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今さら聞けない部屋探しの基本用語☆これだけは押さえて!

部屋探しでは基本的な用語がたくさん出てきますが、初めてだと、「何を言っているのか分からない!」という状態になってしまいかねません。素敵な部屋を見つけるためには、分からないことを曖昧にしてしまうのはご法度です!そこで、そんな今さら聞きづらい部屋探しの基本用語の、これだけは押さえておきたいというものを紹介していきます。

●まずは基本を押さえよう!

初めての部屋探しだと、一体何から始めたら良いのか分からない、という方も少なくないでしょう。

そんな不安だらけの初めての部屋探しで、まず第一歩を踏み出すために、やっておきたいのが「基本を押さえる」ということです。

学校の授業などでは教えてくれない、物件情報に登場する様々な用語。

こういった基本を押さえておかないと、部屋探しの際、「なんだかよく分からないから、ここでいいかな?」なんて適当な選び方をしてしまうことになるかもしれません。

大きなお金が動く契約となる部屋探しですから、まずは基本をきちんと押さえて、物件情報をしっかり理解したうえで、納得のところを選びたいものですよね。

ですが、部屋探しの際に登場する基本用語は、中には「常識」と言えるようなものもあり、「どういう意味ですか?」なんて、今さら聞きにくかったりするものも少なくありません。

そこで、そんな今さら聞けない「部屋探しで役立つ基本用語」をピックアップしてみましょう。

●部屋の間取りの基本をチェック!

まず、部屋探しの基本として知っておきたいのが、部屋の間取りについてですね。

・ワンルーム・・・玄関から仕切りが無く、1部屋で生活できる空間になった間取り。

・1K・・・部屋とキッチンに仕切りのある、主に一人暮らし向けの間取り。

・1DK・・・ダイニングキッチンが付いたタイプの間取りで、食事ができる部分が4.5畳以上の広さがある。(主に単身用)

・1LDK・・・生活空間の1部屋とは別に、リビングダイニングキッチンがある間取り。

ちなみに、ダイニングというのは食事をするスペース、リビングというのは居間のような、団らんのスペースのことを言います。

一人暮らし用の部屋探しでは、基本的にはワンルームや1Kを選ぶ方が多くなっています。

間取りが広く、贅沢なものになればなるほど、それなりに家賃も高額になる傾向がありますので、予算に応じて、間取りを検討していきましょう。

●広さの基本も大事!

部屋探しで基本的なポイントとしてチェックしておきたいのが、部屋の広さですよね。

同じワンルームであっても、広さは物件ごとに違っているので、少しでも広くて快適な部屋を見つけたいなら、これは事前にじっくり確認しておきたいポイントです。

そんな広さについては、ある程度はお部屋探しの情報をチェックすれば把握することができるのですが、ここに出てくる基本用語が分からなければ、広さの比較が難しくなってしまいますね。

・畳・・・部屋の広さを「○畳」と書いている場合、「畳○枚分の広さ」ということになる。(1畳=1.62㎡以上)

・坪・・・1坪が3.30578㎡で、だいたい2畳分。

・専有面積・・・居室やクローゼット、キッチン、トイレ、浴室、玄関などの全てを含めた床面積のこと。

広さの表記は、主に「畳」か専有面積で記載されている場合が多いのですが、「畳」については、1畳の大きさが管理会社ごとに違っていることもあるので、専有面積で広さを確認すると安心です。

ちなみに、ロフト部分は専有面積には含まれていません。

また、専有面積と似た言葉に、「専有部分」というものがあります。

この専有部分というのは、住人が独占して使用できる、主に居室のことを指しています。

実はベランダ、バルコニーなどは、専有部分ではなく、「共有部分」となりますので注意しましょう。

●部屋の設備も要チェック!

部屋探しの際には、部屋の設備にも注目するのが、基本中の基本です。

ですが、部屋探しの基本用語を押さえておかないと、「設備の意味が分からない!」という困った事態になってしまいます。

より理想的な部屋探しを実現させるためにも、設備に関する基本用語もしっかりチェックしておきましょう。

・クッションフロア・・・塩化ビニールのシートで、弾力があり、水回りによく使用される。
中には居室部分に全体的にクッションフロアを用いた部屋も。

・クローゼット・・・洋室、廊下などにある、扉付きの収納スペース。
主にハンガーをかけるバーが付いているものを指す。

・玄関収納・・・玄関部分にある収納で、靴や傘などを入れておける。

・シューズボックス・・・主に靴を収納するための設備。

・ロフト・・・屋根裏部屋のことで、建築基準法上、専有面積には含まれないお得感のある部分。

・3点ユニットバス・・・トイレ・洗面台・浴室の3点が1つの部屋に収まったタイプ。

高級な部屋探しとなれば、これらの基本的な設備の用語以外にも、さらに聞いたことも無いような様々な用語が登場するかもしれません。

分からない設備名に関しては、とことん尋ねたり、実際に見に行ってみたりと、納得できるまでしっかり確認しておくことが大切ですね。

●防犯についての用語もチェックを!
特に親元を離れて初めての一人暮らしを始める際などに、気になってしまうのが防犯上の問題ですよね。

部屋探しの際にも、「防犯」というキーワードでチェックしてみると、様々な用語が出てきますので、基本は押さえておきましょう。

・オートロック・・・エントランスの扉が自動で施錠されるシステム。
鍵、暗証番号、入居者からの許可が無ければ入ることができないので、外部からの不審者が入りにくいというメリットがある。

・防犯ガラス・・・2枚のガラスの間に、フィルムを挟み込んだ防犯性の高いガラス。

・防犯強化地域・・・防犯パトロールなどが行われている地域。

こういった防犯に力を入れているキーワードのある物件を探せば、安心の暮らしが実現しやすくなるでしょう。

●建物に関する用語も見てみよう!

部屋探しで基本中の基本となるのが、部屋のある建物そのものに関する用語ですね。

これについても、覚えておくと役に立つことがあるかもしれません。

・マンション・・・鉄骨コンクリート造や鉄筋鉄骨コンクリート造などのところが多く、一般的に防音性に優れた建物。

・アパート・・・木造や軽量鉄骨造が多い。

・コーポ・・・中さが10mを超える建物に多い。

部屋探しの際にチェックしておきたい、建物に関する基本用語ですが、実はこれは曖昧な部分もあるので、注意も必要です。

何を基準にマンションと呼ぶか、アパートと呼ぶか・・・

この点については、特に厳密なルールがあるわけではありませんので、木造のマンションがあったり、鉄筋コンクリートのアパートがあったりする可能性もあります。

部屋探しの際には、基本に捉われるのではなく、どのような建物なのかを担当者に尋ねておくと良いですね。

●契約にかかるお金の基本も確認を!

部屋探しをする際には、「お金の基本」についても、事前に知っておきたいですよね。

新生活を始めるのにかかるお金は「家賃だけ」なんて思い込んでいると、思いもよらない費用がたくさん発生して、困った事態になるかもしれません。

そこで、そんな部屋探しの契約にかかる基本的な「お金」についても、チェックしてみましょう。

・敷金・・・物件の大家さんに預けるためのお金で、「担保」という意味合いを持つ。
修繕の際の費用を賄ったり、家賃未払いの際に、ここから家賃が支払われたりする。
敷金は、使われなかった場合は返還される。

・礼金・・・主に大家さんに対する「感謝の気持ち」を表すお金。
用途は大家さんにより異なる。
返還されることは無い。

・仲介手数料・・・大家さんとの間を取り持ってくれた不動産会社に対する報酬。
大家さんとの直接契約の場合は発生しない。

・保証金・・・全国的に言う「敷金」のことで、関西ではこのように呼ばれることがある。

・申込金・・・申し込みの際に、契約の意思表示として預けるお金。

部屋探しから契約の段階に進んだ時には、基本的にはこれらの費用がかかってきます。

ただし、物件ごとに必要になる費用は異なり、中には「敷金・礼金ゼロ」といったところもあります。

部屋探しの際には、家賃だけでなく、契約時にどの程度の費用が必要になるのか、確認しながら検討するのが基本です。

●分からないことはとにかく質問を!

こちらで紹介した、部屋探しの際に気になる基本用語は、実はほんの初歩的な一部のものでしかありません。

部屋探しをお手伝いしてくれる不動産会社などは「プロ」ですので、基本用語などは、「分かっているつもり」で話を進めてくることもあるかもしれません。

そのような時に備えて、まずは部屋探しの前から基本的なことを勉強しておくのがおすすめなのですが、それでも、いきなりプロ級の知識を持つのは難しいですよね。

もし、基本を押さえたつもりで部屋探しをしていても、分からないことが出てきてしまった場合には、とにかくとことん質問してしまいましょう!

「こんな基本的なことを訊いても良いのだろうか?」なんて恥かしくなってしまうかもしれませんが、ここで質問しないと、大切なことをうやむやにしたまま、高額な契約をしなければならないことになるかもしれません。

初心者なのですから、分からないことを尋ねるのは、全く恥ずかしいことではないのです。

不安な点、分からない点は、その都度、担当者に質問しながら、納得の部屋探しをしていきましょう。

コメント

  1. うん より:

    対応してくださる方の雰囲気などによっては、
    「わからないワードがあるけど、知らないと思われるのが嫌で聞けない」となる場合もありますね。
    結局分からずじまいで、後になって「あの時聞いておけばよかった」とならないようにしたいです。
    『聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥』という諺があるように、勇気を出して聞きます。

  2. 100円玉 より:

    こんなに抑えておきたい用語があるとは!!
    これから一人暮らしをしたいと考えているけど
    部屋探しをする上で知っておかなくちゃいけないことって沢山あるんですね。
    不動産屋さんに行ったら、簡単に部屋を紹介してもらえて
    すぐに部屋が見つかるものだと思ってました。
    ドラマとか漫画とかでもそんな感じだったし。

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