピングなどにも気軽に行くことができます。
治安についても比較的良いところで、夜間でも明るい道も多く、人通りもあり、安心感があります。
ただし、どちらかと言えば都会的なエリアですので、北海道ならではの雄大な自然を感じるのは難しいでしょう。
こちらのエリアは、家賃相場が4.8万円程度と、他のエリアに比べるとややリーズナブルです。
北海道大学に徒歩で通えるところで、できるだけお金をかけずに暮らしたいという方にはピッタリなエリアと言えますね。
・七重浜駅周辺(函館キャンパス)
北海道大学の水産学部のみがある函館キャンパス。
このキャンパスに通いやすいエリアとして挙げられるのは、七重浜駅周辺エリアです。
七重浜駅周辺エリアから北海道大学函館キャンパスまでは、徒歩で20分程度と、歩いていける圏内となっています。
このあたりは住宅街が中心で、飲食店などはあまりありません。
そのため、静かな暮らしができるというのが大きな魅力の1つと言えます。
ただし、外食中心の暮らしをしたい場合には、やや不便を感じる可能性があります。
大自然が楽しめるエリアで、北海道ならではの伸び伸びとした暮らしを味わいたい方にはおすすめのエリアと言えるでしょう。
スーパーも数件ありますので、日常の買い物には困りません。
そんな七重浜駅周辺エリアは、家賃相場が4.8万円程度と、良心的です。
学生の一人暮らしに優しいエリアですね。
・函館駅周辺(函館キャンパス)
北海道大学の函館キャンパスに通いやすく、また利便性も高いエリアと言えば、函館駅周辺エリアです。
函館は観光地としても有名なので、「住んでみたい!」という方も少なくないでしょう。
そんな函館駅から北海道大学函館キャンパスまでは、電車で9分+徒歩で20分程度の時間がかかります。
大学からは、やや離れてしまいますが、乗り換えなしで通うことができるので便利ですね。
函館駅周辺エリアに住む最大のメリットと言えるのは、「北海道のグルメを満喫できること」です。
函館には海産物をはじめ、北海道らしい美味しいグルメがたくさんあります。
また、山も近く、海の幸、山の幸共に高品質なものを安く手に入れられてしまう街なのです。
自然も豊かなので、伸び伸びと生活したい方にもピッタリです。
住む場所によってはスーパーが遠く、車が無いと不便という問題点はありますが、朝市に行けば新鮮な食材を購入したり、海鮮丼などを美味しくいただくこともできます。
ただし、観光客が多いエリアですので、治安の面で不安を感じる方は少なくありません。
このエリアで物件を探す場合は、セキュリティーにこだわった部屋探しをするのがおすすめです。
函館駅周辺エリアは、家賃相場が4.8万円程度。
憧れの観光地でありながら、この良心的な家賃相場は大きな魅力ですね。
・五稜郭駅周辺(函館キャンパス)
五稜郭駅周辺エリアは、北海道大学の函館キャンパスまで電車で4分+徒歩で20分程度で通うことができます。
乗り換えなしなので便利ですね。
そんな五稜郭駅周辺エリアは、病院が豊富なので、一人暮らしにも安心感があります。
また、ショッピングセンターやスーパーなどもあるため、日常の買い物や休日のショッピングにも困りません。
ただし、自然はやや少なめです。
交通の便に関しては、バスが豊富で、電車も利用しやすくなっており、便利の良いエリアと言えるでしょう。
このエリアは暮らしやすさという点で、特に魅力が多いエリアではありますが、「道に迷いやすい」というデメリットがあります。
道路が碁盤の目のようになっているので、慣れるまではできるだけ、分かりやすい大きな道を選ぶのがおすすめです。
そんな五稜郭駅周辺エリアは、家賃相場が4.9万円程度となっています。
暮らしやすい環境が整っているわりには、お得感のある家賃相場と言えるでしょう。
北海道ならではの部屋探しで注意すべきポイント
北海道大学に進学して初めて、北海道での暮らしを体験する場合、本州での部屋探しと同じ感覚では失敗してしまう恐れがあります。
北海道ならではの注意点をしっかり踏まえたうえで、慎重に部屋を選びましょう。
・冬の光熱費を考慮して!
北海道大学に通うための部屋探しで、特に重要なポイントとなるのが「冬の光熱費」です。
本州でも寒さの厳しい地域で暮らしてきた方なら、イメージしやすいかもしれませんが、そんなに雪が降らない、気温が下がらないような地域でしか暮らしたことがない方には、想像を絶する冬が訪れるものと考えてください。
まず、暖房器具なしで「我慢」で冬を越すのは、基本的に無理です。
寒さが厳しい北海道の冬は、下手をすれば命に関わることもありますので、暖房器具を使わないわけにはいきません。
そして、その暖房にかかる費用が大きな問題になってきます。
例えばプロパンガスしか使えない部屋を契約してしまった場合、一人暮らしの部屋なのに、冬のガス代が月に3万円以上になってしまうようなこともあるのです。
そんな暖房代を少しでも節約するためには、「都市ガス」や「オール電化」などの物件を選ぶのがおすすめです。
北海道はエアコンによる暖房だけでは部屋が暖まりにくいため、どちらかと言えばオール電化よりも、都市ガスの物件が人気となっています。
・大学・スーパーの近くを選ぼう!
北海道大学に通うための部屋探しなら、できるだけ北海道大学に近く、また生活用品を買い揃えるためのお店も訪れやすい範囲にある物件を選んでおくことも重要なポイントになります。
北海道大学やスーパーなどの頻繁に訪れる場所から遠い物件を選んでしまうと、夏場は気にならなくても、冬場はとても苦労することになります。
北海道は冬になると、雪がたっぷりと積もってしまうことが大半です。
雪が降れば自転車を使うのも難しくなりますし、電車なども止まってしまう日も出てくる可能性があるのです。
そういった場合でも、徒歩で北海道大学に通える範囲内の物件や、スーパーなどに訪れやすい物件を選んでおけば、雪の日でも日常を過ごしやすくなりますね。
・北海道の暖房事情をチェック!
本州では「冬でもこたつのみ」「エアコンを緩くつける程度」といった方法で寒さをしのいでいる方も少なくありません。
ですが、北海道ではこたつやエアコンだけで厳しい冬を乗り越えるのは、少々厳しいかもしれません。
北海道大学のキャンパスがある札幌や函館も、雪がたくさん積もる寒さの厳しい地域ですので、「どんな暖房を使えば良いのか」、知っておきたいですよね。
まず、北海道の家庭で多く用いられている暖房器具は、FF式石油ストーブというものになります。
これは換気の手間がなく、効率的に部屋を暖めることができる優れものです。
このFF式石油ストーブが既に設置されている部屋を見つけられれば、大変魅力的ですね。
ですが、基本的にはマンションなどの場合は、ガスによる暖房が多くなっています。
ガスストーブを利用して、冬場の部屋を暖めて寒さをしのぐ方が大半です。
北海道大学に進学し、一人暮らしを始める際には、「冬に向けてどんな暖房器具を用意すべきか?」という点についても、しっかり検討しておくことが大切ですね。
・家賃だけで選ぶと思わぬ苦労も?
北海道大学に進学するための部屋探しでは、「家賃の安さ」だけで選ぶのはおすすめできません。
例えば古い物件と新築物件とでは、断熱性に大きな違いがあることもあるのです。
断熱性が低い物件は、いくら家賃が安くても、特に冬場の暖房代が高くついてしまう可能性があります。
逆に家賃が少々高くても、断熱性にこだわった物件なら、冬の暖房費を抑えることができ、結果的に光熱費がお得になる可能性もあるのです。
北海道での部屋探しでは、「冬の光熱費」に着目して家賃を検討していくことが大切ですね。
一人暮らしは「憧れ」だけじゃダメ!
北海道大学に進学し、夢のキャンパスライフスタート!
そんな時には、つい、憧れの気持ちだけで理想に合った部屋探しをしてしまいがちです。
ですが、北海道大学に通うための部屋探しには、失敗しないために注意しなければならないポイントがたくさんあることを忘れてはならないのです。
夢のキャンパスライフで躓かないためにも、まずは北海道というところでの暮らしがどのようなものなのか、どんな部屋を選んでおけば快適な一人暮らしが実現できるのか・・・
現実と向き合い、しっかり情報収集し、後悔の無い部屋探しをしましょう!
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