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寮にする?一人暮らしする?東北大学生のお部屋探し

東北大学に通うことになり、親元を離れて生活を始めようとしている方。選択肢としては、「寮で暮らすか、アパートやマンションで暮らすか」ということになりますよね。そこで、それぞれの暮らし方のメリット・デメリットをチェックしてみましょう。

東北大学生の一人暮らし事情って?

東北大学に進学が決まったら、実家から通えない方の場合、今後の暮らしをどうしていくかで悩みますよね。

東北大学は学生寮が豊富な大学ですので、そんな寮での暮らしを検討する方もいらっしゃるでしょう。

また、マンションやアパートを借りて、本格的な「一人暮らし」を始めてみようと考える方もいらっしゃいますよね。

では、学生寮とマンションやアパートでの暮らしなら、どちらを選べば良いのでしょうか?

それぞれのメリット・デメリットをチェックしたうえで、自分に合った暮らし方を検討してみましょう。

東北大学の学生寮ってどんなの?

「できるだけ金銭的な負担をかけたくない」「いきなり一人での暮らしは不安」といった事情で、学生寮での暮らしを考えている方も多いでしょう。

実は東北大学は、そんな学生に向けた学生寮も充実している大学です。

東北大学には、仙台市内の3つの地区に、6つの学生寮があります。

さらにユニバーシティ・ハウス三条という寮もあり、多くの寮の中から、自分のキャンパスライフに合ったところを選択できるのが大きな魅力です。

・明善寮

青葉区に、昭和56年にできた鉄筋5階建ての寮で、160名の定員となっています。

部屋は個室が152室、2人部屋が4室あります。

寄宿寮は月額4,300円と、大変リーズナブルです。

入居対象者は東北大学や大学院に通う「男子学生」のみとなっています。

・松風寮

こちらも青葉区の寮で、昭和57年にできた鉄筋5階建ての建物です。

定員150名で、個室が146室、2人部屋が2室あります。

寄宿寮は月額4,300円です。

こちらも男子学生を対象とした寮です。

・以文寮

太白区にある昭和50年度に建てられた鉄筋4階建ての学生寮です。

定員は96名で、個室が50室、2人部屋が23室あります。

寄宿寮は月額4,300円です。

この寮も男子学生専用の寮となっています。

・霽風寮

こちらも太白区にある寮で、昭和50年度に建てられた鉄筋2階建てです。

定員は81名、全て個室となっています。

寄宿寮は月額4,500円です。

男子学生だけを対象とした寮です。

・日就寮

太白区にある、昭和45年度に建てられた鉄筋4階建ての寮です。

定員103名で、個室が1室、2人部屋が51室となっています。

寄宿寮は月額700円と、大変リーズナブルです。

東北大学や大学院に通う男子学生専用の寮です。

・如春寮

青葉区にある、昭和56年度に建てられた鉄筋4階建ての寮です。

定員は64名で、個室が62室、2人部屋が1室となっています。

寄宿寮は月額4,300円です。

こちらの寮のみ、東北大学や大学院に通う女子学生を対象とした寮となっています。

・ユニバーシティ・ハウス三条

青葉区にある、平成18年〜24年に建てられた比較的新しい学生寮です。

こちらは国際化をけん引する人材の育成をコンセプトとしており、8人が1ユニットとなって暮らしています。

定員は416名と大変多く、留学生も受け入れています。

寄宿料は建物ごとに違いますが、月額16,600円〜20,000円と、比較的リーズナブルな設定となっています。

他に共益費が月額1,000円〜3,100円程度、入居時預かり金が30,000円必要になります。

他の寮と比べると、必要な費用は高めの設定になっていますが、築浅で設備が整っているため、大変人気の高い寮となっています。

こちらの寮では、東北大学や大学院に通う男女学生の他、外国人留学生も入居対象者となっていますので、様々な学生と交流できるのが大きな魅力と言えるでしょう。

ただし、入居年限が2年以内に限られているため、大学生活の途中で出なければならない可能性が高く、この点には注意が必要です。

新入生として大学に進学してから、「東北での暮らしに慣れるまでの間の暮らし」と考えておくと良いですね。

東北大学周辺のマンション・アパートって?


東北大学の学生寮ではなく、マンションやアパートで本格的な一人暮らしを始めたいという方も少なくないでしょう。

では、東北大学周辺のマンション・アパート事情はどのようになっているのか、チェックしてみましょう。

・住むエリアは?

まず気になるのは、「どのエリアに住むべきか」という問題ですよね。

東北大学では、全学部が1〜2年生の間は「川内北キャンパス」で講義を受けることになります。

そのため、新入生はまずは、この川内北キャンパス付近のエリアを選ぶ方が大半です。

ただし、3年生以上になると、各学部ごとに別のキャンパスに移ることになります。

その場合に、途中で引っ越さなければならない可能性があることを考慮しながらお部屋探しをしていくことが大切です。

・家賃相場は?

川内北キャンパスや川内南キャンパスに通う学生が多く暮らす川内エリアや八幡エリアのの家賃相場は、4〜5万円程度です。

ただし、学生向けの物件などでは、家賃3万円程度のところを見つけられる場合もあります。

また、八木山エリアなどは家賃相場が非常にリーズナブルで、3万円台のお部屋が見つけられる可能性大です。

お風呂とトイレが別の物件や、築年数が新しい物件、セキュリティーがしっかりした物件などは、家賃が高くなってしまう傾向がありますので、希望条件を絞り込みながらじっくり選ぶことが大切ですね。

・初期費用は?

マンションやアパートでの暮らしには、敷金や礼金などの初期費用が必要になる場合が大半です。

さらに、家具や家電なども揃えなければならず、数十万円程度の初期費用を覚悟しておく必要があります。

学生向けの家具・家電付きの物件などもありますので、上手に利用して、初期費用を抑える工夫をしてみましょう。

東北大学の場合、キャンパスの変更に伴い引越しを検討しなければならない事態になる方も多いでしょう。

そうなると、再び高額な初期費用の支払いが発生する可能性もありますので、この点もよく考えながらお部屋探しをしていかなければなりません。

それぞれのメリット・デメリットを比較!

東北大学の周辺には、東北大学に通う学生が暮らしやすい寮も、マンションやアパートも豊富にあります。

では、そんな寮と、マンションやアパートでの一人暮らしには、それぞれにどんなメリット・デメリットがあるのか比較してみましょう。

◎寮での暮らし

【メリット】

・完全に一人きりにならない一人暮らしなので安心感がある

・セキュリティー面がしっかりしている

・寄宿寮が安い

・学年や学部の違う学生とも交流できる

・東北大学に通いやすい立地にある

・家具や家電を揃える必要がない

・初期費用が安く抑えられる

【デメリット】

・実家から通えない範囲の学生しか応募できない

・人気の寮は入れない可能性あり

・築年数の古い寮もある

・共同生活ならではのルールを守る必要がある

・お風呂やトイレが共用の寮もある

・部屋の間取りや設備が選べない

・入居できる年限が限られている寮もあり

基本的には東北大学の寮は、個室が豊富で、プライベートを大切にした暮らしができるのが大きな魅力となっています。

一人は寂しいという方は、2人部屋などのタイプもありますので、チェックしてみると良いですね。

東北大学では、学生を守るために、セキュリティー面にもしっかり配慮された学生寮が設けられています。

一般的なマンションやアパートだと、セキュリティー面にこだわると家賃が高くなってしまいがちですが、寮ならリーズナブルな寄宿寮で暮らせるのが嬉しいですね。

また、学生寮に暮らす学生たちが集まってコミュニケーションをとることができるスペースなどもあり、完全な「一人ぼっち」の暮らしではないことに、安心感を感じる方も多いでしょう。

ただし、特に新しい学生寮「ユニバーシティ・ハウス三条」などは人気が高く、競争率が高いため、「必ず入れる」とは限らないので注意が必要です。

◎マンション・アパートでの暮らし

【メリット】

・自分好みの間取りや設備のところを選べる

・暮らしやすいエリアを選べる

・細かいルールに縛られることなく気ままに暮らせる

・人間関係の煩わしさが少ない

・プライベートを大切にできる

・家具や家電も自分の好みで揃えられる

【デメリット】

・お金がかかる

・家具や家電を揃えるのが面倒

・引越しが大変

・帰宅すると一人なので不安

・合格前の予約をしておくことができない

・人気のエリアは早めに押さえないと好条件な物件が少なくなる

マンションやアパートでの一人暮らしは、間取りも部屋のインテリアなども、全て自分の好みの条件を考慮して選べるのが最大の魅力です。

また、寮の場合はお風呂やトイレが共用というところもあり、特に女性は抵抗を感じる方も多いですが、マンションやアパートならそんな心配もありません。

自分だけの部屋で、自分だけのお風呂やトイレをゆっくり使用できるので、落ち着いた暮らしができますね。

プライベートな空間で、人間関係に煩わされずにゆっくり暮らしたいという方には、こちらの方がメリットは大きいでしょう。

ただし、マンションやアパートでの暮らしは、理想を追いかければ追いかけるほど、どうしてもお金がかかってしまいます。

入居時にかかる初期費用や家賃、共益費など、毎月多くの出費があり、実は憧れていたような生活をするのは難しかったりするのが現実です。

しかも家具や家電を揃えれば費用もかかりますし、これを持って引越しをするとなると、手間もかかれば引越し費用もかかります。

それから、マンションの場合は人気のエリアの好条件な物件を、「早めに押さえておく」ということが難しいのも問題点の1つです。

まだ東北大学に合格できるかどうかも分からないうちから、部屋の家賃を支払っていくのはもったいないですよね。

そのため、3月に一般入試で合格した学生がドタバタとお部屋探しをすることになるケースも多く、その頃には好条件な物件がほとんど残っていない状態になってしまうこともあるのです。

寮での暮らしよりも自由度が高くメリットが大きく感じられやすい一人暮らしですが、実はデメリットも多いことを知っておきましょう。

どちらを選ぶのが正解?


結局、東北大学に通う学生は、「寮」と「マンションやアパートでの一人暮らし」、どちらを選ぶのが正解なのでしょうか?

これについては、実は「正解」というものは無いのです。

なぜなら、「暮らし」に求めるものは人それぞれだからなのですね。

例えば「一人になるのは不安」という方や、「人と関わるのが大好き」「人間関係を広げたい」という方、「できるだけお金はかけたくない」という方なら、寮での暮らしを選ぶのが正解と言えるでしょう。

ですが、逆に「一人が好き」「一人の時間を大切にしたい」「共同生活は人間関係のトラブルが不安」「多少はお金がかかっても憧れの一人暮らしをしたい」といった考え方の方もいます。

そういった方の場合は、マンションやアパートを選んでおいた方が良いですね。

また、東北大学の場合は途中からキャンパスが変わる可能性があることを考慮して、「最初はユニバーシティ三条に入居して、途中で専門科目の講義があるキャンパス付近のマンションやアパートに引っ越す」といった方法もあります。

学生寮は初期費用も安いので、「まずはとりあえず・・・」という形で入るのにもおすすめですね。

東北大学に進学するなら、寮とマンションやアパートでの暮らし、それぞれのメリット・デメリットをよく比較・検討したうえで、ご自身のニーズを満たしてくれるのがどちらなのか答えを出してみましょう。

徹底的に情報収集を!

東北大学に通う学生の多くが検討する、「寮かマンション・アパートか」という選択肢。

これに答えを出すためには、まずはとことん「情報収集」をしていくことが重要になります。

情報収集をしていけば、自分がこれから始まる新生活の暮らし方に、何を求めているのかも見えてくるでしょう。

自分が新生活の暮らし方に何を求めているのかが見えてくれば、より条件を絞り込んだお部屋探しも行いやすくなります。

大学入試で大変な時期に、「お部屋探しどころじゃない!」という方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、これから始まる大学生活を充実したものにしていくためには、住環境を整えることも、とても大切です。

そんな住環境で失敗しないためにも、受験勉強の合間に、東北大学の寮や、周辺エリアのマンション・アパートなどに関する情報をたっぷり収集して、新生活のイメージを膨らませてみましょう。

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