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ワンルームマンションに住む時の注意点とは?

ワンルームマンションは単身者用で一人暮らしをする人にはぴったりの物件ですよね。しかし、ワンルームマンションに住むのであれば、いくつか注意しなければいけないことがあるんです。それは何なのか、紹介します。

ワンルームマンションは住みにくい?

一人暮らしをしようと思っている人が部屋探しをする時に、ワンルームのマンションが候補になることがあるかもしれません。

ワンルームマンションの魅力と言えば、マンションなのに家賃が安いことです。

それはどうしてなのかというと、ワンルームだと部屋が狭いので1Kのマンションや1DKのマンションよりも安くなるんです。

しかし、家賃が安いからというだけでワンルームマンションに引っ越すことを決めてしまうと後々後悔してしまうかもしれません。

ワンルームマンションには、メリットになることもあればデメリットになることもあります。

今回は、ワンルームマンションの注意点について紹介します。

部屋に仕切りがない

ワンルームマンションの注意点一つ目は、「部屋に仕切りがないこと」です。

ワンルームというのは、キッチンもリビングも一つの部屋にあるという物件です。

一つの部屋に全てのものがあるということはつまり、キッチンとリビングには仕切りがないということになります。

もちろんトイレやお風呂にはドアが付いているので、訪問者が来たとしてもトイレやお風呂を覗かれてしまうということはありませんが、玄関のドアを開けた瞬間に部屋の全てが見られてしまう可能性は高くなります。

キッチンはもちろんのこと、リビングに置いてあるものの多くが、他の人に見られてしまうんです。

見られたくないものがあるのならば、クローゼットの中に隠しておくなどして気をつけなければいけなくなります。

でも、ワンルームマンションに仕切りを作ることが不可能というわけではありません。

賃貸マンションだと、壁に穴を開けたりすることは出来ませんが、部屋をどのように使うかは借りた人の自由なので、部屋全体を傷つけないように仕切りを作ることは可能です。

例えば玄関の前にはカーテンを付けて、外から見られないようにするとか、キッチンとリビングの間にはキャスター付きの仕切りを付けておくなどすると、ワンルームマンションなのにワンルームぽくない空間を作り出すことが出来ますよ。

ユニットバスタイプ


ワンルームマンションの注意点二つ目は、「ユニットバスタイプが多いこと」です。

マンションでもワンルームだと、ユニットバスつまりお風呂とトイレが同じ所にあるという場合が多いです。

アパートだと、トイレが共同だったりお風呂が付いていなかったりしますが、マンションの場合はどちらも付いていることがほとんどです。

しかしこれまで実家暮らしをしていた人にとっては、トイレとお風呂が一緒になっているなんて衝撃かもしれませんね。

ユニットバスタイプだからといって、実家暮らしをしていた時とは違う使い方をしなければいけないなんてことはありません。

特にユニットバスだと湯船に浸かることが出来ないと思ってしまう人が多いのですが、ユニットバスであっても湯船に浸かることは可能です。

先にお湯を溜めておいて入って、身体を洗う時にお風呂の栓を抜くとか、身体を洗いながらお湯を溜めておくなど方法は色々あります。

一人暮らしだからこそ、ユニットバスの方が楽という点もあります。

それは、掃除です。

一人暮らしをすると自分で掃除をしなければいけなくなりますよね。

お風呂とトイレが別々になっていると、どちらも掃除しなければいけないことがめんどくさいと感じてしまいやすいです。

でもユニットバスであれば、お風呂とトイレの掃除が同時に出来るので、ちょっとめんどくさいと思ってもすぐに出来ちゃうので楽ですよ。

収納がない

ワンルームマンションの注意点三つ目は、「収納がないこと」です。

物件によっては、ワンルームマンションになると収納が極端に少ない、または収納が一切ない所があります。

これは狭い部屋を出来る限り広く見せるためです。

一人暮らしの人は荷物が少ないとはいえ、布団だったり洋服だったりを収納スペースに入れておきたいという人は少なくないと思います。

でも収納がないワンルームマンションだからといって、収納スペースを作ることは出来ないというわけではありません。

収納スペースがないのであれば、自分で収納スペースを作ってしまえばいいんです。

もちろん賃貸マンションでクローゼットのような収納を自分で取り付けることは出来ませんが、例えば布団ではなくベッドにして、ベッドの下を洋服の収納スペースにするとか、タンスや収納ボックスを買って収納するなどのことは可能です。

ワンルームの部屋がさらに狭くなってしまうというというデメリットもありますが、収納しておきたいものを収納スペースがないからといって部屋のあちらこちらに置いていたら足の踏み場が無くなってしまって余計に部屋が狭く感じてしまうかもしれませんよね。

コンロが一口


ワンルームマンションの注意点四つ目は、「コンロが一口である可能性が高いこと」です。

料理をする人にとっては、コンロが一口しかないと料理がしにくいなと思ってしまうかもしれません。

ワンルームマンションでは、ガスコンロかIHクッキングヒーターのどちらが付いていると思いますが、どちらの場合でもワンルームだと一口コンロの可能性が高いです。

単身者は多くの料理を一度に作らないというイメージがあるのかもしれませんね。

料理はガスを使うだけではありません。

コンロは一口しかなくて、それを使ってしまうと別の料理が作れないのであれば、電子レンジや電気グリルを使って料理をしましょう。

特に電子レンジに、オーブン機能が付いていると焼くことも出来ますよね。

ガスだけではなく電気で使える調理家電は多いですし、電子レンジでも炊飯器でも一つのことしか出来ないわけではないので、ガスコンロが一口の場合は上手く電気の家電を使ってみましょう。

場合によっては、電子レンジの方が時間の短縮になったり、光熱費の節約になったりしますよ。

一人暮らしをすると、自炊をする回数が増えるかもしれませんが、ワンルームマンションに住んで、コンロが一口だからといって自炊を諦めなければいけないなんてことはありません。

ワンルームマンションにもいい点はある

ワンルームマンションの注意点について紹介しました。

実家暮らしから一人暮らしを始めて、その家がワンルームマンションだと「実家ではこんなことが出来たのに」と不満に感じてしまうこともあるかもしれません。

確かにワンルームマンションだと何かと不便に感じてしまうことはいくつもあるかもしれませんが、それが全てマイナスになってしまうなんてことはありません。

少し見方を変えて、暮らしやすくするためにはどうしたらいいのかというのを探しながら見つけていくと、ワンルームマンションでも快適に生活することが出来るはずです。

マイナスばかりを見てしまうと、折角の一人暮らしがつまらないものになってしまいますし、一人暮らしをしてすぐに実家暮らしに戻ることになってしまうかもしれません。

家賃が安いことが魅力のワンルームマンションですが、部屋を決める時には家賃が安いことだけではなくその部屋のお気に入りポイントを見つけるようにして下さい。

他のワンルームマンションに比べて収納が多いとか、景色がいいとか、ベランダがあるなどいい部分を見つけられると、少し不便なことがあったとしてもそれをカバーすることが出来ると思います。

また、ワンルームマンションが嫌だと思っている人もいるかもしれませんが、どんなタイプの部屋に住んだとしても辛い思いをしてしまうわけではありません。

ワンルームマンションで快適な生活をしている人もいれば、1LDKという一人暮らしには広い部屋に住んでいるのに快適ではない家に住んでいる人もいます。

どういうタイプの部屋に住むかではなく、自分がどのように部屋を変えていくかで住みやすさは変わりますよ。

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