「やっぱり実家がいい！大学生が一人暮らしを後悔したときとは」

念願の一人暮らしを始めたものの、楽しいことばかりではないのも現実。

実家を出て後悔したなと感じてしまうことも、やっぱりあるのです。

大学生はこんなことが原因で、一人暮らしを後悔するケースが少なくありません。

「自分一人で家事をするのが大変！」

大学生が一人暮らしを始めて、やはり段々と困難に感じることが多いのが家事です。

実家暮らしの頃は家事を手伝うことはあっても、メインで家事をしてくれるのはやはり自分以外の家族だったというケースがほとんどでしょう。

今までろくに家事の経験がなかった大学生にとって、自分一人で全ての家事をこなすのは大変なことです。

掃除・洗濯・料理と、毎日やるのは楽なことではないんですね。

そのため学生生活を送りながら家事もしなければならない生活に、実家を出て後悔する人は少なくありません。

実家暮らしのままならば、家事のことは気にせずに生活することができますからね。

一人暮らしなので家事は手を抜くこともできるわけですが、家事をしっかりしよう！と考えてしまう人ほど、一人暮らしの家事を苦痛に感じてしまうことが多いものです。

元々家事が好きな人や一人暮らしを始めて家事に興味を持つことができた人ならば心配ありませんが、実際に家事をしてみて苦手だと感じる人もいれば、家事そのものが嫌いという考えの人もいるものです。

大学生は家事以外にもやらなければならないことも多いので、余計に一人暮らしを後悔することにもなりやすいということ。

「生活のためのアルバイトと学業の両立がきつい！」

大学生が一人暮らしをする場合、親からの仕送りがあるケースでも、生活のためにアルバイトをするという人は多いものです。

なかには親からの仕送りもゼロで、全ての生活費をアルバイトで払っているという大学生も少なくありません。

しかしあくまでも大学生の本業は学業であり、アルバイトをするには学業と両立してしなければならないわけですね。

大学によって緩く大学生活を送れるところもあれば、学業が困難な大学や学部もあるわけです。

後者の場合生活のためとはいえ、学業と両立しながらのアルバイト生活は困難言うまでもありませんよね。

実際に一人暮らしをしてみたら、アルバイトと学業の両立がきつくて実家を出たことを後悔する大学生はたくさんいます。

実家暮らしであれば、アルバイトをするとしても生活のために必死になるレベルではありませんし、あくまでも学業を優先することが可能です。

「こんなことなら一人暮らしなんてするんじゃなかった！」なんて後悔してしまう大学生がいても不思議ではありませんよね。

アルバイトと学業を両立するとなれば、時間的なゆとりがなくなってしまうというのも事実。

せっかく一人暮らしを始めても、忙しい生活に追われて一人暮らしを満喫するどころではなくなってしまうというわけです。

「一人でいる時間が多く寂しくて仕方ない！」

大学生が一人暮らしを始めて実家を出たことを後悔するのは、精神的な面にもあります。

今まで実家暮らしをしていた人にとって、一人暮らしを始めるというのは言うまでもなく寂しいことです。

一人暮らしをしてしまえば、食事をするの一人、テレビを観る時間も1人、休日の時間も一人で過ごすことになります。

1人で過ごす時間が当たり前に多くなるわけですから、寂しいと思ってしまうのも当然のこと。

もちろんそんな寂しさを乗り越えなければならないのが一人暮らしというものですが、根本的に寂しがり屋な性格の人や、大学に入ってからもなかなか友達ができない、なんて状況にいる人にとっては、一人暮らしの寂しさは堪えるものがあるわけです。

自分で上手く寂しさを紛らわす方法が浮かばない人にとっては、どうしても一人暮らしをしたことを後悔することになってしまうわけですね。

実家暮らしのままならば地元の友達との付き合いも継続できたでしょうし、家族と一緒にいる時間もあるので、寂しいと思うようなことはありません。

「こんなことなら実家から大学に通えば良かった…」なんて、実家を出たことを後悔してしまう大学生がいるのも頷けます。

「自分一人で生活をするのが困難！」

大学生が一人暮らしをするということは、自分1人の力で生活をしていくということです。

もちろん生活するためのお金のことも考えなければなりませんし、お風呂の準備も食事の用意も自分自身でしなければなりません。

朝も誰に起こしてもらうでもなく自分で起きる必要がありますし、ゴミ出しをしたり掃除や洗濯をするのも自分です。

今まで実家暮らしだった人にとって、自分1人の力で生活をするというのは考えている以上に大変なことです。

あれこれ頭も悩ませなければなりませんし、面倒なことだってたくさんあります。

実家暮らしの頃は家族に頼っていたことも、何1つ頼ることができないのですから、そんな生活を続けていくうちに実家を出たことを後悔してしまうことも当然あるでしょう。

「実家暮らしならどんなに楽だったか」と思う機会は、一人暮らしをしていれば何度となく訪れるわけですね。

もちろんそういった生活をすることで自立を学べるようになるわけですが、まだ学生という身分の大学生にとっては、早くからそういった苦労をしたくないと思ってしまう人も多いはず。

楽しいと考えていた一人暮らしも、現実的に考えると大変なことが多く、一人暮らしを後悔してしまうケースはよくあることです。

「自由に使えるお金がほとんどない！」

大学生が一人暮らしをしてみて、実家を出なければよかった！と後悔してしまうことには、金銭面もあります。

大学生といったら遊びたい盛り。

欲しい物もたくさんあれば、交際費などにもお金をかけたいと思うのは当然のこと。

しかしながら大学生で一人暮らしをしているとなれば、たとえ自分でアルバイトをしていてもお金の使い道は生活費に充てる必要があります。

必死にアルバイトでもしなければ、自分で自由に使えるお金というのはほとんどない！なんて状況になってしまうわけですね。

実家暮らしならば生活費の心配をする必要はありませんし、自分で稼いだアルバイト代は自分で自由に使うことができるのです。

ご飯の心配や光熱費の支払いの心配なんてする必要はありませんし、金銭面では実家にいた方が余裕ができるのは間違いありません。

そういった面で一人暮らしをしたことを後悔してしまう大学生も少なくありません。

周りに自由にお金を使うことができる友人などがいれば余計に羨ましく感じてしまうでしょうし、生活のために自分で好きなようにお金を使えないというのは、辛く感じてしまうことかもしれませんね。

自分のことだけにお金を使うことができる、大学生のうちはそんな生活に憧れるのは当然のことかもしれません。

「実家に戻りたい！とならないためにもよく考えて一人暮らしを決めよう」

大学生が一人暮らしをしてみて、実際に後悔してしまうケースというのは少なくないことです。

初めは楽しみにしていた一人暮らしも、いざ経験してみたら「やっぱり実家にいればよかった」なんて思ってしまうことも。

今回は実家を出て後悔したなと感じることを紹介してみましたが、いかがだったでしょうか？

一人暮らしをしてみないと分からないことかもしれませんが、こんな風に思ってしまう可能性があるということは頭に入れておくべきです。

大学生になって一人暮らしをするか悩んでいる人は、いざ一人暮らしをしてから後悔することのないように、一人暮らしをするかどうかはよく考えてから決めるようにした方が良いですね。

安易な気持ちで一人暮らしを決めてしまうと、ここで紹介した内容のような理由で一人暮らしを後悔してしまうこともありますよ。

一人暮らしを始めるのにはお金もたくさんかかることです。

「やっぱり実家に戻る！」なんてことにならないように、よく考えておきたいですね。