大学生になったら、憧れの一人暮らし!!と張り切る人も少なくないですが、大学生の一人暮らしには気を付けなければならないポイントもたくさんあります。そんな注意すべきポイントをチェックしてみましょう。
大学生の一人暮らしで気をつけたい3つのポイント
大学生の一人暮らしは注意点がいっぱい!
大学生の一人暮らしというと、「親の目を離れて好きなことができる」「自分の憧れの部屋にできる」など、ワクワクすることをたくさんイメージしますよね。
まるで自分だけの城を手に入れたようで、嬉しくてたまらない方も多いでしょう。
ですが、大学生の一人暮らしは、浮かれてばかりいると、痛い目に遭うこともあり得るので注意が必要です。
大学生の一人暮らしで気を付けるべきポイントをしっかり押さえて、「浮かれすぎて足元を掬われる」なんてことがないようにしましょう。
いざ、大学生になり、一人暮らしを始めてから「もっとこうしておけばよかった!」なんてことにならないためにも、事前に気を付けるべきポイントを確認しておくことが大切ですね。
そこで、そんな大学生の一人暮らしならではの、気を付けるべきポイントを3つピックアップしていきます。
その1:防犯対策の徹底が大事!
大学生の一人暮らしで、特に気を付けなければならないのが「防犯対策」です。
「地域の人はほとんどが顔見知り」というご近所づきあいがしっかりした地域で生まれ育った方の場合、特に防犯に対して、そこまで高い意識が持てていないこともあるので要注意です。
地域によっては、留守中でもドアを開けっ放しでも平気、なんてこともあるかもしれません。
ですが、大学に通うために都会に出てきたら、残念ながらそこまで、ご近所づきあいはしっかりしていません。
そのため、留守中に自宅を見守ってくれているような「ご近所の目」は、ほぼ皆無と考えた方が良いでしょう。
ドアを開け放して出かければ、「泥棒に入ってくださいと言っているようなもの」であると言えますね。
そうは言っても、「ドアや窓くらい、施錠して出かけるのが当たり前」というのは、さすがに多くの大学生が、一人暮らしする際に意識することでしょう。
ただ、ここで気を付けなければならないのは、「施錠さえすれば防犯は完璧」という考えでは甘いということです。
例えばドアに郵便受けが付いたタイプのマンションだと、この穴から手を入れ、鍵を開けられてしまうということもあります。
穴を塞ぐなどの工夫をしたり、鍵を2つ使ったり、ドアのチェーンロックも忘れずかけるなど、より徹底した防犯対策を行うことが大切です。
また、防犯対策は「家を留守にする時だけで良い」という考え方も甘いと言えます。
例えば家にいる時に、全く見知らぬ人がチャイムを鳴らしてきた場合でも、簡単に出てはいけません。
顔見知り以外は、基本的にはチャイムが鳴っても、出ない方が安心と言えますね。
もちろん、中には顔見知りでなくても、宅配便など、対応が必要な来客もあるでしょう。
こういった来客にも不安を感じてしまう場合は、コンビニ受け取りを指定するなどしておけば不安が軽減されますね。
大学生の一人暮らしとなると、セキュリティー面を考慮して、オートロックのマンションを選ぶ方もいらっしゃるかもしれません。
オートロックなら防犯が徹底しているから安心、と思い込んでしまう方も少なくないでしょう。
ですが、オートロックであっても、よく分からない相手に簡単にロックを解除してしまったら意味がありません。
それから、大学生の一人暮らしはお金に余裕が無いからと、「クーラー代を節約するために、窓を開けっぱなして寝る」なんてこともダメです。
家にいる間も、夜間は特にしっかり施錠して、防犯対策を徹底してください。
また、窓を開けたまま、あるいはカーテンを開けたままで生活していると、どこかで誰かが見ている可能性も無いとは言い切れません。
特に着替える時やお風呂上りなどは、しっかりカーテンを閉めておくことも忘れないでください。
大学生の一人暮らしで、あまりにも無防備な様子がどこかで見られていたら、犯罪に巻き込まれる可能性がグンと高まってしまいますね。
大学生の一人暮らしでは、とにかく「万が一」を考えて、自分で自分の身を守るための防犯対策をしていくことが大切です。
「まさか、私が犯罪に巻き込まれるわけがない」という考え方は捨ててください。
残念ながら、日本は治安の良い国ではあるものの、起こる犯罪は「ゼロ」ではありません。
どんなに少ない確率でも、巻き込まれる可能性があるということは念頭に置いておき、それを防ぐための努力を怠らないことが大切です。
大学生が安心して一人暮らしを満喫するためにも、また、故郷に住む親御さんに安心してもらうためにも、とにかく防犯対策には力を入れましょう。
地元で暮らしている時とは、防犯の意識をしっかり切り替えておきましょう。
この大学生で一人暮らしをした際の防犯対策の徹底については、女性だけに限ったことではありません。
男性でも、きちんと防犯対策をしておかなければ、犯罪に巻き込まれる可能性はゼロではないのです。
「男だから大丈夫」とか、「オートロックだから大丈夫」といった油断はダメです。
大学生の一人暮らしでは、まずはとにかく徹底した防犯対策を実践していくことから始めてみてください。
こうして安心できる「自分の部屋」を確保することができれば、他の様々な生活も、安定してくることでしょう。
その2:1人での生活をしっかり確立しよう!
大学生の一人暮らしでありがちな失敗と言えば、「気付けば生活がむちゃくちゃになってしまっている」というパターンです。
生活がむちゃくちゃというのは、例えば部屋の中が汚れ放題のゴミ屋敷状態になってしまったり、洗濯物が臭ってしまったり、食生活が乱れまくってしまったり・・・
こういったことが挙げられますね。
また、朝起きることができないという方もいらっしゃるでしょう。
実家で暮らしている時には、掃除も洗濯も食事の用意も、母親、あるいは父親や祖父母など、誰かしら保護者が行ってくれていたという場合、これらの「生活の仕方」が身についていないこともあります。
生活の仕方をよく分かっていないままに、大学生になったからといきなり、一人暮らしを始めて放り出されても、うまく生活できなかったりするのですね。
そもそも、掃除をしたり食事を用意したり洗濯物をしたり、こういったことを自分で行う習慣が無い人がいきなり、これを毎日しなければならないと言われても、なかなか習慣化できないものなのです。
親御さんとしては、「大学生にもなれば掃除も洗濯も1人でできるだろうから、一人暮らししても大丈夫」と考えているかもしれません。
ですが、世の中、そんなに甘くはありません。
いくつになっても、教えられていないことはできないことだってあります。
例えば掃除機の使い方が良く分からなかったり、水回りの掃除が必要なことを知らなかったり、洗濯機の使い方や洗剤の種類が分からなかったり、といったことはけっこうあります。
そして、「大学生にもなって恥ずかしいから聞けない」と、一人暮らしの部屋がむちゃくちゃになっても、見て見ぬふりをしてしまうのです。
さらに厄介なことに、汚い部屋に住んでいようが、洗濯ものが臭っていようが、大学生の一人暮らしの部屋には、誰も注意してくれる人がいません。
朝起きられなくなったとしても、誰も起こしてくれません。
そのため、どんどん生活が乱れてしまい、部屋はむちゃくちゃ、生活リズムはダラダラ・・・という状態になりかねないのですね。
これでは憧れの大学生の一人暮らしのはずが、「ダメ人間への道」を着々と進んでいるようにしか見えなくなってしまいますよね。
そこで大切になってくるのが、1人での生活の確立です。
まずは掃除ですね。
大学生で一人暮らしを始めるつもりなら、実家にいるうちから、自分の部屋くらいは、掃除機をかけ、雑巾がけをするなど、きちんと掃除する習慣を身に着けておきましょう。
さらに、お風呂掃除やトイレ掃除、キッチンの掃除も申し出て、実家にいるうちから練習しておくと安心です。
こういった水回りはすぐに汚れてしまいますので、放っておくととても不衛生な状態になってしまいます。
掃除の仕方は、親に訊くのが照れくさければ、ネットや本などで情報を収集することもできますので、チェックしてみましょう。
週に1回くらいは、部屋の掃除も水回りの掃除もきちんと行いたいですね。
大学生の一人暮らしでは、「気が向いた時に掃除する」というスタンスでは、なかなかうまくいかないことが少なくありません。
事前に「毎週日曜の朝に徹底的に掃除する」など、計画を立てておくと良いですね。
それから、洗濯の仕方についても、事前に実家で1度、試しておくことが大切です。
洗濯機は機種が違っても、使い方の基本はそう変わりませんから、実践しておけば、いざ大学生になって一人暮らしを始めても苦労が少ないでしょう。
洗剤の種類なども、しっかり覚えておきましょう。
中には洗剤に種類があることを知らず、「柔軟剤だけで洗い続けていた」なんて強者もいます。
現在では液体タイプやジェルボールタイプの洗剤なども出てきており、より選ぶのが大変になってきていますので、事前に実家でどんな洗剤を使い、どんな方法で洗濯しているのか、確認しておくと安心ですね。
洗濯物も溜めこめばニオイが強くなったり、汚れが落ちにくくなったりします。
大学生の一人暮らしだと、量は少ないかもしれませんが、毎日、あるいは2日に1度程度のペースで、きちんと洗濯するようにしましょう。
さらに食事については、大学生の一人暮らしだと外食や出来合い物の購入が中心になってしまうかもしれません。
ですが、そういった食生活はお金がかかるうえに、栄養バランスがイマイチということも多いので、できれば自炊できるように頑張ってみるのがおすすめです。
時間のある日には、料理の練習なんかもしておくと、新しい趣味ができて楽しめるかもしれませんね。
それから就寝時間や起床時間についても、ダラダラしてしまえば、それが身についてしまいます。
大学生の気ままな一人暮らしでも、きちんと「23時までに寝て、7時までに起きる」など、自分なりのルールを作っておきましょう。
人はどうしても、楽な方に流れてしまいたくなる生き物です。
しかも、大学生の一人暮らしとなると、社会人ほどの強い束縛も無く、さらに保護者による束縛からも解き放たれてしまうため、どんどん生活が乱れてしまいやすくなります。
ですが、生活が乱れれば心も健康状態も乱れてしまうことがあるのです。
そんな事態にならないためにも、しっかり自分なりのルールを作り、掃除や洗濯、食事といった生活の確立を行っていきましょう。
こういった家事や生活リズムというのは、実家にいればごく、当たり前に行われていることであったはずです。
それを全て自分で行ってみると、その大変さや重要性に気づかされます。
そして、今までそういったことをしてくれていた親御さんに対して、感謝の気持ちが湧いてくることもあるでしょう。
これもまた、大学生で一人暮らしを始める醍醐味と言えますね。
その3:健康管理にも気を付けて!
大学生で一人暮らしを始めれば、健康な時には気ままな生活ができて、楽しいと感じるかもしれません。
ですが、風邪をひいたり、なんとなく体調が良くないという時に、自宅に帰っても誰もいないというのは、やはり不安に感じてしまうものでしょう。
体調が悪く、できるだけ家でじっと寝ていたいと思っても、大学生の一人暮らしの部屋には、そんな不調な自分を気遣ってくれる人はいません。
体調が悪い中でも買い物に行ったり、食事の用意をしたりしながら、自分でどうにかするしかないのです。
しかも厄介なことに、大学生の一人暮らしというのは、体調を崩しやすいものでもあります。
なぜなら、大学生という若い年代で、気ままな一人暮らしをしてしまうと、少しくらい無理をしてでもバイトをしたり、徹夜で遊んだりしてしまいがちだからです。
しかも食生活も外食などに頼りやすく、栄養が偏ってしまうことも少なくありません。
生活習慣が乱れれば、体に疲れが溜まってしまいますので、体調も崩しやすくなります。
大学生で一人暮らしを始めたら、できるだけ体調を崩して1人で苦労するハメにならないためにも、しっかり体調管理をしていくことが大切です。
栄養バランスのとれた食事を心がけ、できるだけ睡眠時間もしっかりとって、規則正しい生活を送りましょう。
大学生の一人暮らしでは、勉強も頑張らないといけないし、アルバイトにも精を出したいし、社会人になる前に思い切り遊びたいし、中にはサークル活動も満喫したいという方もいらっしゃるでしょう。
そんな忙しい大学生の一人暮らしの中では、自分の体調まで気遣っている余裕は、なかなか無いかもしれません。
ですが、「まだ若いから大丈夫」なんて油断していると、思わぬ体調不良に陥り、不安な日々を過ごすことになるかもしれません。
日頃から、できる限り体調管理を徹底して、病気を予防しましょう!
大学生の一人暮らしをイメージしよう!
大学生の一人暮らしは、つい「楽しそう」「自由」「気まま」などポジティブなイメージばかりを連想してしまいがちですね。
確かに、こういったポジティブな考えも大切です。
ですが、そればかりだと、いざ大学生になって一人暮らしを始めた時に「こんなはずじゃなかったのに」という事態になりかねないのです。
そうならないためにも、一人暮らしを始める前に、より具体的に「1人での毎日の生活」「引越し先での暮らし」などをイメージしてみてください。
そうすれば、楽しいばかりじゃなく、気を付けなければならない一人暮らしのポイントも、自ずと見えてくることでしょう。
コメント
一人暮らしを始めることが決まって一番に考えるのは、やっぱり親の目を気にせずに、
自分の思うように何でもできて嬉しい♪ってことなんですが、それと同時にすべきことは自分一人でするようになって、
それに伴い気をつけるべき点が出てきますね。嬉しいと浮かれてばかりはいられないと思った記事です。
お友達が4階だしって部屋の窓を開けっ放しにして
出かけていたら空き巣にやられました。
雨樋?とか伝って4階くらいなら侵入されちゃうらしいですね。
警察によると、泥棒はあの家はいつも窓が開いてる、とかチェックしてるらしいですよ。
防犯は大事ですね。