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早めに知っておいて損はナシ!大学生一人暮らしの生活費平均はいくら?

夏休みも終わり、朝晩少しずつ秋を感じ、受験本番に段々と近づいて来ましたね。
引っ越しや物件情報などは事前に調べる人も多いと思いますが、生活費などは案外忘れがちになっていませんか?
そもそも生活費って何なのか?
大学生の一人暮らしには平均いくらかかるのか、ちょっと早いと思われるかもしれませんが、早めにイメージしておくと4月からの一人暮らし生活もスムーズに進める事ができます。
後程、大まかな生活費の平均金額も出していますので、ぜひご参考にしてください。

生活費

生活費とは暮らしていく為に必要な費用をいいます。

家賃、食費、光熱費、交際費、通信費、日用品、医療費など。

今まで実家で過ごしていると気にしないものですが、意外と多くの生活費がかかっているんです。

いざ一人暮らしを初めて何となく計画を立てても、慣れない事ばかりで、多くの人がなかなか上手くいきません。

早い段階で大学生活の何にお金がかかり、どういった節約ができるのかを知っておくと入学後、順調に学生生活が送れるでしょう。

学生の収入源は何?またその収入の平均額は?

●主な収入は大きく3つ。親からの仕送り・奨学金・自分で稼ぐアルバイト

全国大学生協連調べによると親からの仕送り額の月平均は約7万円と言われています。

半数以上の家庭が仕送りしていますが、もちろん全ての人が仕送りしてもらっている訳ではありません。

逆に仕送りとは別に家賃も親の口座から支払ってもらっている人もいます。

平均と言っても、各家庭でかなり開きがある印象が強いです。

仕送りが無い、仕送りだけで厳しい場合はアルバイトをするか奨学金を借りるの2択になります。

アルバイトの収入の月平均は25,000円程です。

時給の高い東京都の飲食店の場合だと平均1,000円前後になるので、週1回6時間が目安となります。

ただし理系だと研究などが入ってなかなかアルバイト出来ない事が多くなります。

●奨学金は卒業後の返済があることを肝に命じること。

では奨学金はどうでしょうか?

奨学金は成績が優秀だと無利子で借りる事ができます。

もし無利子で借りれずとも、低い利子なので安心です。

実際、私の夫は4年間の私立大の学費を奨学金で払っていたので、卒業後15年ほどかけて返済しました。

残念ながら有利子でしたが。

夫は母子家庭で兄も大学に通っていたので、援助は最低限だったそうです。

大学以外の時間にアルバイトをガッツリして、生活費を稼いでいたようです。

お陰でサークルには入れなかったそうですが、友人には恵まれ、度々飲み会や合コンをしていたとか。

ちょっと話がそれましたが、借りすぎると返済が大変になります。

新社会人になったら、今度は一人で生活しなければなりません。

新入社員だと給料もまだそこまで期待できません。

職場への通勤費用やお付き合いなどが増え、生活費も学生時より上がるでしょう。

借りた人がしっかりと返済していかないと、後輩達にしわ寄せがいってしまいます。

奨学金を安易に収入と考えてはいけません。

夫は「奨学金を返済するまでは会社を辞めれない・・・」という思いが強く、仕事は我慢強く頑張れているので、もしかしたら利点になるかもしれません。

あと返済不要の奨学金もあるので、そちらも検討してみても良いかもしれません。

最近の大学生の生活費平均はいくら?

基本、学生は学生会館や寮、一般賃貸に入居します。

場所にもよりますが、平均的に学生会館や寮は食費付が多く、一般賃貸より生活費も押さえられる傾向です。

今回は一番出費が多い賃貸物件から大学に通っている先輩方をメインに生活費平均の内訳を見ていきましょう。

ちなみに東京都ならば、家賃はまだ上乗せされるかもしれません。

また北海道や東北など寒い所は冬場の暖房費、九州や暑い地域は夏場にエアコン使用で電気代が上乗せされます。

あくまで目安となりますので、ご注意を。

●必ず毎月発生する生活費項目の平均額

家賃60,000

電気3,000

水道2,000

ガス3,000

食費25,000(外食は含まず)

日用品4,000(洗剤やトイレットペーパーなど)

通信費7,000(スマホなど)

交際費10,000(サークルや飲み会)

8項目計114,000円

交際費は人それぞれですが、飲み会に行ったとしても1件で飲み放題3~4,000円かかってしまいます。

それ以外の7項目は削れない項目かと思います。

また食費も1日平均千円を割っています。

昼は学食で朝夜は基本自炊でないと難しいです。

●必要に応じて発生する生活費項目

勉強費(書籍関係の購入含む)

医療費

帰省費

こちらは人それぞれですね。

必ず毎月発生する項目だけでも114,000円となっています。

食費が足りなかったり、サークル活動が充実している所だと交際費が足りなくなってしまうかもしれません。

1ヶ月12万で見ておくほうが無難といえるでしょう。

余れば貯金しておけば良いですし。

大学の1年間の授業料はいくら?

国立大と私立大で平均の授業料を大まかながら出しました。

●国立大の場合

入学金28万、授業料50~60万

●私立大の場合(文系の場合)

入学金24万、授業料70万円代

となっています。

詳しくは各大学のHPでご確認してください。

あと私立大は理系・医学部系で学費が跳ね上がりますので、ご注意を。

生活費の節約術は?

●とにかく家賃の安い物件を見つける

志望大学が決まったら早めに大学周辺を調べ、住みたい地域の相場を調べておきます。
合格してから物件を探し出すのでは遅いです。

4年間毎月払っていくので、出来るだけ安くて良い物件をゲットしましょう。

ただし女性は安さより、安全性第一でお願いします!

●バイト選びは慎重に

オシャレな雑貨屋より、飲食店の方がまかない付きだったりする事が多いのでお得です。

あとは都会でないなら、深夜コンビニもオススメです。

廃棄になったお弁当を休憩中に食べたり、夜中だとお客さんが途切れるので、本を読んだり出来るそうです。

ですが一番は、サークルの先輩などにオススメのバイトを聞いてみると良いですね、ブラックな職場も問題になっていますから。

●光熱費や通信費の削減はコツコツが基本

暑い日の勉強は涼しい図書館、寒い日の勉強は毛布をかぶって雪だるま状態で頑張ったり、ガスの温度設定は低めに。

スマホは最低限のプランにし、場合によっては格安スマホも検討した方が良いです。

またゲームの課金に気を付けないといけません。

●食費を抑える為にも自炊は必須


先ほども触れましたが、平均で挙げた食費25,000円は結構厳しい額です。

予算内におさめるならば、昼は学食、夜は時間がある時は自炊しましょう。

ですが、時間が無かったり、どうしてもお疲れの時はお惣菜を利用すると楽ですね。

タイムサービスを利用すればかなりお得になります。

ただしご飯は炊きましょう。

時間がある時にまとめて炊いて、1食分ずつラップでまとめて冷凍保存し、レンジでチンすればすぐ食べられます。

社会人になると残業などもあり、ゆっくり自炊も出来なくなる事も多くなります。

料理は男も女も出来て損は無いです。

自分磨きと思って楽しみながら出来ると良いですね。

流行りのインスタグラムなどにアップすればモチベーションも上がるかもしれませんよ。

お給料が出るインターンシップを活用してみては?

最近利用者が多くなっている、インターンシップをご存じですか?

インターンシップは大学生が就職前に一定期間、実際の企業で働くことができるシステムです。

リクルート調べでは2016年卒の大学4年生、大学院生を対象に実施したアンケートで40%近くが参加したと回答しています。

インターンシップの短期型だと給与が出ない事も多いのですが、数ヵ月~半年単位の長期実践型ならば給与が発生する企業が多く、アルバイト代わりに参加する人も多いそうです。

興味を持った企業のインターンシップならば、雰囲気や業務内容が確認できますし、ビジネスマナーが身に付き、スキルアップにつながります。

ただし期間が長いので、くれぐれも大学の単位を落としてしまわない様にしなくてはなりません。

学生でも生活はできる

大学生の収入や支出となる生活費の平均を挙げさせていただきました。

皆さんが読む前に、気付かなかった事や知らなかった事があり、春の新生活に役立っていけたら嬉しい限りです。

家族と生活していると気づかないかもしれませんが、実際に自分一人で、しかも限られた収入で生活していくのは本当に大変です。

ですが一人暮らしの場合、自分が節約する意識をもって生活を送っていれば、その分必ず自分の趣味や嗜好品を充実させる事ができます。

それに一人暮らしすることで、親の有り難みを感じられ、生きる知恵を自然と身に付けていけます。

それはきっと今後の社会生活にも役立っていきますよ。

何十万と仕送りしてもらっている人もいれば、全くの仕送り無しで自分で働きながら大学生活を送っている人もいます。

親御さんと仕送りの事をしっかりと話し合って、アルバイトや奨学金を取り入れながら自分の状況にあった生活スタイルを確立して、貴重な楽しい大学生活を送ってもらいたいです。

もう少しで受験勉強の折り返し地点、体調に気を付けてもう一息、頑張ってくださいね♪

コメント

  1. V より:

    生活費の内訳が事細かに記述されており、非常に参考となる内容が詰まっていました。
    ある程度、幾らくらいお金が必要になるのかを予め知っておくことで、精神的な余裕というか、
    ゆとりが生まれるのではないかなと感じております。前向きな気持ちになれました。

  2. ネコ より:

    平均の生活費を知れて、すごい嬉しいです。内訳をよく見て、だいたいの費用を見積もっておけば、進学・一人暮らしを始めてから、計画通りにいろんなことを順調に進めていけるようになるのかなと私は考えましたね。大学への進学等が決まる前の人にも知っておいてもらいたい情報です。

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