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節約にも健康にも!一人暮らしで自炊を続けるためのコツとは?

一人暮らしを始めると、不安になるポイントの1つが「食事」です。できれば自炊をするのが、健康面でも金銭面でもベストと言えますよね。ですが、一人暮らしの自炊はなかなか続かないもの。そこで、そんな毎日の食事作りを無理なく続けるためのコツを紹介していきます。

一人暮らしの自炊はメリットいっぱい!

一人暮らしで自炊をすることには、多くのメリットがあります。

まず節約ですね。

一人暮らしを始めると、家賃をはじめ、光熱費など様々な生活費がかかりはじめ、けっこうな負担に感じてしまう方も少なくありません。

さらに、そんな生活費に「外食」や「コンビニ弁当」などを加えてしまうと、かなりの金額になってしまうのです。

ですが、一人暮らしで自炊を実践していけば、上手に行えば外食やコンビニ弁当の毎日に比べると、月々の食費を半分以下に抑えることもできてしまいます。

それから、次に大きなメリットと言えるのが健康面です。

外食やコンビニ弁当は美味しいけれど、味付けが濃かったり、野菜が少なかったりと、健康面ではイマイチな部分も少なくありません。

たまに食べるのなら良いのですが、毎日の食事には不向きですよね。

そんな時、自炊をしていれば、体調などに合わせて味付け、量、バランスを調整することもできます。

工夫次第で野菜もたっぷり摂ることができるので、一人暮らしで起こりやすい栄養バランスの乱れを、自炊で食い止めることができるというわけなのですね。

このように、多くのメリットがある一人暮らしの自炊。

ですが、正直なところ「1人分を作るのが難しい」「毎日の食事の用意は面倒」などの理由から、一人暮らしで自炊を全くしないという方は少なくありません。

これはもったいない話ですよね。

そこで、そんな一人暮らしでの自炊をしっかり続けていけるためのコツを紹介していきます。

まずはデメリットを解消しよう!

一人暮らしの自炊というのは、実は意外と、一人暮らしを始めたての方は、「よし!自炊も頑張ろう!」と張り切っていたりするものなのです。

ですが、数週間、あるいは数ヶ月続けてみたところで、「やっぱり一人暮らしの自炊は難しい」と、諦めてしまうことが少なくありません。

これは、実際に一人暮らしをしながら自炊してみたことで、そのデメリットが見えてきてしまうからなのです。

理想と現実のギャップを感じ、途中で投げ出してしまうというわけですね。

では、どういったところが一人暮らしの自炊のデメリットになっているのか知り、このデメリットを解消していきましょう。

・1人分が作りにくい

料理というのは、まとめて大量に作った方が美味しい印象がありますよね。

たった1人で食べられる量なんて知れており、これを毎回、少しずつ作るというのがけっこう大変で、嫌になってしまうという方が非常に多いのです。


料理は内容を充実させようとすると、いろいろな食材を少しずつ使わなければならないことになります。

ですが1人分の調理だと、どうしても買ってきた食材を使い切ることができず、無駄にしてしまうこともあります。

カット野菜などは割高ですし、結果的に、イマイチ節約にならないと感じてしまう方もいらっしゃるでしょう。

・やっぱり面倒!

一人暮らしをしていれば、自炊以外にも様々な家事を自分でこなさなければならないですよね。

掃除や洗濯もあり、さらに大学に通ったり、アルバイトをしたりと、とにかく毎日バタバタです。

とてもじゃないけど、料理を作ったりしている時間なんて作れないと感じてしまい、挫折する方もいらっしゃいます。

一人暮らしの自炊におけるデメリットというのは、主にこういったところが考えられます。

ですが、これらのデメリットは工夫次第で解消でき、メリットの方が大きく感じられるようになるはずなのです。

1人分が作りにくいならまとめて作ろう!

まず、一人暮らしの自炊で大きなデメリットと言える、「1人分が作りにくい」という問題を解決していきましょう。

これについては、単純に「1人分が難しいなら多めに作れば良い」ということが言えます。

2〜3人分程度の分量なら、1人分よりも格段に作りやすくなるはずです。

そして、多めに作って食べきれない分は、冷蔵保存して翌日の食事にしてみたり、冷凍保存して数日後の食事にしてみたりします。

例えば朝から加熱し直し、よく冷まして汁けをきれば、前日の晩御飯の残りをお弁当にすることもできますね。

お弁当を持参すれば、昼食代も大幅に節約できるでしょう。

また、同じ味に飽きてしまうというのであれば、例えば煮物にはカレー粉などを足して味をアレンジしてみるのもアリです。

肉じゃがなら、汁けを飛ばして丸め、衣を付けて上げて、コロッケにしても良いですね。

こうして別の料理に変身させることができれば、まとめて作っても、飽きずに毎日、違った味を満喫できます。

また、加熱調理されたお料理は、できるだけ空気に触れないように冷凍保存バッグやタッパーに入れて冷凍保存すれば、解凍後も意外と美味しく食べられるものが少なくありません。

これらの方法を駆使すれば、作る量は「1人分」にこだわる必要が無くなるため、一人暮らしの自炊も続けやすくなりますね。

あるいは、友人たちと一緒に、交代で食事を作るというシステムを作るのも面白いでしょう。

まとめて2〜3人分を自炊し、一人暮らしの友人たちと集まって食べるようにすれば、作りやすいですし、1人で食べる寂しさからも解放されます。

節約になりにくいなら計画的な買い物を!

一人暮らしの自炊で「節約」を考える際に重要なのは、「何を作るか考えて買い物する」のではなく、「家にある食材から何を作るか考える」ということになります。

これは一人暮らしの自炊に限らず、主婦・主夫として家庭を持ち、食事を用意する際にも、大切なことなので、今のうちから身につけておいて損はありません。

何かを作るために、その都度、あれこれ買い物をしていると、大変な出費になりますし、冷蔵庫の中の食材を腐らせてしまうことにもなりかねないでしょう。

そこで、まずは使いやすそうなお肉やお魚、野菜などの食材を、お得な時にまとめ買いしておき、これを使って何ができるか、献立を立てるのです。

事前に買ってきた食材を見ながら、2〜3日、あるいは1週間など、ある程度の期間の献立を考えて、冷蔵庫などに貼り付けておきます。

あとは、この通りに作っていけば、食材を無駄にすることもなく、何度も買い物に行くことを減らせますね。

まとめ買いはお得になるだけでなく、買い物に行く度についムダなものまで買ってしまう「ついつい買い」を防ぐのにも有効です。

中には、「一人暮らしの自炊だと、まとめ買いしても使い切れないから結局ムダ」という方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、これも保存方法の工夫次第で解決できる問題です。

例えばブロッコリーなどは、硬めに茹でて冷凍保存しておくことができますし、キノコも生のまま、ほぐして冷凍保存バッグに入れ、冷凍が可能です。

お魚や肉類も小分けして、ラップにくるみ、冷凍することができます。

また、キャベツなどは丸ごと購入しても、上から1枚ずつ剥がして使っていけば、意外と長持ちさせることができます。

カット野菜などは、切った断面から傷みやすいので、意外と無駄になってしまいがちです。

あえて丸ごと買って、外側から大切に使ってみましょう。

このように、それぞれの食材の保存方法をしっかり駆使すれば、一人暮らしの自炊でも、十分に食材を無駄にすることなく回していくことができるはずですね。

また、どうしても保存が難しそうな腐りやすい食材は、優先して献立に組み込むようにして、無駄をなくすことも大切です。

計画的に買い物をして、計画的に献立を立てる・・・

やや面倒に感じられるかもしれませんが、慣れてしまえば意外と簡単にできる方法なので、ぜひ実践してみましょう!

面倒なら休日にまとめて作ろう!

一人暮らしで毎日、やることが満載なのに、自炊までとてもじゃないけどやっていられないという方。

そのような場合には、できるだけ休日にまとめて作ってしまう方法がおすすめです。

特に予定のない休日に、カレーをまとめて炊いて冷凍しておいたり、常備菜を作っておいたり、煮物などをまとめて作り、これを小分けにして冷凍保存し、お弁当用に置いておいたり・・・

あるいは、調理できる直前まで下ごしらえをしたものを、冷凍しておくという方法もあります。

衣まで付けたとんかつを冷凍庫に入れておけば、疲れた日も、「揚げるだけでOK」なので、比較的、楽に食事を用意することができますね。

どうしても休日にまとめて作ることさえ面倒という場合には、何か1品だけ自炊して、あとはお惣菜や冷凍食品に頼ってみるという手もあります。

1品だけバランスのとれた野菜たっぷりの品を用意するだけでも、栄養バランスが整います。

例えば「毎日、サラダだけは用意する」といった方法なら、一人暮らしの自炊も、意外と気軽に続けやすいでしょう。

節約という観点なら、「毎日、主菜だけは用意する」という方針にしてみれば、食費をかなり抑えられるはずです。

一人暮らしの自炊を続けるためには、無理は禁物です。

「自分にできる範囲で」というところから始めていけば、徐々に料理に慣れ、手早く食事を用意できるようになっていきます。

そうして少しずつ、自炊の頻度を上げていけば良いのです。

自炊はテンションを上げることも大事!

一人暮らしの自炊にありがちな問題点を解消したところで、さらに、一人暮らしでも自炊を継続しやすいように、いろいろな工夫を取り入れていきましょう。

特におすすめなのは、「形から入ること」ですね。

例えば女性なら、可愛いキッチン用品を揃えてみると、キッチンに立つことさえ楽しみに感じられることがあります。

せっかく買った可愛いキッチン用品を活用するためにも、自炊に力が入り、一人暮らしでも空しさを感じることなくお料理ができるでしょう。

男性の場合は、「こだわり」のものを取り入れるのがおすすめです。

「こだわりのフライパン」「こだわりの包丁」といったものを取り入れると、凝り性の男性は特に、「これを使いこなしてやろう」と気分が盛り上がり、料理にも凝り始めてしまうかもしれません。

もちろん調理器具や食器に限らず、食材にこだわるというのも1つの方法です。

節約にはなりにくいかもしれませんが、お小遣いに余裕がある時に、「ちょっと高級な岩塩を取り寄せてみた」なんて、ちょっとした贅沢をすると、ますます一人暮らしでも自炊が楽しみになってしまいますよね。

一人暮らしで自炊を続けていくためには、そこに「楽しみ」を見出すことが大切です。

自分に合った「これなら楽しくお料理できるかも!」というものをキッチンに、どんどん取り入れていきましょう!

「料理ができない」は関係なし!

一人暮らしの自炊を、初めから諦めてしない方、やってみたけどうまくいかずに諦めてしまった方の中には、「自分には料理ができない」と感じている方が少なくありません。

ですが、一人暮らしで自炊をしていけるかどうかというのには、料理の「上手」「下手」はあまり関係ないのです。

なぜなら、家庭料理というのは、基本的には「慣れ」でできてしまうものだからですね。

もちろん、中には手が不器用で包丁の使い方がうまくいかないという方もいるかもしれません。

ですが、毎日野菜などを切るようになれば、嫌でもある程度は慣れて、手際良く切れるようになってくるものです。

味付けについては、最初はレシピなどを見ながら、その通りの分量で作ってみれば良いでしょう。

それでおいしくできないなら、悪いのは腕ではなく、レシピの方なのです。

少し調味料の量や種類を調整しながら、自分好みの味に近づけてみましょう。

そうして、一人暮らしをしながら毎日、自炊をしていくうちに、徐々に「料理の勘」が養われていきます。

慣れてくれば、冷蔵庫の食材を見て、「この材料なら、これが作れるな〜」と、献立をイメージすることもできるようになってきます。

料理ができないからと尻込みして、一人暮らしの自炊を諦めている方。

そのままでは何も進みません!

将来、家族のために、おいしい食事を用意できるようになるためにも、ぜひ一人暮らしのうちから自炊をして、料理に「慣れて」いきましょう!

一人暮らしの自炊を楽しんで!

一人暮らしで自炊を続けるためには、「一人暮らしの自炊」だからこそ生じる様々なデメリットを理解したうえで、これらを解決できる工夫を取り入れる必要があります。

これはとても面倒で、「そんなことするなら外食やコンビニ弁当に頼った方がマシ」と感じてしまう方も少なくないかもしれません。

ですが、一人暮らしの自炊は、実際に続けてみると、意外な楽しみが発見できることもあります。

料理そのものが楽しくなったり、ダイエットに成功したり、お金が貯まりやすくなったり・・

そんな楽しみを見つければ、一人暮らしの自炊は辛く苦しいものではなくなるはずです。

むしろ、時には寂しい「一人暮らし」における「毎日の楽しみ」の1つになってくれることもあるのです。

時には面倒になったり、難しく感じられてしまうかもしれませんが、ぜひ、そんな壁を乗り越えながら、一人暮らしの自炊を思い切り満喫してしまいましょう!

コメント

  1. 圭子 より:

    外食やコンビニ弁当はカロリーも高いですし、お弁当には価格を安く抑えたり、日保ちさせるために添加物が使われているそうです。そんな食生活を長い間続けていると、健康を失いかねませんから、やはり自炊をして、健康的な食生活を送りたいと思います

  2. キュウビ より:

    まとめて作るのは賢い方法ですね!
    1人分って作るのももったいないんですよね。
    材料は余っちゃうし、毎回作るのはガス代が勿体ないし。
    まとめて作れば余った分は冷凍しておいてもいいし
    疲れたときは解凍するだけでいいし
    美味しくて節約になる良い方法ですね。

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