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一人暮らしにかかる家賃はいくら?平均を教えて!

一人暮らしにかかる家賃はいくら?平均を教えて!

初めて一人暮らしをするときには、部屋の家賃が気になる人も多いでしょう。家賃は毎月支払っていくものなので、いくらになるかというのは、これから生活していくうえで非常に重要なポイントとなります。特に学生の場合は、仕送りやアルバ […]

初めて一人暮らしをするときには、部屋の家賃が気になる人も多いでしょう。家賃は毎月支払っていくものなので、いくらになるかというのは、これから生活していくうえで非常に重要なポイントとなります。特に学生の場合は、仕送りやアルバイトなど生活に使えるお金が限られているため、収入に見合った家賃にしておかないと他の部分で我慢することが増えてしまいます。適正な家賃の部屋を選ぶためにも、一般的にはいくらの家賃が妥当なのかを知っておくことは大切です。そこで今回は、学生が一人暮らしをするときの家賃の平均や、家賃を決めるときの目安などを紹介していきます。

学生の一人暮らしにかかる平均の家賃って?

東京都内には大学や専門学校などが非常に多いため、進学を機に上京して一人暮らしを始める人も多いでしょう。そこで、東京・首都圏で一人暮らしをする大学生・専門学生・新入生全体、それぞれの平均家賃を紹介していきます。2017年に新入生を対象としてある企業が行った調査によると、大学生の平均家賃は「5万6742円」、専門学生の平均家賃は「5万9775円」でした。新入生全体の平均では「5万9786円」となっており、これらはすべて家賃と管理費を合わせた金額です。

大学生よりも専門学生の家賃が高い理由としては、学校の立地の違いが挙げられます。大学の場合は広い敷地を必要とするため、東京都内でも都心部から少し離れた場所にある場合が多いです。一方、専門学校の場合は都心部にある学校も多いです。そのため、学校の近くや通学しやすいような路線沿いに住もうとすると、専門学校に通っている学生の方が家賃が高くなってしまう傾向にあります。

エリア別の家賃の平均はいくら?

「東京・首都圏は家賃が高い」というイメージを持っている人も多いですが、実際はどうなのでしょうか。そこで、一人暮らしの20代にかかる家賃の平均を比べてみました。まず、首都圏の場合では家賃の平均が「約7万5000円」となっています。それに対し、東海エリアの場合は家賃平均が「約5万5000円」、関西エリアの場合は家賃平均が「約5万8000円」です。首都圏とそれ以外の地域では約2万円もの違いがあるため、首都圏の家賃が高いというのはイメージ通りだといえます。

しかし、このデータは一人暮らしの20代を対象にしており、学生だけでなく社会人の家賃も含まれています。そのため、学生だけで見ると平均よりも安いところに住んでいる人が多いのではないでしょうか。ただ、地域による家賃の差を知るためには参考になるデータなので、部屋を探すときに覚えておくと良いでしょう。首都圏の家賃が高い理由としては、全体的に物価が高いことにあります。しかし、その分アルバイトの時給など賃金も他の地域より高いので、一人暮らしにかかる費用を計算するときはその点も考慮しておくといいでしょう。

東京の一人暮らしにかかる家賃相場

ひとくちに東京といってもエリアによって家賃相場にかなり差があります。東京にある1Kの間取りに一人暮らしをする場合の家賃相場を、東京の代表的なエリアを例に紹介していきます。2018年8月時点での家賃相場は、千代田区が「11万1000円」、港区が「11万円」、台東区が「8万6000円」、品川区が「8万5000円」、新宿区が「8万3000円」です。東京23区内でもエリアによって2~3万円もの差が出ます。

東京でも23区外の「市」になると4~6万円台が1Kの家賃相場となってます。学校の近くに安い物件が見つからなかったとしても、電車で通える範囲に候補を広げれば、東京都内に住んでも家賃を抑えることは可能です。しかし、家賃ばかりに気を取られて学校から離れすぎた場所を選んでしまうと、交通費がかさんでしまいトータルで見たときに出費が大きくなってしまうこともあります。住む場所を決める際には定期代など交通費にも注意しましょう。

家賃を決める際のポイントは?

家賃の目安としては収入の3分の1が良いと一般的にはいわれています。しかし、一人暮らしには光熱費や食費、学校までの交通費など生活するうえで多くの出費があります。そのため、収入からそれらの生活費を差し引いても余裕のある家賃にしておいた方がいいでしょう。ギリギリに設定してしまうと急な出費があった際に困ってしまうため、貯金する分も含めて差し引いた金額を算出しておく必要があります。また、生活費をアルバイトで補おうと考えている場合、体調不良などで働けなくなったときに収入が減ってしまいます。そうしたときに慌てないためにも、貯金以外に特別費などの予算を用意しておくと安心です。

特に一人暮らしに慣れるまでは、生活費がどのくらいかかるのか感覚がつかめず、決めた予算通りにならないことも多いでしょう。住んでいる途中で家賃が高いと感じても、簡単に引っ越しできない場合も多いです。そのため、家賃は収入の3分の1ではなく、4分の1程度にしておけば余裕をもつことができます。

考えなければならない生活費

考えなければならない生活費
一人暮らしには家賃以外にもさまざまな出費があります。家賃を決める際には生活費も考える必要があるので、家賃以外の出費の内訳の目安(1ヶ月分)を紹介していきます。まず、生活するうえで最低限必要なのは食費と水道光熱費です。一人暮らしの場合には、食費は平均で約2万5000円、水道光熱費は合わせて約1万円というのが目安になります。また、それ以外にも娯楽・交際・勉学費用なども必要で、これらは合わせて約2万円というのが一般的な平均です。他にも使用している携帯電話の料金や、自宅にインターネット回線を導入するのなら通信費などもかかります。これは通信会社や料金プランによって金額がかなり変わってくるため一概にはいえませんが、1万円以内に抑えるのが理想です。

ただ、これらのデータはあくまでも目安です。勉学費用などはどんな学校に通っているかによっても変わってきますし、食費や水道光熱費も地域によって差があります。出費が多い項目があるなら無理に平均に近づけようとするのではなく、他の項目などで調整するなど全体でバランスをとる必要があります。家賃も他の出費の予算を立てたうえで、調整して決めましょう。

支払わなければならない税金にも要注意!

家賃や食費、水道光熱費など毎月のようにかかる固定費・変動費については考える人も多いでしょう。しかし、税金も毎年支払わなければならないお金なので、そのことを忘れないように注意しなければいけません。住民税は20歳からですが、国民健康保険税など税金の種類は他にもあります。税金以外にもあらゆる出費を計算したうえで家賃にかける予算を決めるべきです。毎月の出費については管理することはできても、年単位での出費については見落としがちです。

例えば、税金以外にも住んでいるアパートやマンションの更新料なども必要になってきます。2年ごとに更新というところが多いですが、更新の際には家賃の1カ月分または2カ月分を更新料として支払うのが一般的です。また、入居の際に火災保険などに加入している場合は、保険の更新も同時におこなわれます。その際にはまとまったお金が必要になるため、忘れていると直前になって慌てることになります。こうした出費に備えて、毎月の予算の中に枠を設けておくと良いでしょう。

家賃が安いところを探す方法

一人暮らしにかかるさまざまな出費のことを考えると、少しでも家賃の安いところに住みたいと思うのは自然なことです。そこで、家賃が安いところを探す方法をいくつか紹介します。電車で学校まで通学する人も多いでしょうが、利用する路線は同じでも駅によって家賃の相場が変わることも珍しくありません。やはり利便性の高い駅というのは周辺に住みたいと考える人も多いため、家賃が高くなる傾向にあります。例えば、始発駅、快速や急行の止まる駅、複数の路線が利用できるターミナル駅などです。反対にこうした駅を避ければ、同じ路線でも家賃相場が少し下がっている可能性が高いです。

どうしても始発や快速の止まる駅などを選びたい場合には、駅からある程度離れたところも検討してみましょう。駅に近ければ近いほど家賃は高くなる傾向にあるので、少し離れたところを選ぶだけでも家賃の安い物件が見つかりやすくなります。また、築年数の古い物件も検討してみましょう。築年数が古くても室内が改装されている物件も多いです。外観が古く見えても室内の内装はとてもキレイだということはよくあるので、データ上の築年数だけで判断せず、実際に物件を見てみると安くて住みやすい家が見つかるかもしれません。

学生の平均通学時間はどれくらい?

一人暮らしのメリットとして、学校の近くに住むことで通学時間を短くできるという点が挙げられます。実際に通学時間にどの程度の差があるのか、一人暮らしの大学生・専門学校生・自宅から通う大学生の通学の平均時間を比較してみます。一人暮らしの場合、大学生の平均通学時間は24.8分、専門学校生の平均通学時間は35.1分となっています。一方、自宅から通っている大学生の平均通学時間は77.2分です。一人暮らしよりも自宅から通う方が通学時間が2~3倍も長くなっていることがわかります。

通学時間が長くなることで定期代が高くつくといったデメリットがあります。また、通学時間が短くなればその分、勉強やアルバイトなど他のことに時間を使えるようになります。時間を有効に使いたいのなら、思い切って一人暮らしすることも考えてみましょう。

家賃を基準に物件選びをする際の注意点

家賃を基準に物件選びをする際の注意点
物件を選ぶ際に家賃は非常に重要ですが、家賃を基準にして物件を選ぶときには注意しなければならないこともあります。家賃といっても、それ以外に数千円の管理費が別になっていることも多いです。管理費を除いた家賃だけで比べると安くても、管理費を足したら思ったより高くなってしまう場合もあります。管理費は支払うときに家賃として一緒に支払うため、管理費を合わせた金額を家賃として考えておく必要があります。例えば、家賃の予算が5万円だとするなら、家賃4万8000円+管理費2000円など管理費を合算した金額で予算に収まるようにしましょう。

また、少しでも安い物件にしたいからと、家賃重視で他の点をチェックすることをおろそかにしないことも大切です。家賃を重視するあまり条件を妥協してばかりいると、実際に住んだときに不便だったり、快適に過ごせなかったりするかもしれません。自分の希望する条件と家賃のバランスをみて物件を決めましょう。

高い部屋になってしまう条件とは?

都市部や立地のいい場所に住もうとすると家賃が高くなるのはもちろんですが、同じ立地でも家賃が高くなるケースもあります。例えば、セキュリティ面を重視すると家賃が高額になりやすいです。防犯カメラやオートロックがある部屋だとセキュリティ面では非常に安心ですが、システムの管理などの費用がかかるため、家賃が高額になる要因といえるでしょう。また、広い部屋に住もうとすると必然的に家賃は高くなります。さらに、同じ広さの部屋だったとしても収納の有無や大きさによって床面積は変わってきます。大きな収納がついていれば、その分広い部屋であるといえるので、結果的に家賃が高くなってしまう可能性もあるのです。

学生のうちから一人暮らしをするメリットは?

学生のうちから一人暮らしをする一番のメリットは、生活力が上がることです。一人暮らしをすることで、炊事・掃除・洗濯などの家事、家計の管理といった生きていくうえで必要な力が自然とつくようになります。就職してから一人暮らしを始めるという人も多いでしょう。しかし、入社したてのころは新しく仕事を覚えるだけでなく、社会人としてのマナーを学んだり、職場での人間関係に慣れなくてはいけなかったりと体も心も疲れることになります。そこで家に帰っても、慣れない一人暮らしでは疲れをとることも難しくなってしまいます。学生時代から一人暮らしに慣れておき、生活のリズムを作っておけばストレスを少なくすることができるでしょう。

また、学生の一人暮らしの良いところは自由な生活を謳歌できることです。大学生や専門学生などになると、アルバイトなどで夜遅くまで出かけることや、家に人を呼ぶことも多くなっていきます。実家だと家族に気を遣ってしまいますが、一人暮らしなら家を自由に使えたり、時間に縛られることが少なく生活ができます。

平均の家賃はあくまでも参考程度に!

家賃の平均は住むエリア・収入・間取りなどによって大きく異なるので、家賃の平均はあくまでも参考程度に考えましょう。最も大切なのは収入と支出のバランスを考えて家賃を決めることです。家賃が高くて生活を圧迫することになってしまっては、せっかくの一人暮らしを思うように楽しむことができません。実際に自分がいくらの家賃の物件に住むかは自分自身の収入しだいであるため、仕送りや奨学金、自分のアルバイトなどを計算し、余裕をもって予算を組むようにしましょう。

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