一人暮らしをしたらWi-Fiは自由に使えなくなる？

実家ではWi-Fiを自由に使えていたという人も、一人暮らしをしたら何もせずに同じようにWi-Fiが自由に使えるかと言ったらそれは違います。

一人暮らしをした時にも同じようにWi-Fiを使いたいのであれば、手続きをしなければいけないので、手続きなしでWi-Fiを使用することは出来ません。

Wi-Fiには、光回線とルーターの二種類がありますが、実家にいた時は光回線だったから一人暮らしでも光回線の方がいいとは言いきれません。

光回線と、ルーターにはそれぞれメリットとデメリットがあるんです。

一人暮らしをしてから「Wi-Fiが使えない」と焦るのではなく、一人暮らしをする準備をしている今からWi-Fiのことをしっかりと理解しておきましょう。

一人暮らしをしたら、家族ではなくあなたがやらなければいけないんです。

なので今回は、一人暮らしのWi-Fiについて紹介します。

光回線で使用する場合

まずは、光回線でWi-Fiを繋ぐ場合について紹介します。

一人暮らしをしていても光回線でWi-Fiを繋ぐことは可能です。

固定電話がないと光回線が繋げないのでは？と思っている人もいるかもしれませんが、今は固定電話をつけなくても光回線が繋げられることがあるので、光回線のWi-Fiを繋げたいからというだけで固定電話を買う必要はありません。

光回線でWi-Fiを繋げた場合、上限がないのでいつでも快適にインターネットを繋げられます。

ネットの読み込みなどにイライラしてしまいやすいという人は、光回線にすることでイライラ知らずになれるかもしれませんね。

また、光回線のWi-Fiにすると安くなる可能性が高いです。

今は多くの会社が光回線を提供していて、携帯電話とセットにするとセット割になるとか、電気代とセットにすると電気代も安くなるなど一人暮らしには有り難い値引きが多かったりするのもメリットですよね。

一人暮らしをすると、家賃や食費などは削ることが難しいので、通信費や光熱費などから節約していくしかありません。

毎月の通信費が少しでも安くなるのであれば、一人暮らしの生活にもゆとりを持つことが出来るかもしれませんね。

光回線のデメリットとしては、引越し先に光回線が通っていない場合は、大家さんなどの建物の所有者に許可を得てから光回線を通さなければいけません。

誰でもインターネットを使うとはいえ、建物によっては光回線を通してほしくないという場合もあります。

また、光回線の場合は時間がかかります。

工事をしなければいけないので、引越しをしてすぐにWi-Fiが使えるようにするためには、引越し前から光回線の手続きをしなければいけません。

その他にも、光回線のWi-Fiの場合は自分の家でしか使えない可能性があります。

自宅外でも使える光回線Wi-Fiを提供している会社もありますが、多くの会社が光回線のWi-Fiは自宅のみにしているので、外でインターネットを使うことが多いという人は、光回線のWi-Fiにしても損してしまう可能性があるので注意しましょう。

ルーターで使用する場合

続いては、ルーターでWi-Fiを繋ぐ場合について紹介します。

ルーターでWi-Fiを繋ぐメリットといえば、やはり持ち運びが出来るという所ですね。

光回線のWi-Fiと違って、ルーターの場合はコンパクトの機械を持ち歩いてWi-Fiに繋げているので、自宅にいる時はもちろんのこと、外にいてもWi-Fiを使うことが出来ます。

一人暮らしをしていて家にいると寂しくなってしまうから外に出歩く機会が増えてしまったなんて人でも、ルーターであればどんな場所でもWi-Fiでインターネットに接続することが可能なんです。

ルーターは、どの会社のものでも外に持ち運びが出来るようコンパクトさを重視しているので、鞄の中に入れても邪魔になることはありません。

その他にも、ルーターでWi-Fiを繋ぐ場合は、契約したらその日から使うことが出来ます。

光回線の場合は、大家さんの許可が必要で、工事が必要で、などと色々としなければいけないことが多く時間もかかるばかりでしたが、ルーターであれば大家さんの許可も工事も必要ありません。

契約の際も特別なことはありませんので、店員さんの指示に従って契約していけば、どんな人でも簡単にルーターのWi-Fiを使用することが出来ます。

なので、一人暮らしを始めてからルーターを契約してもその日から使うことが可能になります。

そんなルーターにも、デメリットがあります。

ルーターのデメリットは、光回線とは違い速度制限があることです。

会社によって異なりますが、少ない所だと7GBで速度制限がかかってしまうので、インターネットに接続出来なくなるわけではありませんが、読み込みが極端に遅くなってしまいます。

しかし、速度制限がかかっていない時は通信に問題なく使うことが出来ます。

ルーターをどこの会社と契約したかで電波の良し悪しは変わりますが、電波のいい場所で使えばインターネットを使用する際に通信に関して問題が起こることはありません。

他にも、光回線と比べてルーターの場合は高くなってしまうことがあります。

光回線と同じようにルーターも割引があったりしますが、総合的に考えて光回線の方が安いなんてこともあるようです。

また、ルーターの場合は二年契約を結ぶことが多いので、例えば契約した時は一人暮らしだったけど一年ほど経ってから一人暮らしをやめることになりルーターも不要になったというような場合は、違約金がかかってしまうかもしれません。

この場合は、違約金を払うか、それとも契約更新の時期までルーターを使わなくても支払いを続けるかのどちらになります。

光回線とルーターの会社、機種とは

光回線のWi-Fiの場合は、auひかり、ソフトバンク光、ドコモ光、フレッツ光などがあります。

毎月安くキャッシュバックが多いと言われているのがauひかりで、携帯電話会社もauだという人は、光回線代だけではなく携帯電話も安くなるかもしれません。

ルーターの場合は、WiMAXが安くて使いやすいと言われています。

最新機種である「W04」は、電池持ちも良く、軽くて持ち運びやすいそうです。

WiMAXの速度制限に関しては、一ヶ月で７ギガですが、別途654円でその月だけ速度制限を解除して無制限にすることも出来ますし、速度制限がかかってしまっても直近三日間の制限だけで、毎月十ギガ使えます。

他にも、携帯電話会社でもルーターは販売されています。

ルーターと携帯電話を一緒にすると割引になるサービスなとがありますが、必ずしも安くなるというわけではなく、契約した時は安く済んだとしても月々の支払いは安いわけではないという場合もあるので、しっかりとプランを見極める必要がありますね。

一人暮らしをしたらどっちがいい？

一人暮らしのWi-Fiについて紹介しました。

一人暮らしの場合、光回線とルーターどちらがいいのかというと、どちらにもメリットとデメリットがあるので、一人暮らしだからこっちがいいと言い切れません。

どちらのメリットとデメリットを知った上で、自分に合っている方を使うのが一番です。

どちらがいいのか選べないという人は、自分の生活スタイルに合わせて選んで下さい。

家にいることが多いのであれば光回線のWi-Fi、色んな所に持ち運んでWi-Fiを使いたいのであれば、ルーターがいいですね。

自分の好み、生活スタイルに合わせた選択をすれば、一人暮らしをしてもインターネットが快適に使えると思います。