大阪大学には3つのキャンパスがある！

大阪大学は、大阪府吹田市に本部を置く国立大学です。

「スーパーグローバル大学」のトップ型指定校として文部科学省から認められており、大変優れた魅力溢れる大学であることが分かります。

そんな大阪大学には、吹田キャンパス・豊中キャンパス・箕面キャンパスという3つのキャンパスが設けられています。

いずれも大阪府内にあるキャンパスですが、どこに通うかによって、お部屋探しの際に検討したいエリアは違ってくるでしょう。

そこで、それぞれのキャンパスごとに、お部屋探しの際の「おすすめエリア」をピックアップしていきます。

吹田キャンパスに通うなら？

吹田キャンパスは、医学部・歯学部・薬学部・工学部などの学部が使用するキャンパスです。

他にも人間科学研究科や医学系研究科、歯学研究科など、様々な研究科が使用しています。

そんな吹田キャンパスに通うことを検討している大阪大学の学生におすすめなのが、以下のエリアです。

・北千里駅周辺

北千里駅周辺からは、大阪大学まで徒歩27分程度となっており、歩いて行ける範囲というのが嬉しいポイントです。

もちろん、自転車などを利用すれば、より通いやすくなります。

また、この駅は阪急北急行の始発駅ですので、ラッシュの時間帯でも電車が座りやすく、気軽に電車に乗れるという魅力があります。

治安も良く、学生が安心して暮らせるのも嬉しいポイントですね。

自然も比較的、豊かですので、「都会のゴミゴミした暮らしが苦手」という方にもおすすめです。

万博記念公園も近いのが嬉しいですね。

また、駅の近くにはイオンがあり、ショッピングを楽しむのにも便利です。

日用品や食品の買い物にも困りませんので、生活がしやすいエリアと言えるでしょう。

ただし、飲食店に関してはチェーン店などはあるものの、あまり多くはありません。

アルバイト先の探しにくさや、オシャレな飲食店を探す難しさを感じてしまうことはあるかもしれません。

また、学生が遊べるようなスポットも少ないため、物足りなさを感じる方もいらっしゃるでしょう。

これらのデメリットはあるものの、基本的には北千里駅周辺は大阪大学に通う学生にとって、大変メリットの大きいエリアと言えます。

そんなこのエリアは、家賃相場も5.5万円と、比較的リーズナブルなのも嬉しいポイントです。

ただし、人気のエリアなので、できるだけ早めに情報収集をしておきましょう。

・阪大病院前駅周辺

阪大病院前駅周辺は、大阪大学吹田キャンパスまで徒歩14分と、通いやすさが大きな魅力のエリアです。

また、このエリアは交通アクセスの良さも大きな魅力で、大阪の中心部まで出やすいので、「休日は大阪の街を満喫したい」という方にもピッタリです。

大阪大学が近くにあるため、学生が多く暮らしており、治安に関しても比較的良いと言えます。

ただ、若者が多い分、多少は賑やかな時もありますので、騒音が気になる方には不向きかもしれません。

環境については、比較的自然が豊かなエリアですので、快適に暮らすことができます。

飲食店も多いので、外食をしたい時にも困りません。

コンビニやスーパーもありますので、日常の買い物にも便利です。

ただし、住む物件によってはスーパーまで距離がある場合もありますので、自転車があった方が良いでしょう。

そんな阪大病院前駅周辺のエリアは、家賃相場が5.9万円程度と、やや高めです。

大学までの近さは大きな魅力ではありますが、「家賃をできるだけ節約したい」「大学生活とプライベートにメリハリを付けたい」という方は、もう少し離れたところで探した方が良いかもしれません。

・豊川駅周辺

豊川駅周辺のエリアは、大阪大学吹田キャンパスまで電車で3分＋徒歩で14分程度と、比較的、短時間で通えるのが嬉しいですいね。

乗り換えの必要もありませんので、楽に通えます。

また、このエリアは飲食店が豊富で、外食を楽しんだり、アルバイト先を探したりしやすいのも魅力的なポイントです。

学生が多い街としても知られており、夜間も比較的、道が明るく、「治安の良さ」にも定評があります。

女性が一人暮らしを検討するエリアとしてもおすすめですね。

学生が遊べるスポットに関しては、ラウンドワンなどがあります。

ただし、比較的、山に近く自然が豊かなエリアですので、休日は大阪の中心部にお出かけする方も多いようです。

また、スーパーなども少ないため、不便を感じることもあるかもしれません。

このエリアに住む場合には、日常の買い物のためにも、自転車や原付などの交通手段を用意しておいた方が安心と言えるでしょう。

そんな豊川駅周辺エリアの家賃相場は、5.7万円程度です。

学生が多いため、学生向けのリーズナブルな家賃で暮らせる物件も豊富なので、理想のお部屋が見つかりやすいでしょう。

豊中キャンパスに通うなら？

大阪大学豊中キャンパスは、文学部・法学部・経済学部・理学部・基礎工学部の学生が通うキャンパスです。

文学研究科や法学研究科などの研究科も使用しています。

また、最もサークル活動が活発なキャンパスとしても知られており、様々なサークル活動がこのキャンパスで実施されています。

課外活動オリエンテーションなども、こちらのキャンパスで実施されますので、大阪大学に通うなら無視することはできないキャンパスと言えます。

そんな豊中キャンパスに通うのに便利で、暮らしやすいおすすめのエリアは、以下のエリアです。

・柴原駅周辺

大阪大学豊中キャンパスの最寄駅は、大阪モノレール本線柴原駅です。

この駅から大阪大学豊中キャンパスまでは、徒歩5分程度となっています。

そんな柴原駅周辺のエリアでお部屋探しをしておけば、豊中キャンパスへの通いやすさが抜群の部屋が見つかる可能性大ですね。

このエリアは住宅街が多いため、生活しやすい環境が整っているのも魅力の1つです。

公園などもあり、静かで快適な暮らしができると評判のエリアとなっています。

騒音などを気にせずに勉学に励みたいという方にもおすすめですね。

そんな柴原駅周辺のエリアは、交通アクセスの良さも嬉しいポイントの1つとなっています。

大阪の中心部まで出ていきやすいので、休日に遊びに行きたい学生にもピッタリです。

ただし、静かな住宅街である分、どうしても夜間は人通りが少なくなりますし、夜は街灯が少なく暗くなりがちです。

治安は悪くはありませんが、夜間の一人歩きは控えた方が安心なエリアと言えますね。

また、スーパーや商店街などが少なく、買い物をするのに多少、不便を感じてしまうこともあります。

こういったデメリットはあるものの、大阪大学豊中キャンパスまでの通いやすさでは捨てがたい魅力のある柴原駅周辺。

このあたりの家賃相場は、6.4万円程度となっています。

やや家賃が高めのエリアになりますので、学生向けの良心的な物件をチェックしてみましょう。

・石橋駅周辺

大阪大学豊中キャンパスまで、なんとか徒歩で通うこともでいる範囲にあるのが、石橋駅周辺のエリアです。

徒歩で22分程度で大学に通うことができますので、自転車などがあれば、より通いやすいですね。

交通費をかけずに通学できるというのが大きな魅力です。

そんな石橋駅周辺のエリアは、病院が豊富なので、一人暮らしで体調を崩してしまった時の不安が軽減できます。

また、学生が多い街ですので、牛丼チェーン店やファーストフードなど、安く食べられる飲食店も豊富です。

居酒屋などもありますので、大阪大学の学生で行う飲み会などの際にも便利ですね。

スーパーは大手のものが駅前に3つあり、日常の買い物もしやすくなっています。

学生には必須のコンビニが豊富、というのも見逃せないポイントです。

梅田などに遊びに行く際にも、30分以内で比較的、スムーズにお出かけすることができます。

治安の良さにも定評がありますし、公園や緑も多いので、癒されながら快適な暮らしができるのも嬉しいですね。

ただし、学生が多い分、夜中でも賑やかなところもあり、騒音に悩まされる可能性もあります。

このエリアでお部屋探しをするなら、繁華街からやや離れた場所を選んでおいた方が安心でしょう。

そんな石橋駅周辺エリアの家賃相場は、5.9万円程度です。

利便性の高さと大阪大学までの通いやすさを兼ね備えていながら、この家賃は見逃せませんね！

・蛍池駅周辺

大阪大学豊中キャンパスまで電車で通う必要はありますが、それでも人気が高いのが蛍池駅周辺のエリアです。

この駅から大阪大学豊中キャンパスまでは、電車で3分＋徒歩で8分程度で通うことができます。

電車に乗る必要はあっても、短時間で通えるので、通学のストレスは少ないエリアと言えますね。

ただし、乗り換えが1回必要なのが難点とも言えます。

そんな蛍池駅周辺のエリアは、学生が多いため、安くお腹いっぱいになれる飲食店が豊富にあります。

チェーンの居酒屋などもありますので、飲み会の時にも便利です。

大きな病院もありますので、急病時にも安心感があります。

また、ドラッグストアやスーパーなどもあり、生活に必要な買い物にも困らないでしょう。

駅前に交番もあり、治安の良さにも定評があります。

ただし、大型のショッピング施設は無く、洋服を買いに行きたい時などは、大阪の中心部にお出かけする方が大半です。

梅田まででも交通アクセスが良いので、お出かけの際にも便利ではありますが、「近場でショッピングや遊びを楽しみたい」という方には物足りないかもしれません。

そんな蛍池駅周辺のエリアは、家賃相場が5.9万円程度となっています。

大阪大学豊中キャンパスに通いやすいエリアの中では、比較的リーズナブルな家賃の部屋が多いので、チェックしてみる価値はありますね。

箕面キャンパスに通うなら？

大阪大学箕面キャンパスは、外国語学部が通うキャンパスです。

言語文化研究科や、人間科学研究科なども使用しています。

そんな箕面キャンパスに通う大阪大学生に、おすすめなのは以下のエリアです。

・彩都西駅周辺

彩都西駅は、大阪大学箕面キャンパスの最寄駅です。

徒歩の場合、キャンパス北東側に新設された彩都口までなら、約8分程度で通うことができます。

自転車で通えば、より短時間で通学が可能ですので、「通学の利便性」という視点ではベストなエリアと言えるでしょう。

そんな彩都西駅周辺のエリアは、比較的、自然が豊かな環境となっています。

都会の喧騒から離れて暮らしたい方には、特におすすめです。

公園なども多く、休日を自然に囲まれた環境でのんびり過ごしたい方には、理想的な環境と言えるでしょう。

また、このエリアは学生や子育て世代のファミリーなどが多く暮らしているため、落ち着いた雰囲気で、治安の良さも魅力の1つとなっています。

女性の一人暮らしにも良いエリアですね。

買い物に関しては、多くはありませんがドラッグストアやスーパーなどもありますので、日常的な買い物には困らない環境と言えます。

ただし、基本的には発展途上のエリアと言える場所ですので、飲食店などは多くないのが現状です。

外食をメインにしたい方には、少々不便は感じられるかもしれません。

そんな彩都西エリアは、家賃相場が5.7万円程度となっています。

学生向けのリーズナブルな物件も豊富なエリアですし、交通費をかけずに大阪大学に通うこともできますので、お財布に優しいのも見逃せないポイントですね。

・北千里駅周辺

大阪大学箕面キャンパスまで電車なしで通える範囲として、おすすめなのが北千里駅周辺のエリアです。

北千里駅は吹田キャンパスにも近い駅ですが、実は箕面キャンパスに通うのにも便利なエリアなのです。

こういった事情もあり、とにかく学生に人気の高いエリアですので、学生向けの暮らしやすい物件も見つかりやすくなっています。

北千里駅周辺エリアは家賃相場も5.5万円程度とリーズナブルなので、生活費を抑えたい方にもおすすめですね。

・豊川駅周辺

豊川駅周辺も、大阪大学吹田キャンパスに通う学生から人気のエリアですが、同時に箕面キャンパスに通う学生からも人気があります。

豊川駅から箕面キャンパスまでは徒歩なら30分程度で、自転車を使えば悠々通える距離です。

交通費がかからないうえに、このエリアは家賃相場も5.7万円と、比較的リーズナブルなのも見逃せません。

しかもアルバイト先を探すのにも困らないくらい飲食店が豊富ですので、「できるだけお金をかけずに生活したい」「アルバイトでしっかり稼いで実家への負担を減らしたい」と考えている方には特におすすめです。

キャンパスごとのおすすめエリアでお部屋探しを！

大阪大学にある3つのキャンパスでは、それぞれに「通いやすいエリア」というものがあります。

まずはご自身が目指す学部が入っているキャンパスをチェックし、そのキャンパスに通いやすく、暮らしやすいエリアでお部屋探しをしてみましょう。

基本的に、大阪大学の各キャンパス近くにあるエリアはいずれも、治安が良く、学生が住みやすい街となっています。

そんな中からも、特に学生に優しい良心的な家賃や、セキュリティー面への配慮が行われたお部屋を厳選することが大切ですね。