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学生マンションを契約する時の注意点とは

高校生や大学生になると様々な事情から一人暮らしを始める人もいますよね。そんな学生には、学生マンションに住むという方法があります。ですが、学生マンションに住むためには注意すべきことがあるので紹介します。

学生マンションとは?

学生マンションとはどんなマンションなのかというと、その名の通り学生だけが入居することが出来るマンションです。

寮とは違って、一つの学校の生徒だけが入居しているわけではありませんし、高校生から大学生という幅広い年代の学生が住んでいます。

また、寮だと門限があったり、友達や異性を招待するなどの場合規制があったりなどルールが多いことがありますが、学生マンションの場合はそのようなルールはありません。

そして、何より自分だけの部屋がある、自分の好きなように生活が出来るという点で学生マンションは人気だったりします。

寮のようなルールはないと言っても、学生マンションの場合、賃貸マンションを契約する時や退去する時とは違うことがあります。

そこで今回は、学生マンションを契約する時、退去時する時の注意点について紹介します。

入居時の注意

まずは入居時の注意点について紹介します。

入居時には、賃貸マンションの契約と同じように前金を支払わなければいけません。

賃貸マンションの場合は、敷金礼金、前家賃、仲介手数料などですよね。

学生マンションの場合は、入館料と
入館金を支払わなければいけません。

金額は学生マンションによって異なりますが、家賃の2ヶ月分程度です。

入館料は年払いの家賃なので、契約期間が一年の学生マンションならば、一年後の更新時に再度更新の入館料を支払わなければいけません。

賃貸マンションだと二年更新というマンションが多かったりしますが、学生マンションの場合は一年更新という所が少なくないようです。

入館料不要の学生マンションもありますが、そのようなマンションはその分月額家賃が高めに設定されているので、入館料がないからといってお得に住めるというわけではないですね。

この入館料は、賃貸マンションの礼金と同じ扱いにされているので、例えば契約途中で学校を辞めて学生マンションを出ることになってしまったとしてもお金が戻ってくることはありません。

その他にも学生マンションを契約する時には保険や共済会の加入をしなければいけない場合があります。

賃貸マンションでも火災保険などの保険には入らなければいけませんよね。

学生マンションの保険は、入居者または保証人がケガや病気を患ってしまった際に、保険会社より通院わ入院費用が支給されるタイプの保険です。

所得補償が付帯し、卒業までの学費も補償してくれるタイプもあるそうですよ。

また、連帯保証人不要の学生マンションでは保証会社の保証システム利用しなければならないことが多いです。

一定額の保証料を支払い、必ず保証会社を利用しなければならないのですが、これは賃貸マンションでもよくあることだったりします。

学生マンションによっては、口座振替登録料、鍵交換費用、ルーム消毒費用、インターネット利用料金、電話使用料などがかかることがあります。

さらに細かくすると、家賃の口座振替手数料や医療相談サービス料などの会員サービス費用などもかかる場合があるかもしれません。

賃貸マンションでも契約時に何かと別途料金が付いてしまうことがありますが、学生マンションの契約時に支払うお金の多くは入居する学生のためのものなので、きちんと支払うようにしましょう。

お金のこと以外で入居時に気をつけなければいけないことはありませんが、入居する日には荷物を入れる前に部屋のチェックをしておきましょう。

これは賃貸マンションでもとても大切なことですが、不備があればすぐに管理会社に伝えなければいけません。

そうしないと、退去する時に自分が嫌な思いをすることになり、予想以上のお金を請求されちゃいますよ。

退去時の注意


続いては退去時の注意点です。

退去時にしなければいけないことは、退去をするという連絡です。

いくら高校生は三年間、大学生は四年間というように通う日数が分かっていたとしてもその一人一人の年数を管理会社が全て把握しているわけではありません。

留年などで数えていた年数ではないこともあるかもしれませんよね。

また、学生マンションではなく賃貸マンションに引越したいと思って、学生だけど引越しをするなんて人もいます。

なので、どんな理由があったとしても退去する時はそのことを管理会社に伝えなければいけません。

賃貸マンションであれば、解約手続きは一ヶ月前にすればいいと言われていますが、学生マンションに住んでいる場合は半年前ほどから解約することを伝えなければいけないんです。

解約予告期間が退室月の半年前という決まりがある学生マンションでは、解約通知後半年分の家賃、管理費を支払わなければならなくなるので、一ヶ月や三ヶ月で退去報告をすると、残りの期間は住んでいないのに家賃を払わなければいけなくなるかもしれないんです。

他にも、契約期間中は退去することが出来ないという学生マンションも少なからずあるので、引越しをしたいと思ったら早め早めに行動していけるようにしましょう。

そして学生マンションには、退室月家賃の管理費の日割り計算がないがないため、月初めで退去しても、月終わりに退去したとしても、一ヶ月分の家賃と光熱費はかかります。

これが普通のマンションであれば、日割り計算をしてもらいやすいのですが、学生マンションはNGはんです。

学生マンションの場合、退去日が指定されていることもあります。

賃貸マンションの場合は、自分で日にちを指定することが出来るので次の新居に入居出来る日に合わせて退去するということが可能だったりしますが、学生マンションの場合は新居への引越しの日にちが決まっていなくてもマンションの指定日に退去しなければいけなくなるかもしれません。

指定日はマンション側が決めていることなので、自分だけが指定日以外に退去するなんてことは認められません。

その他、学生マンションを退去する時は、入居時に渡したお金の中で契約終了時に家賃の不払い分や故意、過失によって部屋を汚したり壊したりした箇所を原状に戻すための補償費用がある場合を除いて全額返金されます。

これは賃貸マンションでも同じですよね。

でも学生マンションの契約書や特約書面には、退室時のお部屋の原状回復費用の負担区分が明記されているので、入居時に読んでおきましょう。

退室時の清掃クリーニング費用を入居者が負担しなければならない特約があるので、学生マンションに入居する時から退去する時まで、なるべく綺麗を保てるようにしておいて下さいね。

学生は学生マンションがいい?

学生マンションの入居時と退去時の注意点について紹介しました。

大まかなことは賃貸マンションを契約する時と同じですが、細かな所で賃貸マンションとは違うことをしなければいけなくなるので、学生マンションに住む時には気をつけて下さい。

特に住んでいる間ではなく、入居時と退去時のことは、物件を決める前から色々と知っておかなければいけません。

学生にとっては、寮生活をするよりも自分一人で何でもしなければいけないけど周りには自分と同世代の人がいる学生マンションの方がいいかもしれませんが、両親にとっては学生マンションよりも寮に入れた方が安心かもしれません。

寮にしても学生マンションにしてもそれぞれメリットやデメリットがあるものなので、学生マンションにするか、賃貸マンションにするか、寮にするかは両親と相談して決めて下さい。

学生マンションだから楽しくなる、寮だから友達が絶対に出来るなどというようなことはありませんよ。

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